#author("2020-06-21T02:27:59+09:00","","")
#author("2023-06-18T14:54:01+09:00","","")
*《&ruby(きょこう){虚構};の&ruby(しはいしゃ){支配者};メタフィクション》 [#m42bb33b]

|虚構の支配者メタフィクション C 光文明 (6)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド 6500|
|ブロッカー|
|相手が呪文を唱えた時、呪文を1枚、自分の墓地から手札に戻してもよい。|
|W・ブレイカー|

[[DMR-07]]で登場した[[光]]の[[デーモン・コマンド]]。

相手が[[呪文]]を[[唱える]]と自分の[[呪文]]を[[墓地]]から[[サルベージ]]できる。[[フルクリーチャー]]でもなければ、[[呪文]]を使わない[[デッキ]]は稀であり、相手の[[呪文]]に対する牽制となる。

各種[[超次元]][[呪文]]や[[《地獄門デス・ゲート》]]などが落ちていれば、相手はおいそれと[[呪文]]を使う訳にはいかなくなるだろう。

[[【クリスティ・ゲート】]]では有能な一枚。[[《クリスティ・ゲート》]]で[[コスト踏み倒し]]できる上に、[[《スパイラル・ゲート》]]などの[[除去]][[呪文]]に反応し、[[《クリスティ・ゲート》]]を[[サルベージ]]できる。[[破壊]]されてしまったならば[[《インフェルノ・サイン》]]や[[《地獄門デス・ゲート》]]で対応したい。

[[ブロッカー]]ということで[[【ヘブンズ・ゲート】]]に入れてもよい。[[ブロッカー]]を[[除去]]された際に[[《ヘブンズ・ゲート》]]を[[回収]]できるので、疑似的に[[ブロッカー]]に[[除去]]耐性を与えることができる。ただし、[[光]]の[[ブロッカー]]には[[cip]]で[[呪文]]を2枚[[回収]]できる[[《真実の名 バウライオン》]]がいるので、そちらと使い分けたい。
[[ブロッカー]]ということで[[【ヘブンズ・ゲート】]]に入れてもよい。[[ブロッカー]]を[[除去]]された際に[[《ヘブンズ・ゲート》]]を[[回収]]できるので、疑似的に[[ブロッカー]]に[[除去]]耐性を与えることができる。ただし、[[光]]の[[ブロッカー]]には[[cip]]で[[呪文]]を2枚[[回収]]できる[[《真実の名 バウライオン》]]がいるので、そちらと使い分けたい。一気に確実に回収したい、踏み倒し前提でパワーを優先したいのなら《バウライオン》、相手に圧をかけつつ回収したい、パワーが下がっても良いから素出しも想定したいのならこちら、と言った感じで使い分けると良いだろう。枠に余裕があるのなら両方採用するのも悪くない。

もちろん、[[コンボ]]を考えずとも[[【ネクラ超次元】]]などの[[呪文]]を多用する[[コントロール]]に入れても強力。相手が[[呪文]]を撃ってくれれば儲け物である。
もちろん、[[コンボ]]を考えずとも[[【白黒緑超次元】]]などの[[呪文]]を多用する[[コントロール]]に入れても強力。相手が[[呪文]]を撃ってくれれば儲け物である。

欠点は[[呪文]]以外には反応しないこと。[[クリーチャー]]などで[[除去]]されてしまうと何もしないので、あらかじめ[[《解体人形ジェニー》]]などで危険なカードを落としておきたい。

また、あくまで[[相手依存]]なので、このカードの[[サルベージ]]だけを当てにするよりは、他の[[回収]]の手段も用意しておくのがいいだろう。

少々癖はあるものの、[[デッキビルディング]]次第ではなかなかの[[アドバンテージ]]を稼いでくれるだろう。

-自分の[[呪文]]を[[サルベージ]]するのは、相手の[[呪文]]の[[解決]]が終わった後である。なお、相手の[[呪文]]でこの[[クリーチャー]]が[[除去]]されてしまっても、問題なく[[呪文]]を拾うことができる。

-[[《ヘブンズ・ゲート》]]でも[[《クリスティ・ゲート》]]でも出せる珍しい[[クリーチャー]]。どちらに入れてもなかなかの活躍が見込める。

-[[カードイラスト]]は[[《悪魔神グレイトフル・デッド》]]を意識したものになっている。あちらは[[クリーチャー]]の[[サルベージ]]、こちらは[[呪文]]の[[サルベージ]]ができる。

