#author("2021-10-21T02:44:19+09:00","","")
*《&ruby(きんじこんせいおう){禁時混成王}; ドキンダンテ&ruby(トゥエンティツー){XXII};》 [#idf2612e]

|禁時混成王 ドキンダンテXXII KGM 光/水/火文明 (9)|
|クリーチャー:ディスペクター/エンジェル・コマンド・ドラゴン/禁断 99999|
|EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)|
|T・ブレイカー|
|このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、相手のクリーチャーの能力をすべて無視する。|
|相手のターン中、相手がコスト9以下のクリーチャーを召喚した時またはコスト9以下の呪文を唱えた時、自分はカードを1枚引いてもよい。その後、コスト9以下の呪文を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。|

[[DMRP-18]]で登場した[[光]]/[[水]]/[[火]]の[[ディスペクター]]/[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]/[[禁断]]の[[クリーチャー]]。

相手の[[クリーチャー]]全ての[[能力]]を[[無視]]する[[cip]]と、相手が[[コスト]]9以下の[[クリーチャー]]・[[呪文]]を[[プレイ]]した際に、1枚[[ドロー]]と[[手札]]から[[コスト]]9以下の[[呪文]]の[[コスト踏み倒し]]を任意で行える[[誘発型能力]]を持つ。

[[cip]]の全体[[能力]][[無視]]は[[《伝説の禁断 ドキンダムX GS》]]と似ているが、こちらは期間が次の自分の[[ターン開始ステップ]]まで、つまり返しの相手[[ターン]]にも効果が及ぶ。
相手の[[攻撃できない]][[能力]]を消してしまうなど注意点もあるものの、相手[[クリーチャー]]を実質[[バニラ]]に変えてしまうことができる。
相変わらず新たに出てきた[[クリーチャー]]には[[効果]]が及ばないため、相手が後続で呼び出した[[クリーチャー]]の[[cip]]や[[スピードアタッカー]]等には無力ではあるが、こちらは後述の[[能力]]である程度自らカバー出来ている。
着目するべきは[[能力]][[無視]]が[[付与]]の[[引き継ぎ]]対象に含まれることで、相手の新手が[[バトルゾーン]]の既存の[[クリーチャー]]から[[進化]]させた[[進化クリーチャー]]であれば、そちらの[[能力]]も同様に[[無視]]することができる。

そしてもう1つの[[能力]]が、相手の[[ターン]]中、相手が[[コスト]]9以下の[[クリーチャー]]・[[呪文]]を[[召喚]]または[[唱え>唱える]]た時に、1枚[[ドロー]]と[[コスト]]9以下の[[呪文]]1枚を[[コスト踏み倒し]]で任意で使用できる[[能力]]。
基本的には[[cip]]の効果範囲外の[[クリーチャー]]に対処する[[能力]]であるが、相手の行動に対し即座に対応でき、最悪[[唱える]][[呪文]]が無くとも1[[ドロー]]のおかげで選択肢が増える。
「その[[ターン]]初めて」といった条件もないため、該当範囲内の[[クリーチャー]]・[[呪文]]を相手が[[使う]]度に[[ドロー]]ができ、状況に応じて[[呪文]]を[[踏み倒し]]できる。
非公開領域である[[手札]]からの[[踏み倒し]]であるため相手は[[使う]][[カード]]の選択に慎重にならざるを得ず、かといって何も行動を起こせなければ、実質的に[[召喚]]・[[呪文]]を[[ロック]]し[[追加ターン]]を獲得したに等しい[[アドバンテージ]]を叩き出したことになり、相手に掛かる心理的負担が非常に大きい。相手の行動を大きく縛り、[[ブラフ]]としても高い機能を期待できる。
なおこの[[能力]]は、この[[クリーチャー]]が即座に退場させられてしまっても、その為に相手が指定[[コスト]]の[[クリーチャー]]・[[呪文]]を使っていれば1回は誘発する。

