#author("2021-05-29T13:28:02+09:00","","")
#author("2021-05-30T16:56:42+09:00","","")
*《&ruby(せいがいあ){聖鎧亜};キング・アルカディアス》 [#pf83051f]

|聖鎧亜キング・アルカディアス SR 光/闇文明 (7)|
|進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/ロスト・クルセイダー 9000|
|進化−自分の多色クリーチャー1体の上に置く。|
|W・ブレイカー|
|相手は、多色以外のクリーチャーがバトルゾーンに出る時、かわりに墓地に置かれる。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※プレミアム殿堂''|

[[DM-26]]で登場した[[光]]/[[闇]]の[[進化]][[エンジェル・コマンド]]/[[ロスト・クルセイダー]]。

[[《聖霊王アルカディアス》]]のバリエーションの一つで、相手の[[多色]]以外の[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出す行為を[[墓地]]送りに[[置換>置換効果]]するという、凶悪な[[ロック]][[能力]]を持つ。
抜け道こそあるものの、早い話、相手は[[単色]]及び[[無色]]の[[クリーチャー]]を場に出す事が出来なくなる。

[[クリーチャー]]に対する[[ロック]]する能力は、[[デュエル・マスターズ]]の基本勝利条件が[[クリーチャー]]の[[攻撃]]によるものである以上、突破出来ないことは詰みを意味する。相手の勝利手段を奪う一種の特殊勝利のようなものであり、解除が不可能になった時点で勝ちとなる。
それを手軽で広範囲かつ強烈な内容で行う《聖鎧亜キング・アルカディアス》は、一線を跨いでしまった存在であるといえるだろう。
長い歴史を誇る[[デュエル・マスターズ]]の中でも、[[《エンペラー・キリコ》]]や[[《邪神M・ロマノフ》]]と並ぶ史上最凶の[[進化クリーチャー]]といっても過言ではないクリーチャーであった。

少々特殊な方法で[[ロック]]を行うが、内容的には「''○○のかわりにバトルゾーンに出す''以外の方法でバトルゾーンに出す事が出来ない」であり、かなり強烈なもの。
「[[バトルゾーン]]に出す」行為そのものが[[置換>置換効果]]されてしまうため、相手が出そうとする[[多色]]以外の[[クリーチャー]]は[[バトルゾーン]]を経由せずに直ちに[[墓地]]行きとなる。当然ながら[[cip]]や[[pig]]は発動しないし、「[[バトルゾーン]]に出た」「バトルゾーンにある[[クリーチャー]]が破壊された」事をトリガーとする[[起動型能力]]も同様。[[セイバー]]等の[[除去]]耐性も機能しない。
[[《聖霊王アルファディオス》]]等とは異なり、[[召喚]]以外での場に出す行為にも適応されるという徹底ぶり。[[《黒神龍グールジェネレイド》]]や[[サイキック・クリーチャー]]も当然[[ロック]]に引っかかる。

[[呪文]]に対する耐性はないが、相手[[単色]][[クリーチャー]]の能力による[[除去]]ができないため場持ちは良好。限られた[[除去]]札をもっているか、押し切るだけの盤面を維持できないなら相手の敗北は濃厚である。[[除去]]札を引けなければそのままゲームエンドであるし、引けたとしてもスキップしたターンの[[アドバンテージ]]は帰ってこない。
多くの[[S・トリガー]][[クリーチャー]]や[[ニンジャ・ストライク]]を封じるため、詰めの一手としても非常に優秀。単体では[[《デーモン・ハンド》]]一発で沈んでしまうが、[[呪文]][[ロック]]と掛け合わればあらゆる行動をほぼシャットアウトできる。現役時は[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]や[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]と組んで即死級の[[ロック]]を作り上げていた。後の「[[大王>《龍世界 ドラゴ大王》]][[VAN>《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]][[ナイン>《偽りの王 ナンバーナイン》]]」や「[[単騎>《単騎連射 マグナム》]][[ラフルル>《音精 ラフルル》]]」と呼ばれる領域に到達していたと考えると恐ろしい話である。

