#author("2020-01-24T13:43:42+09:00","","")
*《&ruby(こうしんりゅう){紅神龍};バルガゲイザー》 [#e6f75865] [#e3b0547b]
#author("2024-01-13T13:46:05+09:00","","")
*《&ruby(こうしんりゅう){紅神龍};バルガゲイザー》 [#e6f75865]

|紅神龍バルガゲイザー SR 火文明 (6)|
|紅神龍バルガゲイザー SR(R) 火文明 (6)|
|クリーチャー:ボルケーノ・ドラゴン 5000+|
|パワーアタッカー+1000|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにしてもよい。それがドラゴンであればバトルゾーンに出し、ドラゴンでなければ自分の墓地に置く。|
|''パワーアタッカー+1000''|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにしてもよい。それがドラゴンなら、出す。そうでなければ、墓地に置く。|

[[DMC-11>DMC-11 「勝舞神龍(しょうぶドラゴン・レジェンド)強化拡張パック」]]で登場した[[ボルケーノ・ドラゴン]]。
[[DMC-11]]で登場した[[ボルケーノ・ドラゴン]]。

[[ドラゴン]]の[[コスト踏み倒し]]の中でも、指折りの[[カードパワー]]を誇る[[カード]]。
[[アタックトリガー]]で[[山札の上]]から[[ドラゴン]]を踏み倒す能力を持った初のカード。

[[【連ドラ】]]はこの[[カード]]が登場したからこそ作られた[[デッキタイプ]]である。普通の[[デッキ]]には大型の[[ドラゴン]]はそれほど積まれないが、[[デッキ]]の半分以上を[[ドラゴン]]で固めた[[【連ドラ】]]ならば、かなりの確率で[[ドラゴン]]を踏み倒すことができる。
[[【連ドラ】]]の歴史の始まりのカードであり、初めて登場した「[[バルガ]]」の名を持つカードでもある。

[[アタックトリガー]]で[[山札の上]]をめくり、それが[[ドラゴン]]ならば[[バトルゾーン]]に出す。
実質[[ドロー]]と[[召喚]]が同時に行われているようなもので、その[[アドバンテージ]]は大きい。
[[除去]]されなければその後のターンも能力を使えるため、場に大型ドラゴンを並べることができる。
登場当初は【連ドラ】の中核を担うカードであったが、6コストというそこそこの重さと、[[アタックトリガー]]というタイムラグ、そして山札の上からの踏み倒しという不安定さは、当初から指摘されていた。

数ある[[ドラゴン]]の中でも[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]や[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]は特に強力であり、それらがめくれるだけでも試合の展開を大きく有利に出来る。運よく[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]が出せればその[[ゲーム]]での勝利は決まったようなものである。
決して悪くはない[[スペック]]だったが、いかんせん時代が進むごとに、着実に[[環境]]から遠ざかる道を歩かされていったカードとなった。

他にも[[《R.S.F.K.》]]や[[《フレミングジェット・ドラゴン》]]など、[[【連ドラ】]]と相性のいい[[ドラゴン]]は多い。自分の好きな[[ドラゴン]]を詰め込んだ[[デッキ]]を組むのも楽しいだろう。
環境が[[インフレ]]していくごとに、高い[[カードパワー]]を誇る[[ファッティ]][[ドラゴン]]がどんどん登場していくため、[[能力]]じたいは事実上強化されていっているが、それ以上にコストの重さと[[アタックトリガー]]のラグが重くのしかかっていったのである。

[[【連ドラ】]]を相手にする際は、返しの[[ターン]]で真っ先に除去すべき[[カード]]。特に同[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]の中では最も軽いため、[[除去]]手段が無いタイミングで呼ばれて[[攻撃]]を許してしまえば、そのまま敗北すらあり得るためである。
初期のころは、3ターン目に[[《コッコ・ルピア》]]を召喚して、4ターン目にこのクリーチャーを召喚するという流れが理想とされていた。それゆえ、3ターン目に[[《コッコ・ルピア》]]が[[除去]]されると必然と苦しい展開になるため、[[《ローズ・キャッスル》]]が登場した時期は《コッコ・ルピア》と共に評価を一気に落とした。

後に、[[召喚酔い]]しない[[《竜星バルガライザー》]]や[[《超天星バルガライゾウ》]]などの派生カードが登場したが、こちらはコストが軽い点で十分差別化はできた。

