#author("2020-10-24T13:17:26+09:00","","")
*《&ruby(こうしんりゅう){紅神龍};バルガゲイザー》 [#e6f75865]

|紅神龍バルガゲイザー SR 火文明 (6)|
|クリーチャー:ボルケーノ・ドラゴン 5000+|
|パワーアタッカー+1000|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにしてもよい。それがドラゴンであればバトルゾーンに出し、ドラゴンでなければ自分の墓地に置く。|

[[DMC-11]]で登場した[[ボルケーノ・ドラゴン]]。

[[アタックトリガー]]で[[山札の上]]から[[ドラゴン]]を踏み倒す能力を持った初のカード。

[[【連ドラ】]]の歴史の始まりのカードであり、初めて登場した「[[バルガ]]」の名を持つカードでもある。

登場当初は【連ドラ】の中核を担うカードであったが、6コストというそこそこの重さと、[[アタックトリガー]]というタイムラグ、そして山札の上からの踏み倒しという不安定さは、当初から指摘されていた。

決して悪くはない[[スペック]]だったが、いかんせん時代が進むごとに、着実に[[環境]]から遠ざかる道を歩かされていったカードとなった。

環境が[[インフレ]]していくごとに、高い[[カードパワー]]を誇る[[ファッティ]][[ドラゴン]]がどんどん登場していくため、[[能力]]じたいは事実上強化されていっているが、それ以上にコストの重さと[[アタックトリガー]]のラグがそれ以上に重くのしかかっていったのである。

初期のころは、3ターン目に[[《コッコ・ルピア》]]を召喚して、4ターン目にこのクリーチャーを召喚するという流れが理想とされていた。それゆえ、3ターン目に[[《コッコ・ルピア》]]が[[除去]]されると必然と苦しい展開になるため、[[《ローズ・キャッスル》]]が登場した時期は《コッコ・ルピア》と共に評価を一気に落とした。

後に、[[召喚酔い]]しない[[《竜星バルガライザー》]]や[[《超天星バルガライゾウ》]]などの派生カードが登場したが、こちらはコストが2軽い点で十分差別化はできた。

[[エピソード1]]になると、[[《ドンドン吸い込むナウ》]]や[[《勝利のガイアール・カイザー》]]などの手軽な[[除去]]が増えており、[[能力]]を発揮することなく退場することが多くなってしまった。

これにより、2コスト重いが[[《竜星バルガライザー》]]や[[《超天星バルガライゾウ》]]が優先的に使われるようになり、[[【連ドラ】]]においても以前ほど必須の[[カード]]ではなくなっていった。[[アタックトリガー]]において、[[スピードアタッカー]]が付いているか否かが、いかに重要なファクターを占めるかを示す好例にもなった。


-[[《竜星バルガライザー》]]などの派生カードとは異なり、[[進化]][[ドラゴン]]も出せる。ただし当然[[進化元]]は必要となり、[[進化元]]がいなかった場合は[[墓地]]に置かれずに自分の山札の一番上に戻す。
--《バルガゲイザー》自身を[[進化]]させることも出来るが、[[攻撃]]宣言済みなので、[[進化クリーチャー]]の[[アタックトリガー]]は処理せずに[[攻撃]]を続行する。例えば[[《超竜バジュラ》]]に進化した場合、[[ランデス]]はできないが''COLOR(red){シールドは3つブレイクする}''。この処理は後に登場する[[侵略]]とよく似ている。

-この[[クリーチャー]]と[[《竜星バルガライザー》]][[《偽りの名 バルガ・ラゴン》]]が同時に並んでいる場合、この[[クリーチャー]]から[[攻撃]]するのが定石。そちらは[[表向き]]にしたカードが[[ドラゴン]]でなければ[[山札の上]]に留まるためである。[[ブレイク]]数が少ないのもあって[[S・トリガー]]を踏む危険性が低いという理由もある。

-[[アタックトリガー]]で始動が遅いこと、出した[[ドラゴン]]は[[召喚酔い]]することから、[[スピードアタッカー]]を与える[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]][[《ガイアール・アクセル》]][[《トット・ピピッチ》]][[《スクランブル・チェンジ》]]などと相性がよい。