相手にとっては早急に片付けてしまいたい厄介な[[クリーチャー]]であるが、[[EXライフ]]と99999という莫大な[[パワー]]によって生半可な[[除去]]を寄せ付けず、また上述の通り[[ドロー]]及び[[呪文]]の[[コスト踏み倒し]]はこの[[クリーチャー]]が[[除去]]されるタイミングでも誘発するため、余程のことが無い限り最低1回は発動できる。
[[多色]][[クリーチャー]]なので、返しの[[除去]]札としてメジャーな[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]の[[全体除去]]も通じないのも心強い。

相手にあらゆる行動の遅延を強要するため、1度出してしまえば高い確率で次の[[ターン]]を稼ぐことができる。そうして返ってきた[[ターン]]で着実に[[アドバンテージ]]を稼いでいけば、[[ゲーム]]の流れそのものをこちら側に一気に引き込むこともできるだろう。
単純に、[[cip]]で一仕事した後は相手が[[カード]]を[[使う]]たびに[[ドロー]]できる[[システムクリーチャー]]として活用するのも良い。場持ちがよいため継続的な[[アドバンテージ]]を稼ぎやすく、[[ドロー]]は[[任意]]なので[[ライブラリアウト]]の心配もない。

弱点としては、[[コスト]]10以上の[[クリーチャー]]・[[呪文]]には効果を発揮できない点が挙げられる。とは言え、それほどの重量級[[カード]]となると[[ビッグマナ]]系の[[デッキ]]でも中々見ないが。また、[[コスト]]9以下の[[クリーチャー]]であっても、''[[召喚]]ではない方法で[[バトルゾーン]]に出した場合は反応しない''。
次弾[[DMRP-19]]にて登場した[[《天聖王儀 アルカディア・グローリー》]]は、[[名目コスト]]を重くし自己[[コスト軽減]]を行うという形でこの弱点を突いている。
また当然ではあるが、[[フィールド]]、[[クロスギア]]、[[城]]、すでにいる[[GRクリーチャー]]に[[オレガ・オーラ]]を重ねる場合など、[[クリーチャー]]と[[呪文]]以外のカードには反応しない。

総合すると、[[ゲーム]]を一気に終わらせるタイプの[[フィニッシャー]]ではないが、[[ゲーム]]を[[コントロール]]するという役割に秀でた[[クリーチャー]]である。
勿論、併せて用いる[[カード]]によってはこの[[クリーチャー]]自ら[[フィニッシャー]]となることも出来るだろう。