[[エピソード1]]になると、[[《ドンドン吸い込むナウ》]]や[[《勝利のガイアール・カイザー》]]などの手軽な[[除去]]が増えており、[[能力]]を発揮することなく退場することが多くなってしまった。

これにより、コストは重いが[[《竜星バルガライザー》]]や[[《超天星バルガライゾウ》]]が優先的に使われるようになり、[[【連ドラ】]]においても以前ほど必須の[[カード]]ではなくなっていった。[[アタックトリガー]]において、[[スピードアタッカー]]が付いているか否かが、いかに重要かを示す好例にもなった。


-[[《竜星バルガライザー》]]などの派生カードとは異なり、[[進化]][[ドラゴン]]も出せる。ただし当然[[進化元]]は必要となり、[[進化元]]がいなかった場合は[[墓地]]に置かれずに自分の山札の一番上に戻す。
--バルガゲイザー自身を[[進化]]させることも出来るが、[[攻撃]]宣言済みなので、[[進化クリーチャー]]の[[アタックトリガー]]は処理せずに[[攻撃]]を続行する。&br;例えば[[《超竜バジュラ》]]に進化した場合、[[ランデス]]はできないが''COLOR(blue){シールドは3枚ブレイクする}''。この処理は後に登場する[[侵略]]とよく似ている。
//既に[[タップ]]されているバルガゲイザーに[[タップ]]された状態で[[進化クリーチャー]]が場に出て、バルガゲイザーが場からいなくなったので[[アタック]]は中止扱いになる、という面倒な処理が行われる。
//2008/08/06の裁定変更を反映、再度変わった時のためにそれまでのは一応、残しておきます。
//↑侵略が同じような処理をする関係上もう裁定が変わらないと思います。
--《バルガゲイザー》自身を[[進化]]させることも出来るが、[[攻撃]]宣言済みなので、[[進化クリーチャー]]の[[アタックトリガー]]は処理せずに[[攻撃]]を続行する。例えば[[《超竜バジュラ》]]に進化した場合、[[ランデス]]はできないが''COLOR(red){シールドは3つブレイクする}''。この処理は後に登場する[[侵略]]とよく似ている。
--2008年の[[裁定]]変更以前は[[進化クリーチャー]]を重ねると[[攻撃]]がキャンセルされるようになっていた。もしこの[[裁定]]が出なかったら、[[侵略]]の登場も無かっただろう。

-この[[クリーチャー]]と[[《竜星バルガライザー》]][[《偽りの名 バルガ・ラゴン》]]が同時に並んでいる場合、この[[クリーチャー]]から[[攻撃]]するのが定石。そちらは[[表向き]]にしたカードが[[ドラゴン]]でなければ[[山札の上]]に留まるためである。[[ブレイク]]数が少ないのもあって[[S・トリガー]]を踏む危険性が低いという理由もある。
-この[[クリーチャー]]と[[《竜星バルガライザー》]][[《偽りの名 バルガ・ラゴン》]]が同時に並んでいる場合、この[[クリーチャー]]から[[攻撃]]するのが定石。他は[[表向き]]にしたカードが[[ドラゴン]]でなければ[[山札の上]]に留まるためである。[[ブレイク]]数が少ないのもあって[[S・トリガー]]を踏む危険性が低いという理由もある。

-[[アタックトリガー]]で始動が遅いこと、出した[[ドラゴン]]は[[召喚酔い]]することから、[[スピードアタッカー]]を与える[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]][[《ガイアール・アクセル》]][[《トット・ピピッチ》]][[《スクランブル・チェンジ》]]などと相性がよい。

-この[[クリーチャー]]の登場後、様々な「[[バルガ]]」の名を持つ派生[[カード]]が登場する。[[アンノウン]]も「[[バルガ]]」の名を悪用し、[[《偽りの名 バルガ・ラゴン》]]を生み出している。
-[[《勇者の1号 ハムカツマン蒼》]]に革命チェンジした場合、[[山札の上]]5枚に[[多色]]ドラゴンがあればそれを狙って[[コスト踏み倒し]]できる。[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]や[[《ニコル・ボーラス》]]辺りが狙い目である。

