#author("2022-06-20T23:50:12+09:00","","")
*《&ruby(きんだんヒーロー){禁断英雄}; モモキングダム&ruby(エックス){X};》 [#u114f22c]

|禁断英雄 モモキングダムX KGM 闇/火文明[ジョーカーズ] (2)|
|スター進化クリーチャー:ジョーカーズ/禁断/レクスターズ 99999|
|''禁断スター進化'':このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から進化ではないレクスターズが出るまで表向きにし、それをこのクリーチャーの下に置く。その後、山札をシャッフルする。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる)|
|自分の他のレクスターズが出た時、自分の山札の上から1枚目を表向きにしてこのクリーチャーの下に置いてもよい。|
|このクリーチャーは、カードが6枚以上含まれていなければ、攻撃できず、相手に選ばれない。|
|このクリーチャーに含まれるカードが6枚になった時、このターン、相手のクリーチャーすべてのパワーを-99999する。|
|''T・ブレイカー''|

※[[カード名]]の「エックス」の表記は、実際のカードでは[[禁断文字]]、公式カードリストでは「X」

[[DMRP-19]]で登場した[[闇]]/[[火]]の[[ジョーカーズ]]/[[禁断]]/[[レクスターズ]]の[[スター進化クリーチャー]]。

[[《王来英雄 モモキングRX》]]が[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の魂を受け継いだ[[スター進化クリーチャー]]。

かつてデュエマの常識を覆した[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]同様、非常に変わった性質を持つカードとなっている。

特殊な[[スター進化]]である[[禁断スター進化]]を持つ。[[進化元]]がない状態で[[バトルゾーン]]に出て、[[バトルゾーン]]に出た時、[[山札]]の非[[進化]][[レクスターズ]]を1枚、自身の下に置く。
[[デッキ進化]]に似ているが、[[山札]]の[[クリーチャー]]から[[進化]]するのではなく、''[[バトルゾーン]]に出した後でカードとして[[進化元]]を追加する''。
[[バトルゾーン]]にいる[[クリーチャー]]から[[進化]]しているわけではないため、''下に入れた[[レクスターズ]]の[[シンカパワー]]は使用できない''。


能力により、自身にカードが6枚以上含まれていなければ相手に選ばれないが、[[攻撃]]することもできない。

条件未達成時でも、[[《テック団の波壊Go!》]]の全体バウンス等、選ばない[[除去]]の対象になってしまう点は注意。
攻撃によるバトル対象には[[アンタッチャブル]]は働かない。そのパワーのおかげで生半可な攻撃ではバトルに負けないが、[[マッハファイター]]と[[スレイヤー]]を両立する[[《霊黒接続 スピリガリア》]]、[[《Disカルセ・ドニー》]]、[[《ライマー・ダー》]]にはやられてしまう。
しかし、除去されたら除去されたで[[スター進化]]の特性が働き、進化元となるクリーチャーが場に残る事となる。

条件を満たすまでクリーチャーですらない《ドキンダムX》と違い、[[ダイヤモンド状態]]にすると[[アンタッチャブル]]を維持したまま[[パワー]]99999の[[T・ブレイカー]]となる。
進化クリーチャーなので召喚酔いをせず、[[《震空の鎖 メタルモグラ》]]など召喚酔いは無効にならない効果でも、出たターンから攻撃可能となる。

出た後には、[[レクスターズ]]を出す度に自身に[[進化元]]を1枚追加することができ、自身に含まれるカードが6枚になった時、相手[[クリーチャー]]全ての[[パワー]]を-99999し、攻撃可能となるが、選ばれない効果は失う。

