#author("2021-11-16T23:13:09+09:00","","")
#author("2021-11-17T20:10:46+09:00","","")
*《&ruby(しでんじょう){紫電城};バルザーク》 [#a062ac4e]

|紫電城バルザーク SR 火文明 (5)|
|城|
|城−自分のシールドをひとつ選び、このカードを付けて要塞化する。 その要塞化されたシールドがシールドゾーンから離れた時、このカードを自分の墓地に置く。(「S・トリガー」能力を使う場合は、このカードを墓地に置く前に使う)|
|バトルゾーンにある自分のクリーチャーがブレイクするシールドの数を2倍にする。|
|この城を付けて要塞化したシールドが他の城によって要塞化されていなければ、そのシールドが相手のクリーチャーにブレイクされる時、かわりに他のシールドを1枚手札に加えてもよい。|

[[DM-30]]で登場した[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]を髣髴とさせる[[火]]の[[城]]。

自分の[[クリーチャー]]の[[シールド]][[ブレイク]]数を2倍にする[[効果]]を持つ。名前だけでなく[[能力]]的にもそちらの2回[[攻撃]]を想起させるものになっている。

全ての[[クリーチャー]]が最低でも[[W・ブレイカー]]持ちになり、元から[[W・ブレイカー]]ならもちろん[[Q・ブレイカー]]となる。上手く使えば[[シールド]]が一気に吹き飛ぶため、破壊力は高い。
[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]などの[[シールド焼却]][[能力]]をもつ[[クリーチャー]]の[[シールド]][[ブレイク]]数を2倍にして[[攻撃]]するということもできる。[[《陽炎の守護者ブルー・メルキス》]]など、[[ブレイク]]するかわりに何らかの行動を起こせる[[カード]]でも面白い。
[[《「祝」の頂 ウェディング》]]や[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]など、[[シールド焼却]]系の[[クリーチャー]]は全て複数[[ブレイク]][[能力]]持ちなので、それらとの[[コンボ]]が決まれば一気に相手のほとんどの[[シールド]]が[[墓地]]行きとなる。

奇襲性が高く、ある意味[[呪文]]のようにして扱うこともでき、[[ビートダウン]]のお供として使える。[[W・ブレイカー]]持ちと他に[[クリーチャー]]が2体以上いれば[[1ショットキル]]の圏内となるため、[[S・トリガー]]が入っていなければそのまま殴り勝ってしまうこともある。

後半の[[シールド]]身代わり[[効果]]によって永続性も高く、場持ちも悪くはない。この[[カード]]を使って攻め込んでいる時に[[シールド]]を狙う暇は相手にはなかなかないだろう。

弱点は[[ブロッカー]]に弱いところか。破壊力はあるものの[[ブロック]]されてしまえば無意味であるため、[[ブロッカー]]の多い[[デッキ]]には性能を発揮しづらい。[[《超次元の手ブルー・レッドホール》]]や[[《熱血龍 GENJI・XXX》]]などを使って確実に[[攻撃]]を通せるようにするといいだろう。

爆発力はあるが隙も大きいという[[火]][[文明]]らしい[[カード]]と言える。

-本家[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]がこの[[城]]を[[要塞化]]した状態で[[攻撃]]すると、[[Q・ブレイカー]]を2回叩き込むことになる。相手が[[シールド追加]]していても[[S・トリガー]]を踏まない限りは大抵全て割りきってしまうだろう。もっとも、元から最大で4枚[[ブレイク]]できるのでそこまでする必要は無いのだが。

-[[ブレイク]]数を増やす[[カード]]として有名な[[呪文]]には[[《カンクロウ・ブラスター》]]がある。あちらは[[ブロック貫通]][[効果]]と[[呪文]]に対する[[アンタッチャブル]]を[[付与]]するので、[[ブロッカー]]と[[S・トリガー]]に対する耐性は高い。

-[[攻撃]]せずに[[シールド]]を[[ブレイク]]することのできる[[能力]]の[[ブレイク]]数も2倍される。[[《霊魔の覚醒者シューヴェルト》]]などがこれに当てはまる。

-[[能力]]は重複するため、複数の《紫電城》を[[要塞化]]していれば[[シールド]][[ブレイク]]数が4倍にも8倍にもなる。たいてい[[オーバーキル]]だが。

-[[《光神龍ラル・アブゾーバー》]][[《インパクト・アブソーバー》]]は天敵。この[[城]]の[[効果]]を完全に打ち消されてしまう。

-あまりにド派手なイラストのため、[[カード名]]が右寄りになってしまっている。[[DMX-14]]版では修正されている。

-一応「[[紫電]]」の名称カテゴリに属する[[カード]]である。ただし、[[紫電]]サポートは全て「名前に《[[紫電]]》とある[[ドラゴン]]」が対象であり、このカードをサポートするカードは存在しない。

