#author("2022-06-12T09:56:39+09:00","","")
*《&ruby(あお){蒼};き&ruby(だんちょう){団長}; ドギラゴン&ruby(バスター){剣};》 [#i950be7c]

|蒼き団長 ドギラゴン剣 LEG 火/自然文明 (8)|
|クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 13000|
|''革命チェンジ'':火または自然のコスト5以上のドラゴン|
|''T・ブレイカー''|
|自分の多色クリーチャーすべてに「スピードアタッカー」を与える。|
|''ファイナル革命'':このクリーチャーが「革命チェンジ」によって出た時、そのターン中に他の「ファイナル革命」をまだ使っていなければ、コストの合計が6以下になるよう、進化ではない多色クリーチャーを好きな数、自分のマナゾーンまたは手札から選び、出す。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

[[DMR-21]]で登場した[[火]]/[[自然]]の[[メガ・コマンド・ドラゴン]]/[[革命軍]]/[[ハムカツ団]]。2019年3月1日付で[[殿堂入り]]。

[[革命チェンジ]]と自分の[[多色]][[クリーチャー]]全てを[[スピードアタッカー]]化する[[能力]]、そして[[マナゾーン]]と[[手札]]から[[非進化]]の[[多色]][[クリーチャー]]を複数[[コスト踏み倒し]]する[[ファイナル革命]]を備えている。

[[革命チェンジ]]の条件は最上級であるが、[[《二族 ンババ》]]などの同色の[[クリーチャー]]から[[革命チェンジ]]で出せる5[[コスト]]の[[ドラゴン]]が存在するため、最速で3[[ターン]]目にチェンジできる。抜群の奇襲性を誇る[[《勝利のガイアール・カイザー》]]もこの圏内にいる。
これは[[《百族の長 プチョヘンザ》]]や[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]にも同じ事が言える。しかし、[[DMRP-04魔]]で[[《“龍装”チュリス》]]が登場し、このクリーチャーはそれらよりも安定して、3ターン目に[[革命チェンジ]]で出せるようになったため、より強力さが増した。

自軍の[[多色]][[クリーチャー]]に[[スピードアタッカー]]を付与する[[能力]]は[[《闘竜山脈マグマハンマー》]]と全く同じ[[能力]]だが、そちらと違い範囲内に自身が収まっているため、素出しでも[[T・ブレイカー]]と合わせて高い[[パワー]]で蹂躙できる。[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]にバトルで勝てるパワーラインであり、[[《百族の長 プチョヘンザ》]]の[[全体除去]]にも引っ掛からない。
が、やはりその真髄は後述の[[ファイナル革命]]と組み合わせることで凄まじい猛攻を可能とする点にある。

目玉[[能力]]の[[ファイナル革命]]は、登場時に[[コスト]]の合計が6以下になるよう非[[進化]][[多色]][[クリーチャー]]を[[手札]]か[[マナゾーン]]から好きな数[[コスト踏み倒し]]するというもの。[[コスト]]合計が6以下であれば良いので、[[コスト]]2の[[多色]]を3体出す、といったこともできる。踏み倒した[[クリーチャー]]はすべて、この[[クリーチャー]]の[[効果]]で[[スピードアタッカー]]になるので、[[攻撃]]に参加できる他、そのまま[[革命チェンジ]]のリレー元にしてやったりすることも可能。

[[ファイナル革命]]の[[能力]]と[[スピードアタッカー]][[付与]]により、[[S・トリガー]]や[[ニンジャ・ストライク]]などのカウンター札を相手が持っていなければ、そのまま総攻撃で、ゲームエンドに持ちこんでしまえる。[[革命編]]の[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]に継ぐ、環境の高速化を生みだしたカードとされている。