元になった[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の[[能力]]をオマージュしており、「自身に連なる[[種族]]を持った[[クリーチャー]]を出すことで封印を解き、封印が完全に解かれた時に[[全体除去]]を放つ」という構成のカードとなっている。
[[《禁断〜封印されしX〜》]]がある状態だと[[コマンド]]持ち[[S・トリガー獣]]が[[防御札]]に化けるのと同様に、《モモキングダムX》がある状態だと[[レクスターズ]]持ち[[S・トリガー獣]]が[[防御札]]に化ける。
後に[[タマシード]]というカードタイプも登場し、よりカウンター性能の高いデッキを作ることが可能になった。[[《シラズ死鬼の封》]]といった自分の盤面を強化するカードを使いつつ相手クリーチャーの実質[[リセット]]が行える。

[[除去]]の方法は[[パワー低下]]なので、回数に限りのある[[除去]][[耐性]]を無効化して[[除去]]できる。登場時点の環境では[[スター進化]]と[[EXライフ]]を持つ[[クリーチャー]]が多数存在しており、[[パワー低下]]でそれらを貫通できるメリットは大きい。
下にカードを入れる効果は[[任意]]のため、自分の好きなタイミングで[[全体除去]]を放つことができる点も強力。相手からすれば[[クリーチャー]]を並べても一斉に除去される可能性を抱えることとなるためかなり厄介だろう。

「このクリーチャーに含まれるカード」とは《モモキングダムX》自身も含むため、初期状態は《モモキングダムX》と[[進化元]]の2枚となる。そのため、[[レクスターズ]]を4体出せば条件達成となる。
[[レクスターズ]]には小型[[クリーチャー]]が多く、バトルゾーンに4回出すのはそう難しくない。同弾には[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]などの[[侵略]]を持つ[[レクスターズ]]も登場しており、本家[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]と同様に連続[[侵略]]で一度に条件を満たすこともできる。

また、単にコスト2の[[レクスターズ]]としても優秀である。[[アンタッチャブル]]と高いパワーから、2ターン目に出したこの[[クリーチャー]]を、返しのターンに進化元ごと除去することはほぼ不可能(([[《緊縛の影バインド・シャドウ》]]+[[《ブラッディ・サイクロン》]]2枚、[[《【ガチ】アイスバトルチャレンジ【対決】》]]+[[《ナゾの光・リリアング》]]+[[《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》]]+《ブラッディ・サイクロン》+進化元を除去できる[[S・バック]][[クリーチャー]]、[[《ラッキー・ダーツ》]]+[[《S・S・S》]]など、要求値の高さに目を瞑れば、理論上は可能))。
コストの低さから[[《「正義星帝」 <鬼羅.Star>》]]の能力の対象内に入っており、踏み倒せるだけでなく[[アンタッチャブル]]かつパワー99999の[[ブロッカー]]という強固な壁にもなれる。

進化元が場に要らず低コストの除去されにくい[[進化クリーチャー]]という点でも優秀で、[[究極進化]]の[[進化元]]としても適している。
[[コスト]]が小さいので[[《ベイビー・バース》]]や[[《タイホウ入道》]]など、踏み倒し方法も豊富。

[[退化]]との相性もよい。[[デッキ]]に非[[進化]][[レクスターズ]]を入れなければ[[進化元]]がいない状態で[[バトルゾーン]]に出せるため、[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]で[[進化元]]を追加して好きな[[クリーチャー]]に[[退化]]させられる。[[スター進化]]の[[耐性]]があるため、ただの[[クリーチャー]][[除去]]でも[[退化]]できる。
同様の動きは[[メテオバーン]]や[[《リバース・トーン》]]などを使うことでも可能だが、それらに比べるとこのカード単体で[[進化元]]のいない[[進化クリーチャー]]を用意できる点で一線を画する。
また、非[[進化]][[レクスターズ]]を1種類のみ[[デッキ]]に入れることで、確実に狙った非[[進化]][[レクスターズ]]を[[進化元]]にできる。その状態で[[退化]]させることで、非[[進化]][[レクスターズ]]を[[再構築]]で残すことができる。実用性を無視すれば、1ターン目に召喚した[[《パイパーパイプー》]]の[[Jトルネード]]による最速2[[ターン]]目となる。

