#author("2023-05-06T03:59:58+09:00","","")
*《&ruby(ぜつぼうしん){絶望神};サガ》 [#top]

|絶望神サガ R 水/闇文明 (3)|
|クリーチャー:ゴッド/オリジン 3000|
|このクリーチャーが出た時、または自分のターンのはじめに、カードを1枚引き、自分の手札を1枚捨てる。その後、自分の墓地にクリーチャーが3体以上あれば、コスト5以下のゴッドまたはコスト5以下のオリジンを1体、自分の墓地から出してもよい。そうしたら、このクリーチャーを破壊する。|

[[DM22-EX2]]で登場した[[水]]/[[闇]]の[[ゴッド]]/[[オリジン]]。

[[出た時]]と[[ターン開始ステップ]]に[[強制]][[手札交換]]する。その後[[墓地]]に[[クリーチャー]]が3体以上あれば[[任意]]で[[コスト]]5以下の[[ゴッド]]か[[オリジン]]を[[リアニメイト]]できるが、リアニメイトすると[[自壊]]する。

「サガ」の名を冠するカードだが、[[クリエイター]]ではない。

[[G・リンク]]持ちの[[ゴッド]]の多くはコスト5以下であり、このカードを使って[[名目コスト]]より軽く場に出すことが狙える。相手ターンをまたいでこのカードを生き残らせることで、自分のターンで即座に[[G・リンク]]を完成させられる。

[[《ヨミとイズモの計画》]]の[[シンパシー]]に貢献できる[[墓地肥やし]]カードというのも特長。手札でダブつきがちな[[ゴッド]]を[[墓地]]に捨てられ、必要な時に3マナで引っ張り出せるという[[汎用性]]もある。

-このように本来は[[種族サポート]]カードとして設計されたと思われるが、どちらかというと後述の無限墓地肥やしができるという点の方に注目が集まっている。

毎ターン手札交換する[[システムクリーチャー]]としても癖が少ない。タイミングが異なるが、[[cip]]で1回発動できることを考えると、[[《バイケンの海幻》]]より1ターン早く出せる置物として勘定できる。
後述する通り[[cip]]で開始する無限[[墓地肥やし]]が要対策戦術なうえ、そこに気を取られてバトルゾーンの《絶望神サガ》を放置していてもじわじわと[[墓地肥やし]]や[[リアニメイト]]コンボの布石として使えてしまう。

コスト3以下のクリーチャーなので[[《キユリのASMラジオ》]]軸のデッキに入れておいても役立つだろう。[[《天災 デドダム》]]などと同時に出し、即座に無限墓地肥やしに入ることも可能。

**無限[[墓地肥やし]] [#loop1]
《絶望神サガ》自身が、「コスト5以下のゴッドまたはコスト5以下のオリジン」という[[リアニメイト]]対象に含まれているため、「自分の墓地にクリーチャーが3体以上あれば」を満たしていれば、簡単に早期無限[[墓地肥やし]]ができる。

+バトルゾーンにある《絶望神サガ》(A)が、[[出た時>cip]]または[[自分のターンのはじめ>ターン開始ステップ]]で誘発した[[手札交換]]の効果を発動。墓地に《絶望神サガ》(B)がないなら《絶望神サガ》(B)を、あるなら適当なカードを捨てる。
+墓地にある《絶望神サガ》(B)をバトルゾーンに出し、《サガ》(A)が[[自壊]]する。
+《サガ》(B)の[[cip]]で1・2と同じことをする。

リアニメイトした後に自壊する能力なので、基本的には《絶望神サガ》が2枚なければループが成立しないが、《サガ》の[[cip]]を解決する前に出した《絶望神サガ》を破壊できれば、《サガ》1枚でもループを成立させられる。

以下は、[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]などで[[《百発人形マグナム》]]と《絶望神サガ》を同時に出した場合の手順。

+ 《絶望神サガ》→[[《百発人形マグナム》]]の順番で出すと、《サガ》の[[cip]]と[[《百発人形マグナム》]]の破壊効果が1ずつ[[待機]]される。
+ [[《百発人形マグナム》]]の効果を解決し《絶望神サガ》を破壊する。
+ 《絶望神サガ》の効果を解決し墓地にいる《絶望神サガ》自身を出す。[[自壊]]のデメリットは、破壊を受ける対象がバトルゾーンに残っていない(別個体となっている)ので実行せず終わる。
+ 《絶望神サガ》が踏み倒しで出たことでストック状況が1.に戻る。