出せる[[クリーチャー]]の制約がややキツいが、[[コスト]]6以下にはかの[[《龍仙ロマネスク》]]がいるほか、[[文明]]が一致している[[《守護炎龍 レヴィヤ・ターン》]]の存在も見逃せない。
特に後者は、[[マナゾーン]]から更なる後続を呼び、それが[[多色]]ならこちらの[[能力]]で[[スピードアタッカー]]を付与して打点を稼ぎ、[[pig]]持ちなので[[除去]]されにくいといった特性を持つ。
似たようなことは[[《勝利のアパッチ・ウララー》]]等の[[多色]]かつ[[クリーチャー]]を[[コスト踏み倒し]]させる[[能力]]を持つ者でも可能。

[[【モルト NEXT】]]では素で[[スピードアタッカー]]を持つ[[《リュウセイ・ジ・アース》]]や[[cip]]で6000[[火力]]と[[マナ加速]]をする[[《無双竜鬼ミツルギブースト》]]が選択肢か。

[[S・トリガー]]などのカウンターでこの[[カード]]を[[除去]]されると、[[多色]][[クリーチャー]]の[[スピードアタッカー]]は失われるので、[[トリガー]]への耐性はない。この点は[[《風の1号 ハムカツマン》]]など素で[[スピードアタッカー]]を持つ[[クリーチャー]]を踏み倒すか、[[《守護炎龍 レヴィヤ・ターン》]]で[[《ビシット・アメッチ》]]を出すなどの方法である程度はカバーできる。

[[火]]と[[自然]]の強みを上手く同居させた[[クリーチャー]]であり、スタートダッシュの加速力はもちろん、頭数を増やして戦線の強化にも使え、劣勢時には[[ブロッカー]]を複数踏み倒し防御固めなど、序盤から終盤にかけて非常に多彩な動きをもたらす優秀な[[クリーチャー]]である。戦場の先陣を切り、戦況を覆していくその姿はまさに「団長」といったところか。

**環境において [#xe5cb5cf]
***[[革命ファイナル環境]] [#ab92805e]
効果判明当初は革命チェンジ条件が重いと一般に看做されていたことから[[【速攻】]]のパーツとしての評価はあまり高くなく、寧ろ対[[【速攻】]]性能が高い[[《百族の長 プチョヘンザ》]]に注目が集まっていた。

しかし実際のところその[[スペック]]の高さから、登場するや否や[[速攻]]で勝負を決めに行く[[【成長ドギラゴン剣】]](成立当時は【ドギラゴン剣3キル速攻】と呼称されていた)が構築され、一気に環境トップに。

その後、[[《勝利のアパッチ・ウララー》]]や[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]との相性の良さ、【ドギラゴン剣3キル速攻】の長期戦に弱いという弱点、過剰な【速攻】の必要性のなさから、黒を混ぜた[[【赤黒ドギラゴン剣】]]も台頭することに。

このカードの登場から約4ヶ月後の[[公認グランプリ]]では、案の定様々な型の《ドギラゴン剣》系統のデッキが大半を占め、その中の[[【赤黒ドギラゴン剣】]]が優勝を果たす。

[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]をも上回る展開力の速さ活躍ぶりに、未来の[[殿堂入り]]候補(実現)として早速その名が挙がる。この頃から既に''「デュエル・バスターズ」''等と揶揄する者もいた。

また、[[革命ファイナル]]終期では[[革命チェンジ]]のギミックによって色を増やしてもさほど[[色事故]]は起きにくいことや、[[マナ武装]]で[[《単騎連射 マグナム》]]や[[《音精 ラフルル》]]を出せる[[《Mの悪魔龍 リンネビーナス》]]も踏み倒し対象であることから、まさかの[[【5色ドギラゴン剣】]]が台頭。

こうして着実にデッキタイプを増やしていくこととなる。

***[[新章デュエル・マスターズ環境]] [#v6342462]

2017年2月26日の殿堂レギュレーション改訂や、[[コスト踏み倒しメタ]]の[[《異端流し オニカマス》]]が登場など、新シリーズ突入に伴いこのクリーチャーにも向かい風が吹き始めたかのように思われた。

