#author("2021-07-06T19:54:37+09:00","","")
#author("2024-04-17T03:50:34+09:00","","")
*《&ruby(サバイバル・スター){赤い稲妻}; テスタ・ロッサ》 [#p11d9a5b]

|赤い稲妻 テスタ・ロッサ C 火文明 (2)|
|クリーチャー:アウトレイジ 2000+|
|バトル中、このクリーチャーのパワーを+2000する。|
|相手のターン中に、相手のクリーチャーが召喚以外の方法で出る時、相手はかわりにそのクリーチャーを墓地に置く。|

[[DMRP-18]]で登場した[[火]]の[[アウトレイジ]]。

[[コスト]]2でありながら[[着地置換効果]]で[[墓地送り]]にする[[コスト踏み倒しメタ]][[能力]]を持つ。[[火]]の[[コスト踏み倒しメタ]]としてはそれまで最軽量だった[[《撃速 ザ・グナム》]]の[[コスト]]を下回った。
文明が違うため単純比較できないが、[[《マタドール・マルクーゼ》]]の[[上位互換]]のような能力となっている。

召喚以外のクリーチャーの着地を許さないカードには[[《洗脳センノー》]]がいたが、それよりさらに1コスト軽くなっている。
ただ、[[《洗脳センノー》]]よりあらゆる点が優秀かと言えばそうではなく、[[出せない]]状態にするあちらと違って[[侵略]]や[[革命チェンジ]]の[[使用宣言]]は許してしまう。
そのため、相手の[[攻撃クリーチャー]]の[[アタックトリガー]]でこのクリーチャーを除去されてしまうと、そのまま侵略や革命チェンジをされてしまうといった[[《洗脳センノー》]]にはなかった抜け道がある。

[[コスト]]が1低く[[G・ストライク]]を持ち[[GR召喚]]も[[メタ]]れる万能選手である[[《とこしえの超人》]]と比べると流石に苦しい点もあるが、相手の[[マナ]]を増やさない点と[[手札]]からの[[コスト踏み倒し]]も対象である点で勝る。
[[コスト]]が1低く[[G・ストライク]]を持ち、[[GR召喚]]も[[メタ]]れる汎用メタの[[《とこしえの超人》]]と比べるとやや見劣りするかもしれないが、相手の[[マナ]]を増やさない点と[[手札]]からの[[コスト踏み倒し]]も対象である点で十分差別化は十分。


登場時の環境なら[[《ナウ・オア・ネバー》>《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]による[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]を始めとした[[踏み倒し]]や[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]を筆頭とした[[革命チェンジ]]、[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]の[[踏み倒し]]など、環境でもよく使われるデッキを[[着地置換効果]]で妨害することで完封できるのは評価できる。

基礎パワーは2000と低めだが、バトル中パワーを+2000するので、[[タップキル]]や[[マッハファイター]]などの[[殴り返し]]にはある程度は強い。[[マッハファイター]]はパワー5000以上のクリーチャーが増えていっているため安心はできないが、この[[コスト]]帯としては十分な[[パンプアップ]]量だろう。
基礎パワーは2000と低めだが、バトル中パワーを+2000するので、[[タップキル]]や[[マッハファイター]]などの[[殴り返し]]にはある程度は強い。[[マッハファイター]]はパワー5000以上のクリーチャーが増えていっているため安心はできないが、この[[コスト]]帯としては十分な[[パンプアップ]]量だろう。[[《麗泳者 マツバメモノ》]]ぐらいなら一方的に殴り返しできる。
流石に[[《異端流し オニカマス》]]のような[[耐性]]は持たず、[[火力]]にも弱いため、序盤の足止め程度の役割とおさえておくべきである。

コストが軽いのを生かして、[[《無重力 ナイン》]]を使った[[アウトレイジ]]を軸にした[[【赤単ブランド】]]などに採用するのもいいだろう。もっとも[[アウトレイジ]]を考慮しなくても、[[火]]の[[コスト踏み倒しメタ]]の中ではかなり優秀な部類なので、単純に従来の[[【赤単速攻】]]、[[【赤緑速攻】]]、[[【赤黒速攻】]]などに投入しておくだけでも活躍は十分期待できる。