代わりに7[[コスト]]というそこそこ重い[[進化]][[クリーチャー]]であるが、[[進化元]]指定は[[多色]][[クリーチャー]]と当時としてはかなり緩く、[[多色]][[クリーチャー]]の確保と[[コスト]]の重さの条件さえクリアできれば様々な[[デッキ]]に投入が検討できる。
それでいて歴代のアルカディアス系とは異なり[[ロック]]能力は自分には適応されないため、場に出した時の運用性は抜群、デメリットによる構築の制約がかからないため、自分は好きなカードを組み込むことができる。

運用性に対して非常に高い制圧力を誇る[[システムクリーチャー]]であり、出た当初から[[環境]]のあらゆる場面で出没。[[速攻]]でもない限りは、盤面保持なり[[フィニッシャー]]なりで[[単色]][[クリーチャー]]に依存した[[デッキ]]は大半は淘汰され、[[環境]]から姿を消していった。
登場以降の[[デッキ]]は常に《聖鎧亜キング・アルカディアス》を意識した構築をするのが基本であり、無理やり[[闇]]をタッチしてでも[[《デーモン・ハンド》]]等の[[呪文]]による[[除去]]が積載されるようになった。[[デッキ]]構築の時点から圧倒的な存在感を放つ[[カード]]であり、[[デッキビルディング]]の幅を狭める要因となっていた。

そのような点が問題視されたため、最終的に2010年5月15日付けで[[プレミアム殿堂]]に指定された。この[[カード]]を目にするのは[[殿堂ゼロデュエル]]など、特殊な[[レギュレーション]]に限られるだろう。

**ルール [#w8bb7a17]
-上記の通り、[[ロック]]能力は[[置換効果]]である。[[置換効果]]は連鎖しないという[[ルール]]があるため、[[置換効果]]によって[[バトルゾーン]]に出す行為でのみ、[[ロック]]能力をすり抜ける事が出来る。
--わかりやすい例として旧型[[マッドネス]]が存在する。[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]は[[ロック]]能力をすり抜けながら[[バウンス]]してくるため要注意。

-逆に[[《剛勇霊騎エシャロット》]]の[[O・ドライブ]]等「[[墓地]]に置く」事に対する置換効果は、《聖鎧亜キング・アルカディアス》の[[ロック]]能力が[[置換効果]]であるが故に連鎖できないため、普通に[[墓地]]行きとなる。

-[[《龍覇 ザ=デッドマン》]]等、[[コスト]]の支払いを別のものに置き換えて[[召喚]]する[[効果]]の場合、''召喚する事自体は置換効果の影響がないため、このクリーチャーの能力に引っかかる''裁定となっている。(事務局確認日:2016/08/19)

-[[《黒染妃ゼノビア》]]などの[[文明追加]]で[[クリーチャー]]が[[多色]]になる場合、[[バトルゾーン]]に出るまでは[[《黒染妃ゼノビア》]]などの[[効果]]を受けていないため、[[墓地]]行きとなる。

-[[バトルゾーン]]に[[《薫風妖精コートニー》]]がいる状態で[[《母なる紋章》]]などで[[マナゾーン]]から[[単色]][[クリーチャー]]を出す場合、[[マナゾーン]]にいる間は[[多色]]扱いで、[[バトルゾーン]]に出したときに[[単色]]に戻るため、出すことができる。(下記Q&A参照)

//-[[バトルゾーン]]に[[《薫風妖精コートニー》]]がいる状態で[[《母なる紋章》]]などで[[マナゾーン]]から[[単色]][[クリーチャー]]を出す場合、[[マナゾーン]]を離れた[[クリーチャー]]は[[単色]]に戻っているため、[[多色]]扱いにならず[[墓地]]行きとなる。

//-[[《薫風妖精コートニー》]]などと[[《黒染妃ゼノビア》]]などが両方いる場合も[[墓地]]行きとなる。「[[マナゾーン]]を離れたので[[単色]]になり、[[バトルゾーン]]に出ることができない」。