しかし、逆に[[《異端流し オニカマス》]]を味方につけた[[【青黒赤ドギラゴン剣】]]が考案され、「[[超CS]] in 熊本」で優勝を果たす。

天敵の[[《異端流し オニカマス》]]は[[色]]さえ合えば最速[[コンボ]]成立が命となるはずの[[ループ]]系統にも当時は積極採用され、この事からもこのカードが如何に脅威であったかが窺える。

[[《アクアン・メルカトール》]]の登場で[[【5色ドギラゴン剣】]]も復権を果たし、[[《次元の霊峰》]]を取り入れた[[【霊峰ドギラゴン剣】]]と共にCSで多くの結果を残し、環境から遠のくことはなかった。

そして、[[DMRP-04魔]]では、[[ドラゴン]]かつ[[名目コスト]]は5でありながら、[[B・A・D]]2でたった3マナで出せるうえ、[[スピードアタッカー]]を持つ[[《“龍装”チュリス》]]が登場。
3ターン目から、自軍ゼロの状態でも[[ダイレクトアタック]]までの[[打点]]を揃えることができるようになったため、環境内のほとんどのデッキは[[コスト踏み倒しメタ]]の4枚投入を半ば強制された。これ以来、《ドギラゴン剣》系統のデッキにはどの型でも《“龍装”チュリス》が入り、[[革命ファイナル]]期以上に《ドギラゴン剣》は環境を支配することに。
総じて、ただでさえ環境のトップクラスの《ドギラゴン剣》 を大幅に強化するものであり、その登場には多くのプレイヤーが疑念を抱き、《ドギラゴン剣》の[[殿堂入り]]を望む声はいよいよピークに達する。

2018年3月1日にて[[《単騎連射 マグナム》]]と[[《音精 ラフルル》]]が殿堂入りするも、[[【5色ドギラゴン剣】]]は環境から消えることはなかった。むしろ《ドギラゴン剣》本体に殿堂入りが掛からなかったことでいよいよ[[【ドギラゴン剣】]]一色の時代が到来することに。

***[[双極篇環境]] [#ud13b426]

[[DMRP-05]]にて、頭数さえ事前に揃えれば呪文で[[システムクリーチャー]]を退かした[[ターン]]中に走り出すのに使える[[《龍装者 バルチュリス》]]が登場し、さらに強化を受けた。

こうした事態から、次の殿堂レギュレーション改訂でこのカードの[[殿堂入り]]を予想する者は多かったが、2018年7月14日に[[殿堂入り]]したのは《ドギラゴン剣》のサポートカードである[[《次元の霊峰》]]と[[《勝利のアパッチ・ウララー》]]の2枚で、このカードの名前は挙がってこなかった。

[[《次元の霊峰》]]と[[《勝利のアパッチ・ウララー》]]の殿堂入りは、結局《ドギラゴン剣》自体の抑止力としては機能しなかった。[[【赤青ドギラゴン剣】]]や[[【霊峰ドギラゴン剣】]]を弱体化させたものの、今度は[[【白青赤ドギラゴン剣】]]が台頭。2年目の「[[超CS]]」でも再び優勝を果たす。
[[《次元の霊峰》]]と[[《勝利のアパッチ・ウララー》]]自体は、《ドギラゴン剣》がいなければ環境を揺るがすほどの強さではなかったため、こうした状況を批判的にみるプレイヤーは少なくなかった。

[[DMEX-02]]では[[《ゼンメツー・スクラッパー》]]が登場。天敵である《オニカマス》をも焼けることから、早速これを入れたデッキ構築も多くみられた。

そんな中でも、[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]、[[【赤青覇道】]]、[[【チェンジザダンテ】]]、[[【ジョラゴンループ】>【ジョット・ガン・ジョラゴン】#t36efd81]]などデッキパワーで[[【ドギラゴン剣】]]に追いついたデッキタイプが徐々に出始めたが、その[[【ドギラゴン剣】]]の圧倒的なシェアは留まるところを知らなかった。