-[[能力]]を[[無視]]するので、相手の[[《零龍》]]を一発で[[除去]]できる。

-この[[クリーチャー]]自身の[[コスト踏み倒し]]手段について
[[光]]/[[水]]/[[火]]の[[コスト9]]の[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]なので、この[[クリーチャー]]自身の[[コスト踏み倒し]]手段も多岐にわたる。
特に[[クリーチャー]]を[[コスト踏み倒し]]する[[呪文]]とは、自身の[[能力]]と併せて相互に[[踏み倒し]]し合うことが出来、場合によっては2体以上のこの[[クリーチャー]]を並べることも可能になる。
主な[[コスト踏み倒し]]手段の例としては以下の通り。
|~名前|~コスト・種類|~踏み倒し対象|~備考|
|[[《極まる侵略 G.O.D.》]]|[[進化クリーチャー]]|[[コスト9]]の[[光]]|[[《偽りの王 >《偽りの王 ナンバーナイン》]][[ナンバーナイン》>《偽りの王 ナンバーナイン/歓喜の歌》]]らと共に並べて、[[呪文]]と[[クリーチャー]]の[[能力]]を共に封じた切り返し困難な布陣を組むことも可能。|
|[[《God of Dream/Grenade of D-moll》]]|[[NEO進化クリーチャー]]/[[コスト9]]の[[呪文]]|~|[[クリーチャー]]面は《G.O.D.》と同様。[[呪文]]面はこの[[クリーチャー]]の[[能力]]で[[踏み倒し]]ができ、カウンター札として使える。|
|[[《サッヴァークDG》]]|[[無色]]の[[クリーチャー]]|[[光]]の[[ドラゴン]]|[[サーチ]]対象に入り、[[EXライフ]]によって[[裁きの紋章]]とも相性が良い。|
|[[《ルシファー》]]|[[コスト9]]の[[呪文]]|[[コスト9]]以下の[[クリーチャー]]|自分[[ターン]]ではこの[[クリーチャー]]を[[踏み倒し]]でき、相手[[ターン]]に自身の[[能力]]で[[唱える]]ことで[[ターンの残りをとばす]]ことができる。|
|[[《蒼龍の大地》]]|[[コスト]]8の[[呪文]]|自分の[[マナ]]数より[[コスト]]の小さい[[クリーチャー]]|99999の高[[パワー]]によりほぼ[[確定除去]]ができる。''[[能力]][[無視]]は[[バトル]]の後に発動する''ことに注意。|
|[[《ドルマゲドン・ビッグバン》]]|[[コスト]]9の[[呪文]]|[[火]]の[[コマンド]]|全体[[封印]]があるため[[cip]]が腐るが、[[スピードアタッカー]][[付与]]により速やかに攻撃に参加が可能。[[EXライフ]]消費後の[[除去]]に対して[[能力]]で[[唱える]]ことで、即座に自身を[[リアニメイト]]できる。|
|[[《ウェディング・ゲート》]]|[[コスト]]6の[[呪文]]|[[光]]でない[[エンジェル・コマンド]]|[[《希望のジョー星》]]存在下でのみ[[踏み倒し]]可能。|
--上記の表の通り、[[《希望のジョー星》]]存在下なら[[《ウェディング・ゲート》]]によって呼び出せるようになる。[[能力]]だけでなく[[文明]]も[[無色]]化によって実質[[無視]]するため、相手の[[クリーチャー]]をほぼ機能停止に追い込める。同じ[[ディスペクター]]の王である[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]は同様に[[《ウェディング・ゲート》]]による[[踏み倒し]]対象内なので、同時に出すことで[[耐性]]すら[[無視]]して[[全体除去]]を仕掛けたり、[[能力]]で唱えた[[《ウェディング・ゲート》]]から呼び出すことで相手の後続を吹き飛ばしたりできる。
--[[《ルシファー》]]は《ミラダンテ》側、[[《ドルマゲドン・ビッグバン》]]は《ドキンダム》側にそれぞれ繋がり深いカードでもある。
相性の良いカードがどちらも合成元に関係しているというのも何とも言えない話である。

-[[コスト踏み倒し]]対象となる[[呪文]]は[[《唸る鉄腕 ギリガザミ》]]や[[《傾奇黙劇 アルレキヰノ》]]を参照。
--その他の例としては、[[耐性]]持ちの[[エンジェル・コマンド]]/[[ドラゴン]]なので[[《母なる星域》]]と相性が良い。[[EXライフ]]で[[マナ送り]]を耐えつつ強力な[[進化]][[コマンド]]・[[ドラゴン]]達の[[進化元]]になれる。
---特に[[《超竜バジュラズテラ》]]ならば、相手[[ターン]]に奇襲的な大量[[ランデス]]を行うことができる。
-相手が[[カード]]を使った後に[[手札補充]]を行うため、[[ハンデス]]にもある程度強く出られる。[[《ロスト・ソウル》]]の様な[[オールハンデス]]でも1枚は[[手札]]を残せる。

**ルールについて [#h52354f3]
-[[cip]]の能力無視は効果が[[待機]]する[[誘発型能力]]のため、[[《異端流し オニカマス》]]のような[[コスト踏み倒しメタ]]能力の誘発を防ぐことはできない。[[常在型能力]]である[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]と混同しないよう注意。
--もっとも、踏み倒しメタ能力が誘発しても、[[EXライフ]]によって[[バトルゾーン]]に留まりそのまま能力を無効化してしまえるため、踏み倒しメタにもある程度強いと言える。

-[[能力]][[無視]]は[[付与]]扱いとなるため[[引き継ぎ]]の対象内である。そのため、[[バトルゾーン]]の既存の[[クリーチャー]]から[[進化]]した[[進化クリーチャー]]の[[能力]]も[[無視]]される。
--[[《SSS級天災 デッドダムド》]]のような[[除去]][[能力]]を持った[[侵略]]クリーチャーを、[[能力]]が[[無視]]されている[[クリーチャー]]の上に乗せても、その[[能力]]は同様に[[無視]]される。