-[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]の場合、[[シールド・フォース]]自体は[[cip]]ではないためタイミング的に発動するが、そもそも[[バトルゾーン]]に出ることがないため、やはり[[墓地]]に置かれる。

-[[《一なる部隊 イワシン》]]を墓地からバトルゾーンに出す場合、「バトルゾーンに出るかわりに墓地にとどまる状態となるため」、《イワシン》の「どこからでも墓地に置かれた時」能力はトリガーしない。

//-[[手札]]からの[[召喚]]だけでなく、[[《インフェルノ・サイン》]]や[[《紅神龍バルガゲイザー》]]などの[[コスト踏み倒し]]で出てくる[[クリーチャー]]も[[墓地送り]]となる。

//--そもそも[[バトルゾーン]]に出ていないので[[cip]]、[[pig]]のどちらも誘発しない。当然ながら[[セイバー]]など[[バトルゾーン]]のみに影響を及ぼす[[効果]]は使えない。

この手のカードを使用する際は[[デュエル・マスターズ公式HP]]のQ&Aで一度確認をしておくとよいだろう。また、当wikiの[[置換効果]]をよく参照しておきたい。
一応、ほとんどのケースで[[墓地]]行きになってしまうということは頭に入れておきたい。
**環境において [#j6976f08]
[[極神編]]の[[DM-26]]で登場。当時の環境はかなり低速な環境であり、特に[[コントロール]]同士の対戦では7[[コスト]]の[[進化]]であるこのクリーチャーで完全なロックを実現するのはいとも簡単であった。ただ、[[DM-26]]当初は[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]登場前であり、「[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]と一緒に並べて呪文とクリーチャーの両方をロックできたら強い」「これ本体に加えて[[多色]]の[[進化元]]に枠を割くと[[事故]]率が上がる」と控えめな評価を下す向きもあった。

その運用性の高さから、特にこの[[カード]]と相性が悪く[[除去]]手段としても厄介な[[《母なる大地》]]が殿堂入りして以降は、既存の[[デッキ]]でも[[進化元]]となる存在がいればそのまま[[フィニッシャー]]として採用され、流れるように[[環境]]に定着。
[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」>DM-10]]の[[《無頼聖者スカイソード》]]やその[[サイクル]]が[[進化元]]としてうってつけであった上、《聖鎧亜キング・アルカディアス》と同弾で[[《腐敗聖者ベガ》]]や[[《腐敗無頼トリプルマウス》]]の同型[[サイクル]]が登場。[[多色]]の[[デッキ]]は少しこれらを投入するだけで《聖鎧亜キング・アルカディアス》の運用が可能になった。

当然ながら[[【キング・アルカディアス】]]や[[【5色フェアリー・ミラクル】]]など《聖鎧亜キング・アルカディアス》を軸にしたデッキも出現。同[[極神編]]のエースである[[【ゼン&アク】]]や[[《龍仙ロマネスク》]]入りのデッキにも平然として投入され、存在を知らしめた。

夫婦[[ロック]]、[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]との[[ロック]]突破のために、[[《戦攻竜騎ドルボラン》]]や[[《執拗なる鎧亜の牢獄》]]に注目が集まるのも、《聖鎧亜キング・アルカディアス》盛期の特徴である。
[[《戦攻竜騎ドルボラン》]]は[[DMC-44 「エンドレス・オール・デリート」>DMC-44]]で再録され、盤面を捲り返しつつ次の[[進化元]]や[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]をも同時に[[破壊]]できる可能性を秘めていた。
[[《執拗なる鎧亜の牢獄》]]は、[[戦国編]]に入ると[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]にも同時にメタを張ることで大いに注目を集め、クセのなさも相まって幅広く使用された。

