#author("2023-04-23T23:47:17+09:00","","")
#author("2023-04-25T18:33:25+09:00","","")
*《&ruby(そうしんりゅう){蒼神龍};ヴェール・バビロニア》 [#r408b129]

|蒼神龍ヴェール・バビロニア R 水文明 (5)|
|クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン/オリジン 4000|
|自分がカードを1枚引く時、1枚のかわりに2枚引いてもよい。そうした場合、自分の手札を1枚捨てる。|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手の手札を見て、その中から1枚選ぶ。相手はそれを自身の山札の一番下に戻した後、カードを1枚引く。|

[[DM-32]]で登場した[[ポセイディア・ドラゴン]]/[[オリジン]]。

[[カード]]を[[ドロー]]する際、1枚引く行為を[[《エマージェンシー・タイフーン》]]に[[置き換える効果>置換効果]]と、擬似的な[[ピーピングハンデス]]の[[cip]][[能力]]を持つ。

初期の裁定では[[カード]]を1枚引く場合にのみ[[効果]]を適用可能だったが、後々の裁定変更によって[[《エナジー・ライト》]]等によって[[カード]]を同時に複数引く場合にも[[効果]]を適用出来る様になった。
これにより、相手[[ターン]]中に[[S・トリガー]]によって唱えた[[ドロー]][[呪文]]から[[マッドネス]]を呼び出す等の[[プレイング]]が可能になった他、[[効果]]そのものも適用しやすくなった事で、有用性は少なからず上昇した。[[墓地利用メタ]]である[[《サイバー・N・ワールド》]]を出されても結局5枚は肥えるため、耐性は強いと言えよう。

[[ターン]]の最初の[[ドロー]]以外にも反応するので、[[《クゥリャン》]]、[[《ハッスル・キャッスル》]]、[[《知識の精霊ロードリエス》]]などと併せることも可能。
[[ドロー]][[カード]]によっては1[[ターン]]に何回も[[ドロー]]を行う事もできるが、[[山札切れ>ライブラリアウト]]に注意。

何らかの方法で相手[[ターン]]に[[ドロー]]できれば[[マッドネス]]の起動に使うことが可能。
[[《ハッスル・キャッスル》]]+[[シノビ]]あたりが安定している。

**ルール [#x0b752d3]
-擬似[[ピーピングハンデス]][[効果]]は強制である。[[マッドネス]]に対して効果を誘発させない点は評価できるが、[[ハンデス]]後に[[ドロー]]を許すので、[[ハンデス]]しなくてもいい状況では相手に有利に機能することも。

-相手の[[手札]]が0枚の時に出すと1[[ドロー]]だけが強制で実行される。[[手札]]が0枚の状態が維持できるのであれば[[《黒神龍ザルバ》]]の代替が可能。(>[[【パクリオループ】]]・[[【ボアロアックス】]]・[[【イメンループ】]]・[[【ヨミジループ】]])

**環境において [#x4bc6eec]
過去には[[【イメンループ】]]や[[【ヨミジループ】]]系統にループパーツとして使われた。

[[【絶望神サガループ】]]においてもミラーマッチ用のハンデスやドロー・墓地肥やしエンジンに使われる場合がある。[[【青魔導具】]]に[[《ガル・ラガンザーク》]]を立てられても継続的に墓地肥やしできるのが強みであり、[[《疾封怒闘 キューブリック》]]を引き当てて[[《ガル・ラガンザーク》]]を退かすことで本来のループに入れるようにするのがこのカードを採用する狙い。その山札掘削性能から、時には[[《絶望神サガ》]]をループさせることができないままあっても一気に[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]][[着地]]まで持っていけるようにしてくれる。