結局、双極篇も終盤まで環境を支配し続けたため、2019年3月1日、ついにこのカードに[[殿堂入り]]が施行される。メガ・コマンド・ドラゴンとしては2例目、ハムカツ団としては初となる殿堂入り。[[レジェンドカード]]からの殿堂入りは[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]と並んで初。今まで散々周辺パーツが殿堂入りしてきたので、今度は[[《“龍装”チュリス》]]の[[殿堂入り]]を予想していた[[プレイヤー]]も多かったが、ようやく本体に規制がかかった。初出から''2年9か月''かかっての殿堂入りである。
このカードが[[殿堂入り]]した後は、[[新章デュエル・マスターズ]]トップのパワーとすら言われた[[《異端流し オニカマス》]]の採用率が激減した。それまでにこのカードが環境に与えた影響は絶大なものがあると言える。

***[[超天篇環境]] [#f97f4924]

殿堂入り直後の環境では、[[【モルト NEXT】]]だけが主な居場所となり、[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]や[[《武闘世代 カツキングJr.》]]が[[リペア]]として使われながらも、このカードも1枚投入される形となった。

DMBD-10期では、[[《天災 デドダム》]]を呼び出して封印外しを促進するために[[【青黒緑デッドダムド】]]にタッチされる場合もあり、その場合は[[《勝利のガイアール・カイザー》]]や[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー》>《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]が革命チェンジ元になる。実際、そうした構築が『[[超CSIII in 山形>超CS]]』ベスト8以内に入賞するなど、環境での活躍はそれなりに多くみられるようになった。

このカード本体が殿堂入りしても尚、このシリーズで[[【ドギラゴン剣】]]が偶に入賞していた。
***[[十王篇環境]] [#w1bfffc1]
DMRP-15にて、《百鬼の邪王門》が登場したことにより[[【赤黒ドギラゴン剣】]]大幅な強化を受け、久々の[[【ドギラゴン剣】]]としての[[チャンピオンシップ]]上位入賞を果たす。

その後、[[DMBD-15]]で[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]が登場し、以降は[[【赤黒ドギラゴン剣】]]を発展的解消させた[[【赤黒ドギラゴン閃】]]、[[【赤青ドギラゴン剣】]]の系譜を汲む[[【赤青ドギラゴン閃】]]を中心に活躍。

***[[王来篇環境]] [#x6161375]
このシリーズでは[[【赤白ドギラゴン閃】]]という活躍の場を新たに得た。

環境のトップを走る[[【5色コントロール】]]を[[革命チェンジ]]に寄せた型(敢えて言うなら[[【5色ドギラゴン閃】]]の一種か)でも使われるようになったが、これは[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]という[[【5色コントロール】]]を革命チェンジ軸のデッキとして作るのにうってつけの強化札を得たのが大きい。

[[【青赤緑ドギラゴン閃】]]では[[《ドンドン吸い込むナウ》]]と[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]でサーチを繰り返している内に1枚制限のこのカードを引き込むことが珍しくない。実際の対戦上では[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]のマッハファイターを活かして[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]で安全に横展開し、次のターンにこのカードでワンショットを行うというケースがざらであり、このカードの重要度が[[【ドギラゴン閃】]]成立よりも高まったとも言える。[[【5色ドギラゴン閃】]]でも同様である。

[[【白青赤緑ドギラゴン閃】]]や[[【白赤緑ドギラゴン閃】]]([[アドバンス]])でも使われ、2022年1月1日殿堂レギュレーション改訂に伴い[[【白青赤緑ドラグナー】]]に居場所を移した。[[【青赤緑ガイアッシュ覇道】]]や[[【白青赤緑ガイアッシュ覇道】]]でもその姿が見られる。

シリーズ終盤になると、中量級の多色ドラゴンを重用するデッキ全般に入ると言っても過言ではない、丁度[[《生命と大地と轟破の決断》]]のような展開系スーパーサブ的存在となった。特に[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]を採用するデッキには必ずといって良い程の採用率を誇るようになった。