[[極神編]]の段階でも十分に強力だったが、[[戦国編]]に入ると、その凶悪さを遺憾なく露呈させる。
[[DMC-46]]での[[再録]]を果たし、入手難易度が大きく低下。[[《腐敗聖者ベガ》]]も同時に再録されたほか、[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]]など優秀な[[進化元]]を獲得。運用性に磨きがかかる。
[[戦国編]]は[[単色]][[カード]]を推進する弾であったが故に[[ロック]]能力の強力さはひとしおであり、[[多色]]がプッシュされていた[[極神編]]以上に多くのプレイヤーが、《聖鎧亜キング・アルカディアス》のもたらす[[デッキ]]構築時の制約に苦しめられることになった。[[戦国編]]では[[サムライ]]に乗じて[[ドラゴン]]強化が図られたが、《聖鎧亜キング・アルカディアス》の[[ロック]]能力と高い[[パワー]]の前には成す術もなかった。
反面で[[【キング・アルカディアス】]]の系譜は、優秀なサブ[[フィニッシャー]]である[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]を獲得し、より[[グッドスタッフ]]な構築が可能に。[[ロック]]に特化したものはそのままで、[[【ギャラクシーコントロール】]]や[[【ネクラギャラクシー】>【白黒緑コントロール】]]等[[グッドスタッフ]]型が派生し、活躍した。

[[《デーモン・ハンド》]]など[[呪文]]による[[除去]]が多く詰まれるのがこの[[環境]]の常識であり、[[闇]]入りの[[デッキ]]が増えるのも自然な流れであった。言い換えると、[[呪文ロック]]持ちを立てないうちに焦ってこのクリーチャー本体を早出しすると除去呪文で出落ちになることがこのカードが使えた環境では多かった。
既存の[[デッキ]]で《聖鎧亜キング・アルカディアス》を使わない[[デッキ]]でも[[コントロール]]寄りにすることで適応できたが、逆に言えばそれが出来ないデッキの多くは生き残れなかった。特に[[ビートダウン]]は、[[闇]]入り[[【マルコビート】]]以外すべて死滅したといってもいい。

[[神化編]]期の2009年12月19日、[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]などとともに、ついに[[殿堂入り]]。[[進化クリーチャー]]としては4例目の殿堂入り。相手に出された場合、とりあえず眼前の一体を潰せば[[回収]]のひと手間でもないと再度出てこなくなった。これにより、別の[[コンセプト]]の[[デッキ]]が《聖鎧亜キング・アルカディアス》のためだけ[[進化元]]を確保するのがリターンにあわなくなったため、採用できる[[デッキ]]は確かに減った。
しかし、運用性が下がったかといえばそうでもなく、[[【キングロックキリコ】]]にはあまり痛手にならなかった。というのも[[《母なる星域》]]と[[《神秘の宝箱》]]を合わせることで、1枚であろうと相変わらず簡単に引っ張り出すことが可能だったのである。[[シールド]]に埋まってしまう事故が増えたほか、任意的にそれを引き起こす[[《パクリオ》]]が脅威になるようにはなったものの、構築的には《聖鎧亜キング・アルカディアス》が2枚から1枚になった程度の変化しかなかった。
また、もともと[[進化元]]が豊富で難なく《聖鎧亜キング・アルカディアス》を採用できる[[【5色フェアリー・ミラクル】]]などには相変わらず投入され、それらはもともと[[ハイランダー]]気味であったために痛手にならなかった。

[[神化編]]末期の2010年5月15日、[[プレミアム殿堂]]入りが決定。前回[[殿堂入り]]したばかりであるため、いかにこの[[カード]]が[[メタ]]で活躍していたかがわかる。同時に[[《スパイラル・ゲート》]]も殿堂入りしたことから、新たに登場する[[サイキック・クリーチャー]]に対する強烈なメタカードになってしまうのも要因の一つと考えられるか。これにて数々の[[単色]][[デッキ]]を苦しめてきた夫婦ロックは消滅した。ちなみに、[[進化クリーチャー]]初の[[プレミアム殿堂]]である。

