#author("2021-12-26T21:45:55+09:00","","")
*《&ruby(ちっじょ){秩序};の&ruby(いし){意志};》 [#r65e3099]
#author("2024-03-02T21:01:46+09:00","","")
*《&ruby(ちつじょ){秩序};の&ruby(いし){意志};》 [#r65e3099]

|秩序の意志 R 闇文明 (4)|
|呪文|
|''S・バック'':闇(闇のカードを自分のシールドゾーンから手札に加える時、そのカードを捨ててもよい。そうしたら、コストを支払わずにこの呪文を唱える)|
|相手のクリーチャーを1体選び、相手はそれに封印を1つ付ける。&br;(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドが出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印を1つ、墓地に置く。クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する。|
|相手のクリーチャーを1体選び、相手はそれに封印を1つ付ける。&br;(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドが出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印を1つ、墓地に置く。封印されているクリーチャーは無視される)|

[[DMEX-12]]にて登場した[[闇]]の[[呪文]]。
[[DMEX-12]]で登場した[[闇]]の[[呪文]]。

[[S・バック]]:[[闇]]。相手の[[クリーチャー]]を1体[[封印]]する。
[[S・バック]]:[[闇]]を持ち、相手の[[クリーチャー]]を1体[[封印]]する。

少なくとも使用した[[ターン]]中の相手[[クリーチャー]]1体の[[攻撃]]や[[ブロック]]は阻止することができ、相手の[[デッキタイプ]]によっては[[確定除去]]にも等しい[[効果]]をも発揮しうる。
また、[[破壊]]と[[パワー低下]]以外の[[除去]]に乏しい[[闇]]で、[[《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]等、[[破壊]]しても意味が薄い[[クリーチャー]]も一時的にでも無効化できるのは大きい。
少なくとも使用した[[ターン]]中の[[攻撃]]や[[ブロック]]は阻止することができ、相手の[[デッキタイプ]]によっては[[確定除去]]に等しい[[効果]]を発揮する。
[[破壊]]と[[パワー低下]]以外の[[除去]]に乏しい[[闇]]で、[[《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]など[[破壊]]しても意味が薄い[[クリーチャー]]を無力化できるのが特長。

類似カードに相手クリーチャーを[[破壊]]する[[《ファンタズム・クラッチ》]]があるが、上記のように[[タップ]]されていない[[攻撃]]待ちのクリーチャーも[[除去]]できるため防御面ではこちらが勝る。山札を削れる点もこちらに軍配が上がる。反面、[[コマンド]]が[[バトルゾーン]]に出ると[[封印]]が解けて再利用されるなどの[[デメリット]]もある。
また、耐性として強固な「[[離れない]]」や「離れる時、かわりに」の能力を気にせずバトルゾーンから疑似離脱させる呪文としても最軽量級。場合によっては素撃ちも考慮したい。

登場時の[[カードプール]]では[[手札]]への[[シールド回収]]が豊富な[[【赤黒バクロ法師】]]と好相性。
類似カードに相手クリーチャーを[[破壊]]する[[《ファンタズム・クラッチ》]]があるが、[[タップ]]されていない[[攻撃]]待ちのクリーチャーも[[除去]]できるため防御面ではこちらが勝る。
反面、こちらの呪文では相手が[[コマンド]]を出すことで[[封印]]を外せて戦線復帰を許してしまう欠点はあるとはいえ、1ターン凌げれば勝敗が逆転するほと高速化している現在、《秩序の意志》より対応範囲が狭い[[《ファンタズム・クラッチ》]]が優先されることはほぼない。

登場時点の[[カードプール]]では[[手札]]への[[シールド回収]]が豊富な[[【赤黒バクロ法師】]]と好相性。

後に登場した[[《スプーン=ンプス》]]および[[【黒単アビスロイヤル】]]とも相性が良い。

**他のカードとの相性 [#je59b502]
-[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]がいれば相手は[[封印]]を[[墓地]]に置けなくなるので、事実上ゲームから除外するに等しい効力の呪文になる。