-[[スター進化]]の除去耐性は無視できない([[ソース>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39833/]])。
--これは、[[NEOクリーチャー]]が能力が無視されていても、バトルゾーンでは[[NEO進化クリーチャー]]として扱える裁定に基づく。

-[[《追憶人形ラビリピト》]]や[[《時空の戦猫ヤヌスグレンオー》]]では「''誰が''○○した時」とは書いてないため指定[[ターン]]にどちらのプレイヤーがそれを行ってもトリガーするが、この[[カード]]では「''相手が''○○した時または○○した時」と書いてあるため自分で悪用はできない。(参考:[[《ガンリキ・インディゴ・カイザー》]]、[[《サファイア・ウィズダム》]]を使っていて、自分が呪文を唱えても能力はトリガーしない。)

-振り仮名は「トゥエンティツー」なので、[[XX]](ダブルクロス)のサポートは受けられない。

**環境において [#e7a816a3]
登場直後から[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]軸の[[【5色コントロール】]]で続々[[チャンピオンシップ]]4位以内入賞が報告された。効果判明当時から相性の良さについて触れられていた[[《ルシファー》]]との組み合わせは、そちらが優秀な[[マナ基盤]]になることもあって根強い。

[[【5色コントロール】]]のミラーマッチの場合、これを[[リソース]]手段にすることができるほど[[ゲーム]]スピードがゆっくりなのも評価の一助となっている。相手が軽い[[ソリティア]]を行ってもこの[[カード]]で[[コスト踏み倒し]][[呪文]]や[[リソース]]呪文を連打することで、盤面やリソースの差を付けさせないことができる。

自身と同じ弾に登場した[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]の[[マナ召喚]][[能力]]への牽制にもなる。当然場持ちの良さは同じように[[マナ召喚]]を牽制できる[[《とこしえの超人》]]を遥かに凌ぐ。
**その他 [#g8b5485e]
[[超獣王来列伝>DMSP-02]]で予告されていた[[ディスペクター]]。
「[[禁断王>《伝説の禁断 ドキンダムX GS》]]」[[《伝説の''禁''断 ''ドキンダ''ム''X''》>《伝説の禁断 ドキンダムX》]]と「時を超えて降り立った奇跡」[[《''時''の法皇 ミラ''ダンテXII''》>《時の法皇 ミラダンテXII》]]を合成した『混成』[[ディスペクター]]の[[王>キングマスター]]。
#region2(合成元との関係){{
-《ドキンダムX》の手足の先が《ミラダンテXII》を思わせる色のモザイクへと変化して消失し、大量の[[禁断文字]]((石柱上部の右側に「DOKINDANTE」左側に「KING」とあり、前足側面と後足前面に「DOKINDANTE」、《ドキンダムX》が磔られている面に上から「ADBC(右からUの字型に読むと「ABCD」となる)」、石柱の側面に大量の「KING」、背中の板には「SENAKA」、尻尾の裏側は先端から順に「ABCD」と書かれている))が刻まれた、巨大な遺跡あるいは石板のような構造物に磔にされるような状態で接合されている。周囲には《ミラダンテXII》の時計を模した12枚の円盤が浮かんでおり、背中には《ドキンダムX》の槍の石突(柄の先端)を《ミラダンテXII》の時計の針と同じ形状にした物が2本浮かび「X」の文字を模している。また、《ミラダンテXII》の物と思しき翼は1対から3対にまで増えている。
