#author("2020-01-24T13:31:15+09:00","","")
#author("2024-04-05T20:04:24+09:00","","")
*《&ruby(せいれいおう){聖隷王};ガガ・アルカディアス》 [#k343a7cf]

|聖隷王ガガ・アルカディアス SR 光文明 (8) |
|進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/エイリアン 12500|
|進化−自分のエイリアン1体の上に置く。|
|進化:自分のエイリアン1体の上に置く。|
|相手は、バトルゾーンに自身のエイリアンが1体もなければ、呪文を唱えることはできない。|
|T・ブレイカー|

[[DMX-05>DMX-05 「フルホイルパック リバイバル・ヒーロー ザ・エイリアン」]]で登場した[[光]]の[[進化]][[エンジェル・コマンド]]/[[エイリアン]]。
[[DMX-05]]で登場した[[光]]の[[進化]][[エンジェル・コマンド]]/[[エイリアン]]。

[[《聖霊王アルカディアス》]]が[[エイリアン]]化した[[クリーチャー]]。名前も「聖霊」の「聖」と「奴隷」の「隷」を合わせたものになっている。
[[コスト]]が8になり、[[種族]]に[[エイリアン]]が追加されて[[進化元]]が[[エイリアン]]になった他、[[能力]]面では[[呪文]][[ロック]]の条件が変わり、[[T・ブレイカー]]となった。
[[《聖霊王アルカディアス》]]がエイリアン化した[[クリーチャー]]。[[コスト]]8[[T・ブレイカー]]になり、[[種族]]にエイリアンが追加され[[進化元]]もエイリアンになった。[[呪文ロック]]も相手のエイリアンがいないことを条件とするものに変化した。

元となった[[《聖霊王アルカディアス》]]とは用途がかなり異なる。あちらが全ての[[プレイヤー]]に対し[[光]]以外の[[呪文]]に規制を掛けるのに対し、こちらは相手のみに対し全[[呪文]]に規制を掛ける。
元となった[[《聖霊王アルカディアス》]]とは用途がかなり異なる。あちらがすべての[[プレイヤー]]に光以外の呪文ロックを仕掛けるのに対し、こちらは相手のみ、全呪文を[[ロック]]できる。エイリアンであれば進化元の[[文明]]は問わないため、光を多少なりとも絡めたエイリアンデッキに[[1枚積み]]しておけば思わぬところで役立つかもしれない。

しかし、その[[能力]]を使用する条件は「[[バトルゾーン]]に相手の[[エイリアン]]が1体も無い」こと。[[エイリアン]]を使用しない[[デッキ]]に対しては[[《聖霊王アルカディアス》]]どころか[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]並の[[呪文]][[ロック]]を仕掛けることが出来るが、そうでない場合はただの[[T・ブレイカー]]持ちの[[ファッティ]]と化す。
エイリアンを使用しない[[デッキ]]に対しては[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]並みの呪文ロックを仕掛けられるが、そうでない場合はただの[[準バニラ]][[ファッティ]]と化すのが弱点。[[特殊種族]]ゆえ[[《ガガ・ピカリャン》]]など毎年の[[構築済みデッキ]]に収録されるレベルで[[汎用性]]の高い[[カード]]が多く、[[ミラーマッチ]]でなくともエイリアンを出されてしまうリスクは付きまとうだろう。よって[[除去]]札は常に握っておきたい。
裏を返せば、エイリアンを主軸にした[[【除去コントロール】]]では[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]以上の活躍が見込める。

[[ミラーマッチ]]では総じて意味を成さない[[クリーチャー]]ではあるものの、[[T・ブレイカー]]持ちで[[パワー]]12500、さらに[[進化元]]が[[エイリアン]]であれば[[文明]]を問わない、という点で、[[光]]を多少なりとも絡めた[[エイリアン]][[デッキ]]に1枚挿しておけば、思わぬところで役に立つかもしれない。
-天敵は[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]など除去[[耐性]]持ちのエイリアン。能力を恒久的に封じられてしまう。

-相手の場に[[クリーチャー]]が存在しなければ、当然相手は[[呪文]]を使うことが出来ない。[[エイリアン]]を主軸にした[[【除去コントロール】]]ならば、[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]以上の活躍が見込めるだろう。
-[[再現性]]は低いが1ターン目[[《希望の親衛隊ラプソディ》]]か[[《闇戦士ザビ・クロー》]]→[[《予言者ローラン》]]→[[《ヒラメキ・プログラム》]]と繋げば3ターン目に出せた。
後に[[《ヒラメキ・プログラム》]]は[[プレミアム殿堂入り]]したため実現不可能になった。

-[[エイリアン]]は[[特殊種族]]であるため、毎年の[[構築済みデッキ(デュエル・マスターズ)]]に収録されている[[《ガガ・ピカリャン》]]等、[[汎用性]]が高いカードが多い。それゆえ、[[ミラーマッチ]]でなくとも思わぬ所でこの[[クリーチャー]]の[[能力]]を無効化されてしまう可能性はどうしても付きまとう。相手に[[エイリアン]]を出されたときのために[[除去]]札は握っておきたい。
**その他 [#a5fbe0bd]
-[[カード名]]の「聖隷」とはキリスト教の聖職者のこと。ミッション系の学校や病院の名前によく付けられている。