-[[エピソード1]]頃より[[《ドンドン吸い込むナウ》]]や[[《勝利のガイアール・カイザー》]]などの手軽な[[除去]]が増えており、[[能力]]を発揮することなく退場することが多くなってしまった。従って、[[【連ドラ】]]においても以前ほど必須の[[カード]]ではなくなりつつある。[[アタックトリガー]]において、[[スピードアタッカー]]が付いているか否かが、いかに重要なファクターを占めるかを示す好例である。
-良く見ると鳥のような翼が生えているのだが、周りの爆炎に紛れるのか、漫画やファンアートでは省略される事が多い。
--ただし、アニメではしっかり描かれており、アニメの描写からこのクリーチャーの翼に気づいた人もいるとか。

-漫画では[[勝舞>切札 勝舞]]の[[切札]]として度々登場している。
--第一部最終話において[[切札 勝舞]]が[[ザキラ]]戦で使用したのが初登場。[[能力]]で「[[ドラゴン]]が出たら勝てる」という状況で見事[[《ボルスレッド・ファイアー・ドラゴン》]]を引き当て、[[《トット・ピピッチ》]]の[[効果]]も相まって[[ザキラ]]の[[シールド]]を全て[[破壊]]したが、[[ダイレクトアタック]]するはずだった[[《トット・ピピッチ》]][[《コッコ・ルピア》]]が[[S・トリガー]]の[[《バースト・ショット》]]で破壊されてしまい、勝利を逃す。
--漫画「FE」でも[[W(ホワイト)>白凰]]戦で登場。ザキラ戦と同様[[《トット・ピピッチ》]]がおり、能力で[[《ジオメテウス・無限・ドラゴン》]]を引き当て、ジオメテウスの[[能力]]でさらに[[《アンビシャス・ドラゴン》]]を出した。

-下記の関連カードを見れば分かる通り、[[ドラゴン]]関連の一部の[[カード]]はこの[[クリーチャー]]の名前の一部である「[[バルガ]]」を受け継いでいる。

-漫画「デュエル・マスターズ」では最終話にて[[切札 勝舞]]が[[ザキラ]]戦で使用。「[[能力]]で大型[[ドラゴン]]を出さないと勝てない」という状況で見事[[《ボルスレッド・ファイアー・ドラゴン》]]を引き当て、場にいた[[《トット・ピピッチ》]]の[[効果]]も相まって[[ザキラ]]の[[シールド]]全ての[[ブレイク]]に貢献した。
漫画「FE」では[[切札 勝利]]が3年前のザキラ戦で使用したが、[[《黒神龍バグラザード》]]に破壊された。
勝舞は世界大会直前の[[W (ホワイト)>白凰]]戦で再び使用。ザキラ戦と同様[[《トット・ピピッチ》]]がおり、能力で[[《ジオメテウス・無限・ドラゴン》]]を引き当て、《ジオメテウス・無限》の[[能力]]で更に[[《アンビシャス・ドラゴン》]]を出した。
世界大会中の[[ザ・ドラゴン・サラリーマン]]戦でも使用。最後の[[シールド]]を[[ブレイク]]した。

-「ビクトリー」では[[オサムライ・ヴァン・オサム]]も使用。返しのターンに勝太の[[《ギロチン・チャージャー》]]を受け、破壊された。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#o04eb214]

|紅神龍バルガゲイザー SR 火文明 (6)|
|クリーチャー:ボルケーノ・ドラゴン 5000+|
|攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにする。そのカードがドラゴンであればバトルゾーンに出し、ドラゴンでなければ自分の墓地に置く。|
|バトル中、パワーを+1000する。|

[[DMPP-02]]で実装。
[[W・ブレイカー]]を持たせないためか、[[パワーアタッカー]]が消失した代わりに「[[バトル]]中、[[パワー]]を+1000させる」能力を得た。その為、[[殴り返し]]には幾分か強くなっている反面、[[S・トリガー]]で出てきた[[《マドウ・スクラム》]]などのような[[パワー]]5000以下の[[クリーチャー]]を除去するカードに弱くなっており、一長一短。

山札のドラゴンを踏み倒すクリーチャーには[[《幻想妖精カチュア》]]がいるが、デュエプレではあちらの方がコストが1軽くなっている。また、《カチュア》は山札のドラゴン3種類の中から選んで1体を確実に出せるため、ハズレの可能性がある《バルガゲイザー》は使い勝手で劣ってしまっている。出したドラゴンが次のターン以降も残るのは《カチュア》にはない点だが、大型ドラゴンは出て強力な[[cip]]発動や攻撃で一仕事終えていることが多く、あまり大きなメリットにはなっていない。《カチュア》がドラゴンの増加で[[DMPP-06]]以降環境入りしたことを考えると《バルガゲイザー》はやや不遇と言える。自身がドラゴンである特徴が活きることが今後の活躍の鍵と言えるだろう。

