#author("2021-01-21T18:48:50+09:00","","")
*《&ruby(パーフェクト・ダークネス){絶望と反魂と滅殺の決断};》 [#aafe84b3]

|絶望と反魂と滅殺の決断 SR 闇文明 (5)|
|呪文|
|この呪文を、自分の墓地から唱えてもよい。そうしたら、唱えた後、墓地に置くかわりに自分の山札の一番下に置く。|
|次の中から2回選ぶ。(同じものを選んでもよい)|
|►相手は自身の手札を1枚選んで捨てる。|
|►コスト4以下の闇のクリーチャー1体またはコスト4以下の闇のオーラを1枚、自分の墓地からバトルゾーンに出す。|
|►相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-4000する。|

[[DMRP-12]]で登場した[[闇]]の[[パーフェクト呪文]]。

[[墓地]]からこの呪文を唱えて、唱えた後[[置換効果]]で[[山札の下]]に置かれる能力と、モードとして相手に1枚[[セルフハンデス]]、コスト4以下の[[闇]][[クリーチャー]]か[[闇]][[オーラ]]の[[リアニメイト]]、相手[[クリーチャー]]1体に4000の[[パワー低下]]の3つの中から2回選んで実行できる能力を持つ。
因みに[[リアニメイト]]は[[進化クリーチャー]]も対象となる。

[[墓地]]からこの呪文を唱える能力は強力で、このカードを[[ディスカード]]にして墓地から唱えるのもよし、手札から唱えてから[[リサイクル]]のようにもう一度[[墓地]]から[[唱える]]こともよしで、とても使い勝手がいい。

1つ目のモード能力のセルフハンデスは、2回選べば[[《デモニック・バイス》]]と同等の効果を得られるため、この呪文はあちらの[[完全上位互換]]となる。

2つ目のモード能力の[[リアニメイト]]は、[[《生命と大地と轟破の決断》]]の2つ目のモード能力とは違って、対象となるコストの範囲が1下がり、文明も闇に限定されてしまった。
しかし、[[オーラ]]も出すことができるため、[[《百発人形マグナム》]]型以外の[[コスト踏み倒しメタ]]は怖くない点で優れている。また、あちらと違ってマナも減らないため、リスクが少ない。
[[リアニメイト]]は通常[[墓地]]が上手く肥えていなければ腐ってしまう[[デメリット]]があるが、その場合でも上下のモードを選べるため腐り辛いのはうれしい所。

3つ目のモード能力の4000の[[パワー低下]]は、大体の[[システムクリーチャー]]を除去する事が可能。[[《九番目の旧王》]]の全体パワー低下と違って、[[《U・S・A・BRELLA》]]を倒しつつ、1つ目のハンデスも使える点が優秀。
パワー低下を重ね掛けすれば、パワー8000までのクリーチャーを破壊できるため[[汎用性]]が高い。
パワー8000というと登場時の環境では[[《エモG》]]が主な例となる。

相性の良いカードの例としては[[《天災 デドダム》]]が挙がる。[[マナブースト]]で3→5と繋がる上に、そちらで[[手札]]に加えても[[墓地肥やし]]しても置いたそれらのゾーンから唱えることができるのである。

**ルール [#of5faa87]
-[[呪文能力]]は上から順に[[解決]]するのがルールなため、1回目に[[パワー低下]]で[[コスト踏み倒しメタ]]を除去してから、2回目にクリーチャーを安全に[[リアニメイト]]するという使い方はできない。

-ハンデス効果を2回使う場合は1回ずつ処理するのが正しい処理であり、2枚同時に捨てさせるのは誤り。

**環境において [#wa413503]
[[超天篇環境]]終盤から[[十王篇環境]]序盤にかけては[[【4色ドッカンデイヤー】>【ドッカンデイヤー】#Dokkan4c]]で活躍。

2020年7月1日殿堂レギュレーション改訂の影響で相対数を増やした[[【チェンジザドンジャングル】]]や[[【青黒緑デッドダムド】]]のパーツとしても存在感を示した。

[[双・超マーク2ブロック構築環境]]では[[【黒赤緑バーンメアジョーカーズ】>【バーンメアジョーカーズ】#k01ccddf]]で活躍。

**他のカード、デッキとの組み合わせ [#c53a31d0]

-[[《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]
言うまでもなく好相性。《チェンジザ》の能力で唱えた後に、もう一度墓地から唱えることができる。