-1ターン目から[[《希望の親衛隊ラプソディ》]]か[[《闇戦士ザビ・クロー》]]→[[《予言者ローラン》]]→[[《ヒラメキ・プログラム》]]とつなげば3ターンで呼びだせる。もちろんよほどの引きがよくないと無理だが。
--後に[[《ヒラメキ・プログラム》]]は[[プレミアム殿堂]]になったため、机上の空論から実現不可能になってしまった。
--[[光器→光鬼>《光鬼ガガ・ペトローバ》]]と同じく既存の[[冠詞]]を一文字改変した冠詞である。

-「聖隷」には「聖なる神の奴隷」という意味がある。「隷」の字が入るため若干ネガティブに捉えられそうだが、「隷」には「従う」という意味が含まれるため、この[[クリーチャー]]の場合は「聖なる神に従う王」といったところだろうか。
--[[聖霊王]]を参照する[[《神聖の精霊アルカ・キッド》]]の[[能力]]では[[踏み倒せ>踏み倒し]]ない。

-イラストの額には[[《エンペラー・セブ・マルコ X》]]と同様に最凶の証とされる''X''が刻まれている。
-[[《エンペラー・セブ・マルコ X》]]同様、最凶の証とされる''X''が額に刻まれている。

-アニメでは[[シャチホコ]]が使用。[[《シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン》]]のパワー低下を受けても3500パワーが残る点を利用し、フィニッシャーとして活躍した。
-アニメ「ビクトリー」では[[シャチホコ]]が使用。[[《シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン》]]の[[パワー低下]]を受けたが生き残り、[[フィニッシャー]]として活躍した。
第32話で使用した際は[[《予言者ガガ・クルトン》]]から[[進化]]させたが、制作サイドのミスによりその後のシーンでは描写されていない。

-[[聖霊王]]ではなく聖''隷''王である為、[[《神聖の精霊アルカ・キッド》]]の[[能力]]では踏み倒せない。
**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#le5871a1]

|聖隷王ガガ・アルカディアス VR 光文明 (6) |
|進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/エイリアン 12500|
|進化-エイリアンまたはエンジェル・コマンド|
|相手のエイリアンがなければ、相手は呪文を唱えられない。|
|T・ブレイカー|

[[DMPP-16]]で実装。[[レアリティ]]が[[ベリーレア]]、コストが6になった。また、[[エンジェル・コマンド]]からも進化が出来るように変更された。

//-コストの低下と進化元の追加で、性能は[[《聖霊王アルカディアス》]]を超えると言え、[[エイリアン]]を使わない相手ならば早期に呪文を完封できる。また、デュエプレではパワーを調整された本家と違い、12500・[[T・ブレイカー]]を保っているのもポイント。

自分には[[呪文ロック]]がないというTCG版《聖隷王ガガ・アルカディアス》の良さはそのままに、パワー・打点がTCGとデュエプレそれぞれの[[《聖霊王アルカディアス》]]のいいとこ取りかつ、進化条件もそれの上位互換になった性能に仕上がっている。

//-[[《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]と並び[[エンジェル・コマンド]]進化としては最軽量の[[T・ブレイカー]]である。
//↑《超聖竜シデン・ギャラクシー》がコスト5

-コスト6のおかげで、[[《次元流の豪力》]],[[《光流の精霊ガガ・カリーナ》]]から綺麗につながるようになり、そこからさらに[[エンジェル・コマンド]]または[[エイリアン]]を出すことで余分に進化元を用意できる。

-[[マナカーブ]]は合わないが、[[ナーフ]]解除で[[《連珠の精霊アガピトス》]]から[[《ガガ・ピカリャン》]]を[[リクルート]]できるようになり、《ガガ・カリーナ》感覚で使える。基本的に《ガガ・アルカ》の進化元にするのは[[エイリアン]]の《ピカリャン》のほうだが、処理されても[[エンジェル・コマンド]]の《アガピトス》が進化元に使え、もしどちらも生き残ったら[[呪文ロック]]しながら5打点と強烈な圧力を与えられる。

-相手の場に非[[クリーチャー]]の[[エイリアン]]が存在する場合でも[[呪文]][[ロック]]が破られるようになっているが、[[DMPP-16]]時点ではそのようなカードは存在しない。

-[[DMPP-17]]では[[《我牙の精霊 HEIKE・XX》]]、[[DMPP-18]]では[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]と、出されると場から離すのが難しい[[エイリアン]]も登場している。どちらもブロッカーと耐性以外は特徴が薄く汎用性はあまり高くないカードとはいえ、《聖隷王ガガ・アルカディアス》のメタ目的としてなら十分考慮に入るだろう。逆に《聖隷王ガガ・アルカディアス》側も安定進化元として使ってしまう手もある。