-勘違いしやすいが、[[《暗黒鎧 ダースシスK》]]や[[《ニクジール・ブッシャー》]]では[[退化]]できない。「召喚コストを支払うかわりに、ゾーン移動させるかわりに、一番上のカードが離れる」という行為はルール上認められないからである。[[開発陣でもミスすることがある模様。>https://twitter.com/syaba3/status/1498533522172043264]]

このカードの登場時点では非[[進化]][[レクスターズ]]のほとんどは低[[コスト]][[クリーチャー]]か[[cip]]持ちであったため、[[退化]]させるメリットは薄かった。[[cip]]によらずに[[能力]]を発揮できる[[《未来王龍 モモキングJO》]]の登場で[[デッキ]]から任意の[[レクスターズ]]を呼べる点が活かせるようになった。

もしトリッキーな方法でカードが6枚以上含まれるようにしたいなら、[[レクスターズ]]軸の[[【メタリカサザン】]]で相手を[[コントロール]]しながら育てるという方法があるだろう。全く[[デッキ]]と[[色]]は合わないが、[[《奇石 イカガ》]]で呼び出せば問題ない。

-[[Jチェンジ]]でこれを出せばT・ブレイカーでシールド3枚割ることができる。[[《タイク・タイソンズ》]]から入れ替えれば3ターン目にT・ブレイク、またはパワー99999で殴り返しができるアタッカーに。

-[[《ムシ無視のんのん/灰になるほどヒート》]]の両面どちらからでも[[コスト踏み倒し]]可能。特に[[S・トリガー]]を持つ[[《灰になるほどヒート》>《ムシ無視のんのん/灰になるほどヒート》]]から踏み倒せば99999[[火力]]となりほとんどの[[クリーチャー]]を[[除去]]できるだろう。

**ルール [#x6e4d599]
「[[禁断スター進化]]」には独自のルールが存在する。以下に総合ルールや公式のよくある質問から抜粋して記述する。

-[[禁断スター進化]]は[[スター進化]]や通常の[[進化]]のように''[[進化元]]に重ねる形で[[バトルゾーン]]に出すことは出来ない''。
--[[《王来英雄 モモキングRX》]]や[[《エヴォ・ルピア》]]の[[cip]]「このクリーチャーから進化できるクリーチャー」のテキストで踏み倒すことはできない。

-[[禁断スター進化]]はテキストが[[「このクリーチャーが出た時」で始まる能力>「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力]]である。そのため、[[《黒豆だんしゃく》>《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》]]や[[《地封龍 ギャイア》]]の能力の対象となる。《ギャイア》の場合は[[進化元]]を追加する前に[[マナ送り]]となるので、このカード単体で[[マナゾーン]]へ移動する。
--特に意味はないが、[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]や[[《ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜》]]で参照することもできる。その場合、発生源はそれらのカードとして扱うため、《ジョラゴン》または《Jの旅路》の下にカードを仕込むこととなる。

-[[禁断スター進化]]は[[cip]]であり、そのcipが不発になったり[[出ることによって起こる効果]]が無視されたとしても、すでに出たこのクリーチャーに遡及してバトルゾーンから追放されるといったことは発生しない。
--自分の山札をすべて表向きにして[[非進化]][[レクスターズ]]が1枚も無かった場合、''進化元を持たず単体でバトルゾーンに残る''。
---厳密には、1枚ずつ表向きにして進化元があるかをチェックしていくが、デッキ構築の時点で1枚も入れていないのなら、手順を省略して一気に全部を表向きにすることが認められる場合がある。トラブルを避けるために、必ず手順を省略しても問題ないか、対戦相手およびジャッジに確認を取ること。
--相手の[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]]がいる場合、[[禁断スター進化]]は[[トリガー]]しなくなるため[[山札]]を表向きにせずに単体でバトルゾーンに出すこととなる。

-進化クリーチャーの一種ではあるため、[[召喚酔い]]はせず、[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]のような進化クリーチャーしか対象に選べない効果、逆に[[《魂と記憶の盾》]]など進化クリーチャーを対象に選べない効果は文字通りの挙動となる。
--なお、[[禁断スター進化]]によって、《モモキングダムX》の下に《モモキングダムX》が置かれることはない。進化元が必要ない特殊な進化体であったとしても、《モモキングダムX》は進化レクスターズには違いない為である。