--《ドキンダムX》が磔にされている構造物は、《ドキンダムX》の背後に描かれていた門と似た形の石柱状の上半身と、馬のような四足の支柱と角型の長い尻尾を備えた下半身とで構成されている。脇腹に《ミラダンテXII》の王冠らしき物があることから、どうやらこれが《ミラダンテXII》の様だが、その変容振りは激しく''もはや原形を残していない''。
--3対の翼は石柱の背部から直接生えている。また、2本の槍は自由に動かせる他、後述の「未来宣言・概念干渉」に関係なく、通常の攻撃手段として隕石を降らせることも出来る模様(([[《ジャスティス・フォース》]](P23/Y20)と[[《混成秘伝デュアルスタック》]](P34/Y20)の[[イラスト]]でそれぞれ確認できる。))
//--イラストを担当した[[RUI MARUYAMA]]氏曰く、「[[松本しげのぶ>Shigenobu Matsumoto]]先生のラフ案時点でこのような感じだったので理由は自分にも分からない」との事。
//該当ツイートが削除されているので念のためコメントアウト
--[[カード名]]の「&ruby(トゥエンティツー){XXII};」は、《ドキンダムX》の「&ruby(エックス){X};」を「&ruby(テン){X};(ローマ数字の「10」)」と読み替え、《ミラダンテXII》の「&ruby(トゥエルブ){XII};」と足した物だろう。また、偶然か否か名前も「ド''[[キンダン>禁断]]''テ」である。
--[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]同様、[[背景ストーリー>革命ファイナル背景ストーリー]]にて敵対していた勢力同士の[[ディスペクター]]である。決して交わることのない者同士の合成体であり、双方にとって非常に屈辱的な状況であると言える。そのためか、[[イラスト]]の《ドキンダム》も目を見開き苦悶の叫びをあげるかの如き表情をしており、他の[[カード]][[イラスト]]に登場する際も、同様かあるいは苛立ちを隠す気のない表情をしている。
-合成元の[[文明]]で『混成』[[3色]]が過不足なく揃うため削除された[[色]]はない。一方で、《ミラダンテXII》は[[革命軍]]/[[ドレミ団]]を削除されており、《ドキンダムX》は[[《伝説の禁断 ドキンダムX GS》]]で新たに増えた[[禁断>禁断#kndn_syuzoku]]を継承している。
--見方によっては、[[種族]]の代わりに[[特殊タイプ]]としての[[禁断>禁断#kndn_type]]を失ったとも言える。
}}
[[デュエチューブ]]で開発秘話が明かされた[[ディスペクター]]の1体。まず[[超獣王来列伝>DMSP-02]]に選ばれた《ドキンダムX》の存在があり、「直接戦った者同士((なお、現状明かされている[[背景ストーリー>革命ファイナル背景ストーリー]]では《ドキンダムX》と《ミラダンテXII》は直接戦っていない。))を合体させたら熱いかも」という発想から《ミラダンテXII》が選ばれたらしい。
-[[《伝説の禁断 ドキンダムX GS》]]で[[種族]]として[[禁断]]が設定されたのは、《ドキンダンテ》として[[カード]]化した際に「[[種族]]欄に《ドキンダムX》要素が無くなってしまう」ことを防ぐためであるとのこと。