**環境において [#u1a0c755]
登場弾の[[DMRP-18]]発売直後、[[《我我我ガイアール・ブランド》]]軸の[[【赤単ブランド】]]や[[白青赤]]構築の[[【鬼羅.Star】]]で活躍。[[【ドギラゴン閃】]]系列などこれが立っていると大きく速度が下がるデッキに対しては有利であり、たとえ[[ワンショット]]のための[[打点]]が足りなくてもこのカードの能力に任せて[[ごり押し]]して何とかなることがままある。ただ、[[【赤単ブランド】]]では[[コスト踏み倒しメタ]]より速度の方が大切であり、[[【赤単ブランド】]]相手にはこのクリーチャーのメタ能力はほぼ意味をなさないことから、使用率はマチマチ。
登場弾の[[DMRP-18]]発売直後、[[【我我我ブランド】]]や[[白青赤]]構築の[[【鬼羅.Star】]]で活躍。[[【ドギラゴン閃】]]系列などこれが立っていると大きく速度が下がるデッキに対しては有利であり、たとえ[[ワンショット]]のための[[打点]]が足りなくてもこのカードの能力に任せて[[ごり押し]]して何とかなることがままある。ただ、当時の[[【我我我ブランド】]]では[[コスト踏み倒しメタ]]より速度の方が大切であり、[[【我我我ブランド】]]相手にはこのクリーチャーのメタ能力はほぼ意味をなさないことから、使用率はマチマチであった。

[[DMEX-16]]期になると[[【ドギラゴン閃】]]系列や[[【モモキングRX】]]系列などの攻撃重視のデッキにも広く入るようになり、[[赤]]系の[[ビートダウン]]全体でよく見かけるカードとなった。[[【我我我ブランド】]]でも確定レベルで投入されるようになった。ただし、この頃になると[[【5色コントロール】]]が既に[[《希望のジョー星》]]対策の[[《メッチャ映えタタキ》]]をよく採用するようになっており、[[《希望のジョー星》]]対策で搭載したそちらについでのように除去される恐れがあるので、過信は禁物。

ただ、召喚扱いのコスト踏み倒しに対して[[腐る]]のが重く、そのことから[[DMRP-20]]期辺りになると[[【白青赤鬼羅.Star】>【鬼羅.Star】#c3]]でも[[《天翼 クリティブ-1》]]と総入れ替えするケースが目立っていった。

[[DMBD-19]]・[[DMBD-20]]期のオリジナルにおける[[【我我我ブランド】]]では、[[【JO退化】]]ぐらいにしか刺さらないことから不採用が目立つように。

『全国大会2019』日本一決定戦では、[[《GIRIGIRI・チクタック》]]と[[《一番隊 チュチュリス》]]を一切採用せず、これを4枚採用した[[【我我我ブランド】]]([[アドバンス]])が確認された。[[【JO退化】]]が増加し、[[【我我我ブランド】]]の苦手な[[【白青赤緑ドラグナー】]]が増えなかったメタゲームを巧みに読んだ形だが、上位入賞はならなかった。

その後も需要はあるが、[[【絶望神サガループ】]]には対策される、[[メクレイド]]には無効など、[[腐る]]場面も増えた。それでも、[[【白赤アーマード・サムライ】]]が発祥すると、自由枠に入れられるケースも見られるように。

[[【絶望神サガループ】]]消滅によりメタを張る相手が1つ減ったため、それを機に[[【我我我ブランド】]]でも[[《U・S・A・BRELLA》]]と共に採用を見送られるケースが激増。代わりに[[テスタ・ロッサ]]であることを活かして[[【テスタ・ロッサ】]]で結果を残す例が一気に増えた。

しばらくすると[[【テスタ・ロッサ】]]も退潮し、[[【我我我ブランド】]]自体も次第に数を減らしていったため、あまり環境で見かけなくなった。[[DM23-EX2]]期時点では偶に[[【赤黒バイク】]]の入賞レシピで見かけられる程度である。

[[DM23-BD2]]・[[DM23-BD3]]期時点では[[DM23-BD2]]ベースの[[【赤黒バクロ法師】]]が主な居場所。後は[[アドバンス]]で[[【赤黒バイク】]]のパーツに使われるぐらいか。

[[DM24-RP1]]期に、これを2枚程度積む[[【青赤マジック】]]も存在した。

//[[《機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」》]]の[[プレミアム殿堂]]によりフィニッシュ力が低下した分を《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》のメタ張り力で補った型
//自分ターンの総攻撃時に《ヘブンズ・ゲート》を対策できない《赤い稲妻》はラキナンの代用カードではない(《ファイナル・ストップ》がラキナン代用カード)。おそらく赤青マジックミラーで相手ターン中の革命チェンジを禁止するテンポアドバンテージ目的と思われる。

