#author("2022-05-08T10:38:02+09:00","","")
#author("2022-05-09T14:03:44+09:00","","")
*《&ruby(きんだんりゅうおう){禁断竜王}; &ruby(ボル){Vol};-&ruby(バル){Val};-&ruby(エイト){8};》 [#u114f22c]

|禁断竜王 Vol-Val-8 KGM 水/火/自然文明 (9)|
|クリーチャー:ディスペクター/アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン/禁断 54321|
|''EXライフ''|
|''スピードアタッカー''|
|''T・ブレイカー''|
|''ジャストダイバー''(このクリーチャーが出た時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーは相手に選ばれず攻撃されない)|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から5枚を見て、その中から2枚まで手札に加える。残りを好きな順序で山札の下に置く。その後、パワー6000以下のクリーチャーをすべて破壊してもよい。|
|自分のターンの終わりに、このターン、クリーチャーが4体以上破壊されていれば、このターンの後に自分のターンを追加する。|

[[DMRP-19]]で登場した[[水]]/[[火]]/[[自然]]の[[ディスペクター]]/[[アーマード・ドラゴン]]/[[アース・ドラゴン]]/[[禁断]]。

[[EXライフ]]と[[ジャストダイバー]]、そして54321という圧倒的な[[パワー]]によって非常に高い生存力を持つ。
さらに、強力な2つの[[効果]]を発揮できる[[アタックトリガー]]と[[スピードアタッカー]]を兼ね備え、極めつけに自分[[ターン終了時>ターン終了ステップ]]に[[クリーチャー]]が4体以上[[破壊]]されていれば''[[追加ターン]]を獲得''までできる豪快な[[能力]]を持つ。

[[アタックトリガー]]は[[山札]]の上5枚の中から2枚まで[[手札]]に加え、さらに任意で[[全体>全体除去]]6000[[火力]]を放つ。
必ず[[山札]]の上から3枚以上を[[デッキボトム]]に送ってしまうものの、このサイズの[[スピードアタッカー]][[T・ブレイカー]]が攻撃しながら[[手札補充]]を行ってくれるのは非常に便利。1枚も[[手札]]に加えないことも選べるので、[[ライブラリアウト]]の心配もない。
一方、その後に任意で発動できる[[火力]]については、6000という数値は[[インフレ]]が進んだ現在においては[[火力]][[除去]]としてそれほど信頼できる数値ではなく、小型の[[システムクリーチャー]]ぐらいなら一掃できても、本当に処理してしまいたい[[クリーチャー]]には今一つ届かないということも多い。
自軍も範囲に含むことから、[[pig]]持ちや役目を終えた[[ウィニー]]などをなるべく維持してこの[[アタックトリガー]]に巻き込み、[[追加ターン]]獲得の為の[[破壊]]数を稼ぐのが主な使い方になるだろう。
また、このカードがデッキに入っている可能性を仄めかせば、相手にパワー6000以下のクリーチャーを出させづらくする心理[[ロック]]が掛けられる。
-ある意味、この[[クリーチャー]]の[[火力]]が猛威を振るうのはこの[[クリーチャー]]を軸とした[[デッキ]]同士の[[ミラーマッチ]]だろう。お互い[[アタックトリガー]]で[[破壊]]できる[[クリーチャー]]を多用する可能性が高く、先にこの[[クリーチャー]]の[[召喚]]に成功した方が問答無用で[[追加ターン]]を獲得し、相手側の《Vol-Val-8》の[[能力]]発動を抑止する展開になる。

そして、この[[クリーチャー]]の本領である[[追加ターン]]獲得[[能力]]は、「自分[[ターン終了時>ターン終了ステップ]]に、その[[ターン]]中に[[クリーチャー]]が4体以上[[破壊]]されていれば」と非常に緩い条件で達成できる(「ターンの終わりに」の能力さえトリガーしていれば、《禁断竜王 Vol-Val-8》自身が[[マスターB・A・D]]や[[無月の大罪]]によって破壊された場合でも、追加ターンを得られる)。