***環境において [#l62ac39a]
呪文も一定数含むデッキなら、[[《希望の親衛隊ファンク》]],[[《勝利のプリンプリン》]],[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]など汎用性の高い[[エイリアン]]の時点で採用価値やプレイングの幅が高まるほど、[[デッキビルディング]]に影響を与えている。強力な[[S・トリガー]]は呪文のほうが数が多いためなおさら。
当然だが[[【リキッド・ピープル】>【リキッド・ピープル】 (デュエプレ)]]のような[[フルクリーチャー]]に近いデッキならその理論は関係ない。

【白青緑グレイトフル・ライフ】,[[【白青黒エイリアン】>【エイリアン】 (デュエプレ)#f6388cf0]]のメイン[[フィニッシャー]]として採用されている。【ルドルフ天門】,【白入りNエクス】などでも採用率が高い。

[[DMPP-19]]環境では[[【ウェディング・ゲート】>【ウェディング・ゲート】 (デュエプレ)]]における主要なフィニッシャーを担っている。
環境で見られる主要な[[S・トリガー]]は概ね呪文に偏っており、[[【ウェディング・ゲート】>【ウェディング・ゲート】 (デュエプレ)]]同士のミラーマッチにおいても強い効力を持つので、環境における噛み合いも良い。
[[【ウェディング・ゲート】>【ウェディング・ゲート】 (デュエプレ)]]の主要なカラー構成は[[白青黒]]だが、このうち[[白]]の採用枚数についてはタッチに近い割合であり、概ね《ガガ・アルカディアス》を使うために白を足しているような格好となっている。

[[DMPP-25]]([[All Division]])では【[[エイリアン]]6軸】[[《ガチャンコ ガチロボ》]]の当たりとして投入する開拓もされた。盤面制限のあるデュエプレで進化というギミックは盤面枠節約を兼任できるのがポイント。出たターンに召喚酔いがなくなった[[進化速攻]]で殴り込みもできる。

***その他 [#ie29532e]
-デュエプレ版の[[フレーバーテキスト]]は「[[エイリアン]]の戦士が[[《聖霊王アルカディアス》]]の力を取り込んだ」という内容であり、背景ストーリー上の経緯が[[DMX-05]]から反転している。
[[《凶星王ザビ・ヒドラ》]],[[《時空のガガ・シリウス》]]など同弾の他のエイリアンにも似た描写があるが、これはデュエプレのストーリーにおけるエイリアンが持つ、文明に残る記憶を取り込む力(([[《大噴火グレイト・プルーム》]],[[《腐敗電脳ディス・メルニア》]]などのフレーバーテキストより))の影響と思われる。

**関連カード [#ve8b4e8c]
-[[《聖霊王アルカディアス》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#b02323b3]
-[[DMX-05>DMX-05 「フルホイルパック リバイバル・ヒーロー ザ・エイリアン」]]&br;'''パンドラの力が[[栄光の王>《聖霊王アルカディアス》]]を[[暴君>エイリアン]]に変えた!'''
-[[DMX-05]]&br;'''[[パンドラ>パンドラ・スペース]]の力が[[栄光の王>《聖霊王アルカディアス》]]を暴君に変えた!'''
-[[DMPP-16]]、[[DMPS-09]]&br;'''[[光]]の力がパンドラの戦士を栄光の王へと変えた!'''

#fold(){{{{
**収録セット [#s5832c08]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
***[[デュエル・マスターズ]] [#xf6f9992]
-illus.[[Seki]]
--[[DMX-05 「フルホイルパック リバイバル・ヒーロー ザ・エイリアン」]]
--[[DMX-05 「フルホイルパック リバイバル・ヒーロー ザ・エイリアン」>DMX-05]](S1/S5)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#w2b7532e]
-CV:[[水中雅章]]
-illus.[[Seki]]
--[[DMPP-16 「ファースト・オブ・ビクトリー -激竜王の目覚め-」>DMPP-16]]
--[[DMPS-09 「咆えろ漆黒のガロウズ」>DMPS-09]]

**参考 [#lf890848]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[エイリアン]]
-[[進化]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[呪文]]
-[[ロック]]
-[[呪文ロック]]

-[[呪文メタ]]
-[[【エイリアン】 (デュエプレ)]]
-[[【ウェディング・ゲート】 (デュエプレ)]]

}}}}
&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト8,エンジェル・コマンド,コマンド,エイリアン,パワー12500,パワーの最後の三桁が「500」,進化,進化:エイリアン,呪文メタ,唱えられない,ロック,T・ブレイカー,・,アルカディアス,SR,スーパーレア,Seki,進化クリーチャー (デュエプレ),クリーチャー (デュエプレ),光文明 (デュエプレ),白単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト6 (デュエプレ),エンジェル・コマンド (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),エイリアン (デュエプレ),パワー12500 (デュエプレ),パワーの最後の三桁が「500」 (デュエプレ),進化 (デュエプレ),進化:エイリアン (デュエプレ),進化:エンジェル・コマンド (デュエプレ),呪文メタ (デュエプレ),唱えられない (デュエプレ),ロック (デュエプレ),T・ブレイカー (デュエプレ),・ (デュエプレ),アルカディアス (デュエプレ),VR (デュエプレ),ベリーレア (デュエプレ),Seki (デュエプレ));