#author("2021-01-20T16:56:56+09:00","","") *《&ruby(ぜっきょう){絶叫};の&ruby(あくまりゅう){悪魔龍}; イーヴィル・ヒート》 [#u0ca8445] |絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート VR 闇/火文明 (5)| |クリーチャー:デーモン・コマンド・ドラゴン 4000| |スピードアタッカー| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。その後、クリーチャーを1体、自分の墓地から手札に戻す。| |BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''| [[DMR-21]]で登場した[[闇]]/[[火]]の[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]。 単体では、「[[アタックトリガー]]を持たない中量級[[スピードアタッカー]]」&「[[墓地回収]][[cip]]」と、噛み合いが感じられない2つの[[能力]]で大した事のないスペックに見えるが、[[種族]]、[[文明]]、[[能力]]と[[シナジー]]する[[カード]]群が極めて強力で瞬く間に[[トップメタ]]となった。 [[cip]]で1枚の[[墓地肥やし]]と[[サルベージ]]を行う。もともと[[墓地]]がない状態で出しても運が良ければ[[手札補充]]可能。 しかも[[手札補充]]の直後に[[スピードアタッカー]]で[[攻撃]]できるため、[[侵略]]や[[革命チェンジ]]に繋げやすい。 同弾の[[アクミ団]]は[[ディスカード]]を[[コスト]]とするため、[[サルベージ]]が使えるこの[[クリーチャー]]とは[[シナジー]]を形成する。[[ドラゴン]]のため[[《悪革の怨草士 デモンカヅラ》]]や[[《D2M2 ドグライーター》]]に繋げられるのもポイント。 [[【赤黒レッドゾーン】>【レッドゾーン】#RedBlack]]では[[《S級不死 デッドゾーン》]]や[[《禁断の轟速 レッドゾーンX》]]を落とせれば御の字。[[侵略]]元兼[[墓地肥やし]]係といった潤滑油としての活躍が期待できるであろう。 対抗馬となるのは同[[コスト]]の[[《超次元リバイヴ・ホール》]]+[[《勝利のガイアール・カイザー》]]あたりだろう。 あちらは[[アンタップ]]されている[[クリーチャー]]を[[攻撃]]できる、呼び出し元自体は[[単色]]で済む、状況に応じて別の[[サイキック・クリーチャー]]を呼び出せる等の利点があるが、こちらは自身の能力と[[封印]]を外すことによって[[墓地回収]]の前に[[墓地]]を2枚肥やせる点、また[[革命チェンジ]]の場合は手札に戻るため、何度も使い回しが可能になる点で勝っている。 上記のような優れた[[汎用性]]持ち、[[革命ファイナル環境]]で一時期[[トップメタ]]に躍進した[[【赤黒ドギラゴン剣】]]を始め[[【赤黒レッドゾーン】>【レッドゾーン】#RedBlack]]や[[【ドルマゲドンX】]]と色さえ合えばあらゆる[[デッキ]]に投入されたためか、2017年2月26日付けで[[殿堂入り]]する事が決定された。 **その他 [#sf47744a] -登場から1年未満で[[殿堂入り]]したカードとしては、6例目。この殿堂入りは発売からわずか''275日''での出来事であり、これより早く[[殿堂入り]]した前例は[[《暴龍警報》]]の''268日''のみである。ただし、これらの記録は[[ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード]]を除く。 -これほどまでに短い期間での[[殿堂入り]]は新しく始まる新シリーズに備えて[[環境]]を整えるねらいがあると見られる。開発側にとって苦渋の決断だったことは想像に難くない。 --一方、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]登場から約2ヶ月にして[[【ドルマゲドンX】]]の構築が大幅に変更されることとなり、[[規制]]当時は致命傷とまで考えられていたため、この速度での殿堂入りは否定寄りの意見が多数派であった。 -[[革命ファイナル]]で登場した[[コスト]]5以下の[[ドラゴン]]としては珍しく[[種族]]は[[デーモン・ドラゴン]]ではなく何故か[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]。そのため[[侵略]]や[[《Kの反逆 キル・ザ・ボロフ》]]への[[革命チェンジ]]は無論、[[《禁断〜封印されしX〜》]]や[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]の[[封印]]を解除できてしまう事も[[殿堂入り]]を早めた原因の1つと考えられる。 -[[墓地肥やし]]と[[墓地回収]]を行いたいのであれば、1[[コスト]]軽い[[《白骨の守護者ホネンビー》]]が優秀であり、この[[カード]]は[[能力]]だけを見るならば[[ベリーレア]]にしては地味である。[[侵略]]や[[革命チェンジ]]がなければ、もしくはこの[[クリーチャー]]の[[種族]]に[[コマンド]]も[[ドラゴン]]もなければ、大半の[[プレイヤー]]は見向きもせず、ここまで異例のスピードで[[殿堂入り]]することはなかっただろう。[[《凰翔竜機バルキリー・ルピア》]]と共に、[[コスト]]、[[文明]]、[[種族]]、[[能力]]といった4つ以上の[[特性]]が、見事に[[環境]]にマッチングしていた[[カード]]である。文面だけではカードの強さはわからないいい例だろう --この[[カード]]は単体スペックの淡白さゆえに、「[[革命編]]以前にデュエマを引退してから復帰した[[プレイヤー]]にとっては、一見何が強いか分からない[[カード]]」の典型として扱われる。 --[[《熱血龍 バクアドルガン》]]に1色プラスして、[[山札の上]]1枚[[ドラゴン]]限定[[手札補充]]を1枚[[墓地肥やし]]+[[《ダーク・リバース》]][[効果]]に置き換えたものと考えると、[[コスト論]]的には適正程度ではある。[[ベリーレア]]として刷られたのは[[コマンド]]兼[[ドラゴン]]かつ周りに[[侵略]]や[[革命チェンジ]]があったからこそだといえるだろう。 -[[闇]]/[[火]]の二色を持ち合わせる[[クリーチャー]]だが、同じ色構成の[[アクミ団]]には思うことがあるのか、[[《天革の騎皇士 ミラクルスター》]]の考えについて懸念を表明している。後に[[デモンカヅラ>《悪革の怨草士 デモンカヅラ》]]は「M」の[[イニシャルズ]]として[[裏切る>《D2M マグラカヅラ》]]ことになる。しかも、実は裏切ったのではなく最初から[[革命軍]]に潜入していた[[禁断]]勢力の一員だという事実が判明するオチが待っていた。 --[[アクミ団]]ではないものの、自身の色構成や植物的な要素が見られる[[イラスト]]は、非常に[[アクミ団]]に近い。 **関連カード [#w92dbc2e] -[[《白骨の守護者ホネンビー》]] -[[《龍装05号 イヴィルヴィ/イーヴィル・フォース》]] **[[フレーバーテキスト]] [#t9e31e16] -[[DMR-21]]&br;'''[[ミラクルスター>《天革の騎皇士 ミラクルスター》]]は[[デモンカヅラ>《悪革の怨草士 デモンカヅラ》]]を信頼しすぎてないか? ---絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート''' **収録セット [#i5ce3614] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[hatapug]] --[[DMR-21 「革命ファイナル 第1章 ハムカツ団とドギラゴン剣」>DMR-21]] --[[DMRP-12 「超天篇 第4弾 超超超天!覚醒ジョギラゴン vs 零龍卍誕」>DMRP-12]]([[ウルトラゴールデンカード]]) **参考 [#q64922a1] -[[デーモン・コマンド・ドラゴン]] -[[タップイン]] -[[スピードアタッカー]] -[[cip]] -[[山札の上]] -[[墓地]] -[[クリーチャー]] -[[墓地回収]] -[[デュエマゴールデンリスト]] &tag(クリーチャー,闇文明,火文明,多色,コスト5,デーモン・コマンド・ドラゴン,デーモン・コマンド,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,パワー4000,スピードアタッカー,cip,墓地肥やし,墓地回収,殿堂入り,・,VR,ベリーレア,hatapug);