この[[カード]]が存在する[[環境]]では、[[【速攻】]]や[[【マッドロマノフワンショット】]]といった超速度以外の全[[デッキ]]が「[[単色]][[クリーチャー]]に頼らない[[除去]]手段」を多めに積むことを要求された。
今後に登場する単色[[クリーチャー]]や[[デッキ]][[コンセプト]]に悪影響を及ぼしかねない存在であり、[[プレミアム殿堂]]入りは必然であったといえる。
実際、この[[クリーチャー]]を[[cip]]で[[除去]]できる[[多色]][[クリーチャー]]が充実している現在でも、[[殿堂解除]]はしていない。

**その他 [#xb8e6267]
-[[《アストラル・リーフ》]][[《超竜バジュラ》]]などの歴代凶悪[[進化クリーチャー]]さえも[[殿堂入り]]で留まっていたことを考えると、この[[クリーチャー]]の決定力、[[環境]]への影響がよくわかる。[[進化元]]の幅が広いことも一因だろう。

-[[単色]][[クリーチャー]]を根絶するゲームエンド級の能力を持ちながらも、7[[マナ]]と特段重くなかったことも問題であった。この反省が生かされたのか、その後登場する[[着地置換効果]]持ちは[[インフレ]]が進んでなお《キング・アルカディアス》よりコストパフォーマンスが悪いまたは範囲が狭いものしか登場していない。
--[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]や[[《龍世界 ドラゴ大王》]]、[[《地封龍 ギャイア》]]ではコストが9以上の超大型が内蔵している
--[[《U・S・A・BRELLA》]]はコスト4以下かつ手札以外のゾーンから出た時という条件がある
--[[《単騎連射 マグナム》]]や[[《ダブル・リボルバードラゴン》]]は自分のターン限定([[《ダブル・リボルバードラゴン》]]は自身がタップしていることも追加で要求される)
---ちなみに[[《単騎連射 マグナム》]]はあまりにコストパフォーマンスが高すぎたため[[殿堂入り]]した。

-その一方、対である[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]の方は[[殿堂入り]]すらしていない。[[単色]]の[[呪文]]主体[[デッキ]]ではまだまだ注意が必要。その[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]の[[フレーバーテキスト]]から故人となったことが読み取れる。[[プレミアム殿堂]]への皮肉だろうか。さらにはすでに[[故人となった>プレミアム殿堂]]というのに、[[DMX-12]]の[[《お騒がせチューザ》]]の[[フレーバーテキスト]]の選択肢にも登場している。

-その後、クイーンと共に[[ゴッド・ノヴァ OMG]]の[[《邪帝右神 ブロック・パーティー》]]として復活。どちらも闇[[エンジェル・コマンド]]なので[[《ウェディング・ゲート》]]で同時に出して再婚、なんてこともできる。[[イラストレーター]]も同じ[[Norikatsu Miyoshi]]氏である。

-[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]および[[《龍世界 ドラゴ大王》]]の[[ロック]]はこの[[クリーチャー]]と同じ[[置換効果]]方式である。偶然か否か、どちらもキング(前者は[[種族]]名、後者は「大王」の形で)の名を冠している。

