#author("2020-01-19T13:54:21+09:00","","")
*《&ruby(ラグナロク){終末の監視者}; ジ・ウォッチ》 [#c741ccf2]

|終末の監視者 ジ・ウォッチ SR 水文明 (10)|
|クリーチャー:アウトレイジMAX 12000|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、または攻撃する時、クリーチャーを2体まで選び、持ち主の手札に戻す。|
|相手のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、または相手が呪文を唱えた時、ターンの残りをとばしてもよい。|

[[DMEX-06>DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]]で登場した[[水]]の[[アウトレイジMAX]]。
[[アタックトリガー]]と[[召喚]]時限定の[[cip]]で[[クリーチャー]]2体を[[バウンス]]することができる。さらに相手が[[クリーチャー]]を場に出すか[[呪文]]を唱えた時に[[任意]]で[[ターンの残りをとばす]][[能力]]を持つ。

[[ターン]]のスキップと[[バウンス]]は噛み合っており、[[クリーチャー]]を[[手札]]に戻されると相手は1[[ターン]]に1体ずつしか場に出せなくなる。また、自分のクリーチャーも手札に戻せるので、自分のクリーチャーの[[cip]]を使いまわしたり、[[攻撃]]中のこの[[クリーチャー]]自身を[[バウンス]]したりできる。
強力な[[ロック]]能力を持つカードはロックしか能力を持たないことが多いが、このカードはバウンスを持つため場に出す際の隙が少ないのは大きなメリット。
攻撃時にもバウンスが使えるので、新たに登場したクリーチャーを次々に戻すことで継続的に相手の展開を妨害できる。

だが、相手が大量展開した後だとバウンスが追いつかず、攻撃を防げないことも考えられるので、可能な限り早出しさせることが重要だろう。
[[アウトレイジ]]なので[[《無限皇 ジャッキー》]]で出せるほか、コスト10以下なので[[《スペリオル・シルキード》]]でも呼び出せる。
踏み倒しをせずとも、2→4→6→10という[[マナカーブ]]ができればかなり早い段階で召喚できる。
特に[[《剛撃古龍テラネスク》]]や[[《コレンココ・タンク》]]とは相性がよく、[[マナブースト]]で6→10と伸ばして召喚をアシストできる。これらをこの[[カード]]の[[効果]]で手札に戻せれば、今度は[[手札補充]]として再利用できる。
[[《マナゴリラ》]]も進化元ごと[[バウンス]]することで、間接的にマナのカードを回収できるので相性がいい。

ライバルとして、1[[コスト]]上には[[《完全不明》]]が存在する。
このマナ帯で1[[コスト]]の差というのはあまり大きな差に見えないが、上記のように[[マナカーブ]]に組み込みやすいなど利点も多いので侮れない。
能力は、相手が[[クリーチャー]]を[[召喚]]したり[[呪文]]を唱えたりしたらターンを飛ばせる点が共通している。
だが、あちらは相手が[[カード]]を[[マナ]]に置く、あるいは[[攻撃]]するだけでもターンを飛ばせるため、相手[[ターン]]中の[[ロック]]としてはこちらより上。
対してこちらは自分の[[ターン]]に[[ターンの残りをとばす]]こともできる。自分のターン中に相手が[[クリーチャー]]を出した場合、非[[アクティブ・プレイヤー]]の[[解決]]前に相手にターンを渡すことで、[[cip]]等の能力の発動を不発にできる。しかも[[任意]]のため、かなり融通が利く。
加えて[[召喚]]だけでなく[[バトルゾーン]]に出ることにも反応するので、[[召喚]]である[[S・トリガー獣]]や[[ニンジャ・ストライク]]等はもちろん、[[革命0トリガー]]や[[侵略ZERO]]にも対応可能。[[コマンド]][[クリーチャー]]の[[S・トリガー獣]]や[[ニンジャ・ストライク]]などからの[[禁断解放]]を防げるというのは珍しいのでうまく活用したい。

しかし、呪文の[[解決]]を防ぐことは出来ず、[[《デーモン・ハンド》]]などを使われた場合は、こちらのクリーチャーの除去は免れない。
これらの[[クリーチャー]]の[[除去]][[呪文]]を防げる[[《龍装者 ジスタジオ》]]とは[[《完全不明》]]同様に相性がいい。

