#author("2023-06-01T21:58:11+09:00","","")
*《&ruby(ドゥームズデイ){終止の時計}; ザ・ミュート》 [#top]

|終止の時計 ザ・ミュート R 水文明 (3)|
|クリーチャー:マジック・アウトレイジMAX 3000|
|''S・トリガー・プラス''(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい。それが相手のターンで、そのターン中に自分のシールドが2つ以上ブレイクされていれば、このクリーチャーにP能力を与える)|
|P−このクリーチャーが出た時、このターン、相手はクリーチャーで攻撃できない。|
|このクリーチャーが出た時、カードを2枚引いてもよい。そうしたら、自分の手札を1枚捨てる。|

[[DM23-RP2]]で登場した[[水]]の[[マジック・アウトレイジMAX]]。

基礎[[スペック]]は発動が[[任意]]の[[《堕呪 バレッドゥ》]]効果を内蔵した[[パワー]]3000[[コスト]]3の[[S・トリガー]][[クリーチャー]]。

[[S・トリガー・プラス]]による[[cip]]で、その相手ターン中、相手に[[攻撃制限]]を与える。
「相手のクリーチャーは」と書かれた[[《堕呪 ギャプドゥ》]]などとはテキストが違い、《終止の時計 ザ・ミュート》は「相手はクリーチャーで攻撃できない」、すなわち[[《六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》>《龍装艦 チェンジザ/六奇怪の四 〜土を割る逆瀧〜》]]系の効果である。
プレイヤー指定なのでこれが出た後に出たクリーチャーにも攻撃制限は有効である。[[《龍装者 バルチュリス》]]や[[《特攻の忠剣ハチ公》]]などの[[ブレイク]]の後の[[タイミング]]に出てくる[[クリーチャー]]も怖くない。

S・トリガー・プラス達成時の防御力は[[《終末の時計 ザ・クロック》]]と[[《SMAPON》]]の[[スーパー・ボーナス]]の中間ぐらいと捉えて差し支えが無い。
一番大きいのは[[《終末の時計 ザ・クロック》]]と共に[[水]]の1[[ターン]]を凌ぐ[[防御札]]8枚体制を敷けるようになった事であろう。

とりあえずS・トリガー・プラス不達成でも[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]を旧式[[マッドネス]]で射出できるのが偉い。このおかげで、[[【我我我ブランド】]]のように[[シングル・ブレイカー]]の比重が高い[[デッキ]]にも完全には[[腐り>腐る]]にくい。

ただ、フルスペックを発揮できるのはあくまでS・トリガー・プラス達成時に限る。
純粋な防御札として考えれば[[《終末の時計 ザ・クロック》]]のほうが[[《影世界のシクミ》]]や[[《戯具 ヴァイモデル》]]、[[《「迷いはない。俺の成すことは決まった」》>《冥界の不死帝 ブルース/「迷いはない。俺の成すことは決まった」》]]などからの踏み倒しで効果が使えるので見劣りする。

また、あくまで制限するのは新たに攻撃することなので、[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]や[[《烈火大聖 ソンクン》]]のように1回の[[攻撃]]で[[ダイレクトアタック]]まで持って行くクリーチャーの場合、たとえS・トリガー・プラスを達成しても意味がない。せいぜい[[スター進化クリーチャー]]が一番上になっていないところに[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]のマッドネスを合わせられれば御の字である。折角攻撃を止めても[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]のように[[追加ターン]]を得ることで受けを貫通するクリーチャーも厄介。

一方で達成さえしてしまえば相手の[[ターン終了ステップ]]を経由するため、[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]など相手のターンの終わりに発動する能力を持つカードと合わせやすい利点もある。この辺は[[《終末の時計 ザ・クロック》]]では真似できない利点である。

状況に応じて使い分けられる性能では確実に《終止の時計 ザ・ミュート》のほうが上。防御力では[[《終末の時計 ザ・クロック》]]同等かそれ未満、[[手札交換]]の枚数こそは同じコストの[[《ネ申・マニフェスト》]]や[[《サイバー・チューン》]]より1枚少ないと各要素はスケールアップ版があるが、《ザ・クロック》は自分のターンに普通に召喚してもアドバンテージは得られないし、[[手札交換]]2種は[[G・ストライク]]のような直接的な防御手段はない。

[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]においては能動的に出す場合は5枚目以降の[[《Disジルコン》]]となり、[[《キユリのASMラジオ》]]でも呼び出せるスペックを活かしての採用が見込まれる。

[[【赤青アポロヌス】>【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】#nc4dc20f]]では、流石に[[《ネ申・マニフェスト》]]の[[シンカパワー]]達成時の貫通性能が魅力的なので入れ替え候補にはならないかもしれない。

-[[カード名]]のドゥームズデイ(英:Doomsday)とは、特にキリスト教における最後の審判の日を意味する。
[[ラグナ>《終末の時計 ザ・クロック》]][[ロク>《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]や[[ハルマ>《破滅の時計 ザ・ストップ》]][[ゲドン>《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]とはニュアンスが近しい単語であるが、それらとは異なりこちらは、これ以降人類が地上に存在し得ない、未来に起き得る事象のみを指す。

-また、ミュート(英:mute)とは、無言や沈黙を意味する英単語だが、ここではギターなどの弦を押さえて振動を抑え、目的の音を際立たせる演奏技術のことと思われる。

**関連カード [#te1ed27a]
-[[《終末の時計 ザ・クロック》]]
-[[《破滅の時計 ザ・ストップ》]]
-[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#k5d14483]
//-[[DM23-SD2]]&br;''''''

**収録セット [#jfcb8817]
-illus.[[RUI MARUYAMA]]
--[[DM23-RP2 「アビス・レボリューション 第2弾 忍邪乱武」>DM23-RP2]](15/74)

**参考 [#le126b34]
-[[青単]]
-[[マジック・アウトレイジMAX]]
-[[マジック]]
-[[アウトレイジMAX]]
-[[アウトレイジ]]
-[[S・トリガー・プラス]]
-[[cip]]
-[[攻撃できない]]
-[[攻撃制限]]
-[[手札交換]]
-[[ドロー]]
-[[ディスカード]]

&tag(クリーチャー,水文明,単色,青単,コスト3,マジック・アウトレイジMAX,マジック,アウトレイジMAX,アウトレイジ,パワー3000,S・トリガー・プラス,S・トリガー,S・トリガー・プラス獣,S・トリガー獣,cip,攻撃ロック,手札交換,ドロー,ディスカード,R,レア,RUI MARUYAMA,アビス・レボリューションブロック);