-[[パワー低下]]の条件は自身に含まれるカードが6枚になった時に起動する[[誘発型能力]]である。よって[[退化]]を用いてカードを6枚含むように《モモキングダムX》を場に出した時には起動せず、その状態で新たに7枚目以降のカードを追加しても起動しない。逆に[[カード指定除去]]で含まれるカードが6枚になるように減らした場合は起動する。

-含まれているカードが5枚の《モモキングダムX》に[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]の[[cip]]を使い、一気に7枚に到達させても「含まれるカードが6枚になった時」はトリガーする。

-[[総合ルール]]811.1bにて「禁断スター進化クリーチャー」についての記載があるが、このクリーチャーは「[[特殊タイプ]]込みの[[カードタイプ]]が[[スター進化クリーチャー]]のカードが能力に[[禁断スター進化]]を持っている」だけであり、''禁断スター進化クリーチャーそのものではない''。今後何らかの[[エラッタ]]ないしは[[総合ルール]]の変更が入ると思われる。
--ただし、省略表記で「[[究極進化]]を持つ[[進化クリーチャー]]」を「究極進化クリーチャー」と呼んだりすることはある。>[[究極進化MAX]]、[[《大勇者「銀河の誘発」》]]

**環境において [#lfaead78]
登場初期頃は相性の良い[[レクスターズ]]に恵まれておらず、[[禁断解放]]を取り入れた戦術は力不足が否めなかった。
逆に注目を集めたのは、進化元が山札に存在しなくともバトルゾーンに出せるという前代未聞の裁定。これを利用して[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]や[[《時空の庭園》]]で下に任意のクリーチャーを仕込み、[[《怒りの影ブラック・フェザー》]]等の味方を除去するカードをこのクリーチャーに使用して[[スター進化]]による耐性で仕込んだクリーチャーを早出しする新たな[[退化]]戦術が成立。本来の使い方とはかけ離れた形で流行する事となった。

後に相性の良いレクスターズである[[《未来王龍 モモキングJO》]]が登場するも、それは退化戦術における話であり、デッキ内の非進化レクスターズを《モモキングJO》のみとし、上述の退化戦術を応用して最速3ターン目に[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]や[[《アルカディアス・モモキング》]]でロックを掛けつつ連続攻撃を決めて殴りきる[[【JO退化】>【モモキングJO】]]が成立。皮肉にも退化戦術への利用に拍車をかけてしまい、固有能力である[[禁断スター進化]]を文字って「[[禁断スター退化>【禁断スター退化】]]」等と揶揄される羽目となった。
12月初旬になると[[禁断解放]]を取り入れた本来の使い方での入賞報告も見られる様になったが、それでも隆盛していたのは主に退化の方であった。

しかし[[王来MAX]]期に突入すると同時に転機が訪れる。新たなカードタイプ・[[タマシード]]の登場である。
タマシードは基本的にレクスターズを持つ上にこのクリーチャーの能力の対象にカードタイプの指定が無かった事が幸いし、タマシードを主体にこのクリーチャーの[[禁断解放]]を現実的な全体除去手段として取り入れる戦術が見いだされた。[[S・トリガー]]を持つ物も含め優秀なレクスターズタマシードが激増した上に、タマシードを一斉展開する[[《「正義星帝」 <ライオネル.Star>》]]や大量に進化元が溜まる性質と非常に相性の良い[[《無限銀河ジ・エンド・オブ・ユニバース》]]との組み合わせが注目を集める。さらにカウント進行が任意かつ解放前は[[アンタッチャブル]]である事により、以前から猛威を奮っていた[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]にも強い事から[[白]][[黒]][[赤]]型の[[【ライオネル.Star】]]が成立すると、タマシードのメタ貫通性能も合わさって対処が非常に困難な全体除去札として環境に乱入。遂に本来の使い方においても環境入りを果たしたのであった。