[[スピードアタッカー]]と[[アタックトリガー]]により、出た[[ターン]]にそのまま[[追加ターン]]獲得の条件を達成しやすい。また、[[追加ターン]]獲得には制限もデメリットもないため、専用[[デッキ]]を組むことで何度も[[追加ターン]]を行うことも可能。
アドバンス環境であれば、[[パワー]]が低く優秀な[[cip]]や[[自壊]][[マナドライブ]]を持つ[[GRクリーチャー]]と併用することでより容易に条件を達成できる。
[[水]]/[[火]]/[[自然]]の[[ディスペクター]]であることから、[[《接続秘伝ドミニオンスパイク》]]や[[《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》]]による[[アタック・チャンス]][[効果バトル]]に対応している他、同[[色]]の[[ディスペクター]]である[[《偽爆電融 ゾルネードシヴァ》]]で[[マッハファイター]]を[[付与]]するという手もある。
-[[コスト]]9なので、登場時点でのメジャーな[[踏み倒し>コスト踏み倒し]][[カード]]である[[《襲来、鬼札王国!》]]・[[《灰燼と天門の儀式》]]に対応していないのは痛い。
代わりに[[ディスペクター]]/[[アーマード・ドラゴン]]/[[アース・ドラゴン]]とサポートの豊富な[[種族]]を持つので、こちらを活用することが考えられる。
--特に、この[[クリーチャー]][[召喚]]時に[[ササゲール]]を使って[[ディスタス]]を[[破壊]]すれば、[[コスト軽減]]しつつ[[追加ターン]]のための[[破壊]]数稼ぎができ一石二鳥。おそらく公式が意図した[[動き>デザイナーズコンボ]]だろう。
この[[クリーチャー]]と直近の[[DMSD-19]]・[[DMRP-19]]には優秀で実用的な[[ササゲール]]持ち[[ディスタス]]も数多く登場しており、選択肢は豊富である。

総じて[[王来篇]]の[[キングマスター]]に漏れず、[[ディスペクター]]や[[ドラゴン]]といった種族サポート、[[シナジー]]を生むカードに恵まれ、様々な活用法を考えられるカードである。登場直後から、純粋にマナを伸ばす[[【5色コントロール】]]、[[【モルト NEXT】]]をはじめとする[[ドラゴン]]デッキ、[[ササゲール]]持ち[[ディスタス]]を多く採用した専用デッキなど、様々なデッキに投入されている。

***追加ターンを獲得しやすい組み合わせ [#f8dcd332]
|~[[カード名]]|~[[文明]]/[[パワー]]|~詳細|
|[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]|[[光]][[闇]][[自然]]/13000|[[墓地]]から[[マナブースト]]を行い、毎[[ターン]]1度だけ[[ディスタス]]を無償[[マナ召喚]]できる。&br;[[cip]]の[[マナブースト]]によって[[コスト]]9と重いこの[[クリーチャー]]に繋ぎ、無償[[マナ召喚]]によって[[ディスタス]]の弾を補給できる。《Vol-Val-8》とのコンボ抜きでもかなりの[[パワーカード]]であり、[[ササゲール]]軸[[【5色コントロール】]]で纏めて採用するのも手だろう。|
|[[《メガ・メイキング・ドラゴン》]]|[[火]]/11000|主に[[【デッドヒート・メガメイキング】]]でこの組み合わせが見られる&br;[[cip]]で非[[ドラゴン]]を複数体[[破壊]]しつつ[[ドラゴン]]を[[山札]]から[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]できる。&br;《Vol-Val-8》も[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]範囲に入っているだけでなく、その過程での[[破壊]]もカウントに入ることから相性が良い。同時に複数[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]できれば、わずか一手で数[[ターン]]に渡って[[追加ターン]]を手に入れることすら可能。|

