#author("2020-01-19T13:50:26+09:00","","")
*《&ruby(ごうゆう){豪遊};!セイント・シャン・メリー》 [#nad7f6ab]

|豪遊!セイント・シャン・メリー VIC 光文明 (39)|
|サイキック・スーパー・クリーチャー:シャイニング・コマンド・ドラゴン/ハンター 19500|
|ブロッカー|
|Q・ブレイカー|
|自分のターンの終わりに、バトルゾーンにある自分のハンターをすべてアンタップする。このようにしてアンタップした光のハンター1体につき自分の山札の上から1枚目を裏向きのまま、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加えてもよい。|
|このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分の手札を1枚捨ててもよい。|
|リンク解除(このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、そのサイキック・セルのいずれか1枚を選んで超次元ゾーンに戻し、残りのカードを裏返す)|
|BGCOLOR(white):[[覚醒リンク]]前⇒[[《光器セイント・アヴェ・マリア》]](上)[[《光器シャンデリア》]](中)[[《アルプスの使徒メリーアン》]](下)|

[[DMX-04>DMX-04 「フルホイルパック リバイバル・ヒーロー ザ・ハンター」]]にて登場した、初の[[光]][[単色]]の[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]。

[[Q・ブレイカー]]と[[ブロッカー]]を併せ持つ大型[[クリーチャー]]であり、自分の[[ターン]]の終わりに味方[[ハンター]]すべての[[アンタップ]]と[[シールド追加]]、[[手札]]を1枚捨てることでの[[除去]]耐性の二つの[[能力]]を持つ。

共に強力な[[能力]]であり、これは[[覚醒リンク]]の素材となる[[《光器シャンデリア》]][[《光器セイント・アヴェ・マリア》]]、さらにその元となった[[《光器シャン・ベル》]][[《光器セイント・マリア》]]などが持つ[[能力]]が引き継がれた物だと考えられる。

当然[[リンク解除]]を持ち、自身の持つ[[能力]]と合わせて驚くほどに[[除去]]に対する耐性が高い。[[《予言者ヨーデル・ワイス》]]でも守れるため、ほぼ不死身に近い。

自分の[[ターン]]の終わりに[[アンタップ]]される事で、[[攻撃]]と[[ブロック]]のどちらでも活躍できる。相手の[[シールド]]を[[ブレイク]]しつつ、自分の[[シールド]]を[[追加>シールド追加]]していき、両者の[[シールド]]の枚数差をコンスタントに広げていくことができる。一度[[覚醒リンク]]に成功すれば、その圧倒的な力で相手をねじ伏せる事ができるだろう。

また、この[[クリーチャー]]を強力たらしめているのは、その[[スペック]]の高さだけでなく[[覚醒リンク]]の容易さにもある。

[[覚醒リンク]]元の[[サイキック・クリーチャー]]は、比較的[[コスト]]が軽く出しやすい。[[《光器シャンデリア》]][[《アルプスの使徒メリーアン》]]は[[コスト]]合計が5であり、[[《超次元シャイニー・ホール》]]など5マナの[[超次元]][[呪文]]で2体撒くことが可能。

[[《光器セイント・アヴェ・マリア》]]は専用サポートと言える[[《予言者ヨーデル・ワイス》]]から出せば[[セイバー]]で守れるため、より確実に[[覚醒リンク]]まで移行する事ができる。

[[超次元]][[呪文]]の使い回しには[[【激天下コントロール】]]が活用可能。[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]と[[《黙示護聖ファル・ピエロ》]]の[[コンボ]]で[[超次元]][[呪文]]を連打できるので、相手の[[除去]]が尽きるまで[[サイキック・セル]]を展開し続けることができる。

強力な[[能力]]を持ち、現実的かつヒーロー性も兼ね備えていた、非常に完成度の高い[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]だと言えるだろう。

-単純そうに見えてやや複雑な[[テキスト]]。[[ターン]]の終わりの[[アンタップ]]は[[強制]]かつ全ての[[ハンター]]。[[シールド追加]]は[[任意]]かつ[[光]][[文明]]の[[ハンター]]を[[アンタップ]]した場合のみである点に注意。

-[[手札]]を1枚捨てるのは[[任意]][[効果]]である。そのため、必要であればあえて[[能力]]を使わず、[[《光器セイント・アヴェ・マリア》]][[《アルプスの使徒メリーアン》]]を残すことで、[[ブロッカー]]の数を2体に増やす[[プレイング]]も考えられる。