-《聖鎧亜キング・アルカディアス》が[[プレミアム殿堂]]になる前には、[[cip]]でこのカードを[[除去]]できる[[クリーチャー]]は[[《腐敗勇騎ドルマークス》]]、[[《戦攻竜騎ドルボラン》]]、[[《霊騎死爵サー・アルビデス》]]、[[《闘竜炎霊パイロン》]]が存在していた。また、[[《エマージェンシー・タイフーン》]]→[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]のような[[呪文]]に頼って[[除去]]する手段も存在する。
その他に《聖鎧亜キング・アルカディアス》を[[cip]]で[[除去]]できる[[多色]]クリーチャーには以下のクリーチャーが該当する。
--[[《悪魔神王バルカディアス》]]
--[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]
--[[《偽りの王 モーツァルト》]]
//--[[《魔天聖邪ビッグディアウト》]]
//--[[《破獄のマントラ ゾロ・ア・スター》]]
--[[《ボルメテウス・ブラック・ドラゴン》]]
//--[[《偽りの王 ハチャトゥリアン》]]
--[[《禁断の轟速 レッドゾーンX》]]
--[[《百族の長 プチョヘンザ》]]
--[[《悪革の怨草士 デモンカヅラ》]]
--[[《悪魔神バロム・クエイク》]]
--[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]
--[[《ドキンダム・アポカリプス》]]
//--[[《天気君》]]
//--[[《悪魔聖霊フンボルト》]]
--[[《SSS級天災 デッドダムド》]]
//--[[《バサラ》]]
--[[《「雷光の聖騎士」》]]
--[[《キリンキンTV》]]
--[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]
--[[《ツネキン☆ゲームス》]]
//--[[《飴の女王 スイート》]]
//--[[《アリキンオンエア》]]
//--[[《ライマー・サーベラ》]]
//--[[《暴刀の侍猫》]]
--[[《ボルシャック・サイバーエクス》]]
--[[《断影龍 ユスティーツァ》]]
//--[[《戯具 グリボックリ》]]
//数が増えすぎていた上この他にも該当するカードもあり、新規カードが増えるたびに追加していくのも問題がありそうなのであまり姿の見られないカードや効果が不確定なカードはCOしました。
……他多数。

流石にこの[[カード]]が活躍していた時期と比べて[[クリーチャー]]の質が格段に向上しているため、該当する[[多色]][[クリーチャー]]は非常に多い。特に[[十王篇]]では軽量で[[cip]][[除去]]を持つ多色クリーチャーが大幅に増えたため、それらに頼れば除去は容易。

-[[DMX-22]]のb枠で[[再録]]されているが、[[殿堂解除]]とは相成らなかった。
--一応[[《カモン・レジェンド》]]や[[《超電磁 パックE》]]で[[DMX-22]]を開封してこのカードを当てれば、その試合中に限り使うことはできる。しかし狙って当てるのはかなり難しい。
--後に[[調整版]]である[[《闇鎧亜キング・アルカディアス》]]が登場。そちらは[[環境]]の[[高速化]]や[[ロック]]の抜け道が多いことから、[[メタゲーム]]上ではあまり見かけない。

-他[[種族]]を兼ねる最初の[[ロスト・クルセイダー]]の一つでもある。

-[[デュエル・マスターズ]]の[[光]]の[[クリーチャー]]で人間的な顔の[[イラスト]]は珍しい。[[DM-26]]の[[シークレットカード]]の一つとして[[アルトアート]]のバージョンがあり、こちらは完全に顔が鎧で覆われている。天使のような羽もついており、正統派なアルカディアス系といった趣を感じさせる。

-漫画「FE」では[[イエスマン>Y (イエスマン)]]が[[白凰]]戦で切札として使用。[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]と併せて白凰の行動を封じたが、既に場に出ていた[[《聖霊王アルカディアス》]]に破壊された。&br;その後「SX」では白凰が使用し、[[サプライズ猿飛]]の[[《威牙の幻ハンゾウ》]]を封じて[[フィニッシャー]]となったが、[[白凰]]が使用することは珍しいようで、[[天地>天地 龍牙]]には「これってイエスマンの[[切り札]]じゃ(ないのか)!?」と言われた。

-アニメでは「ゼロ」の11話から白凰の新たな切り札として登場している。

-その後、2021年4月に発売される[[DMRP-17 「王来篇 第1弾 王星伝説超動」>DMRP-17]]にて、[[《王来英雄 モモキングRX》]]が登場。[[《メンデルスゾーン》]]や[[《フェアリー・ギフト》]]の経由によりこのカードが最速3ターン目に着地できるようになった。[[プレミアム殿堂]]のカードでも、新しいカードが増えるにつれ強化されていく可能性があるという良い例だろう。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#ma3269f7]
|聖鎧亜キング・アルカディアス SR 光/闇文明 (7)|
|進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/ロスト・クルセイダー 9000|
|進化-多色クリーチャー|
|W・ブレイカー|
|相手の多色でないクリーチャーがバトルゾーンに出る時、かわりに墓地に置かれる。(自分の《聖鎧亜キング・アルカディアス》のこの効果は、各ターン中1回のみ発動する)|

