#author("2021-02-18T09:42:10+09:00","","")
#author("2021-02-24T15:37:26+09:00","","")
*《&ruby(きょこう){虚構};の&ruby(かげ){影};バトウ・ショルダー》 [#g7cfe7e1]

|虚構の影バトウ・ショルダー UC 闇文明 (3)|
|クリーチャー:ゴースト 2000|
|相手の呪文を唱えるコストは、相手の墓地にある呪文1枚につき1多くなる。|

[[DMR-05]]で登場した[[ゴースト]]。
相手の[[墓地]]にある[[呪文]]の数だけ、相手が[[呪文]]を[[唱える]][[コスト]]を増加させる[[能力]]を持つ。

安易に[[呪文]]を使えなくなるため、相手の計算を大きく狂わせることができる。
普通に使っても優秀だが、[[ハンデス]]と絡めるとさらなる効果を発揮する。
[[《マインド・リセット》]][[《解体人形ジェニー》]]などで確実に[[呪文]]を落としてやると効果的。[[《ヴォルグ・サンダー》]]や[[《復讐のバイス・カイザーZ》]]で複数枚落とせば強烈である。2体3体並べばコストは更に上がり、呪文を封じたも同然の状況に。

強いて弱点を上げるならば序盤に出すと腐りやすい点である。早出しして[[《学校男》]]や[[《革命の鉄拳》]]あたりで除去されるともったいないが、かと言って出し惜しむとハンデスで狙って落とされる恐れがあるので、強力な効果を持つ反面[[プレイング]]はそこそこ難しい。

比較対象はやはり[[《封魔ゴーゴンシャック》]]と[[《剛厳の使徒シュライバー》]]。あちらは自分にも効果が及ぶ反面、相手の[[墓地]]が空でも[[コスト]]を増やす事が可能である。一方、こちらは効果が相手のみであり、墓地の状況次第では際限なくコストを増やす事ができる。
[[文明]]・[[種族]]の違いもあるため一概には比較できないが、それも含めて自分の[[デッキ]]に合った方を選んでいきたい。


**環境において [#ja335a10]
[[エピソード1環境]]から[[エピソード2環境]]にかけては[[【Nエクス】]]を始めとする多くのデッキが[[《サイバー・N・ワールド》]]を使っていたため対策されやすく、良いカード止まりであった。
[[エピソード1環境]]から[[エピソード2環境]]にかけては[[【Nエクス】]]を始めとする多くのデッキが[[《サイバー・N・ワールド》]]を使っていたため対策されやすく、良いカード止まりであった。[[《威牙忍ヤミノザンジ》]]で除去される範囲であったのもそれほど評価されなかった理由である。

[[ドラゴン・サーガ環境]]における[[【黒単コントロール】]]では何枚立つかが勝負を分けるメタカードとしてある程度活躍したが、後に成立した[[【黒単ヘルボロフ】]]では自軍の盤面を破壊する戦術と噛み合わないため採用されなかった。

[[ツインパクト]]の登場時はその[[メタ]][[カード]]として注目が集まったが、程無くして登場した[[《ポクチンちん》]]によって[[墓地]]を[[リセット]]されればそれまでなので、[[呪文メタ]]としては猛威を振るっていない。[[《傀儡将ボルギーズ/ジェニコの知らない世界》]]などの[[呪文]]面が[[除去]]を持っている[[ツインパクト]]や[[スマッシュ・バースト]]に弱いのも、思ったより活躍していない理由であろう。[[【零龍墓地ソース】>【墓地ソース】#a0949b61]]にはこの[[コスト]]ですら速度的に間に合わない場合も稀ではない。

**その他 [#saa62199]
-外見のフォルムがどことなく[[《封魔ゴーゴンシャック》]]に似ている。[[能力]]も類似しており、2枚とも[[TUBAKI HALSAME]]氏が描いている。

-[[フレーバーテキスト]]によると、「バトウ(罵倒)」の部分の由来と、事大主義のきらいがあることがわかる。文面から漂う小物臭から[[背景ストーリー]]上での活躍ぶりは想像に難くないが、実際のデュエルにおいては、[[【オール・イエス】]]などで猛威を振るった。

**関連カード [#v70c63f8]
-[[《封魔ゴーゴンシャック》]]
-[[《剛厳の使徒シュライバー》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#df9a1808]
-[[DMR-05]]&br;'''「[[ゴールデン・エイジ]]」の快進撃を見て、バトウ・ショルダーは[[アンノウン]]をののしりはじめた。だが、[[ゼニス]]の登場を目の当たりにすると、ののしる対象は「ゴールデン・エイジ」となった。'''
-[[DMD-19]]&br;'''[[ウルボロフ>《龍覇 ウルボロフ》]]と[[グレンモルト>《龍覇 グレンモルト》]]。二人の[[ドラグナー]]が道中相対す。レースの最中で[[ドラグナー]]が出逢えばやることは...そう、決闘だ!'''

**収録セット [#i3f18c18]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[TUBAKI HALSAME]]
--[[DMR-05 「エピソード2 ゴールデン・エイジ」>DMR-05]]
--[[DMD-19 「スーパーVデッキ 滅びの龍刃 ディアボロス」>DMD-19]]([[アルトアート]])

**参考 [#a8bb013a]
-[[ゴースト]]
-[[呪文]]
-[[唱える]]
-[[コスト]]
-[[墓地]]

&tag(呪文,闇文明,単色,コスト3,ゴースト,パワー2000,相手,呪文メタ,コスト増加,・,UC,アンコモン,TUBAKI HALSAME);