-[[光]]の[[デーモン・コマンド]]のデザインコンセプトとして「相手の力を奪って自分のものにしてしまう」、というのがある。相手が[呪文を唱える(墓地に呪文が置かれる)のに反応して、墓地にある自分の[[呪文]]を回収する[[能力]]は、いかにもそれらしい。
-[[光]]の[[デーモン・コマンド]]のデザインコンセプトとして「相手の力を奪って自分のものにしてしまう」、というのがある。相手が[[呪文]]を唱える(墓地に呪文が置かれる)のに反応して、墓地にある自分の[[呪文]]を回収する[[能力]]は、いかにもそれらしい。

- メタフィクション(metafiction) とは、虚構の中に現実を取り入れて物語を展開する表現技法の事。この場合、現実とはその虚構を表示している媒体や読者の事を指す。
[[MODE→CHANGE]]版[[フレーバーテキスト]]の『創られた身でしかない』を「[[クリーチャー]]は現実世界の人間によって創作された、架空の存在でしかない」と解釈した場合、立派なメタフィクションになる。
--字で説明すると一見理解がしづらいが、デュエル・マスターズが掲載されているコロコロコミックではよく用いられる手法である。キャラクターが「自分たちのいる世界が漫画である事を話す」「ページについて言及する」「コマ枠をいじる」等のアクションを起こしているものがそれにあたる。

-このカードの[[レアリティ]]は何と[[コモン]]である。このくらいのサイズとなると大抵は[[アンコモン]]か[[レア]]になることが多いので珍しい。

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では[[DMPP-19]]で実装された。
[[ダイレクトアタック]]時のボイスは「俺をデッキに入れて、良かっただろ?」。これは正しくメタフィクションの表現技法の典型である。

**関連カード [#d64a421a]
-[[《悪魔神グレイトフル・デッド》]]
 
**[[フレーバーテキスト]] [#t94b2180]
-[[DMR-07]](通常版)
'''次々と[[アンノウン]]が[[真実の名>アンノウン]]に目覚める中、メタフィクションは[[アンノウン]]化した半身を完全に支配下に置いた。'''
-[[DMR-07]]([[MODE→CHANGE]])
-[[DMR-07]](通常版)、[[DMPP-19]]
'''次々と[[アンノウン]]が真実の名に目覚める中、メタフィクションは[[アンノウン]]化した半身を完全に支配下に置いた。'''
-[[DMR-07]]([[MODE→CHANGE]])、[[DMPP-19]]([[MODE→CHANGE]])
'''もとより創られた身でしかない我ら。[[真実>アンノウン]]も[[偽り>アンノウン]]も関係ないではないか。――虚構の支配者メタフィクション'''


**収録セット [#e5e24113]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
***[[デュエル・マスターズ]] [#ea931234]
-illus.[[YOICHI ITO]]
--[[DMR-07 「エピソード2 ゴールデン・ドラゴン」>DMR-07]]
 
***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#eb75675f]
-CV:[[岡井カツノリ]]
-illus.[[YOICHI ITO]]
--[[DMPP-19 「グレイト・ディスティニー -希望の双子-」>DMPP-19]]

**参考 [#f72d7cc7]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[ブロッカー]] 
-[[呪文]]
-[[唱える]]
-[[サルベージ]]
-[[墓地回収]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[MODE→CHANGE]]

&tag(〇クリーチャーor呪文,〇文明,単色or多色or無色,コスト〇,種族,パワー〇〇);
&tag(クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト6,デーモン・コマンド,コマンド,パワー6500,パワーの最後の三桁が「500」,ブロッカー,相手が唱えた時,墓地回収,呪文回収,W・ブレイカー,終音「ん」,C,コモン,YOICHI ITO,クリーチャー (デュエプレ),光文明 (デュエプレ),白単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト6 (デュエプレ),デーモン・コマンド (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),パワー6500 (デュエプレ),パワーの最後の三桁が「500」 (デュエプレ),ブロッカー (デュエプレ),相手が唱えた時 (デュエプレ),墓地回収 (デュエプレ),呪文回収 (デュエプレ),W・ブレイカー (デュエプレ),終音「ん」 (デュエプレ),C (デュエプレ),コモン (デュエプレ),YOICHI ITO (デュエプレ));