-良く見ると鳥のような翼が生えているのだが、周りの爆炎に紛れるのか、漫画やファンアートでは省略される事が多い。
--ただし、アニメではしっかり描かれており、アニメの描写からこのクリーチャーの翼に気づいた人もいるとか。

-漫画では[[切札 勝舞]]の[[切札]]として登場。最終話において[[切札 勝舞]]が[[ザキラ]]戦で使用したのが初登場。「[[能力]]で[[ドラゴン]]を出さないと勝てない」という状況で見事[[《ボルスレッド・ファイアー・ドラゴン》]]を引き当て、場にいた[[《トット・ピピッチ》]]の[[効果]]も相まって[[ザキラ]]の[[シールド]]全ての[[ブレイク]]に貢献した。
--「FE」では[[切札 勝利]]が3年前のザキラ戦で使用したが、[[《黒神龍バグラザード》]]に破壊された。[[W(ホワイト)>白凰]]戦では勝舞が再び使用。ザキラ戦と同様[[《トット・ピピッチ》]]がおり、能力で[[《ジオメテウス・無限・ドラゴン》]]を引き当て、ジオメテウスの[[能力]]でさらに[[《アンビシャス・ドラゴン》]]を出した。
--「ビクトリー」では[[オサムライ・ヴァン・オサム]]も使用。返しのターンに勝太の[[《ギロチン・チャージャー》]]を受け、破壊された。

-下記の関連カードを見れば分かる通り、[[ドラゴン]]関連の一部の[[カード]]はこの[[クリーチャー]]の名前の一部である「[[バルガ]]」を受け継いでいる。

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では、[[W・ブレイカー]]を持たせないためか、[[パワーアタッカー]]が消失した代わりに「[[バトル]]中、[[パワー]]を+1000させる」能力を得た。その為、[[殴り返し]]には幾分か強くなっている反面、[[S・トリガー]]で出てきた[[《マドウ・スクラム》]]などのような[[パワー]]5000以下の[[クリーチャー]]を除去するカードに弱くなっており、一長一短。

**関連カード [#pa97f279]
-[[《武装竜鬼バルガゼニガタ》]]
-[[《竜星バルガライザー》]]
-[[《緑神龍バルガザルムス》]]
-[[《超天星バルガライゾウ》]]
-[[《偽りの名 バルガ・ラゴン》]]
-[[《無双龍幻バルガ・ド・ライバー》]]
-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#r3424887]
-[[DMEX-01]]
'''超神龍が復活し、[[デュエル・マスターズ]]の世界に[[ドラゴン]]が溢れた。'''
-[[DMPP-02]]
'''バルガゲイザーは伝説の火龍の復活を、いちばんはじめに予見していた。'''

**収録セット [#qdb21721]
***[[デュエル・マスターズ]] [#vc18b08b]
-illus.[[Taro Yamazaki]]
--[[DMC-11 「勝舞神龍(しょうぶドラゴン・レジェンド)強化拡張パック」>DMC-11]]
--[[DMC-36 「ヘヴン・オブ・ドラゴン」]]
--[[DMC-49 「フォース・オブ・ドラゴン」>DMC-49]]
--[[DMX-11 「大決戦オールスター12」>DMX-11]]
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」>DMEX-01]]
--[[DMPCD-01 「デュエマプレイス・コラボデッキ 超竜の君臨&天門の降臨」>DMPCD-01]]
--[[プロモーション・カード]](P13/Y11)([[アルトアート]])
--[[プロモーション・カード]](P35/Y13)([[アルトアート]])

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#q3037b11]
-illus.[[Taro Yamazaki]]
--[[DMPP-02 第2弾「伝説の再誕 -RETURN OF LEGENDS-」>DMPP-02]]

**参考 [#rd4a6b1b]
-[[ボルケーノ・ドラゴン]]
-[[アタックトリガー]]
-[[山札の上]]
-[[ドラゴン]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[パワーアタッカー]]
-[[【連ドラ】]]
-[[バルガ]]

&tag(クリーチャー,火文明,単色,コスト6,ボルケーノ・ドラゴン,ドラゴン,パワー5000,パワーアタッカー,パワーアタッカー+1000,アタックトリガー,ドラゴンサポート,コスト踏み倒し,バルガ,スーパーレア,Taro Yamazaki);