**その他 [#f3f45285]
-[[DMRP-19]]のパック名が「禁断龍VS禁断竜」で、「禁断竜」は[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]、「禁断龍」はこのクリーチャーを指しているはずだが、なぜか種族は[[ドラゴン]]でない。
--さらに、《モモキング》系列は[[《切札ジョー&モモキング》]]を除いたすべてが[[ヒーロー・ドラゴン]]や[[ジョーカーズ・ドラゴン]]など「[[ドラゴン]]」を含んでいたため、その意味でもやや違和感がある。コスト2という軽さなので、ゲームバランスの都合で削除されたのだろうか。

-進化できない[[進化クリーチャー]]は史上初で、無条件でバトルゾーンに出せる[[進化クリーチャー]]としても事実上初である。
--《モモキングダムX》登場前にも、[[進化元]]を使わずに[[バトルゾーン]]に出せる[[進化クリーチャー]]の前例として[[《超神龍バリアント・バデス》]]が存在した。しかしそちらは[[進化元]]が明記されており、さらに原則として[[進化]]させないとバトルゾーンにとどまることはできない。その上、《バリアント・バデス》以外の[[マナ進化GV]]は0〜2体を進化元に使うことはできないため、前例とはいえかなり例外的なケースである。
--[[禁断スター進化]]の詳細が明らかになっていなかった時分には、進化クリーチャーでありながら進化しないというのは不自然さを感じる者は少なくなく、誤植ではないかと推察する向きもあった。

-アニメにのみ登場していた[[黒い人]]を除けば史上初の[[闇]]の[[ジョーカーズ]]。
そしてこのカードの登場により、遂に[[無色]]・[[火]]・[[自然]]・[[水]]・[[光]]・[[闇]]すべての文明にジョーカーズが出揃った。初登場からここまで''約4年''である。

-他の[[レクスターズ]]を出す事で攻撃可能になるまでの条件を満たしていくギミックは、《ドキンダムX》の封印解除を意識している物と思われる。
--同じく、同一ターン中に何度でも達成度を進められる点においても共通している。
--しかし、通常種族の[[コマンド]]と違って[[特殊種族]]の[[レクスターズ]]がこの先発展していくかは未知数である。

//能力の大半をレクスターズに依存しているだけあって、このカードの将来はまだ分からない。
//最も手軽に出せる究極進化の進化元に使えるクリーチャーという独自性があるので、レクスターズのリリースが終了しても使われる可能性はある

-情報公開時点では[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の魂を持つ[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]との決着がついていなかったため、今度は「あのドキンダンテにどうやって勝ったのか」と話題になっていた。
-かつての敵勢力であった者達と[[スター進化]]を果たした[[レクスターズ]]はこれまでにも何体か存在していたが、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]は[[革命編]]にて[[革命軍]]を一度壊滅状態にまで追い込み、続く[[革命ファイナル]]編にまでも影響を及ぼし続けた歴代でも屈指の凶悪クリーチャーである。実際[[《ボルシャック・ドラゴン》]]から「極めて危険」と評された通り5体の[[提督]]と[[マスター・イニシャルズ]]の[[ディスペクター]]をけしかけ、自身も出会い頭に有無を言わさず襲撃し禁断の力で[[モモキング]]を蝕んでいる。