文明を問わない[[《生命と大地と轟破の決断》]]なら[[《百発人形マグナム》]]を[[《早撃人形マグナム》]]や[[《キャタピラ親方》]]でも代用可。その場合《絶望神サガ》が破壊されるよう出す順番を調整すること。

//3ターンキルは【絶望神サガループ】のほうに移動

**対策・環境において [#a2872eb0]
デッキ記事の[[【絶望神サガループ】]]に移動。

**その他 [#others]
-単純かつ凶悪なテキストから、また同弾のカードに誤植が多かったことから、一時「無限墓地肥やしは開発の想定外の挙動なのではないか」という噂が拡散されたが、最終的にカードテキスト変更の予定はない旨が公式に告知されたことで収まった。[[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/oshirase0210/]]

--情報公開時にループコンボが考案され、発売前にその内容に関する声明が出されたカードとしては[[《♪面白き こともなき墓地を 面白く》]]という前例がある。

-[[神化編背景ストーリー]]では何故か[[ゼン&アク]]が復活し五文明と交戦していた(=[[オリジン]]側に付いていた)が、長らくその理由は不明だった。
このカードの[[フレーバーテキスト]]により、[[《創造神サガ》]]が[[オリジン]]のルーツであったことが明かされ、上記の行動の理由が判明した。

--[[オリジン]]に生み出された「偽りの神」であるためか、異なる2柱で[[G・リンク]]することで完全となる通常の[[ゴッド]]に対し、[[G・リンク]]を持たず神を呼び出すと自らは[[自壊]]して2柱が並び立つことはない対照的なデザインになっている。

**関連カード [#card]
-[[《創造神サガ》]]
-[[《破壊神サガ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM22-EX2]]&br;'''[[オリジン]]が塗り替えた歴史において、[[五龍神]]同様に厄介な存在は[[ゴッド]]であった。彼らは自分たちのルーツでもある「[[サガ>《創造神サガ》]]」を[[ゴッド]]とすることで、かろうじて自分たちが世界創世の正統な後継者であるように偽っていたのだった。&br;[[ミスティ・レポート]] 第七章『偽りの神について』より'''

**収録セット [#pack]
-illus.[[Kotakan]]
--[[DM22-EX2 「ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち」>DM22-EX2]](21/75)

**参考 [#reference]
-[[ゴッド]]
-[[オリジン]]
-[[cip]]
-[[ターン開始ステップ]]
-[[手札交換]]
-[[リアニメイト]]
-[[自壊]]

-[[【絶望神サガループ】]]

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[[公式Q&A]]

-能力について

>Q.相手の [[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]がいる状況で自分は''《絶望神サガ》''Aを出し、「出た時」の能力でカードを1枚引き、手札を1枚捨てました。その後、墓地にある''《絶望神サガ》''Bを出そうとした際、[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]の置換効果によってかわりに墓地に残ったのですが、この場合でも''《絶望神サガ》''Aは破壊されますか?
A.はい、破壊されます。出そうとしたクリーチャーが結果的に出なかった場合でも、「そうしたら」以降の効果は解決されます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42847]](2023.3.17)

>Q.相手が[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]を出した次の自分のターンに、自分は''《絶望神サガ》''Aを出し、「出た時」の能力でカードを1枚引き、手札を1枚捨てました。その後、墓地にある''《絶望神サガ》''Bを出そうとすることはできますか?&br;また、できる場合、結果的に墓地から''《絶望神サガ》''Bは出ませんが、''《絶望神サガ》''Aは破壊されますか?
A.はい、''《絶望神サガ》''Bを墓地から出そうとすることができます。また、出そうとした場合、結果的に''《絶望神サガ》''Bは出ませんが、バトルゾーンの''《絶望神サガ》''Aは破壊されます。&br;クリーチャーを出せない状況でも、出そうとすることはできます。そのため、《絶望神サガ》の能力を使った際、墓地にコスト5以下のゴッドかオリジンがいれば、結果的にそのクリーチャーを出せない状況だったとしても「そうしたら」以降の効果を解決できます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42848]](2023.3.17)

&tag(クリーチャー,水文明,闇文明,青黒,2色,多色,コスト3,ゴッド,オリジン,パワー3000,cip,ターン開始時,出た時または自分のターンのはじめ,手札交換,3体以上,コスト5以下,ゴッドサポート,オリジンサポート,リアニメイト,自壊,R,レア,Kotakan);