#region2(メジャーではない組み合わせの保管庫){{
下記の一部は[[デッキ]]の[[色]]の数を増やすことも要求してくるため、本当にその組み合わせである必要があるかはよくよく考えたい。
***[[ササゲール]]を利用する場合 [#z533cfc5]
[[ディスペクター]]という[[種族]]を考慮した場合の普遍的な方法。
なお、このパターンを活用する場合、この[[カード]]と[[色]]が合い[[ディスタス]]の[[コスト軽減]][[能力]]を持つ[[《賢樹 エルフィ-1》]]は積極的に併用したい。
|~[[カード名]]|~[[文明]]/[[パワー]]|~詳細|
|[[《悪魔 フッシ-1》]]|[[闇]]/1000|自己[[リアニメイト]][[能力]]を持つ[[ディスタス]]。&br;[[ササゲール]]でも[[アタックトリガー]]でも、とにかく自分[[ターン]]中の[[破壊]]であれば自己再生してくれるので、[[場>バトルゾーン]]に4体揃えばこの[[クリーチャー]]だけで無限に[[追加ターン]]を得られる。|
|[[《電脳 ソルジャ-2》]]|[[水]]/3000|こちらは[[モヤシ]]持ち[[ディスタス]]。&br;再度[[召喚]]する手間こそあるが、[[デッキ]]の[[色]]数を抑えられる。|
|[[《勇聖 アールイ-2》]]|[[光]][[火]]/2000|[[pig]]で手札から[[コスト]]4以下の[[クリーチャー]]を[[踏み倒す>踏み倒し]][[ディスタス]]。&br;頭数を即座に補充でき、下記の《ミルザビ・ミラ》と組み合わせると結果的に盤面が増えることになる。&br;自身も[[スピードアタッカー]]であるため打点の補強にも役立つ。|
|[[《祈跡連結 ミルザビ・ミラ》]]|[[光]][[闇]]/11000|自分[[ターンの終わり>ターン終了ステップ]]に、各[[ターン]][[破壊]]された[[ディスタス]]を全[[蘇生>リアニメイト]]する。&br;要は全[[ディスタス]]を上記[[《フッシ-1》>《悪魔 フッシ-1》]]と同じように運用できるようになるので、他の優秀な[[能力]]持ち[[ディスタス]]を併用しやすくなる。恒久的に[[ディスタス]]を[[破壊]]できるようになれば相手に[[ターン]]を一切回さないことすら可能。|
***[[ササゲール]]以外の方法を利用する場合 [#u1edc42c]
[[アタックトリガー]]の[[全体>全体除去]]6000[[火力]]や、その他の[[破壊]][[効果]]を活用する方法。
上記の様な無限[[追加ターン]]を得たい場合などはさらに一手間必要になることが多いが、純粋に[[カードパワー]]が高く1度[[追加ターン]]を得られるだけで勝てるような組み合わせもある。
|~[[カード名]]|~[[文明]]/[[パワー]]|~詳細|
|[[《不死身のフッシッシ》]]&br;[[《堕魔 ドゥリケン》]]|[[闇]]/1000|《フッシ-1》の非[[ディスタス]]版&br;自己[[リアニメイト]]持ちの頭数を増やしたい時に。|
|[[《魔薬医 ヘモグロ》]]|~|上記と同じ。こちらはさらに[[セルフハンデス]]が付く|
|[[《蒼龍の大地》]]|[[火]][[自然]]/[[呪文]]|[[S・トリガー]]、または手打ちでも実質1[[コスト軽減]]で《Vol-Val-8》を呼び出せる。&br;[[効果バトル]]は《Vol-Val-8》の圧倒的な[[パワー]]によってほとんど[[確定除去]]として扱える上、自分[[ターン]]であれば[[破壊]]数を1体分稼げる。|
|[[《接続秘伝ドミニオンスパイク》]]|[[自然]]/[[呪文]]|対応[[アタック・チャンス]][[呪文]]。&br;[[確定除去]]同然の[[効果バトル]]によって[[破壊]]数を稼げるだけでなく、[[G・ストライク]]によってささやかながら時間稼ぎも可能。|
|[[《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》]]|[[水]][[火]][[自然]]/[[呪文]]|同じく[[効果バトル]]を仕掛ける対応[[アタック・チャンス]][[呪文]]。&br;[[G・ストライク]]がない代わりに[[マナゾーン]]から[[コスト]]5以下の[[クリーチャー]]を[[踏み倒し>コスト踏み倒し]]できる。直後に[[アタックトリガー]]に巻き込むなどして[[破壊]]数を稼ぎやすく、より攻撃的な選択肢と言える。|
|[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]|[[火]]/9000|自軍[[クリーチャー]]を任意の数[[破壊]]して[[コスト軽減]]できる。4体生贄にするだけで[[追加ターン]]が確定する。&br;[[cip]]で[[召喚>GR召喚]]された[[GRクリーチャー]]については、その[[ターン]]既に[[破壊]]された数に応じて[[アタックトリガー]]で[[破壊]]するか否かを見極めること。&br;また、《ミッツァイル》は[[殿堂>殿堂入り]][[カード]]なので、併用する際は[[ドロー]]・[[サーチ]]なども積極利用しよう。|
|[[《“魔神轟怒”万軍投》]]|[[火]]/[[呪文]]|3回[[GR召喚]]を行う[[呪文]]。[[超GR]]の内容次第で、これ1枚で一気に3体分の[[破壊]]を達成できる。|
|[[《超轟速 レッド・エンド》]]|[[火]]/6000|[[pig]]で[[進化元]]1体を[[リアニメイト]]する[[パワー]]6000の[[進化クリーチャー]]。&br;攻撃中の《Vol-Val-8》に重ねてから[[アタックトリガー]]の6000[[火力]]を解決することで、[[破壊]]数を1体分増やしつつ攻撃可能な《Vol-Val-8》をもう1体用意できる。&br;[[ジャストダイバー]]を付けなおしたり[[手札補充]]を再度行えるなど利点は多いが、''[[コマンド]]でない《Vol-Val-8》に直接[[侵略]]することは出来ない''ことに注意。別途他の[[カード]]で[[コマンド]][[種族]]を追加するか、上記の《エターナルプレミアムズ》で[[マナ]]から[[進化]]させるなど一工夫必要になる。|
}}

