#author("2021-07-01T21:29:06+09:00","","")
#author("2021-07-03T15:40:05+09:00","","")
*《&ruby(せい){聖};&ruby(ま){魔};&ruby(れん){連};&ruby(けつ){結};&ruby(おう){王}; ドルファディロム》 [#g410f6ec]

|聖魔連結王 ドルファディロム KGM 光/闇/火文明 (8)|
|クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド 13500|
|EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く。)|
|スピードアタッカー|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーが出た時、またはこのクリーチャーの「EXライフ」シールドが自分のシールドゾーンを離れた時、相手の多色ではないクリーチャーをすべて破壊する。|
|相手は多色ではない呪文を唱えられない。|

[[デュエル・マスターズ20周年記念! やったぜ! キングマスター確定パック!!]]で先行登場し、[[DMRP-17]]で本収録された[[光]]/[[闇]]/[[火]]の[[ディスペクター]]/[[エンジェル・コマンド]]/[[デーモン・コマンド]]の[[クリーチャー]]。

[[《聖魔連結王 バロディアス》]]と同じ、[[cip]]および「EXライフ」シールドが離れた際に発動する能力と、[[多色]]以外の呪文に強い能力を併せ持つ。

あちらと違って、[[多色]]クリーチャーを残してしまうリスクはあるが、[[多色]]を残して全破壊するので、出た後の展開によっては一長一短。
しかし、単色クリーチャーであれば再度どれだけ並べ直されても、「EXライフ」シールドが[[離れた時]]に再度相手のクリーチャーを全滅できるため、迂闊に相手は攻撃しに行くことができない。
先に《ドルファディロム》が除去されることになってもEXライフの耐性が心強い。

すべてのカードを無色化させる[[《希望のジョー星》]]と組み合わせるのもいいだろう。逆に、相手が展開した[[《希望のジョー星》]]へのメタとしても機能する。

また、[[多色]]以外の[[呪文ロック]]によって反撃を受けにくくでき、[[EXライフ]]による置換効果も相まって、相手の動きを一方的に抑えつけることが可能。
そのため、一度出されると、[[無色]]か[[単色]]しか入っていないデッキではほぼ手が付けられなくなる。

[[単色]]推しの[[超天篇]]の[[カード]]にはよく刺さる。つまり、[[《愛魂憎男》]]以外の[[GRクリーチャー]]や[[GR召喚]][[呪文]]に覿面に効くということである。
[[《メヂカラ・コバルト・カイザー/アイド・ワイズ・シャッター》]]などの[[多色]][[ツインパクト]]も呪文としては[[単色]]なので問題なく[[ロック]]でき、[[クリーチャー]]としても[[単色]]なので[[除去]]できる。

さらに、[[火]][[文明]]を含んでいるため、[[【5色蒼龍】]]にも持ってこいの[[スペック]]。
パワーは13''500''もあるので、[[《蒼き守護神 ドギラゴン閃》]]にも[[バトル]]で勝てるパワーラインなのも評価点。
また、[[スピードアタッカー]]と[[T・ブレイカー]]も併せ持っているため、[[ビートダウン]]性能も高い。
高パワーを[[《灰燼と天門の儀式》]]での[[効果バトル]]に活かすのも悪くない。

ただ、クリーチャーの能力や[[着地]]を防ぐような能力は持っていないため、ブレイクによって除去能力を持った[[S・トリガー獣]]を踏んでしまって、「EXライフ」シールドを消費してしまい、返しのターンにクリーチャーを並べられて負けてしまうなんてこともあるだろう。攻めるタイミングには十分に注意を払っていきたい。

**環境において [#jf49ab4d]
登場早々[[オリジナル]]では[[【5色蒼龍】]]の、[[アドバンス]]では[[【5色グレンモルト】]]のパーツとして活躍し、[[【5色コントロール】]]を中心に活躍。

このクリーチャーは多色の呪文・クリーチャーには効果が薄く、それ故に環境に[[【5色コントロール】]]系統を大量に呼び込み、2021年のゴールデンウィークの頃にはチャンピオンシップで[[【5色コントロール】]]を見かけない日が無くなった。
長年環境外の[[地雷]]枠だった[[【5色コントロール】]]がこのカード1枚によって環境上位にまで登り詰めた、と言えばその強さが分かるだろう。