[[着地置換効果]]に各ターン中1回しか発動できない調整を受けて登場。
ただ、大幅な弱体化とは言えず、1ターンに2体以上単色クリーチャーを出す余裕のないデッキにはTCG版とほぼ同じロックを発揮するため、かなり原作に近い性能のまま登場したとも取れる。

仮に単色クリーチャーを2体出されたとしても、1体目のコストは支払った上で墓地に置かれるので、実質コストを加重した上で[[ハンデス]]しているようなものになる。

-なぜか公式サイトには記載されておらず、知らない人にはバグかと勘違いされそうだが、TCG版通り[[マッドネス]]は[[着地置換効果]]を貫通して出すことができる。
--ちなみに、マッドネスを出してもそのターンの置換をやりすごしたことにはならない。次に出る多色ではないクリーチャーがかわりに墓地に置かれる。
//議論はサンドボックスに移動

-バトルゾーンに既にいた[[ゴッド]]で、このターン初めて[[G・リンク]](単色ゴッドを出すもの)を使うと、出ようとしたゴッドだけが出せずに終わる。
--ゲーム外からバトルゾーンに出ようとしたオブジェクトは墓地に置かれるが、即座にゲームから消滅する。ゲームで使うカードが41枚以上にならないための処理である。
--ゲーム外からバトルゾーンに出ようとしたオブジェクトは墓地に置かれるが、即座にゲームから消滅する。一般ルールでゲームで使うカードが41枚以上にならないための処理である。
余談だが、Ver.2.4.0では一瞬だけ墓地が1枚増える瞬間があり、タイミング良く墓地を閲覧すると、[[ゴッド・クリーチャー]]の状態のカードが墓地にある光景を見ることができる。

//ゲーム外からバトルゾーンに出ようとしたオブジェクトは墓地に置かれるが、即座にゲームから消滅する。ゲームで使うカード枚数が変化しないようにするための処理である。
//一応スタートチャージ10では最初の10枚のマナチャージを合わせて50枚のカードを使うので
//それを言うならアクアパリンでゲーム中にカードが追放(デッキの総数が39枚以下に変更)されることがあった
//「変身」より:変身前のクリーチャーに進化元を含んでいた場合、進化元だったカードはそのゲーム中消滅する。

-「[[入れ替える]]」処理は[[裁定変更>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/31620/]]前のもので行われる。具体的には、[[《電磁無頼アカシック・サード》]]がバトルしたら、実際に山札から入れ替えを行い、その特性を見て「バトルゾーンに出る」か「かわりに墓地に置く」かを決定する。

-《聖鎧亜キング・アルカディアス》が2体いたとしても、1ターンに2体を墓地送りに置換することはできない((https://youtu.be/QezMTctG5oU?t=3841))。

-先行公開時のテキストから、実装前に変更の告知が出た。変更前のテキストは以下の通り。
|相手の多色でないクリーチャーがバトルゾーンに出る時、かわりに墓地に置かれる。(この効果は、各ターン中1回のみ発動する)|
--現時点では変更前と全く処理は変わらないが、カード名が違うクリーチャーが「非多色限定の着地置換効果」を持って登場した際に処理が変わってくる。変更前だとカード名が違っても「この効果」のカウントになるため1ターンに1体しか置換できないが、変更後は《聖鎧亜キング・アルカディアス》で1回、《別のカード名》で1回置換できるようになる。

-シークレット版でのボイスでは、彼が[[ロスト・クルセイダー]]として[[ゴッド]]側に付いていることが示されている。

**関連カード [#g2e02b58]
-[[《聖霊王アルカディアス》]]
-[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]
-[[《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》]]
-[[《邪帝右神 ブロック・パーティー》]]
-[[《闇鎧亜キング・アルカディアス》]]

