#author("2023-02-16T06:59:55+09:00","","")
#author("2023-02-21T16:08:02+09:00","","")
*《&ruby(せいれいおう){聖霊王};アルファリオン》 [#u3724c8f]

|聖霊王アルファリオン P 光/水文明 (10)|
|進化クリーチャー:エンジェル・コマンド 15500|
|G・ゼロ:バトルゾーンに自分のエンジェル・コマンドが5体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。|
|進化:自分のエンジェル・コマンド1体の上に置く。|
|T・ブレイカー|
|相手は呪文を唱えられない。|
|相手のクリーチャーを召喚するコストは5多くなる。|

[[DMD-32]]で登場した[[光]]/[[水]]の[[進化]][[エンジェル・コマンド]]。

自分の[[エンジェル・コマンド]]が5体以上いる事を条件とした[[G・ゼロ]]、[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]や[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]と同じ[[呪文ロック]]能力、更に相手の[[召喚コスト]]を5増加させる能力を持つ。

元となった[[《聖霊王アルファディオス》]]と同様[[コスト]]が10と高いが、[[エンジェル・コマンド]]が5体以上いる事を条件とした[[G・ゼロ]]を持っており、そちらよりはるかに出しやすい。
[[エンジェル・コマンド]]は[[進化元]]でもあるため、[[G・ゼロ]]の条件を満たした状態で[[進化]]できないことはまずない。

[[エンジェル・コマンド]]を一気に5体以上並べるには以下の様な方法が存在する。
+[[《歴戦の精霊龍 カイザルバーラ》]]ら[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]の[[【白単連鎖】]]を利用し展開。[[《真紅の精霊龍 レッドローズ》]]→[[コスト]]4の[[エンジェル・コマンド]]or[[《光流の精霊ガガ・カリーナ》]]→[[《時空の霊魔シュヴァル》]]で締めるとちょうど5体となる。
+[[ウィニー]]を並べた後[[《ビックリ・イリュージョン》]]で[[エンジェル・コマンド]]([[エンジェル・コマンド・ドラゴン]])を[[種族追加]]する。
+[[《極まる侵略 G.O.D.》]]の[[能力]]で[[コスト]]9の[[エンジェル・コマンド]]を一斉に[[コスト踏み倒し]]する。
+[[《真実の名 タイガー・レジェンド》]]の[[ガチンコ・ジャッジ]]で4回以上勝利する。

無論、上記のような[[コンボ]]に頼らず[[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[《天門の精霊ヘブンズ》]]で地道に[[エンジェル・コマンド]]を並べていくという方法も不可能ではなく、[[DMD-32]]はこの戦法を軸としたデッキ構成となっている。

[[呪文ロック]]は[[《悪魔神王バルカディアス》]]と同様、[[多色]]になったせいか全[[文明]]・相手のみを封じるようになっている。
さらに、[[クリーチャー]][[ロック]]も全[[文明]]・相手のみになった。その代わり効果が[[召喚]]禁止から[[コスト]]5増加に緩和されているが、いずれにせよ相手が[[クリーチャー]]を[[召喚]]しづらくなるのは確実。

弱点は、初代[[《聖霊王アルカディアス》]]と同じくすでに場に出ているカードには全く干渉しない点と、[[S・トリガー]]や[[ニンジャ・ストライク]]や[[G・ゼロ]]、[[《龍覇 ザ=デッドマン》]]等の[[代替コスト]]持ちの[[クリーチャー]]の登場を許してしまう点。
特に後者は[[《聖霊王アルファディオス》]]とは大きく異なる点であり、[[《凶殺皇 デス・ハンズ》]]など[[革命編]]以降の[[S・トリガー獣]]の強化も相まってあちらほど安全に[[攻撃]]は通らない。
また、[[召喚]]以外の[[コスト踏み倒し]]にもあちらと同様無力。

それでも相手のみの[[クリーチャー]]・[[呪文ロック]]は非常に強力で、早期に出せばゲームの流れを[[掌握>コントロール]]できる事は間違いない。[[G・ゼロ]]を活かし素早い[[召喚]]を狙おう。

[[2021年3月16日ルール改訂]]により、自身の[[進化元]]の有無にかかわらず[[《魔皇アンドラージ》]]などの[[手札進化]][[クリーチャー]]から[[退化]]できるようになった。