[[除去]]の刺さりが悪いと見られていた[[【赤青ドギラゴン閃】]]にしても、[[《灰燼と天門の儀式》]]での[[効果バトル]]や相方の[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]の[[火力]]で十分[[多色]][[クリーチャー]]に対処できる。

[[【5色コントロール】]]の中でも[[ドラゴン]]寄りの構築に強い。というのも、[[ドラゴン]]比率の高い[[デッキ]]は初動や[[リソース]]、[[防御札]]を担う呪文面を持った[[ツインパクト]][[ドラゴン]]の採用率が高く、ツインパクトの呪文面=[[単色]]呪文に対してこの[[カード]]による[[呪文ロック]]が[[刺さる]]のである。

**元ネタ関連 [#mbab86c1]
-[[《聖霊王アルファディオス》]]と[[《悪魔神ドルバロム》]]の『連結』[[ディスペクター]]。
《ドルバロム》の頭部と首元が消え、それに代わる形で《アルファディオス》の上半身をジッパーで繋ぎ合わせており、《ドルバロム》の6本の腕も、2体それぞれの腕の位置に繋ぎ合わされていることから、一見《ドルバロム》を彷彿とさせるようなデザインとなっている。
ただ、頭部は《アルファディオス》が使われており、その《アルファディオス》の額に《ドルバロム》の顔を繋いでいるのが『王来編第一弾』PVおよび「キング!」4話のCGモデルで確認できる。
--《アルファディオス》が持つ[[召喚ロック]]能力と《ドルバロム》が持つ[[ランデス]]能力は持っておらず、[[《聖魔連結王 バロディアス》]]よりもこちらのほうが[[《悪魔神バロム》]]や[[《聖霊王アルカディアス》]]に近い能力を持っている。
--その点もあってか、アニメではなんと[[《聖霊王アルファディオス》]]と[[《悪魔神ドルバロム》]]ではなく[[《聖霊王アルカディアス》]]と[[《悪魔神バロム》]]から連結されて作られた。《ドルバロム》は《バロム》の転生体であるが、《アルファディオス》は《アルカディアス》とは全くの別人であるとされていたため、若干違和感が生じてしまう話である。
---[[フレーバーテキスト]]では《アルカディアス》も《アルファディオス》と同様の「天聖王」の称号を冠して呼称される場面がある他、《ドルファディロム》を撃破した際に解放されたのも《アルカディアス》であった。そのため、少なくとも[[王来篇]]においては《アルファディオス》と《アルカディアス》は同一の存在として扱われている模様。

-元ネタのカード達とは異なり[[除去]]も[[呪文メタ]]も相手のみを対象にとっている。

-余談になるが、[[《聖霊王アルファディオス》]]と[[《悪魔神ドルバロム》]]双方とも、互いの[[文明]]と物理的な繋がりを持ったのは実はこれが最初のことだったりする。
--特に《アルファディオス》は[[《アルカディアス》>《聖霊王アルカディアス》]]と同様に[[《バロム》>《悪魔神バロム》]]とはライバル関係にある存在ではあるが、融合したり闇の力に手を染めたりというキャラクター的な役割はこれまであちらが受け持っていた為、《アルファディオス》がその対象になるケースは今までに無かった事例である。