***その他の情報 [#l7507720]

-このクリーチャーを相手にした場合、1回の[[除去置換効果]]と、[[アンタッチャブル]]、[[攻撃されない]]能力は非常に厄介。1ターンで除去する方法は以下の通り。
--1ターンに2回、[[選ばせ除去]]や[[全体除去]]、クリーチャーを選ばない除去([[《轟く侵略 レッドゾーン》]]などのタイプ)を叩き込む
--[[ダイヤモンド状態]]で[[攻撃されない]]能力を[[無視]]し、[[スレイヤー]]や[[すべてのバトルに勝つ]]クリーチャーなどを使い合計2回バトルする
--[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]が[[禁断解放]]、[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]が[[禁断爆発]]または[[《ドルマゲドン・ビッグバン》]]により、選ばずに[[封印]]を付けて対処する
--[[《零龍》]]で[[零龍卍誕]]するか、[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]の「含まれるカードが6枚になった時」の能力で、選ばずに[[パワー低下]]してルールによって破壊する

-パワー54321は[[《大樹王 ギガンディダノス》]]の攻撃制限を貫通でき、もちろん[[殴り返し]]もできる。これにパワーで殴り勝てるのは[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]]や[[《伝説の正体 ギュウジン丸》]]や[[禁断クリーチャー]]ぐらいしかいない([[パワーランキング>パワー#Ranking]]参照)。能力まで考えても「[[《百万超邪 クロスファイア》]]の[[パワーアタッカー]]+1000000」、[[∞パワーアタッカー]]、[[すべてのバトルに勝つ]]、[[スレイヤー]]での相打ちなど限られたものしかなく、不意打ちされるリスクは非常に低い。
--その高パワーを[[《偶発と弾幕の要塞》]]での除去に活かすのも手。自身の除去能力ではアクセスできない高パワークリーチャーも除去できるため、余裕のある時にそちらを使っての追加ターンを狙っても良いだろう。