-アニメ『デュエル・マスターズ キング!』で[[切札 ジョー]]が使う[[キングマスターカード]]。
[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]を倒した際、そこから分離した[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]が[[《王来英雄 モモキングRX》]]に力を与えてこのカードに変化している。
入手したての頃のジョーはこのカードを[[ドロー]]する事すらできなかったが、闇の感情と共に生み出した[[闇]]の[[ジョーカーズ]]と、闇の感情の何たるかを説く[[ゼーロJr.]]の協力で、このカードの[[能力]]を解放するに至っている。
『キング!』33話で[[禁断]]の力を行使し続けてきた代償として禁断の力に飲み込まれてしまったが、「[[《Volzeos-Balamord》]]から[[ジョー>切札 ジョー]]を守りたい」という思いで辛うじて自身を突き動かし、ジョーの「モモキングと一緒に[[デュエマ]]してバカやれる世界を守りたい」という思いに呼応したことで、[[新たな力>《未来王龍 モモキングJO》]]を得た。
--デュエマでの初登場は「ジョーvsゼーロJr.」戦。[[パワー]]低下で[[スター進化クリーチャー]]を[[進化元]]ごと[[破壊]]した。
--[[ガットルズ]]とのデュエマでは「ジョーvs[[エスパー・マギ]]」戦で初めて投入され、手札・シールド共に0枚という絶体絶命のピンチで[[今引き]]した[[《モモスター キャンベロ》]]をバトルゾーンに出したことで解放された。そしてエスパー・マギのクリーチャーを一掃、そのままジョーの逆転勝利に繋がっている。
---この際の口上は、「ドキンドキン」「ダムダム」「[[禁断解放]]」といった、ジョーが師と仰ぐ[[バサラ]]が《ドキンダムX》を禁断解放させる時のものを踏襲していた。また、ジョーの目に禍々しい色のXが浮かび上がっており、不穏な雰囲気を漂わせている。
--召喚時や封印解放の演出も[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]のものを踏襲しており、召喚時にモモキング自身が「イグニッション!((アニメ『VSRF』におけるバサラの[[Dスイッチ]]起動時のセリフ))」や「セットオン!」と叫びながら登場するなど、総じて[[バサラ]]への強いリスペクトが感じられる演出となっている。
--[[禁断解放]]をオマージュしたと思われる全体[[パワー低下]]は、アニメではそのまま「禁断解放」と呼ばれている。

**関連カード [#v715cc9f]
-''PREV''
--[[《アルカディアス・モモキング》]]

-''NEXT''
--[[《無双龍騎 ボルバル・モモキング》]]

-[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]
-[[《禁断のモモキングダム》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《ダムダム・ジョーカーズ》]]

**収録セット [#w634b7db]
-illus.[[YOICHI ITO]]
--[[DMRP-19「王来篇 第3弾 禁断龍VS禁断竜」>DMRP-19]](KM1/KM3)、(1S/20)、(1B/20)

**参考 [#a940973d]
-[[スター進化クリーチャー]]
-[[ジョーカーズ]]
-[[禁断]]
-[[レクスターズ]]
-[[禁断スター進化]]
-[[山札の上]]
-[[表向き]]
-[[クリーチャーの下]]
-[[攻撃できない]]
-[[アンタッチャブル]]
-[[パワー低下]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[【モモキングダムX】]]
-[[【禁断スター退化】]]
-[[モモキング]]

-[[キングマスターカード]]

----
[[公式Q&A]]

-カード特性について

>Q.自分の[[《タイク・タイソンズ》]]が攻撃する時に、「Jチェンジ」でマナゾーンの''《禁断英雄 モモキングダムX》''と入れ替えられますか?
A.はい、入れ替えられます。''《禁断英雄 モモキングダムX》''は攻撃を継続した状態でバトルゾーンに出て、「出た時」の能力も解決します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40200]](2021.9.24)

-1つ目の能力について
--[[スター進化]]、[[禁断スター進化]]も参照のこと

>Q.相手のバトルゾーンに[[《地封龍 ギャイア》]]がいる状況で、自分が''《禁断英雄 モモキングダムX》''を召喚した場合、''《禁断英雄 モモキングダムX》''はかわりにマナゾーンに置かれますか?
A.はい、マナゾーンに置かれます。''《禁断英雄 モモキングダムX》''は「出た時」の能力を持つクリーチャーです。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40201]](2021.9.24)

