#author("2020-01-24T13:38:21+09:00","","")
*《&ruby(けっこん){結婚};してくれやぁ!!》 [#t1807286]
|結婚してくれやぁ!! P 光文明 (5) |
|幸せのフィールド|
|すべてのプレイヤーが幸せに包まれる。|
|幸せスイッチ:自分のターンの終わりに、この幸せのフィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、相手にプロポーズする。相手がOKしたら、両プレイヤーは人生の勝者となる。 |

[[DMX-26>DMX-26 「ファイナル・メモリアル・パック 〜DS・Rev・RevF編〜」]]で登場した[[光]]の[[幸せのフィールド]]。 

特筆すべき点は数多くあるが、まず説明しなければならないのがこの[[フィールド]]が[[バトルゾーン]]に展開された時点で、[[常在型能力]]としてすべての[[プレイヤー]]を''幸せに包む事ができる''という点。 
この[[フィールド]]は[[D2フィールド]]とは違い[[バトルゾーン]]に何枚でも[[展開]]できるので、その分何倍もの幸せを享受できるだろう。現実に[[デュエマ]]する相手がいる、という時点でそれは十分以上に幸せなことだが、覚えておいて[[デメリット]]はない。勝ち負け関係なく相手をリスペクトするデュエルが約束されるだろう。 

そしてもう一つの[[効果]]である[[幸せスイッチ]]。[[フィールド]]を何枚も張る事ができるので、これもまた一気に複数[[トリガー]]させる事ができる。即ち、一度プロポーズを断られても何度でも挑戦することができるという事を意味する。 
-ただし、相手の気持ちを考えずに一方的に何度もプロポーズを申し込むなどという事はデュエリストらしかぬ反紳士的な振る舞いである。人生には潔さもまた必要であるという事を覚えておくべきだろう。

ちなみに、同性に対しても問題なくプロポーズを申し込む事ができる。勿論、[[デュエマ]]を愛する心さえ持っていれば性別の差など些細すぎる問題なので、これは全く気にする事は無いだろう。 

そして相手がプロポーズに[[OK>《オッケーBros.》]]したら、両[[プレイヤー]]は人生の勝者となる。「人生の勝者」と定義がやや曖昧ではあるが、これに関しては自分たちなりの答えを持つ必要がある。ここで注意してほしいのは、「人生の勝者」となるのであって「[[ゲーム]]の勝者」とはならない為、人生の勝者となっても[[デュエマ]]はそのまま進行する。ここから先は双方の愛を感じ、確かめ合うためそのまま続行するなり、既に人生の勝者となった今、互いに[[デュエマ]]を棄権し披露宴を開くなり各々の自由である。
 
&br;&br;

...とここまで長々と記したが、カード名からもお分かりの通り完全な''[[ジョークカード]]''であるので、[[ガチデッキ]]で見る事はないだろう。 

**実際の運用方法 [#q489689f]
[[フィールド]]には違いないので、[[《終断δ ドルハカバ》]]が常に[[墓地]]から[[展開]]可能になるものの、[[色]]が3色になってしまうのが難点。
偶然か意図してかは不明だが、結婚は人生の[[墓場>墓地]]という言葉を体現した[[シナジー]]である。 

また[[D2フィールド]]のような注釈はないので、1度展開したら[[カード指定除去]]を貰わない限り[[バトルゾーン]]を離れる事はない。 
このように一応利点もあるにはあるが、[[コスト]]5という重さが足を引っ張ってしまう。

2019年1月現在「フィールド」参照の[[カード]]は[[闇]]または[[闇]]/[[火]]であり、[[最終禁断フィールド]]や[[D2フィールド]]の方が直接の[[シナジー]]を考えてデザインされている場合が多いため、基本的にそちらが優先される。 

もしこの[[フィールド]]を使うなら、[[コマンド]]や[[イニシャルズ]]以外でも[[攻撃]]したい、あるいは[[禁断爆発]]はしたくないが火や闇のコマンドは使いたい、しかし[[フィールド]]は温存したいといった[[デッキ]]に限られるだろう。 

[[幸せスイッチ]]は自分の[[ターン]]の終わりにトリガーできるので展開さえできれば簡単に求婚できるが、5[[マナ]]と少々重いので[[《ゴースト・タッチ》]]や[[《解体人形ジェニー》]]等で展開する前に[[ハンデス]]される恐れがある。 
[[幸せのフィールド]]を回収できる[[カード]]は存在しないので、[[カードタイプ]]を問わずに回収できる[[《S級不死 デッドダラー》]]や[[《墓守の鐘ベルリン》]]を投入しておくと安心だろう。 



**その他 [#j84c9fe3]
-「すべてのプレイヤーが幸せに包まれる」とあるが、幸せによって[[シールド]]や[[マナ]]が増えたりはしない。公式Q&Aによると、「何もしなくてかまいません。このカードからなんとなく幸せオーラが出ているので感じ取ってください。」としている。

-元ネタはMagic:The Gatheringの生みの親であるリチャード・ガーフィールド氏がリリー・ウー氏に結婚を申し込むために製作した[[カード]]《Proposal》だろう。元ネタと違い名称指定は無いため、一応一般[[プレイヤー]]も使用可能である。
--また、《Proposal》は「互いの[[デッキ]]を混ぜて共有し、その後二人とも[[デュエル]]に勝利する」という効果があったが、この[[カード]]は「人生に勝利」することはできても、盤面に影響を与えることは無い。

-このカードが収録されたのが[[DMX-12>DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」]]や[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]のようなネタ前提の[[エキスパンション]]ではないうえに1パックの枚数が2枚しかなかったため、貴重な2枚分のスロットのうちの1枚をこのような実用性のほぼ皆無なカードに埋められることがプレイヤーの間で問題視され、そのことがこのカードに対する風当たりを強める原因の一つとなっている。

-イラスト左側には[[《龍覇 エバーローズ》]]、[[《奮戦の精霊龍 デコデッコ・デコリアーヌ・ピッカピカ?世》]]、[[《団子の玉 ミタラス四兄弟》]]、右側には[[《爆竜 GENJI・XX》]]、[[《黄金世代 鬼丸「爆」》]]、[[《鬼姫モエル》]]、そして中央には司祭服の[[《コッコ・ルピア》]]と[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]に似たステンドガラスが見られる。

-アニメ「VSRF」第44話、[[切札勝太>切札 勝太]]が[[滝川るる>滝川 るる]]に対して使用。当然プロポーズはOKされ、二人は見事「人生の勝者」となった。
--これを使うターン、勝太は光のマナを捻出するのに[[《DNA・スパーク》]]をチャージしている。このカードはるるも使用した事のあるカードであり、感慨深いものがある。また、勝太とるるが結ばれた結果[[新しい主人公>切札 ジョー]]が生まれたことも考えると、かなり粋な演出と言える。

**関連カード [#m8de4357]
-[[《ウェディング・ゲート》]]
-[[《「祝」の頂 ウェディング》]]
-[[《偽りの星夜 コングラチュレーション》]]
-[[《凶導の堕天ケーキ・カット》]]


**収録セット [#mebbbeef]
-illus.[[kawaryu]]
--[[DMX-26 「ファイナル・メモリアル・パック 〜DS・Rev・RevF編〜」]]
-illus.[[Yosuke Yabumoto]]
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」]](290/???)

**参考 [#x589655d]
-[[光]]
-[[幸せのフィールド]]
-[[幸せスイッチ]]

-[[ネタカード]]

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