-[[《滅亡の起源 零無》]]
ハンデスは[[《手札の儀》]]、リアニメイトは[[《復活の儀》]]、パワー低下は[[《破壊の儀》]]のリンク条件を満たすための手助けができる。[[リアニメイト]]で[[《零星セブホール》]]を2体出せば、[[《墓地の儀》]]のリンク条件もすぐに満たせるだろう。

-[[【デ・スザーク】]]
上述の[[《滅亡の起源 零無》]]も投入すれば、《零無》の[[零龍卍誕]]をすぐに達成することができる。一例を挙げる。
++まずは、墓地に[[《追憶人形ラビリピト》]]と[[《堕魔 ドゥポイズ》]]、他2体の[[魔導具]]、[[手札]]か[[墓地]]に[[《卍 デ・スザーク 卍》]]、[[バトルゾーン]]に何らかの[[魔導具]][[クリーチャー]]がいる状態でこの呪文を唱え、[[リアニメイト]]を2回選択して《ラビリピト》と《ドゥポイズ》をバトルゾーンに出し、《デ・スザーク》も無月の門を宣言してバトルゾーンに出す。それにより、[[《復活の儀》]]がリンクされて2枚の墓地肥やしができる。
++《ラビリピト》の能力で全[[ハンデス]]、《ドゥポイズ》の能力で《ラビリピト》と《デ・スザーク》と相手のクリーチャーの3体のクリーチャー破壊し、[[《破壊の儀》]]もリンク達成。これで自分の墓地のカードは8枚以上になっているので[[《墓地の儀》]]もリンク達成。
++ターン終了時に、相手は手札が1枚もない状態なので、[[《手札の儀》]]のリンクも達成され、これですべてのリンクが達成される。

-[[【青黒緑デッドダムド】]]
墓地で全文明を得る[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]や[[《天災 デドダム》]]を[[リアニメイト]]できる。[[《虹速 ザ・ヴェルデ》]]の天敵である[[《全能ゼンノー》]]も[[パワー低下]]で倒せる。[[《無修羅デジルムカデ》]]を出すことは叶わないが、このデッキには[[《龍装艦 チェンジザ》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]が入っている構築も少なくないため、十分活躍できる。

-[[【暗黒王デス・フェニックス】]]
[[《暗黒王デス・フェニックス》]]と[[進化元]]を同時にリアニメイトできる。
基本[[火]]文明側の[[ファイアー・バード]]も[[《神滅翔天ポッポ・ジュヴィラ》]][[《ダーク・ルピア》]][[《翔天魔獣ギガッピ》]]が存在しその全てがリアニメイト対象になる。
パワー低下も《デス・フェニックス》の[[シールド焼却]]を妨害する[[ブロッカー]]除去に使用できる。

**その他 [#zbb67e44]
-[[《MEGATOON・ドッカンデイヤー》]]がリアニメイト範囲外であるのは、もしかすると[[《MEGATOON・ドッカンデイヤー》]]と共に悪用されないための開発者の一抹の良心かもしれない。

-名前はそれぞれ絶望(ハンデス)、反魂(リアニメイト)、滅殺(パワー低下)のどれかを選択することを『決断』することを指していると考えられる。

-相手が次のターンにこの呪文で2ハンデスを行うことを見越して気を遣ってハンデス対象となる手札を[[ゲーム台]]の真ん中に伏せる[[プレイヤー]]もいる。これは「こちらはマッドネスを持っていないのだから早くハンデスを放て」という意味の[[ブラフ]]になりかねないのでマナー違反である。
**関連カード [#s27857fe]
-[[パーフェクト呪文]]
--[[《神楯と天門と正義の決断》]]
--[[《知識と流転と時空の決断》]]
--[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]
--[[《生命と大地と轟破の決断》]]

-[[《デモニック・バイス》]]
-[[《連唱 ハンゾウ・ニンポウ》]]


**収録セット [#n8e1e98c]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[MISAWA_K]]
--[[DMRP-12 「超天篇 第4弾 超超超天!覚醒ジョギラゴン vs 零龍卍誕」>DMRP-12]](S8/S12)

**参考 [#h27d74ec]
-[[墓地]]
-[[唱える]]
-[[墓地召喚]]
-[[置換効果]]
-[[山札の下]]
-[[モード]]
-[[セルフハンデス]]
-[[闇]]
-[[クリーチャー]]
-[[オーラ]]
-[[リアニメイト]]
-[[パワー低下]]
&tag(呪文,闇文明,単色,コスト5,モード,ハンデス,セルフハンデス,コスト4以下,闇クリーチャーサポート,闇オーラサポート,リアニメイト,パワー低下,-4000,・,SR,スーパーレア,MISAWA_K,パーフェクト呪文);