**アニメにおいて [#x57d2b2b]
-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN]]』では第16話で行われた[[殿堂ゼロデュエル]]において[[地下マスター]]が[[斬札 ウィン]]戦で使用。声優は[[馬場惇平]]氏。
ウィンの[[シールド]]を最初に[[ブレイク]]したがその後は[[能力]]を発揮することなく[[《悪灯 トーチ=トートロット》]]に[[破壊]]された。
-後に第28話では[[エリザ先生]]がウィン戦で使用。
--[[テスタ・ロッサ]]系統のCGはアニメ初登場となった。

-続編である『[[決闘学園編>デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では第28話で[[最上川 イッサ]]が[[カレン]]戦([[メンタル・デュエマ>異世界転生宣言 デュエル・マスターズ「覇」#day3]])で使用。声優は前作に続き馬場氏が担当。
[[《我我我ガイアール・ブランド》]]と共にカレンを追い詰めるが、[[S・トリガー]]で唱えた[[《グリーンデイ・ベアーコ》]]によって[[除去]]された。

**その他 [#b6a28e2b]
-[[コスト]]2で[[レアリティ]]が[[コモン]]の[[コスト踏み倒しメタ]]は史上初。[[コスト踏み倒しメタ]]のレアリティ査定が下がっていることをうかがわせる。

-[[コスト]]2で[[レアリティ]]が[[コモン]]の[[コスト踏み倒しメタ]]は史上初。

-[[テスタ・ロッサ]]の中で一番[[コスト]]が軽い。そのため[[《灼熱連鎖 テスタ・ロッサ》]]の[[灼熱ドロン・ゴー]]の[[トリガー]]として優秀である。

-[[王来篇背景ストーリー]]では[[《不死帝の黒玉 ジェット》]]により復活した。
-[[王来篇背景ストーリー]]では[[《不死帝の黒玉 ジェット》]]により復活し、[[ドラゴン・オーブ]]の支配下から外れて暴走状態となった[[《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]を倒した。しかし、彼以外にもかつての[[盟>《暴剣王邪 ハリケーン》]][[友>《侵入する電脳者 アリス》]]や[[強敵>《策士のイザナイ ゾロスター》]]たちが[[ディスペクター]]や[[ディスタス]]にされているのを目の当たりにすることになる。

-従来の[[テスタ・ロッサ]]よりも[[フレーバーテキスト]]での言葉遣いが硬くなっている。
-イラストでは[[《灼熱連鎖 テスタ・ロッサ》]]で右腕につけていた武器が彼の周囲に落ちている。

-従来の[[テスタ・ロッサ]]よりも[[フレーバーテキスト]]での言葉遣いが硬くなっている。近い時期に登場した[[《灼熱の闘志 テスタ・ロッサ》]]は従来と変わらないため、[[エピソード3]]から[[王来篇]]までに長い時間が経過し、テスタも成長したのだろうか。実際、テスタはこれまで少年として描かれていたが、このカードのイラストでは青年のような体躯になっている。

-[[DMRP-18]]版の[[フレーバーテキスト]]では世界が再び[[オラクル]]に支配されたらしいことが分かる。[[DMRP-19]]時点で直接的な描写は無いが、恐らく[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]の能力で[[《師団の先導者 ツラトゥストラ》]]の[[フレーバーテキスト]]に語られる「[[オラクル]]が[[アウトレイジ]]を鎮圧した世界」が具現化したものと思われる。

-[[DMRP-21]]版の[[フレーバーテキスト]]は[[《灼熱憤怒 テスタ・ロッサ》]]のものと全く同じ。

-名前の「赤い稲妻」の由来はラッパーの「MCニガリ a.k.a. 赤い稲妻」と思われる。

-[[DMRP-21]]版の[[テキスト]]は以下のようになっているが、後に[[エラッタ]]された。((https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31651/))
|相手のターン中に、相手が召喚以外の方法でクリーチャーを''出した''時、相手はかわりにそのクリーチャーを墓地に置く。|

**関連カード [#d8ce87a0]
-[[《異端流し オニカマス》]]
-[[《マタドール・マルクーゼ》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《覇王への道》]]
--[[《メッチャ映えタタキ》]](TF14/TF20)(T14/T20)