-[[要求値]]が非常に高いため現実的ではないが、理論上は先攻2ターン目に[[追加ターン]]条件を満たした上でこのカードを着地させられる。1ターン目に[[火]]の1[[コスト]][[クリーチャー]]を1体、2ターン目に火の1[[コスト]][[クリーチャー]]を2体出したあと、[[《“轟轟轟”ブランド》]]をタダ出しする。そのまま[[《デッドヒート・メガマックス》]]→[[《メガ・メイキング・ドラゴン》]]→このカードと繋げれば、4ターン目には相手の状況に関わらず[[追加ターン]]を得つつ着地できる。

-[[追加ターン]]を得る条件を満たす方法論が[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]のエクストラウィンの達成の仕方と似通っているため、[[【5色ジョリー】]]のサブ[[フィニッシャー]]にも適していると言える。[[王来篇環境]]には[[EXライフ]]が跋扈しており、[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]に勝ち筋を依存すると痛い目に遭うため、このようにサブフィニッシャーを用意するのは悪くない。

**ルール [#rule]
-[[アタックトリガー]]の手札補充は「2枚まで」という指定のため0枚を選ぶことで[[山札]]を温存できる。ただし効果自体は[[強制]]のため、必ず山札の上から5枚を見て山札の下に送る必要がある。
一方で全体火力は[[任意]]のため、[[攻撃]]前に4体[[破壊]]を満たしている場合はあえて温存するのも一手である。

-[[追加ターン]]獲得のタイミングはあくまで自分[[ターンの終わり>ターン終了ステップ]]なので、攻撃中に[[《終末の時計 ザ・クロック》]]などの[[ターンの残りをとばす]][[効果]]を使われると[[追加ターン]]を得られなくなるので注意。[[S・トリガー]]ケアは万全にして使いたい。
一方、[[トリガー能力]]であるため、条件を満たした状態で[[ターンの終わり>ターン終了ステップ]]に入ることさえできれば、仮に《Vol-Val-8》自身が味方の[[マスターB・A・D]]や[[無月の大罪]]によって[[破壊]]された場合でも[[追加ターン]]を得られる。

-「4体以上破壊していれば」ではなく「4体以上破壊されていれば」なので、[[クリーチャー]]として[[バトルゾーン]]から[[墓地]]に移動した数のみをカウントする。詳細は「[[破壊]]」ページを参照。
--一方、「自分のターンの終わりに、このターン」という表記であるため、この[[クリーチャー]]が[[バトルゾーン]]に出る前に[[破壊]]された分もカウントしてくれる。[[ササゲール]]と併用するための配慮だろう。

-[[追加ターン]]は「連続で得られない」制限も、獲得後の[[デメリット]]もない。条件を満たしつつ、自分の[[ターン終了ステップ]]に《Vol-Val-8》が複数体あれば、それぞれで獲得するため一気にストックがその数増える。

**環境において [#ndc122a9]
下馬評よりも[[追加ターン]]獲得に必要なギミックは環境に溢れていたため、高い除去耐性も相まってフィニッシャーに据えたデッキが結果を残した。

2021年10月初頭の[[オリジナル]]の[[チャンピオンシップ]]を優勝した[[ササゲール]]ギミック採用型の[[【5色コントロール】]]に採用されていた。[[《ヘブンズ・ゲート》]]で[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]を2体出しすることで[[ディスタス]]のタダ出しを一気に行えば、他に採用してある先置きディスタスとの相乗効果で[[追加ターン]]発生まではすぐである。[[【青赤緑Vol-Val-8】]]でもそこそこ結果を残している。
[[【赤緑ボルシャック】]]にこのカードと[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]、[[《ボルシャック・サイバーエクス》]]を加えて青をタッチした型も結果を残した。[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]による過剰マナブーストによりマナに青を埋めるのは容易い。カードパワーの高いドラゴンを多数使える一方、[[《ボルシャック・ドラゴン/決闘者・チャージャー》]]のヒット率が低下するため通常の構築とは一長一短であり、赤緑型も依然として環境に存在していた。

10月下旬の2ブロック環境では[[《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]軸の[[【5色ディスペクター】]]で結果を残した。非力なササゲール持ちを[[《轟破天九十九語》>《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]で大量展開してからこのクリーチャーのアタックトリガーをタイムラグなしに使うという寸法である。