そして『[[DMGP2023-1st>公認グランプリ]]』Day1([[アドバンス]])準優勝の[[【青黒サガ】>【絶望神サガループ】]]に投入されたことが報告されるとたちまちそちらにおける主流パーツの座を射止め、チャンピオンシップでもよく見るカードとなった。このカード自体5コストと【青黒サガ】の素出しパーツとしてはそこそこ重いため、[[《コダマダンス・チャージャー》]]などの[[チャージャー]]との同時採用が殆ど。
そして『[[DMGP2023-1st>公認グランプリ]]』Day1([[アドバンス]])準優勝の[[【青黒サガ】>【絶望神サガループ】]]に投入されたことが報告されるとたちまちそちらにおける主流パーツの座を射止め、チャンピオンシップでもよく見るカードとなった。このカード自体5コストと【青黒サガ】の素出しパーツとしてはそこそこ重いため、[[《コダマダンス・チャージャー》]]などの[[チャージャー]]との同時採用が殆ど。重さは短所であると同時に、[[《U・S・A・BRELLA》]]のメタ能力避けになる長所とも言える。
**他のカード・デッキとの相性 [#vbfbb22f]
-この[[カード]]+[[《リップ・ウォッピー》]]+[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]で相手[[ターン]]限定だが無限[[ドロー]]が可能。[[マッドネス]][[クリーチャー]]の大量展開に向いている。手順は以下の通り。
+何らかの方法で相手[[ターン]]中に[[ドロー]]を行う。
+《バビロニア》の効果を使い、[[マッドネス]]で《バイケン》を出す。
+《バイケン》で《バイケン》を戻し、[[《リップ・ウォッピー》]]で[[ドロー]]、1に戻る。

-[[《宣凶師ドロシア》]]でも似たような動きが出来、無限に[[墓地肥やし]]が可能。こちらのギミックは[[【バビロニアリアニメイト】]]も参照。
+何らかの方法で相手[[ターン]]中に[[ドロー]]を行う。
+《バビロニア》の効果を使い、[[手札]]を1枚[[捨てる]]。
+[[《宣凶師ドロシア》]]の[[効果]]で[[ドロー]]、1に戻る。

-この[[効果]]を利用して、[[《貴星虫ヤタイズナ》]]や[[墓地進化]]などの[[墓地]]の[[カード]]を利用する[[効果]]と合わせるとよいだろう。とくに[[【グールジェネレイド】]]に入れると[[手札]]から[[《黒神龍グールジェネレイド》]]を[[墓地]]に捨てられてこの[[クリーチャー]]自身が[[ドラゴン]]なので[[《黒神龍グールジェネレイド》]]の[[リアニメイト]]の起爆剤にもなりえる。

-[[《神帝マニ》]]の[[効果]]にも適用でき、[[墓地肥やし]]が[[《神帝ムーラ》]]による[[墓地]]から[[ゴッド]][[サルベージ]]に[[シナジー]]するので、[[神帝]]との相性は比較的良い。

-[[墓地肥やし]]が主軸の[[デッキ]]に[[《サイバー・N・ワールド》]]対策として入れるのも良いかもしれない。10枚[[ドロー]]し5枚捨てるという荒業が可能となる。

-[[《水上第九院 シャコガイル》]]との相性も良い。相手のターンのはじめに10枚も自分の山札を削れるため、一気に《シャコガイル》のエクストラウィンに近付くことができる。そのため、《シャコガイル》の効果判明時には久々にこのカードが注目を浴びている。

**カード名について [#vc4416ba]
-名前の由来は、メソポタミア南部を占める地域、及び興った国「バビロニア」からだろう。首都は[[バビロン>《超空要塞バビロン》]]。使用者の[[バベル>V (バベル)]]にもかかっている。

**比較対象 [#r32c9e38]
-同様の[[手札交換]]の[[能力]]を持つ[[カード]]として、[[《起源神エレクトロン》]]が挙げられる。[[手札交換]]という点だけにこだわるならば、そちらでも代用は可能なので、差別化を図りたい。

**その他 [#i54663d6]
-[[ドラゴン]]の中では数少ない(擬似)[[ハンデス]]持ち[[クリーチャー]]であり、[[《黒神龍ダフトヘッド》]]の様に隙も生まれない事から、[[ドラコン]]への採用は十分に考えられる。

-[[デュエチューブの動画>https://www.youtube.com/watch?v=iOunHV-V358]]で[[《絶望神サガ》]]対策という特集が組まれた際、ドローエンジン兼[[【絶望神サガループ】]]ミラーマッチ対策たるハンデスとして運用できると発表された。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#v2d8c82c]