**背景ストーリーでの活躍 [#h9ae627b]
[[超獣王来列伝>DMSP-02]]を手にした[[モモキング]]ら各文明の代表者を襲撃した。
当初は圧倒するも、世界の記憶に触れたことで[[スター進化]]の力を手にした[[《王来英雄 モモキングRX》]](と彼が進化した[[《ボルシャック・モモキングNEX》]])により、[[《ドルファディロム砲》]]を相殺される。反撃で死亡したかに思われたが、[[EXライフ]]により即座に再生し、再度の[[《ドルファディロム砲》]]でカウンターを浴びせる。
追撃の[[《ドルファディロム砲》]]をかわし懐に潜り込んだ[[モモキング]]を今度こそ倒すべく必殺の[[《聖魔王秘伝ロストパラダイスワルツ》]]を使うも、駆け付けた[[《モンキッド <ライゾウ.Star>》]]に防がれモモキングの刀で両断される。これにより「天聖王」[[《聖霊王アルカディアス》]]の魂は[[超獣王来烈伝>DMSP-02]]へと還った。
-「[[モモキング]]を苦戦させるも駆け付けた仲間の助けによって倒される」という展開は[[前年>十王篇]]の[[《大樹王 ギガンディダノス》]]と同じである。第1弾の[[キングマスターカード]]に選ばれ、第2弾で敗れ5体の王の内最初の脱落者となるという点も一致している。
//時系列がおかしかったので修正

**アニメ・漫画などでの活躍 [#lbd0d987]
-アニメ「デュエル・マスターズ キング!」1話では[[切札 ジョー]]の夢の中で登場。[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]と衝突したところで[[切札 ジョー]]の目が覚めた。
-「キング!」4話にて正式に登場。[[ジェンドル]]が500年前の世界の個体をカード化することで作った[[《悪魔神バロム》]]と、[[ハイド]]が[[白凰]]から奪っていた[[《聖霊王アルカディアス》]]を連結させて誕生させた。直後に[[ゼーロJr.]]と対戦し、[[闇]][[単色]]デッキを使っていた彼を圧倒、フィニッシャーとなった。
-9~10話にかけて行われた[[切札 ジョー]]戦では2体召喚された。どちらも[[ジョー>切札 ジョー]]の[[バトルゾーン]]を壊滅状態に追い込み圧倒したが、先に召喚された1体は[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]とのバトルにより破壊。所有者のジェンドルもデュエマに負けたことにより、[[バロム>《悪魔神バロム》]]と[[アルカディアス>《聖霊王アルカディアス》]]に分離し、アルカディアスは白凰の手に戻り、バロムは[[ゼーロJr.]]の手に渡ることになった。
--この話では、[[コジロー]]版[[《悪魔神ドルバロム》]]のようにリングを投げたり、剣やそれを持っていた手をロケットパンチのように飛ばしたりして攻撃やバトルを行った。

-漫画「デュエル・マスターズキング」で[[ジェンドル]]が[[鬼札 アバク]]との対戦で使用。
cipで[[《カンゴク入道》]][[《キズグイ変怪》]] を破壊し、バトルで[[《鬼ヶ羅刹 ジャオウガ》]]を破壊。
[[《百鬼の邪王門》]]による[[《「魂狩」の鬼 ガシャド髑髏》]]との効果バトルにも[[EXライフ]]で耐えフィニッシャーとなった。
--[[多色]]以外の[[呪文]]を唱えられなくする効果は、魔法陣のような((形状としては丸の中に正五角形があり、その中に五画で書かれた星の形をしたものがある))封印をアバクにかけることで表現している。


**関連カード [#zea69155]
-[[《聖霊王アルファディオス》]]
-[[《悪魔神ドルバロム》]]
-[[《聖魔連結王 バロディアス》]]

-[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《ドルファディロム砲》]]
--[[《聖魔王秘伝ロストパラダイスワルツ》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#m4e69fc0]
//-[[]]&br;''''''

**収録セット [#zc38d7f0]
-illus.[[Sansyu]]
--[[DMRP-17 「王来篇 第1弾 王星伝説超動」>DMRP-17]](KM2/KM3)、(2S/20)、(2B/20)
--[[デュエル・マスターズ20周年記念! やったぜ! キングマスター確定パック!!]](CP3b/Y20)

**参考 [#uddf8a45]
-[[白黒赤]]
-[[クリーチャー]]
-[[ディスペクター]]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[EXライフ]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[多色]]
-[[全体除去]]
-[[呪文メタ]]

-[[【ドルファディロム】]]

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