-5体目の[[エンジェル・コマンド]]を出した時点で即座に出せる。出した[[クリーチャー]]を[[進化元]]にすればその場で3打点増やすことができ、奇襲性も抜群。この時に出す[[進化元]]を[[《覚醒の精霊ダイヤモンド・エイヴン》]]にして[[1ショットキル]]を狙う戦法は[[DMD-32]]でも可能。

-[[文明]]指定がないため[[闇]]または[[無色]]の[[エンジェル・コマンド]]にも対応している。

-[[マナブースト]]からの[[《母なる星域》]]など、[[G・ゼロ]]を使用せずに出す方法も有効。こちらは特に[[コンボ]]を組み込む必要がないため、[[事故]]の可能性を低くできる点とデッキの自由度の高さの点で優る。無論、他の[[聖霊王]]と同じく[[《神聖の精霊アルカ・キッド》]]がいる状態で[[《ホーリー・スパーク》]]を唱えて踏み倒すという手もある。

-[[王来篇]]期の[[【5色コントロール】]]に[[素出し>手打ち]]前提で使うことも考察されている。既存の基盤を崩さずに[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]、[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]などの[[進化元]]を利用できるのが美味しい.。

-[[《神歌の歌姫 アマテラス・キリコ》]]でも呼び出し可能。[[【アマテラス・キリコ】]]の場合[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]も自然に搭載することができ、初動[[マナブースト]]にもなる[[《天海の精霊シリウス/W・チャージャー》]]も[[《ヘブンズ・ゲート》]]採用型の場合は候補に挙がるため、進化元には困りづらい。

-[[《漂流大陸の復活》]]が登場すると、そちらで[[《星雲の精霊キルスティン》]]と[[《雲上の精霊オービスγ》]]を並べて一気に[[G・ゼロ]]条件を満たす手段が一部で注目された。

-[[《百万超邪 クロスファイア》]]のような複数制限がなく、[[進化]]後に[[エンジェル・コマンド]]が減るわけでもないため、[[手札]]に来ている場合は2体以上出すこともできる。複数出せば[[召喚]]に要求する[[コスト]]が10、15...と増えていくため、増加した[[コスト]]を相手が乗り越えてくることもほぼなくなるだろう。

-同じく[[G・ゼロ]]を持つ[[エンジェル・コマンド]]には[[《五連の精霊オファニス》]]がいるが、同じ[[バトルゾーン]]を参照すると言っても条件となる[[クリーチャー]]のベクトルが異なるため、ノー[[コスト]]で一気に[[召喚]]するのは難しい。

-同じく[[エンジェル・コマンド]]5体以上を要求する[[《トゥルー・ヘブンズ》]]は、[[除去]]札であるためこの[[カード]]とは好相性。

-[[コスト]]を増加させる能力は、[[《聖霊王アルファディオス》]]よりも[[《聖霊王エルレヴァイン》]]を彷彿とさせる。
-イラストに四本もの腕が見えることから、どこか[[《聖霊王アルカフェウス》]]を思わせるような姿である。

-[[《DNA・スパーク》]]にてサファイア・ウィズダムとの関係を表明しているがどういった支援や関係性かは不明。発言から血縁とも捉えられない事はないが、ウィズダムの行動原理を考えれば可能性は低い。
--[[DMPB-03]]版[[《予言者クルト》]]の[[フレーバーテキスト]]を見る限り、単に[[サファイア・ペンダット]]に騙されているだけの可能性が高そうである。


**関連カード [#d4239617]
-[[《聖霊王アルファディオス》]]
-[[《聖霊王エルレヴァイン》]]

**収録セット [#fca9351e]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DMD-32 「マスターズ・クロニクル・デッキ 2016 聖霊王の創世」>DMD-32]](3/15)
--[[プロモーション・カード]](新規イラスト)

**参考 [#afa90e5d]
-[[多色]]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[G・ゼロ]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[呪文]]
-[[召喚]]
-[[コスト]]
-[[ロック]]
-[[システムクリーチャー]]
-[[聖霊王]]

-[[呪文メタ]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト10,エンジェル・コマンド,コマンド,パワー15500,パワーの最後の三桁が「500」,G・ゼロ,G・ゼロ:エンジェル・コマンドが5体以上,進化,進化:エンジェル・コマンド,T・ブレイカー,呪文メタ,唱えられない,ロック,コスト増加,召喚コスト増加,聖霊王,終音「ん」,P,レアリティなし,Mikio Masuda);