|蒼神龍ヴェール・バビロニア R 水文明 (5)|
|クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン/オリジン 4000|
|各ターン、初めて自分がカードを引いた時、カードを1枚引き、その後、手札を1枚捨てる。|
|バトルゾーンに出た時、相手の手札が1枚でもあれば、相手は自身の手札から最もコストの大きいカード1枚を公開してから山札の一番下に置く。その後、相手はカードを1枚引く。(複数あるなら、その中からランダムに1枚)|

[[DMPP-13]]で実装。
-カードを引いた時の[[手札交換]]能力が大きく変更されている。[[置換効果]]ではなくなり、初めて引いたカードにしか適用できなくなった上に[[強制]]になった。
--この変更により、基本的にはターン開始時の[[ドローステップ]]のみで使える能力となった。[[《エナジー・ライト》]]のようなカードには「出したターン中に併用はできず」「2枚引いても一度しか交換できない」と二重の弱体化を受けている。
--[[強制]]になったため、捨てたくないカードしか手札になくても[[手札交換]]を強要される上、[[ライブラリアウト]]にも注意。

-前の文に条件が記載されている能力における「[[その後]]」の処理があるカードである。そのため、相手の手札が0枚の状態で使いまわして、[[《黒神龍ザルバ》]]や[[《アルカディア・スパーク》]]のように[[山札破壊]]に使うことはできない。

**関連カード [#o8315225]
-[[《起源神エレクトロン》]]

-[[《龍装者 バヴェール》]]
-[[《蒼黒神龍バビロン・ヴェイル》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#f0fb0220]
-[[DM-32]](通常版)、[[DMPP-13]]&br;'''それは[[龍>ポセイディア・ドラゴン]]であって[[龍でない>オリジン]]!――[[千舌実況ミラクル・ショー>フレーバーテキストが初出のカード]]'''
-[[DM-32]]([[ヒーローズ・カード]])&br;'''その運命、俺が変えてやろう!――[[バベル>V (バベル)]]'''
-[[DMX-17]]&br;'''自分の知識を高め、相手の知識を失わせる。戦力で必要なものは絶対的な力じゃなくて相対的な力なんだよね、これが。 ---[[アクア・メディアクリエイター>《電脳 メディクリ-1》]]'''


**収録セット [#hbe07c6b]
***[[デュエル・マスターズ]] [#z8dc16df]
-illus.[[Hisanobu Kometani]]
--[[DM-32 「神化編(エボリューション・サーガ) 第1弾」>DM-32]](21/110)
--[[DMX-17 「龍の祭典!ドラゴン魂フェス!!」>DMX-17]](13/37)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#ec6a8468]
-CV:[[大西綺華]]
-illus.[[Hisanobu Kometani]]
--[[DMPP-13 「超次元開放 -PSYCHIC SHOCK-」>DMPP-13]]

**参考 [#xf09374a]
-[[ポセイディア・ドラゴン]]
-[[オリジン]]
-[[ドロー]]
-[[置換効果]]
-[[手札]]
-[[捨てる]]
-[[手札交換]]
-[[cip]]
-[[ピーピング]]
-[[山札の下]]
-[[ハンデス]]
-[[ヒーローズ・カード]]
-[[【バビロニアリアニメイト】]]
-[[【バビロニアマッドネス】]]
-[[【チェンジザロック】]]
-[[【バビロニアドッカンデイヤー】]]

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