**[[フレーバーテキスト]] [#k05d3371]
-[[DMRP-18]]&br;'''なぜ、世界が再び[[オラクル]]に支配されているのだ! そしてあれは……[[カツキング>《武闘将軍 カツキング》]]!? ……なんだ、あの強欲に支配されたかのような禍々しい姿は……。誰よりも[[自由を愛した>アウトレイジ]]あの男が[[何か>ディスペクター]]に支配されるようなことはあってはならないのだ!! ― 赤い稲妻 テスタ・ロッサ'''
-[[DMRP-18]]&br;'''なぜ、世界が再び[[オラクル]]に支配されているのだ! そしてあれは……[[カツキング>《武闘将軍 カツキング》]]!? ……なんだ、あの[[強欲>《電融秘伝グリードソレノイド》]]に支配されたかのような[[禍々しい姿>《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]は……。誰よりも[[自由を愛した>アウトレイジ]]あの男が[[何か>ドラゴン・オーブ]]に支配されるようなことはあってはならないのだ!! ― 赤い稲妻 テスタ・ロッサ'''
-[[DMRP-21]]&br;'''仲間が、友がいるから俺達は闘う! 闘うんだ! ― 赤い稲妻 テスタ・ロッサ'''
-[[DMRP-22]]&br;'''テスタが見た[[龍>ドラゴン]]と[[鬼>デモニオ]]が新たな世界の繋ぐ塔を作る瞬間。それはかつて[[オラクル]]と[[アウトレイジ]]の歴史において、彼が見ることができなかった瞬間だった。'''
-[[DM22-BD2]]&br;'''マナコストの踏み倒しを多用する相手には2体目も並べることを意識するとより安心です。また、[[バトル中の効果>パンプアップ]]は忘れがちなので気をつけましょう。'''
-[[DM23-EX1]]&br;'''降臨した[[機械仕掛けの神>メカ・ゴッド・ノヴァOMG]]たちは信仰を求める[[オラクル]]たちの心に付け込み次々と彼らを吸収した。そして、すべてを取り込み世界を終わらせようとするのだった。'''
-[[DM24-SD1]]&br;'''[[踏み倒し]]をしてきそうな相手にはこいつを召喚だ!'''
-[[プロモ>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P9/Y22)&br;'''[[龍>ドラゴン]]の歴史と[[鬼>デモニオ]]の歴史の闘いを通じて、テスタ・ロッサは新たな仲間を見つけることができた。'''
//ググッピーと会ったのはディスペクターとの戦いなのでおそらく別人
-[[プロモ>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P3/Y23)&br;'''君の健闘を称える!'''

**収録セット [#qc6e4388]
-illus.[[Morechand]]
--[[DMRP-18 「王来篇 第2弾 禁時王の凶来」>DMRP-18]](83/95)
--[[DMRP-21 「王来MAX 第1弾 鬼ヤバ逆襲S-MAX!!」>DMRP-21]](TF19/TF20)(T19/T20)
--[[DMRP-22 「王来MAX 最終弾 切札! マスターCRYMAX!!」>DMRP-22]](TF20/TF20)(T20/T20)
--[[DM22-BD2 「開発部セレクションデッキ 光水火鬼羅.Star」>DM22-BD2]](17/17)
--[[DM23-EX1 「大感謝祭 ビクトリーBEST」>DM23-EX1]](76/84)
--[[プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P9/Y22)
-illus.[[Tanru]]
--[[プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P3/Y23)
-illus.[[neko61]]
--[[DM24-SD1 「いきなりつよいデッキ 攻めの王道」>DM24-SD1]](8/12)

**参考 [#z1127f63]
-[[アウトレイジ]]
-[[バトル]]
-[[パンプアップ]]
-[[置換効果]]
-[[コスト踏み倒しメタ]]
-[[墓地送り]]

-[[テスタ・ロッサ]]

&tag(クリーチャー,火文明,単色,コスト2,アウトレイジ,パワー2000+,パワー2000,パンプアップ,パンプアップ+2000,コスト踏み倒しメタ,置換効果,墓地送り,・,テスタ・ロッサ,C,コモン,Morechand);
&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト2,アウトレイジ,パワー2000+,パワー2000,バトル中,パンプアップ,パンプアップ+2000,コスト踏み倒しメタ,着地置換効果,置換効果,墓地送り,・,テスタ・ロッサ,C,コモン,Morechand,Tanru,neko61,アビス・レボリューションブロック);