***[[背景ストーリー>王来篇背景ストーリー]]での活躍 [#rb23cc8b]
―'''[[禁忌>禁断]]の[[革命>革命軍]]。運命と奇跡が[[同位体へと収斂し混ぜられた>《混成秘伝デュアルスタック》]]存在。それこそが、禁時混成王。'''―

[[モモキング>《ボルシャック・モモキングNEX》]]との激闘の末[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]が撃破された直後、[[石柱]]の姿で飛来し[[光]][[文明]]の[[《ディスペネ・ユグラシル》]]へと突き刺さった。
#region2([[石柱]]には時計の文字盤が刻まれており、''1分ごとに針が進み、11の「世界滅亡のシナリオ」を顕現させた''。){{
+[[フィオナの森]]が300%焼失(1回燃えた後さらにもう2回燃えた)
+[[ユニバース・ゲート>《ザ・ユニバース・ゲート》]]から現れた[[《超神星ブラックホール・サナトス》]]と[[《超神星ビッグバン・アナスタシス》]]が対消滅、その余波で覚醒した[[サバイバー]]も増殖を開始。
+時空の裂け目から[[ゼニス]]が降臨し、空から無数の[[三角錐>トライストーン]]が降り注ぎ、[[ワールド・ウォー・ゼニス>《天頂開戦ゼニス》]]が勃発。
+[[超銀河弾>《超銀河弾 HELL》]]が虚空から発射され、9000個もの次元の穴が空き、それぞれが[[超次元>超次元ゾーン]]と繋がる。
+地中深くに眠っていた5つの[[進化クロスギア]]が暴走、[[ディスペクター]]へと力を与えつつ、すべての[[クロスギア]]と融合し活動し始めた([[ミロク]]にも予想外の出来事だったらしい)。
+5体の[[バラギアラ>天地命動 バラギアラ]]が降臨した[[ゼニス]]((3のゼニスと同一か厳密には不明。もう一度降臨した可能性もある))と共鳴し[[ゼロ文明]]の力を吸収、ゼロと[[レインボー>多色]]の矛盾によって新たなゼニスである《「色災」の頂 カラーレス・レインボー》が生まれ暴走した。
+[[闇文明]]で[[円卓>《零王の円卓》]]を媒介として[[オリジナル・ハート>《黒月の古城 オリジナル・ハート》]]が再生し、[[七王>闇の七王]]が復活して新たな[[ゴッド]]として[[リンク>G・リンク]]し始め、新たな闇の王が誕生する。
+オリジナル・ハートによって円卓に強大な力が流れ込んだ結果、[[業王 ディガロ>《業王の破戒》]]と[[幻王 ザイン>《九番目の旧王》]]の二王が甦りさらにリンク。ところが[[《覇王ブラックモナーク》]]の復活とイデア・フェニックスが顕現した衝撃で一瞬で消し飛ぶ。
+[[禁断の星>《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]を呼び寄せ[[禁断爆発]]させて、[[アチーチ・タウン>《灼熱の町 アチーチ・タウン》]]周辺半径2万kmを消し飛ばす([[ついでにフィオナの森も燃えた(8分ぶり4回目)>《ジャリ <デスマ.Star>》]])。
+[[水文明]]の[[禁断の12プログラム>《ウォルタ》]]を同時起動して[[水文明]]中のコンピュータを熱暴走させ、[[リキッド・ピープル]]が[[蒸発する>《ガルザウルス》]]。
+世界が[[オーロラ>《逆転のオーロラ》]]に覆われ[[爆発を起こす>基本セット背景ストーリー]]。
//「石柱」状態での所業はどうしても[[石柱]]記事と内容が被るので、そちらを充実させて《ドキンダンテ》記事内では簡略化でもいい気がします。
}}
11の大災は《ドキンダンテ》が計画的に発動したものだと思われるが、被害にあった者たちから見れば「突然」「いきなり」「脈略もなく」起こった理不尽な出来事であった。
そして最後、12番目の滅亡こそ《ドキンダンテ》の顕現であり、一度は駆けつけた[[モモキング>《ボルシャック・モモキングNEX》]]により針は止められるも、奇跡の力で針を強引にXIIに動かす事でこれを達成、ついにその姿を現す。
『宣言した通りの未来を起こす力』と『概念に干渉する力』で過去改変を行い、「今までの[[背景ストーリー]]がバッドエンドに終わった可能性の世界」を出現させ超獣世界の滅亡を進める。
世界改変だけでなく直接戦闘能力もすさまじく、未来宣言の力で敵対者を打ちのめし、「ミラクルD2フィールド」によっていかなる攻撃も寄せ付けない。

一度はその圧倒的な力で[[モモキング]]を倒すも、[[天聖王>《聖霊王アルカディアス》]]の力を身に着けた[[《アルカディアス・モモキング》]]の[[絶対の秩序>呪文ロック]]で滅亡の運命を上書きされ、ミラクルD2フィールドの守りも破られる。
しかし、奇跡の力で再生した《ドキンダンテ》は過去現在未来から集めた滅びのエネルギーを集め、撃ち出した[[《禁時王秘伝エンドオブランド》]]で「時」という概念を消し飛ばして変化を否定し、世界滅亡を止める事を不可能にした。

最期は[[《天聖王儀 アルカディア・グローリー》]]で自らの時間を止められた上で聖剣で貫かれ、奇跡を起こす事なく石化した。「[[禁断王>《伝説の禁断 ドキンダムX GS》]]」の魂は無事「[[超獣王来列伝>DMSP-02]]」へと還り、時間の概念もどうにかして天聖王の力で取り戻したが、エンドオブランドによって開いた時空の穴は[[更なる脅威を呼び寄せるのだった…>《禁断竜王 Vol-Val-8》]]。[[同じディスペクターの王>《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]すらも巻き込み、禁断の災厄は続いていく。