>Q.相手の[[《とこしえの超人》]]がバトルゾーンにいる状況です。自分の''《禁断英雄 モモキングダムX》''の「出た時」の能力や「自分の他のレクスターズが出た時」の能力で、山札からカードを''《禁断英雄 モモキングダムX》''の下に置けますか?
Aはい、置けます。カードの下にカードを置いても、出したことにはなりません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40204]](2021.9.24)

>Q.相手の[[《絶十 <九極.Star>》]]がバトルゾーンにいる状況です。自分の''《禁断英雄 モモキングダムX》''の「出た時」の能力や「自分の他のレクスターズが出た時」の能力で、山札からカードを''《禁断英雄 モモキングダムX》''の下に置けますか?
A.はい、置けます。カードの下にカードを置いても、出したことにはなりません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40205]](2021.9.24)

>Q.相手の[[《Q.Q.QX./終葬 5.S.D.》]]がバトルゾーンにいる状況です。自分の''《禁断英雄 モモキングダムX》''の「出た時」や「自分の他のレクスターズが出た時」の能力はどうなりますか?
A.相手は、自身の山札を見ることができませんので、何も起きません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40208]](2021.9.24)

>Q.''《禁断英雄 モモキングダムX》''の「出た時」の能力で、自分の山札から進化ではないレクスターズが1枚も表向きにならなかった場合、どうなりますか?
A.表向きにしたすべてのカードを裏向きにし、シャッフルします。この''《禁断英雄 モモキングダムX》''は下にカードが無いまま、バトルゾーンに残ります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40209]](2021.9.24)

>Q.相手の[[《The邪悪 寄成ギョウ》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分は''《禁断英雄 モモキングダムX》''をバトルゾーンに出しました。「出た時」の能力で相手は自身の山札の上から表向きにしていったところ、進化ではないレクスターズが出ました。この場合、その表向きにしたカードはどうなりますか?
A.相手が表向きにしたカードは、自分の''《禁断英雄 モモキングダムX》''の下に置かれようとしますが、相手のカードを自分のカードの下に置くことはできませんので、その表向きにしたカードは裏向きに戻し、山札をシャッフルします。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40210]](2021.9.24)

>Q.自分の[[《王来英雄 モモキングRX》]]の「出た時」の能力で、自分の手札から''《禁断英雄 モモキングダムX》''をこの[[《王来英雄 モモキングRX》]]の上に置けますか?
A.いいえ、置けません。禁断スター進化クリーチャーは、通常の進化クリーチャーのようにバトルゾーンのクリーチャーの上に置いて出すことはできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40211]](2021.9.24)

>Q.[[《未来王龍 モモキングJO》]]の「攻撃する時」の能力で、自分の手札から''《禁断英雄 モモキングダムX》''を上に置けますか?
A.いいえ、置けません。「禁断スター進化」を持つクリーチャーは、通常の進化クリーチャーのようにバトルゾーンのクリーチャーの上に置いて出すことはできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40590]](2021.12.17)

>Q.''《禁断英雄 モモキングダムX》''の「このクリーチャーが出た時」の能力で、山札の上から[[《ヨウガン竜鬼の封》]]が表向きになりました。&br;[[《ヨウガン竜鬼の封》]]はクリーチャーではありませんが、''《禁断英雄 モモキングダムX》''の下に置きますか?
A.はい、置きます。進化ではないレクスターズが表向きになったのであれば、クリーチャーではなかったとしても下に置く必要があります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41062]](2022.4.8)

-2つ目の能力について

>Q.自分の''《禁断英雄 モモキングダムX》''がバトルゾーンにいる状況で、自分は[[《ヨウガン竜鬼の封》]]を出しました。この時、「自分の他のレクスターズが出た時」の能力で、山札の上から1枚を''《禁断英雄 モモキングダムX》''の下に置けますか?
A.はい、置けます。種族に「レクスターズ」を含むカードが出たので、山札の上から1枚目を表向きにして''《禁断英雄 モモキングダムX》''の下に置けます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41063]](2022.4.8)

