#author("2019-04-24T17:20:22+09:00","","")
*《&ruby(ようさい){要塞};の&ruby(かくせいしゃ){覚醒者};ルナ・アレグリア》 [#w9b8e111]

|要塞の覚醒者ルナ・アレグリア SR 水文明 (14)|
|サイキック・クリーチャー:サイバー・ムーン 13000|
|M・ソウル|
|どちらかのプレイヤーがクリーチャーを召喚した時または呪文を唱えた時、カードを1枚引いてもよい。|
|T・ブレイカー|
|解除|
|BGCOLOR(white):覚醒前⇒[[《時空の尖塔ルナ・アレグル》]]|

[[DM-36>DM-36 「覚醒編(サイキック・ショック) 第1弾」]]で登場した[[M・ソウル]]持ちの[[サイキック>サイキック・クリーチャー]][[サイバー・ムーン]]。
同[[エキスパンション]]の14[[コスト]][[サイキック・クリーチャー]][[サイクル]]の[[水]]担当。
[[《時空の尖塔ルナ・アレグル》]]が[[覚醒]]した姿。

[[クリーチャー]]または[[呪文]]が[[プレイ]]された時に[[ドロー]]することができるという、強力な[[置きドロー]][[能力]]を持っている。反面[[覚醒]]条件は厳しいものの、[[覚醒]]さえしてしまえば多大な[[ハンドアドバンテージ]]を得ることが出来る。[[任意]]なので[[ライブラリアウト]]の心配もない。

この[[置きドロー]][[能力]]は、[[ドロー]]という効果に似合わずきわめて凶悪なものであり、[[覚醒]]直後に[[カード]]を[[プレイ]]するだけで莫大な[[ハンドアドバンテージ]]を稼ぎ出すだのは無論、リソース補充や攻めるのに必要なカードパーツ収集の手間も省けるため一気に行動が加速し、結果勝負を自由に先導できるようになる。この[[クリーチャー]]が[[除去]][[耐性]]持ち[[T・ブレイカー]]と打点には十分な性能を持っているため、この[[クリーチャー]]を軸に[[攻撃]]を算段し、増え続ける[[手札]]で展開・対処・制圧等を坦々と行い、文字通り後を考えず[[カード]]をブン回すだけでおのずと勝利できてしまう。

[[覚醒]]した時点で[[覚醒]]条件となる[[コスト]]2、3、4の[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]にいるため、それらが全員攻撃可能な[[クリーチャー]]であれば合計で6打点以上存在することになり、いざとなればそのまま殴り切ってしまうことも出来る。その際、相手が何らかの行動を起こしたりして[[カード]]を使えばその分もしっかり[[ドロー]]出来、後続の試合構築もしやすい。

例の如くこの[[クリーチャー]]も[[解除]]をもっているため、この[[クリーチャー]]を解体するには、自身への[[除去]]と[[覚醒]]条件をつぶすための[[除去]]を必要とする。上手く動けず居座ることになってしまったとしても、相手が上手く解体できなかったり、この[[クリーチャー]]を無視して攻め切ることが出来なければ、自分のターンと同じように莫大な[[ハンドアドバンテージ]]を稼ぎ続けてくれる。場合によっては、それを恐れた相手に心理的な行動の[[ロック]]をかけてしまうことも。能動的にも能力が発動してしまうため、「除去はあきらめて、自分が相手以上に強力なムーブをすることで対処する」といったことがこの[[クリーチャー]]には通用しないのである。そのため、居座るだけで試合を勝手に制圧してしまうことも多く、見た目以上のフィニッシュ力を発揮する。

また、この[[クリーチャー]]や周りの[[クリーチャー]]を[[除去]]するには当然何等かの[[カード]]をプレイする必要があるため、その分はしっかり[[ドロー]]出来る。ある程度仕事をしてくれることが約束されているため、この点からみても[[覚醒]]させる意義は大きいと言えよう。

総じて、[[覚醒]]条件が厳しい分、[[覚醒]]した時点で勝負を決するほど優位に立てる強力な特性を持った[[カード]]である。ただ、あくまでも[[覚醒]]しなければ脅威となりえなず、その[[覚醒]]も容易ではないため、運用するならばしっかりとした[[デッキ]]構築が必要となるだろう。試行錯誤を凝らしてチャンスを作り、是非とも上手く[[覚醒]]させてやりたい。