***王来MAX環境 [#g98db587]
このシリーズでは新たに[[【青黒赤緑邪王門】>【5色ドギラゴン閃】]]のパーツとしても使われるようになった。
***まとめ [#d91b686e]

殿堂入りを望む声がここまで大きいにもかかわらず、殿堂入りが遅れた背景としては、
-登場から10ヶ月後の[[新章デュエル・マスターズ]]で前年度に比べ売り上げを落とした為、本体に規制を掛けると《ドギラゴン剣》を使う高年齢層が離れて更に首を絞めかねない結果になる
-[[双極篇]]から導入された[[2ブロック構築>ブロック構築]]ルールの大会を普及させたい公式側としては、《ドギラゴン剣》の殿堂入りで通常と2ブロック構築との環境構図が同じになってしまう事は避けたい

という見方がある。[[双極篇]]で売り上げが回復したことでようやく[[殿堂入り]]になったと思われるが、初出から殿堂入りが施行されるまで''2年9か月''でありここまで3年近くトップメタだったカード本体や、アニメ漫画の主人公の切り札単体の規制の掛けられるまでの時期の長さを考えると、デュエマに限らずTCG界隈でも異例の存在である。

とはいえ、[[《無双竜機ボルバルザーク》]]とは違い、
-環境からこのカードが入るデッキ以外を駆逐したわけではなく
-カウンター札やコスト踏み倒しメタでデッキを固めれば十分対処できた
-[[特殊敗北]]などゲーム性を破壊する要素が無かった

という理由から、[[ボルバル・マスターズ]]時代を経たデュエル・マスターズではあまり黒歴史とされることはない。

また、
-[[メインデッキ]]に[[コスト]]6以下の[[多色]][[クリーチャー]]を一定数入れなければならない
-[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]より[[カードパワー]]の高い[[ファッティ]]も存在する
-同じ[[ファイナル革命]]持ちとの同居に一工夫が必要である

などから、単体性能では[[革命ファイナル]]の[[パワーカード]]の中でも飛び抜けてはいないものとしてデザインされたと見られる。
[[殿堂入り]]に指定されたのは少ないリソース(最小では[[《ウララー》>《勝利のアパッチ・ウララー》]]含む3[[マナ]]、手札に[[《“龍装”チュリス》]]+《ドギラゴン剣》)でゲームエンドに持ち込めること、要求パーツの少なさからデッキ構築の制約が薄く無尽蔵に対応力を伸ばせること、それらによって担保されるデッキパワーが生み出した異様なシェアの高さという点に原因が求められるだろう。しかし、あまりにも長い期間環境で暴れ続けたのは事実でありユーザーからは「規制するのが遅すぎる」という声も少なくなかった。

-[[殿堂ゼロデュエル]]では[[【ボルバルバスター】]]でその姿が見かけられるが、そちらのデッキが多色だらけであり[[事故]]率が高いこと、同環境に3ターンキルを安定して行うことができるデッキが多いことから、[[ファンデッキ]]のお供的な立ち位置となっている。


**その他 [#lf5804b9]
-[[《薫風妖精コートニー》]]等で[[マナゾーン]]を[[染色>文明追加]]すると範囲と組み合わせがさらに広がり、[[コスト]]1の[[クリーチャー]]を最大6体まで出すこともできる。[[マナ]]を[[多色]]にできる上に[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]で[[革命チェンジ]]元を用意できる[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]もまた面白い相性である。

-グランプリ3rdにおいて、[[《予言者カティノ》]]や[[カティノカード]]の名前の由来としてもお馴染みである[[Wizards of the Coast]]スタッフのチャーリー・カティノ氏に同じくウィザーズスタッフで解説の真木孝一郎氏が「強くしすぎた[[カード]]は何かあったりする?」という質問をした際、カティノ氏は''全く躊躇う事なく''この[[カード]]を挙げた。
--また、他にも放送中に寄せられた質問への返答で、開発初期のドギラゴン剣の[[ファイナル革命]]はなんと''7[[マナ]]の[[クリーチャー]]''まで出せていたという事実が明らかとなった([[Deadman]]曰く、[[スタートデッキ>DMD-29]]の[[切札]]である[[《DXブリキング》]]を出せるようにするため)。