-4つ目の能力について

>Q.カードが下に6枚ある''《禁断英雄 モモキングダムX》''に[[《デーモン・ハンド》]]を唱え、効果で''《禁断英雄 モモキングダムX》''を破壊する際、「スター進化」で一番上のカードだけが離れました。再構築を行い、下にあった''《禁断英雄 モモキングダムX》''がバトルゾーンに残ったのですが、この時「このクリーチャーに含まれるカードが6枚になった時」の能力はトリガーしますか?
A.いいえ、トリガーしません。「このクリーチャーに含まれるカードが6枚になった時」の能力は、含まれるカードの枚数が変化した時にしかトリガーしません。''《禁断英雄 モモキングダムX》''は、再構築でバトルゾーンに残した時点で含まれるカードが6枚でしたので、枚数の変化はなく、能力はトリガーしません。
#region2((総合ルール 603.2c)){{
:603.2c |「になる」という語を用いている誘発イベントは、その示されたイベントが発生したときにのみ誘発します。元々その状態であった場合に誘発することはなく、その状態であり続ける間は再び誘発することはありません。同様に、カードがその状態でそのゾーンに入った場合にも誘発しません。&br;例: クリーチャーが「タップ状態になった」ときに誘発する能力は、バトルゾーンにあるクリーチャーがアンタップ状態からタップ状態になった時にのみ誘発します。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40202]](2021.9.24)

>Q.カードが下に6枚ある''《禁断英雄 モモキングダムX》''に[[《龍脈術 落城の計》]]を唱え、効果で下にあるカードを1枚手札に加えました。含まれるカードが6枚になりましたが、「このクリーチャーに含まれるカードが6枚になった時」の能力はトリガーしますか?
A.はい、トリガーします。''《禁断英雄 モモキングダムX》''は、もともと7枚の状態でバトルゾーンにありましたので、1枚減って6枚になれば「6枚になった時」の能力はトリガーします。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40203]](2021.9.24)

>Q.[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]の「出た時」の能力でカードが下に4枚ある''《禁断英雄 モモキングダムX》''を選び、下にカードを2枚置きました。含まれるカードが7枚になりましたが、「このクリーチャーに含まれるカードが6枚になった時」の能力はトリガーしますか?
A.はい、一度でも6枚になった場合はトリガーします。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40206]](2021.9.24)

>Q.[[《爆龍覇 リンクウッド/「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」》]]の呪文側を唱え、下に4枚ある''《禁断英雄 モモキングダムX》''を選びました。効果でドラグハート・ウエポンを装備しましたが、「このクリーチャーに含まれるカードが6枚になった時」の能力はトリガーしますか?また、攻撃できるようになりますか?
A.いいえ、攻撃できません。ドラグハート・ウエポンは、装備されているクリーチャーに含まれるカードとして数えません。
#region2((総合ルール 109.2c)){{
:109.2c |複数枚のカードで構成されたクリーチャーの効果や能力は、それに含まれ、クリーチャーとして表出している全てのカードに適用されます。ドラグハートやクロスギアはクリーチャーの構成カードには含まれず、クリーチャーの上下に重なっているオーラや魔導具等はクリーチャーの構成カードに含まれます。&br;例: リンクしているゴッドに何らかの能力を付与した場合、リンクしている全てのゴッドに能力が適用されます。&br;例: 白皇世の意志 御嶺に付いた無修羅デジルムカデを、カードを選ぶ効果で除去する時、無修羅デジルムカデを指定し、除去することができます。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40207]](2021.9.24)

&tag(スター進化クリーチャー,進化クリーチャー,クリーチャー,闇文明,火文明,黒赤,2色,多色,コスト2,ジョーカーズ,禁断(種族),レクスターズ,パワー99999,禁断スター進化,スター進化,レクスターズサポート,cip付与,重ねる,攻撃できない,アンタッチャブル,含まれるカードが6枚になった時,パワー低下,全体パワー低下,パワー低下-99999,T・ブレイカー,モモキング,モモキング (名称カテゴリ),ドキンダム,《禁断》,KGM,キングマスターカード,YOICHI ITO);