-[[《聖霊王アルカディアス》]]のような《ドキンダンテ》にとって相性の悪い力をもってしても対処が困難な強敵であり、11個ある「世界滅亡のシナリオ」の1つ1つがシリーズの最終章で起こるような大惨事を引き起こしたにも関わらず、これでも[[ディスペクター]]の五大勢力のなかで2番目に登場した王であり、''まだ3体の王が控えている状態''である。
シリーズ第2弾の時点で、[[背景ストーリー]]のラスボス格クラス以上の事を11個も成し遂げた事は、多くのユーザーに衝撃を与えた。
--それら一つ一つの被害でさえ、[[歴代>《エクス・リボルバー・ドラゴン》]][[カード>《悪魔神ザビ・リブラ》]]が[[齎した>《超銀河弾 HELL》]]被害を遥かに上回るのだから凄まじい。
しかもタチの悪いことに《ドキンダンテ》を倒せても滅亡で固定された未来を変えられないために根本的な解決にはならず、今までの[[背景ストーリー]]で行ってきた長い時間をかけての復興すら出来ない。
--[[《禁時王秘伝エンドオブランド》]]を発動する前に行った復活は「奇跡の力」と呼ばれており、[[EXライフ]]による物でない可能性が指摘されている(石柱状態と《ドキンダンテ》の両方で再生を行っている)。
だとすれば、''未来操作、過去改変、攻撃無効、常軌を逸した範囲と破壊力の攻撃''というただでさえ理不尽な強さに加え、''無限の復活能力''まで加わる事になる。
--以上のことから、プレイヤー間でも''歴代[[背景ストーリー]]最強''候補として名を挙げられている。
-合成元となった《ドキンダムX》は[[ラスボス>《伝説の正体 ギュウジン丸》]]を出落ちにした挙句[[革命軍]]を軒並み封印して[[革命編背景ストーリー]]を一時バッドエンドに終わらせた強敵であり、《ミラダンテXII》も[[前身>《時の革命 ミラダンテ》]]の時点で[[S級侵略者]]2体と[[《極まる侵略 G.O.D.》]]を同時に相手にして勝つ程の強豪だったため、この2人が合わさった《ドキンダンテ》はこれ程までに強力な存在となったのだろう。
--開発主任KのTwitterによれば、《ミラダンテXII》の力は奇跡という名目で「可能性」を扱う力であり、それが禁断と融合したことで「最悪な可能性」を具現化する能力になったという。
-先述した通り、次弾[[DMRP-19]]にて対策[[カード]]である[[《天聖王儀 アルカディア・グローリー》]]が登場している。[[コスト]]面の工夫でこの[[クリーチャー]]の[[能力]]の誘発を回避しているだけでなく、「[[シールド送り]]で[[EXライフ]]を剥がし、味方に[[すべてのバトルに勝つ]]を[[付与]]して[[パワー]]99999を無力化する」など、[[効果]]面でも明確にこの[[カード]]を[[メタ]]っており、[[《ジョラゴン・ビッグ100》]]等と同じ、いわゆる「対ラスボス必殺[[カード]]」であることがわかる。
--ただ、こうした[[カード]]はこれまで「''シリーズラスボスを撃破するために作られた''」物が多く、やはりシリーズ第2弾の[[クリーチャー]]としてははるかに破格の扱いを受けていることがわかる。
-世界規模の大惨事を引き起こし、時空に穴を開け、そこから新たな敵が襲来してくるなど、どことなく[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]と似通う要素が多い。
***アニメでの活躍 [#wbcf1acb]
「デュエル・マスターズ キング!」にて、『混成』[[ディスペクター]]ながら[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]同様[[ジェンドル]]が使用。[[キングマスター]]であるためだろうか。
13話にて[[ジェンドル]]の手で封印から解放された[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]と、どこからか入手していた[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]と合成し、作り出された。
そのまま同話の[[キラ]]戦でデュエマにも登場。[[キラ]]の[[ブロッカー]]戦略を封殺しきった。
-初めて[[召喚]]された際には、これまでの[[ディスペクター]]で定番だった「カプセル演出」が省略されている。代わりに、「虚空から[[石柱]]が飛来し、そこから目覚めるように《ドキンダンテ》の姿へと変貌する」という、[[背景ストーリー>王来篇背景ストーリー]]を思わせる演出がなされている。
-各種の[[カードイラスト]]では《ドキンダムX》の槍と《ミラダンテXII》の針が一体化しているが、アニメのCGモデルではこれらは分離している模様。また、[[cip]]の[[能力]][[無視]]は「《ドキンダムX》の槍と《ミラダンテXII》の針が『0時』を示すように時計の頂点を指し、そこから青い波動を発し相手の[[クリーチャー]]を石化させる」という演出で表現されている。
--なおこの際、《ドキンダムX》の槍が一本減って《ミラダンテXII》の針が3本になっている。その後の[[攻撃]]時には消えていた槍がどこからともなく出現し、それを発射して[[シールド]]を[[ブレイク]]していた。
--各[[ディスペクター]]の[[EXライフ]][[シールド]]は、多くの場合「オレンジ色のミニチュアモデルが張り付いた[[シールド]]」という形で表されるが、この[[クリーチャー]]の場合全身が巨大すぎる為か、「オレンジ色の《ドキンダムX》が[[カードイラスト]]の様に[[シールド]]に磔にされている」という表現になっている。
--この[[クリーチャー]]のルビは「''トゥエンティ''ツー」だが、[[ジェンドル]]は「''トウェンティ''ツー」と発音している。「ブラッ''ドゥ''」と発音される[[《腐聖 ブラッ''ドウ''-2》>《腐聖 ブラッドウ-2》]]とは対照的。
-そのあまりの強力さから、[[ジョー>切札 ジョー]]一行は打倒《ドキンダンテ》に頭を悩ませる羽目になり、ストーリーも「対《ドキンダンテ》対策として《ドキンダムX》の弱点を探る」という目的が主題となっている。