-このカードの[[殿堂入り]]後、環境を荒らしたデッキは主要パーツが早々と規制されるようになった。例えば[[【赤白“轟轟轟”ブランド】]]からはこのカードの殿堂入りから日の浅い2019年7月1日に[[《“轟轟轟”ブランド》]]本体が殿堂入りしているし、[[【オカルトアンダケイン】]]も環境進出から約9ヶ月で[[《不敵怪人アンダケイン》]]本体に[[規制]]が掛かっている。他にも、[[【カリヤドネループ】]]は[[DMGP-9th>公認グランプリ]]での活躍から丸1年と少しで[[《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》]]本体が[[殿堂入り]]に指定されている。

-この[[カード]]は[[多色]][[クリーチャー]]の開発の障害になっていたようであり、事実革命ファイナル以降は[[多色]]推しシリーズの到来を[[十王篇]]まで待つこととなった。
--その十王篇で出た多色クリーチャーも[[鬼タイム]]・[[鬼エンド]]関連を除けばファイナル革命先としてはどれも微妙で、如何にこのカードが多色クリーチャーの開発に影響を及ぼしているかかが分かる。

-2021年11月下旬に[[デュエチューブ]]に公開された「視聴者の選ぶデュエマが変わったと思うカードランキング!」というタイトルの動画ではランキング1位にこのカードの名前が挙がっている。その理由としては「環境の[[高速化]]に関わった」「革命チェンジがデュエマの概念的に凄いのでは」「長く環境にいたからこそこのカード」とある。[[参考>https://www.youtube.com/watch?v=Ehvt9yUhdYQ]]

-[[カードイラスト]]をよく見ると、咥えている剣には[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン》]]のように文字が刻まれている。文字はそれぞれ『[[竜>《燃える革命 ドギラゴン》]]』『[[星>《熱血星龍 ガイギンガ》]]』『[[紅>《龍覇 グレンモルト》]]』『[[王>《武闘将軍 カツキング》]]』『[[鬼>《黄金世代 鬼丸「爆」》]]』『[[勝>《ガイアール・カイザー》]]』と読む事ができる。これはそれぞれエピソードシリーズ以降の主役及び歴代の[[切札 勝太]]の[[切札]]を髣髴とさせる文字だが、果たしてどういう意味が込められているのだろうか。
--公式に発表前から予想はされていたのだが、[[2019.04.05 イラストレーター制作秘話リレー>https://corocoro.jp/39553/]]にて、勝太のこれまでの切り札のカードから1文字ずつ取ったことが明言された。

-[[《燃える革命 ドギラゴン》]]が[[多色]]化した姿であり、[[《百族の長 プチョヘンザ》]]と同じく初の[[多色]][[レジェンドカード]]。  

-漫画では[[うつぼみかづら]]によって使用不可能になった[[《燃える革命 ドギラゴン》]]のカードが[[ハム神様>カツドン]]の力を得て復活した姿である。若干お調子者な性格で、勝太や[[ハムカツ]]達に呆れられたり冷たくあしらわれたりすることも。

-アニメ「VSRF」では[[カツえもん]]が持っていた「鎧だけが印刷された[[カード]]」と[[《燃える革命 ドギラゴン》]]が融合して生まれた新たな[[勝太>切札 勝太]]の[[切札]]。登場回の次の話では[[《DXブリキング》]]からの[[革命チェンジ]]で登場した。[[ファイナル革命]]によって[[《風の1号 ハムカツマン》]]と[[《刀の3号 カツえもん》]]を踏み倒し、[[ハムカツ団]]を集合([[ボスカツ]]はいなかったが)させ、一斉攻撃で勝利に導いた。

-アニメ「デュエル・マスターズ キング!」6話の[[切札 ジョー]]と[[うららか もも]]のデュエマでももの[[マナゾーン]]に[[DMEX-15]]版のこのカードが置かれている。