-漫画「SX」番外編にて、[[勝舞>切札 勝舞]]の夢の中で登場。勝舞と[[《紅神龍バルガゲイザー》]]ら[[ドラゴン]]軍の本拠地であり、[[《奇跡の精霊ミルザム》]]率いる[[光]]軍との戦いにおいての作戦を立てていた。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#u38a0aa8]
|紫電城バルザーク SR 火文明 (5)|
|紫電城 バルザーク SR 火文明 (5)|
|城|
|自分のクリーチャーがブレイクするシールドの数を2倍にする。|
|相手はカードをシールド化できない。|
|この城がシールドゾーンを離れた時、相手のパワー6000以下のクリーチャー1体を破壊する。|

身代わり能力が、離れた時に発動する6000以下[[火力]]に変更された。また、[[シールド化]]に対するメタを得た。
-「相手はカードをシールド化できない。」は、「相手が自身のシールドを追加できない」か、「相手はシールド化の効果を使えない」のかがやや曖昧である。
-相手の[[《ヘヴンとバイオレンスの衝撃》]]等の使用も禁止されるかどうかは、要検証事項。
ブレイクからの身代わり能力が削除されたが、新たに[[シールド化]]に対するメタを得て、離れた時に発動する6000[[火力]]で補われた。

テキストを文字通り受け取れば、相手が発動させた「いずれかのゾーンからカードをシールドゾーンに置く」行為すべてが[[ロック]]されることとなる。
言い換えれば、[[《奇跡の精霊ミルザム》]]などの[[シールド追加]]に加え、[[《魂と記憶の盾》]]などの[[シールド送り]]が無効化されるということだろう。

-できないことがカードの効果で実行されようとした場合、その部分は不発になる(総合ルール 101.3.)。
--例えば[[《ホーリー・メール》]]などは唱えることはできるが、それを唱えて手札を1枚選んでも[[シールド化]]は不発となり、選ばれたカードは手札にとどまる。

//-TCG版では[[プレミアム殿堂]]になった[[《アクア・パトロール》]]は、デュエプレでそのままの能力で登場することが絶望的になってしまった。
//「相手はカードをシールド化できない。」は、「どちらのカードの効果でも相手が自身のシールドを追加できない」という能力だった場合。

-一応、「相手は、自身のシールドゾーンにカードを置けない」と解釈することもできる。その場合、自分が《紫電城バルザーク》を要塞化したら、自分が唱えた[[《ヘヴンとバイオレンスの衝撃》]]のシールド送りモードの意味がなくなるデメリットとなってしまう。

TCG版と違いカード名に半角スペースがついている。
**[[サイクル]] [#p090c3eb]
他の[[シールド]]を身代わりにする[[置換効果]]を持った[[城]]。
-[[DM-30]]
--''《紫電城バルザーク》''
--[[《無敵城 シルヴァー・グローリー》]]
--[[《ハッスル・キャッスル》]]
-[[DM-35]]
--[[《黒月の古城 オリジナル・ハート》]]
-[[DMR-02]]
--[[《パンドラ城 デス・ファントム》]]

**関連カード [#t22c6c28]
-[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]
-[[《バルザーク・熱風・ドラゴン》]]


**収録セット [#uc1d8cb4]
***[[デュエル・マスターズ]] [#z4067463]
-illus.[[Kazuo Matsushima]]
--[[DM-30 「戦国編 第3弾 戦極魂(ウルトラ・デュエル)」>DM-30]]
--[[DMX-14 「最強戦略パーフェクト12」>DMX-14]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#kdd2b877]
-illus.[[Kazuo Matsushima]]
--[[DMPP-11「戦極大決戦 -CLIMAX GALAXY-」>DMPP-11]]

**参考 [#p91f09fd]
-[[城]]
-[[バトルゾーン]]
-[[クリーチャー]]
-[[ブレイク]]
-[[シールド]]
-[[要塞化]]
-[[置換効果]]
-[[シールド回収]]
-[[紫電]]

&tag(城,火文明,赤単,単色,コスト5,追加ブレイク,ブレイクされる時,シールド回収,紫電,SR,スーパーレア,Kazuo Matsushima,城 (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),赤単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト5 (デュエプレ),追加ブレイク (デュエプレ),パワー6000以下 (デュエプレ),火力 (デュエプレ),破壊 (デュエプレ),紫電 (デュエプレ),SR (デュエプレ),スーパーレア (デュエプレ),Kazuo Matsushima (デュエプレ));