-「ジョーvsジェンドル(2戦目)」では、ジョーが[[カウンター]][[能力]]を恐れずに攻め続けたことで[[手札]]の[[光]]の[[呪文]]を使い切ってしまい、[[《アルカディアス・モモキング》]]に[[カウンター]]を封じられる。
その後、[[《天聖王儀 アルカディア・グローリー》]]の[[効果]]と[[《王来英雄 モモキングRX》]]の[[シンカパワー]]を受けた[[《アルカディアス・モモキング》]]の連続[[攻撃]]で[[破壊]]された。
デュエマ終了後に[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]と[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]に分離し、前者はジョーの手に渡って[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]になっている。

**関連カード [#idb2ab44]
-[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]
-[[《伝説の禁断 ドキンダムX GS》]]
-[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《禁時王秘伝エンドオブランド》]]
--[[《ジャスティス・フォース》]](P23/Y20)
--[[《混成秘伝デュアルスタック》]](P34/Y20)
--[[《ファイナル・ストップ》]](P37/Y20)

//**[[フレーバーテキスト]] [#a4d422fa]
//-[[]]

**収録セット [#g2cb4cf6]
-illus.[[RUI MARUYAMA]]
--[[DMRP-18 「王来篇 第2弾 禁時王の凶来」>DMRP-18]](KM3/KM3)、(3S/20) 、(3B/20)

**参考 [#wed9d834]
-[[白青赤]]
-[[ディスペクター]]
-[[エンジェル・コマンド・ドラゴン]]
-[[禁断]]
-[[EXライフ]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[無視]]
-[[召喚]]
-[[詠唱]]
-[[ドロー]]
-[[手札]]
-[[呪文]]
-[[コスト踏み倒し]]

-[[キングマスターカード]]
-[[石柱]]

&tag(クリーチャー,光文明,水文明,火文明,白青赤,多色,コスト9,ディスペクター,混成,エンジェル・コマンド・ドラゴン,エンジェル・コマンド,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,禁断(種族),パワー99999,EXライフ,T・ブレイカー,cip,無視,相手のターン中,コスト9以下,召喚限定cip付与,唱えた時,ドロー,コスト踏み倒し,呪文サポート,ミラダンテ,ドキンダム,KGM,キングマスターカード,RUI MARUYAMA);