-アニメ「キングMAX」では、[[切札 勝太]]VS[[ハイド]]で勝太が使用。[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]から[[革命チェンジ]]し、[[ファイナル革命]]で[[《ボルシャック・サイバーエクス》]]を出した。勝太曰く「宇宙の果てで再開したオレの相棒」。また、それを見ていた[[ジョー>切札 ジョー]]は「父ちゃんの最強クラスの切札」と言っている。

**関連カード [#h97e0e18]
-[[《エヴォル・ドギラゴン》]]
-[[《レッツ・ドギラゴン》]]
-[[《燃える革命 ドギラゴン》]]
-[[《行くぜ団長!ドギラゴン》]]
-[[《宿命のドギラゴン銀刃》]]
-[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]
-[[《ドギラゴン・フォーエバー》]]
-[[《伝説のレジェンド ドギラゴン》]]
-[[《蒼卍龍 ドギラゲンム》]]
-[[《燃える侵略 レッドギラゴン》]]
-[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]
-[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]
-[[《蒼き覚醒 ドギラゴンX》]]
-[[《剣の地版》]]

-''Prev''
--[[《燃える革命 ドギラゴン》]]

-''Next''
--[[《宿命のドギラゴン銀刃》]]

-[[《闘竜山脈マグマハンマー》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《蒼龍の大地》]]
--[[《バスター・チャージャー》]]
--[[《天守閣 龍帝武陣》]]
--[[《結婚してくれやぁ!!》]]

**収録セット [#t6ddda5e]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[NAKAMURA 8]]
--[[DMR-21 「革命ファイナル 第1章 ハムカツ団とドギラゴン剣」>DMR-21]](L2/L2)
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」>DMEX-01]](71/80)(新規イラスト)
--[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」>DMEX-06]](DK3/DK6)([[デュエキングカード]])
--[[DMBD-15 「レジェンドスーパーデッキ 蒼龍革命」>DMBD-15]](3/18)(新規イラスト2)
--[[DMEX-17 「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」>DMEX-17]](W18/W20)
-illus.[[Shigenobu Matsumoto]]
--[[DMEX-15 「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」>DMEX-15]](14/50)

**参考 [#mb8acff3]
-[[クリーチャー]]
-[[メガ・コマンド・ドラゴン]]
-[[革命軍]]
-[[ハムカツ団]]
-[[革命チェンジ]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[付与]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[ファイナル革命]]
-[[非進化]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[レジェンドカード]]
-[[シークレットカード]]

-[[殿堂入り]]
//-[[デュエル・バスターズ]]

-[[【ドギラゴン剣】]]
----
//公式Q&A
//>Q.[[《真羅万龍 リュウセイ・ザ・ファイナル》]]が攻撃する時、''《蒼き団長 ドギラゴン剣》''の「革命チェンジ」を宣言しました。この場合、どうなりますか?
//A.「パラレル解除」の効果によって[[《真羅万龍 リュウセイ・ザ・ファイナル》]]は手札に戻るかわりに裏返されます。入れ替えることができなかったので「革命チェンジ」は失敗し、''《蒼き団長 ドギラゴン剣》''は手札に残ります。ですが攻撃は中止になりませんので、「パラレル解除」した≪リュウセイ≫で攻撃を続けます。
//また、[[《真羅万龍 リュウセイ・ザ・ファイナル》]]の「攻撃する時」の能力より先に「革命チェンジ」を解決した場合でも、カードを1枚引き、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置き、相手のクリーチャー1体と、「パラレル解除」した≪リュウセイ≫をバトルさせることができます。
//[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33975]]
//リンク切れ

&tag(クリーチャー,火文明,自然文明,赤緑,2色,多色,コスト8,メガ・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,革命軍,ハムカツ団,パワー13000,革命チェンジ,革命チェンジ:火のコスト5以上のドラゴン,革命チェンジ:自然のコスト5以上のドラゴン,多色サポート,スピードアタッカー付与,T・ブレイカー,ファイナル革命,コスト6以下,コスト踏み倒し,ドギラゴン,LEG,レジェンドカード,デュエキングカード,殿堂入り,NAKAMURA 8,Shigenobu Matsumoto);