-[[ライブラリアウト]]を狙うデッキなら相手の[[山札]]を1枚削れる。
--[[【クイーンサイクル】>【クイーン・アマテラスループ】#QA4]]の中にはこれと[[《龍脈術 落城の計》]]を[[ループ]]させて[[ライブラリアウト]]によるフィニッシュを行う型もある。相手が何もクリーチャーを出していなければ[[《父なる大地》]]で引っ張り出すことができる。この3種類は普通の[[防御札]]にもなり、[[デッキ]]の[[汎用性]]を下げずに済むという利点がある。

-S・バックは[[S・トリガー]]より手札を1枚多く消費してしまうが、逆に言えば使った際にささやかながら[[墓地肥やし]]ができる。

**環境において [#ib328473]
[[十王篇環境]]では[[【カリヤドネループ】]]においてカウンター札として使われる。[[S・バック]]によって[[シールド]]を[[捨てる]]行為がささやかながら[[墓地肥やし]]にもなるので、デッキとシナジーがある。
[[十王篇環境]]では[[【カリヤドネループ】]]におけるカウンター札として使われた。このデッキでは[[S・バック]]によって[[シールド]]を[[捨てる]]ことで2枚分の[[墓地肥やし]]になり、[[シナジー]]を生み出していた。

[[DMBD-18]]期から[[オリジナル]]の[[【青黒退化】]]で対[[速攻]]や死活問題となる[[《奇天烈 シャッフ》]]の[[呪文ロック]]対策、[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]などに対する詰み防止手段として投入されるケースも見られるようになった。[[【我我我ブランド】]]はコマンドが必要最小限しか採用されず、[[《奇天烈 シャッフ》]]もアタックトリガーなら防げる。一見すると[[《奇天烈 シャッフ》]]には呪文ロックされそうだが、その実他に止める必要性の高いコスト帯を宣言されることが殆どのため、なかなか刺さりやすい。また、[[pig]]や[[ltb>離れた時]]に刺さる[[防御札]]という点も大きい。前者は[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]、後者は[[《我我我ガイアール・ブランド》]]などが該当する。S・バックを使った際にささやかながら[[墓地肥やし]]もできる。
[[DMBD-18]]期には[[オリジナル]]の[[【青黒退化】]]で、対[[速攻]]や死活問題となる[[《奇天烈 シャッフ》]]の[[呪文ロック]]対策、および[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]などに対する詰み防止手段として投入されるケースも見られるように。
[[《我我我ガイアール・ブランド》]]などの厄介な[[スター進化]]への対処としても評価された。[[【我我我ブランド】]]はコマンドが必要最小限しか採用されず、[[《奇天烈 シャッフ》]]もアタックトリガーなら防げる。[[《奇天烈 シャッフ》]]に「4」を宣言されるとロックされそうだが、その実他の止める必要性の高いコスト帯を宣言されることが多く、刺さりやすかった。また、[[pig]]持ちや[[ltb>離れた時]]持ちに有効な[[防御札]]という点も大きい。前者は[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]、後者は[[《我我我ガイアール・ブランド》]]などが該当する。

その後も[[【白青黒ギャラクシールド】>【白青ギャラクシールド】#c1f4c5ad]]に[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]対策として採用されたり、防御札兼[[墓地肥やし]]として[[【黒単アビスロイヤル】]]に投入されたりしている。

[[DM22-BD1]]発売直前、[[【青黒緑有象夢造】]]の防御札として流行。

[[DM23-RP1]]期時点では仮想敵は[[【我我我ブランド】]]程度しか存在しないが、この時点においてそれだけ[[【我我我ブランド】]]の存在は大きいと言って良い。

[[アビス・レボリューション環境]]では色の合うデッキ全般に採用されていた状況だが、特に[[【青黒魔導具】]]ではループで無限ターンを獲得した際にこれと[[《堕呪 エアヴォ》]]をループさせて勝つという手がある。フィニッシュ専用のカードを一切積まずに済み、デッキの[[汎用性]]を上げられるのが利点である。

[[DMGP2023-2nd>公認グランプリ]]で優勝を果たした[[【青黒魔導具】]]にも投入されていた。決勝戦は[[【青黒魔導具】]]同士の対戦であったが、2本両方この呪文で相手を[[ライブラリアウト]]に追い込む形でのストレート勝ちであった。