//[[《超次元エナジー・ホール》]]はクセもなく扱いやすいので、[[コントロール]]は無論、[[ビートダウン]]や[[グッドスタッフ]]、かみ合えば独自システムを持った[[デッキ]]にも組み込むことができる。
// 覚醒前の記事に移動

-[[ドロー]]の際は「バトルゾーンに出す」ではなく''「[[召喚]]」''である必要がある。したがって[[S・トリガー]]や[[ニンジャ・ストライク]]など一部を除く[[コスト踏み倒し]]ではドローできないので注意。しかし、コスト踏み倒しをする場合は[[《ミステリー・キューブ》]]等の呪文を使用することが多く、いずれにせよ[[ドロー]]できる場合がある。

-強力な[[ドロー]]能力を持ちながらも、あくまでシステム[[クリーチャー]]であるため、大量[[ドロー]]の大敵オール[[ハンデス]]に対してかなり強い。ただし、戦力となるソースを大量に落とされると致命的なため、その点は注意。

-[[解除]]持ち[[覚醒]][[クリーチャー]]であるため[[除去]]には強いが、[[覚醒]]条件に小型[[クリーチャー]]が含まれているため、同[[サイクル]][[覚醒]][[クリーチャー]]達と比較すると[[除去]]、特に[[全体除去]]が刺さりやすい。そのため、[[ごり押し]]する際や[[覚醒]]するために相手にターンを回す際には注意が必要である。これは[[《乱打の覚醒者ジャパニカ》]]も同様であるが、あちらは[[覚醒]]前から2打点を持つため再[[覚醒]]出来なくとも[[ごり押し]]がある程度効き、6000と大きいため[[全体除去]]に格段に巻き込まれにくい。

-[[《暴走龍 5000GT》]]には要注意。[[サイキック・クリーチャー]]→[[パワー]]5000以下の[[クリーチャー]]の順に[[全体除去]]を行うため、[[覚醒]]条件となる[[ウィニー]]ごと完全に[[除去]]されてしまう。[[【墓地ソース】]]相手にこの[[クリーチャー]]を活躍させるのは至難の業だろう。

-[[クリーチャー]]と[[呪文]]以外には反応しない。そこまで多く使われないのでそれほど気にはならないが。

-[[M・ソウル]]を持つ[[クリーチャー]]はサーカスがモデルになっていることが多いので、名前の由来は[[シルク・ドゥ>《守護の精霊シルク・ド・ギュペル》]]・[[ソレイユ>《超神龍レイ・ソレイユ》]]の移動公演の演目のひとつである「アレグリア」だろう。

-[[サイバー・ムーン]]だがはっきりとした体格を持っており、[[ポセイディア・ドラゴン]]のように見えなくもない。

**[[サイクル]] [#w8b966a0]
[[DM-36>DM-36 「覚醒編(サイキック・ショック) 第1弾」]]の[[スーパーレア]][[サイキック・クリーチャー]]サイクル。
それぞれ覚醒条件が異なり、[[覚醒]]後は全てのクリーチャーが[[解除]]を持つ。
-[[《時空の雷龍チャクラ》]]/[[《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》]]
-[[《時空の尖塔ルナ・アレグル》]]/''《要塞の覚醒者ルナ・アレグリア》''
-[[《時空の賢者ランブル》]]/[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]
-[[《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》]]/[[《勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス》]]
-[[《時空の豪腕ジャパン》]]/[[《乱打の覚醒者ジャパニカ》]]

**収録セット [#hfaacd0d]
-illus.[[Daisuke Izuka]]
--[[DM-36 「覚醒編(サイキック・ショック) 第1弾」]]

**参考 [#a5baaa72]
-[[サイバー・ムーン]]
-[[サイキック・クリーチャー]]
-[[M・ソウル]]
-[[プレイヤー]]
-[[クリーチャー]]
-[[召喚]]
-[[呪文]]
-[[唱える]]
-[[ドロー]]
-[[置きドロー]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[解除]]
-[[覚醒者]]