[[コスト]]が重いので、[[ビートダウン]]相手では間に合わない場合も多く、[[ループ]]系統にはこの[[カード]]の[[能力]]を解決する前に負けてしまうこともある。

一応[[パワー12000以上]]サポートの範囲内なので[[青緑]]の[[【ゲイル・ヴェスパー】]]では採用が考慮される。ただ、パワーが同じ[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]の革命0トリガーからの[[効果バトル]]を防ぐと後述のように自分の[[ターン]]がスキップされてしまうため、あちらに対しては有利でも不利でもある。

このカードを敢えて早出しするなら、1[[コスト]][[クリーチャー]]→5[[コスト]][[革命チェンジ]]持ち→[[《族長の魂友 ワチャゴナ》]]と繋いで最速3ターン目に[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]をバトルゾーンに出し、その[[ターンエンド]]時に[[《族長の魂友 ワチャゴナ》]]を破壊してこれ本体を出すというコンボが考えられる。このクリーチャーとコストが違うのでこのコンボは[[《完全不明》]]では実現不可能である。

**ルール [#p6824012]

-非[[アクティブ・プレイヤー]]が[[コマンド]]を[[バトルゾーン]]に出したときの[[封印]]剥がしは[[状況起因処理]]のため、この[[クリーチャー]]の[[能力]]よりも先に処理される。よって[[封印]]剥がしの妨害はできない。
--ただし[[禁断解放]]は[[トリガー能力]]であるため処理を行わせずスキップさせることができる。その場合[[禁断解放]]させていない[[禁断の鼓動]]のみがフィールドに残る。
--また、相手に[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]がある場合は、「ルールで行う[[状況起因処理]]を禁止し、トリガー能力でのみ封印を外せるようになる」ものだが、「《〜世界最後の日〜》の影響下では、召喚した時点で封印を外すため、条件を満たしたコマンドが実際にバトルゾーンに出る前に封印を外す挙動になる」(2019年6月5日、6月6日正式回答)という裁定があるため封印は外せる''と思われる''(事務所未確認)。
//相手に[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]がある場合は、「ルールで行う状況起因処理を禁止し、トリガー能力でのみ封印を外せるようになる」もののため、処理より先にターンの残りを飛ばしてしまえばスキップできる''と思われる''(事務所未確認)
//「《〜世界最後の日〜》の影響下では、召喚した時点で封印を外すため、条件を満たしたコマンドが実際にバトルゾーンに出る前に封印を外す挙動になる」という裁定に基づくなら封印は外せて上記のようになるのでは?事務所未確認です

-[[S・トリガー]]と[[S・バック]]が複数枚[[使用宣言]]された場合、それらすべてを使ってから[[ターンの残りをとばす]]能力が適応される。
一方「[[呪文]]を唱えた時」でトリガーさせる場合は、相手の呪文に割り込んで[[トリガー能力]]を使うことができないルールがあるため、呪文の解決を待ってから[[ターンの残りをとばす]]能力を選択することになる。[[ニンジャ・ストライク]]や[[革命0トリガー]]も同様。

**その他 [#j7434c4e]

-[[《終末の時計 ザ・クロック》]]の派生カード。そちらとは二つ名の表記が違うが、読みは同じである。

-公式動画では[[Deadman]]がこのカードを軸にした[[デッキ]]を使用。[[《ドンジャングルS7》]]の[[cip]]で[[マナゾーン]]から[[《クイーン・アマテラス》]]を出し、サーチした[[《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]の能力で、[[《ドンジャングルS7》]]を破壊してこの[[クリーチャー]]を出している。直前には対戦者のシュンスケが[[GR召喚]]で大量に展開していたが、[[《ア・ストラ・ゼーレ》]]で対処していた。

**関連カード [#e377a0c1]
-[[《終末の時計 ザ・クロック》]]
-[[《破滅の時計 ザ・ストップ》]]
-[[《サイバー・W・スパイラル》]]
-[[《テレポーテーション》]]
-[[《完全不明》]]

**収録セット [#tf27bc6c]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Yuukoo009]]
--[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]](11/98)

**参考 [#i7917225]
-[[アウトレイジMAX]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[召喚]]
-[[cip]]
-[[アタックトリガー]]
-[[バウンス]]
-[[プレイ]]
-[[ターンの残りをとばす]]