だが遅くとも[[DM23-BD2]]・[[DM23-BD3]]発売時点では刺さりの良い[[【我我我ブランド】]]が環境からほぼ完全に死滅し、[[【青黒魔導具】]]同士のミラーマッチも往時ほど多くないため、[[刺さる]]対面が少なくなったことを受けて[[1枚積み]]まで減らす、あるいは不採用とするケースが増加。1枚に抑えるケースについては、フィニッシャーとして使うなら1枚で十分なため。

2024年始辺りになると、[[【青黒魔導具】]]には使いやすい除去として2、3枚程度入るようになり、それどころか闇がメインデッキの半数近く入るデッキ辺りからあらゆるデッキで採用候補に挙がるほどである。コマンド比率のそれほど高くないデッキであればそうそう復帰されないのも実情で、[[【青赤マジック】]]の[[《芸魔隠狐 カラクリバーシ》]]や[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]の[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]に対しても、一度宛がえばかなりの確率で[[ゲーム]]からの除外同然の威力を発揮する。

[[DM23-BD4]]・[[DM23-BD5]]・[[DM23-BD6]]・[[DM23-BD7]]期のオリジナルでは、[[【黒単アビスロイヤル】]]に[[【青赤マジック】]]対策メインで[[4枚積み]]されケースもある。『[[超CSⅥ in群馬>超CS]]』準優勝構築の[[【黒単アビスロイヤル】]]にも4枚積みされていた。
**その他 [#k6a0d447]
-[[封印]]に直接関係するカードでは初の[[闇]][[単色]]。
-[[封印]]に直接関係するカードでは初の[[闇]][[単色]]。((外すのみの[[《Dの禁断 ドキンダムエリア》]]は除く。))
これ以前は[[カード]]を[[封印]]する[[除去]]は[[禁断]]勢力の特権だったが、この[[カード]]に描かれているのは[[オラクル]]勢力の[[《神の子 イズモ》]]である。
--元ネタはアニメ『ビクトリーV3』において、イズモや[[ヨミ]]が[[クロスファイア>《百万超邪 クロスファイア》]]や[[カツドン]]に向けて放った「[[ゴッド]]の封印」であると思われる。余談だが、実際に[[エグザイル・クリーチャー]]の[[ドロン・ゴー]]には有効な除去手段となる。
--[[DM23-RP3]]では打って替わって[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]がイラストに描かれ、一応[[禁断]]勢力の[[呪文]]としての名目を手に入れた。
-元ネタはアニメ『ビクトリーV3』において、イズモや[[ヨミ]]が[[クロスファイア>《百万超邪 クロスファイア》]]や[[カツドン]]に向けて放った「[[ゴッド]]の封印」であると思われる。実際に[[エグザイル・クリーチャー]]の[[ドロン・ゴー]]には有効な除去手段となる。

-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN]]』では第26話で[[斬札 ウィン]]が[[ランナー]]&[[うんちく]]&[[いいやん]]戦で使用。
[[《Dの暴毒 ヴェノミック・ハザード》]]と[[《勝利龍装 クラッシュ“覇道”》]]の無限[[エクストラターン]][[コンボ]]を[[封印]]で無力化した。

**関連カード [#oad3d83b]
-[[《ジ・エンド・オブ・エックス》]]

-このカードに描かれているクリーチャー
--[[《神の子 イズモ》]]
--[[《神の子 イズモ》]]([[DMEX-12]])
--[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]([[DM23-RP3]])

//**[[フレーバーテキスト]]

**収録セット [#b6f43ef4]
-illus.[[kawasumi]]
--[[DMEX-12 「最強戦略!! ドラリンパック」>DMEX-12]](35/110)
--[[DM23-BD3 「開発部セレクションデッキ 水闇自然ハンデス」>DM23-BD3]](7/16)
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P7/Y23)(新規イラスト)
-illus.[[Shigenobu Matsumoto]]
--[[DMEX-15 「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」>DMEX-15]](65/100)
-illus.[[yuukoo009]]
--[[DM23-RP3 「アビス・レボリューション 第3弾 魔覇革命」>DM23-RP3]](T3/T10)(TF3/TF10)

**参考 [#bf2f0718]
-[[呪文]]
-[[S・バック]]
-[[封印]]

&tag(呪文,闇文明,黒単,単色,コスト4,S・バック,S・バック:闇,除去,単体除去,確定除去,封印,単体封印,R,レア,kawasumi,Shigenobu Matsumoto);
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