-[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]
-[[《龍世界 ドラゴ大王》]]
-[[《地封龍 ギャイア》]] 
-[[《ダブル・リボルバードラゴン》]]
-[[《単騎連射 マグナム》]]
-[[《U・S・A・BRELLA》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#lde962c4]
-[[DM-26]]、[[DMPP-09]]&br;'''[[神に叛きし者達の王>《聖霊王アルカディアス》]]と、[[神のしもべ>ロスト・クルセイダー]]。二つの相反する存在が今ひとつになる!'''
-[[DMPP-09]](シークレット)&br;'''闇の力すら超越した光の王と[[悪魔神>《悪魔神バロム・エンペラー》]]が対峙し、世界は混沌へと歩みだす。'''

**収録セット [#y38210ae]
***[[デュエル・マスターズ]] [#ka4fc632]
-illus.[[Norikatsu Miyoshi]]
--[[DM-26 「極神編 第3弾 超絶VS究極(ドラゴニック・ウォーズ)」>DM-26]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」>DMX-22]]
-illus.[[hippo]]
--[[DMC-46 「Arcadias騎士団(アルカディアス・ナイツ)」>DMC-46]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#t7a01bd5]
-CV.[[水中雅章]]
-illus.[[Norikatsu Miyoshi]]
--[[DMPP-09 「武者聖戦伝 -ARCADIA OVERDRIVE-」>DMPP-09]]
-illus.[[ikeda_cpt]]
--[[DMPP-09 「武者聖戦伝 -ARCADIA OVERDRIVE-」>DMPP-09]](シークレット)

**参考 [#u4c24ed1]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[ロスト・クルセイダー]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[タップイン]]
-[[多色]]
-[[クリーチャー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[バトルゾーン]]
-[[置換効果]]
-[[墓地]]
-[[ロック]]
-[[シークレットカード]]
-[[殿堂入り]]
-[[プレミアム殿堂]]
-[[【キング・アルカディアス】]]
-[[【ロスト・クルセイダー】 (デュエプレ)]]

----
公式Q&A
>Q.相手のバトルゾーンに''《聖鎧亜キング・アルカディアス》''がいて、自分のバトルゾーンに[[《薫風妖精コートニー》]]がいる時、マナゾーンから単色のクリーチャーをバトルゾーンに出すことはできますか?
A.はい、出来ます。クリーチャーをマナゾーンからバトルゾーンに出す際、バトルゾーンに置かれるまではそのクリーチャーはマナゾーンのカードという扱いになります。マナゾーンからクリーチャーを出そうとしているタイミングでは[[《薫風妖精コートニー》]]の能力で多色になっているので、''《聖鎧亜キング・アルカディアス》''の能力の対象にはならず、バトルゾーンに出たのと同時に単色のクリーチャーになります。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33268]]

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,光文明,闇文明,多色,コスト7,ロスト・クルセイダー,エンジェル・コマンド,コマンド,パワー9000,進化,進化:多色クリーチャー,W・ブレイカー,非多色クリーチャーメタ,置換効果,着地置換効果,破壊,・,プレミアム殿堂,SR,スーパーレア,Norikatsu Miyoshi,hippo,進化クリーチャー (デュエプレ),クリーチャー (デュエプレ),光文明 (デュエプレ),闇文明 (デュエプレ),多色 (デュエプレ),コスト7 (デュエプレ),エンジェル・コマンド (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),ロスト・クルセイダー (デュエプレ),パワー9000 (デュエプレ),進化 (デュエプレ),進化:多色クリーチャー (デュエプレ),W・ブレイカー (デュエプレ),置換効果 (デュエプレ),墓地送り (デュエプレ),破壊 (デュエプレ),SR (デュエプレ),スーパーレア (デュエプレ),Norikatsu Miyoshi (デュエプレ));