**関連カード [#pa97f279]
-[[《龍騎旋竜ボルシャック・バルガ》]]
-[[《武装竜鬼バルガゼニガタ》]]
-[[《竜星バルガライザー》]]
-[[《緑神龍バルガザルムス》]]
-[[《超天星バルガライゾウ》]]
-[[《偽りの名 バルガ・ラゴン》]]
-[[《無双龍幻バルガ・ド・ライバー》]]
-[[《紅封混成 バルガ・アリタ》]]

-[[《バルガレイズ・ドラゴン》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#r3424887]
-[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]&br;'''超神龍が復活し、[[デュエル・マスターズ]]の世界に[[ドラゴン]]が溢れた。'''
-[[DMEX-01]]&br;'''超神龍が復活し、[[デュエル・マスターズ]]の世界に[[ドラゴン]]が溢れた。'''
-[[DMPCD-01]]、[[DMPP-02]]、[[DMPS-01]]&br;'''バルガゲイザーは伝説の火龍の復活を、いちばんはじめに予見していた。'''
-[[DM23-BD4]]&br;'''[[バルガ]]の名を持つ龍たちの力は、[[龍幻郷>《龍の世界 龍幻郷》]]に存在する[[ドラゴン]]が増えれば増えるほど、強力なものとなる。'''


**収録セット [#qdb21721]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
***[[デュエル・マスターズ]] [#vc18b08b]
-illus.[[Taro Yamazaki]]
--[[DMC-11 「勝舞神龍(しょうぶドラゴン・レジェンド)強化拡張パック」]]
--[[DMC-36 「ヘヴン・オブ・ドラゴン」]]
--[[DMC-49 「フォース・オブ・ドラゴン」]]
--[[DMX-11 「大決戦オールスター12」]]
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]
--[[DMC-11 「勝舞神龍(しょうぶドラゴン・レジェンド)強化拡張パック」>DMC-11]](10/30)
--[[DMC-36 「ヘヴン・オブ・ドラゴン」>DMC-36]](6/28)
--[[DMC-49 「フォース・オブ・ドラゴン」>DMC-49]](10/30)
--[[DMX-11 「大決戦オールスター12」>DMX-11]](13/84)
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」>DMEX-01]](7/80[2003])
--[[DMPCD-01 「デュエマプレイス・コラボデッキ 超竜の君臨&天門の降臨」>DMPCD-01]](竜3/17)
--[[DM23-BD4 「エキサイティング・デュエパ・デッキ ドラドラドラゴン龍幻郷」>DM23-BD4]](31/60)
--[[プロモーション・カード]](P13/Y11)([[アルトアート]])
--[[プロモーション・カード]](P35/Y13)([[アルトアート]])

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#q3037b11]
-CV:[[水中雅章]]
-illus.[[Taro Yamazaki]]
--[[DMPP-02 「伝説の再誕 -RETURN OF LEGENDS-」>DMPP-02]]
--[[DMPS-01 「レイジ・オブ・ドラゴン」>DMPS-01]]

**参考 [#rd4a6b1b]
-[[ボルケーノ・ドラゴン]]
-[[アタックトリガー]]
-[[山札の上]]
-[[ドラゴン]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[パワーアタッカー]]
-[[【連ドラ】]]
-[[バルガ]]

//&tag();
//タグを使う場合は上のコメントアウトを外してください。
&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト6,ボルケーノ・ドラゴン,ドラゴン,パワー5000,パワー5000+,パワーアタッカー,パワーアタッカー+1000,アタックトリガー,ドラゴンサポート,コスト踏み倒し,バルガ,SR,スーパーレア,R,レア,Taro Yamazaki,クリーチャー (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),赤単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト6 (デュエプレ),ボルケーノ・ドラゴン (デュエプレ),ドラゴン (デュエプレ),パワー5000 (デュエプレ),パワー5000+ (デュエプレ),アタックトリガー (デュエプレ),ドラゴンサポート (デュエプレ),コスト踏み倒し (デュエプレ),墓地肥やし (デュエプレ),バトル中 (デュエプレ),パンプアップ (デュエプレ),パンプアップ+1000 (デュエプレ),SR (デュエプレ),スーパーレア (デュエプレ),Taro Yamazaki (デュエプレ));