-この[[クリーチャー]]の[[サイキック・セル]]は[[光]]以外の[[単色]][[カード]]でも一応揃えることができる。[[《超次元フェアリー・ホール》]]+[[《次元流の豪力》]]か、[[クリーチャー]]3体+[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]で3体用意できる。
//-[[《超次元バイス・ホール》]]×2(片方は[[《超次元リバイヴ・ホール》]]でも可)

-[[手札]]から[[マッドネス]]を捨てても、[[置換効果]]は連鎖しないため、その[[マッドネス]]を[[バトルゾーン]]に出すことはできない。しかし、[[《サイチェン・ピッピー》]][[《スーパー・サイチェン・ピッピー》]]の2枚は[[置換効果]]の[[マッドネス]]ではないため、[[《ガイアール・カイザー》]]を出せる。
--上述の[[《サイチェン・ピッピー》]][[《スーパー・サイチェン・ピッピー》]]は、[[手札]]にある間はこの[[クリーチャー]]の[[置換効果]]で守れ、[[バトルゾーン]]にある間は[[セイバー]]で身代わりになれるので相性がいい。

-上記の通り[[手札]]がある限りは不死身といえる[[クリーチャー]]だが、[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]や[[《爆裂ダッシュ!グレンセーバー政》]]と違って[[パワー]]を0にされると結果的に[[破壊]]されてしまう。以前はこの[[サイズ]]の[[パワー]]を0にするには[[《魔光帝フェルナンドVII世》]]2体の[[攻撃]]など、限られた手段でしか出来なかったが、[[《S級不死 デッドゾーン》]]の登場により状況は一変。[[《超次元ミカド・ホール》]]からの[[《勝利のガイアール・カイザー》]]に2枚のデッドゾーンを重ねることで合計2万の[[パワー低下]]をくらってしまい、破壊されしまう。たった1枚の超次元呪文により戦況をひっくり返されてしまうため、このクリーチャーをメインに据えたデッキでは対策が必要だろう。

-[[《無限掌》]][[効果]]持ちの[[クリーチャー]]にも弱い。特に[[《雲龍 ディス・イズ・大横綱》]]は天敵といえる存在で、[[ブロック]][[強制]][[効果]]で[[タップ]]させられ、その後無限[[攻撃]]されて結局分解されきってしまう。

-[[覚醒リンク]]元の3体が変形合体しているような姿をしている。

-[[サイキックコスト]]の39は英語の「Thank you(サンキュー)」を表していると思われる。[[カード名]]の豪遊は「惜しげもなく金を使って派手に遊ぶこと」の意だが、これを「For you(フォーユー)」と捉えると、合わせて「Thank you For you(あなたにありがとう)」という、プレイヤーへの[[デュエル・マスターズ]]10周年の感謝のメッセージになる。名前にある「シャン・メリー」は有名なノンアルコールシャンパン飲料「シャンメリー」が語源であろう。これもお祝い事などでよく飲まれる飲料な事から10周年を祝した記念のクリーチャーであると言う事だろう。

-[[コロコロコミック]]において「[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]と組み合わせ、([[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]の[[マッドネス]]からの[[バウンス]]で自身を手札に戻すことによって)無限に生き残る[[コンボ]]」が紹介されているが、実際は『[[置換効果]]は連鎖しない』ルールでバイケンはそのまま[[墓地]]へ置かれるため、成立しない。&br;2011年11月24日以前の旧裁定では問題なく成立する[[コンボ]]であり、校正が裁定変更に間に合わなかったか、編集部の確認ミスだと思われる。

-3月18日に上記の[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]とのコンボについて問い合わせたところ、「[[《豪遊!セイント・シャン・メリー》]]の能力は手札を捨てるものであり、[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]の能力は墓地に置かれることが誘発条件であるから[[置換効果]]の連鎖には当たらない」との回答を得た。しかし、マッドネスはトリガー能力ではなく([[トリガー能力]]参照)「『手札にある間、捨てられるかわりにバトルゾーンに出す』という置換効果を生成する能力」なので、公式の裁定が混乱しているように思われる。

**収録セット [#d7e32c2a]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部に
デュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Ishibashi Yosuke]]
--[[DMX-04 「フルホイルパック リバイバル・ヒーロー ザ・ハンター」]]

**参考 [#xc2af417]
-[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]
-[[シャイニング・コマンド・ドラゴン]]
-[[ハンター]]
-[[ブロッカー]]
-[[Q・ブレイカー]]
-[[アンタップ]]
-[[シールド追加]]
-[[置換効果]]
-[[リンク解除]]
-[[ビクトリー]]
-[[【セイント・シャン・メリー】]]