[[【ダークネスコントロール】]]に膠着状態を打破するために[[1枚積み]]されることもあり、中にはその基盤を受け継ぎつつ[[侵略]]を全てカットしてこのカードを主軸とした型もある。[[オリジナル]]の[[【青黒退化】]]/[[【青黒緑退化】]]でも[[ジャストダイバー]]を持つ[[スピードアタッカー]]ということで、[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]で呼び出す[[ダイレクトアタック]]要員として使われる場合がある。勿論除去能力のおかげで[[《霊宝 ヒャクメ-4》]]などの[[S・トリガー]][[ブロッカー]]にも強く、このように[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]でノータッチなクリーチャーによるカウンターにもある程度対処できる。

[[黒赤緑]]系の[[【禁断スター退化】]]でも、[[《一王二命三眼槍》]]に比較的強めであることから[[フィニッシャー]]の1体として採用される場合がある。[[白]][[抜き4色]]の場合は味方の[[《時空工兵タイムチェンジャー》]]や[[《天災 デドダム》]]などの潤滑油となるクリーチャーを巻き込んで追加ターンを得るケースもある。

ただ、コストが9と恵まれず、[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]での[[コスト軽減]]や[[《灰燼と天門の儀式》]]での[[リアニメイト]]に引っ掛からないため、どんなデッキにも入るようなスペックではないと言える。言い換えれば、これだけの[[スペック]]の持ち主であることから運用性が良くなり過ぎないように調整されたというところか。

**その他 [#g058e74a]
「隠されし12番目の王」こと「殿堂王」[[《無双''竜''機''ボルバル''ザーク》>《無双竜機ボルバルザーク》]]と「時間すらも組み替える力を持つ禁断の使者」[[《''禁断''機関 ''VV-8''》>《禁断機関 VV-8》]]を合成した新『電融』[[ディスペクター]]の[[王>キングマスター]]。
「隠されし12番目の王」こと「殿堂王」[[《無双''竜''機''ボルバル''ザーク》>《無双竜機ボルバルザーク》]]と「時間すらも組み替える力を持つ禁断の使者」「禁断王」[[《''禁断''機関 ''VV-8''》>《禁断機関 VV-8》]]を合成した新『電融』[[ディスペクター]]の[[王>キングマスター]]。
事前に予告されていた「[[ディスペクター]]の5つの[[王>キングマスター]]」に収まらない、まさかの「第6の[[王>キングマスター]]」である。
-名前に所属する勢力名が冠されていないが、[[水]]/[[火]]/[[自然]]という[[色]]構成や[[イラスト>カードイラスト]]に見られる接合部の放電、および「[[ギュカウツ・マグル>《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]から電融王の座を奪った」という情報から『電融』勢力[[ディスペクター]]の[[王>キングマスター]]と考えて相違ないだろう。

#region2(合成元との関係){{
-機関車の先頭車両の様な意匠の巨大な両腕と巨大なバーニア、そして大量の排気パイプを備えたロケットに、両腕を捥がれた《VV-8》と《ボルバルザーク》の上半身が、前者はロケットの最上部に貼り付けるように、後者はロケットの側面に磔にするように接合されている。
--背中には巨大な板の様な謎の構造が確認できるが、各種[[フレーバーテキスト]]や[[《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》]]の[[イラスト>カードイラスト]]から大剣であることがわかる。[[松本しげのぶ]]先生のラフ画によると《ボルバルザーク》の[[右手の大剣>《無双と竜機の伝説》]]という設定のようだが、その刀身は《ボルバルザーク》の軽く数倍の丈があり、非常に巨大化している。
--両腕の列車は、デザインの元ネタが共通する[[《D2W2 ギガスピード》]]とも似ている。全身に配置された無数の排気パイプの存在もあり、実際大量の[[ソニック・コマンド]]を用いて《VV-8》を改造しているようにも見える。
--[[カード名]]について、「禁断竜王」とは、「竜王」で《ボルバルザーク》を指し((「12番目の王」という扱いの他、「王」の名を持つ[[《キング・ボルバルザーク》]]が「[[ドラゴン]]の真の王」を自称している))「禁断(《VV-8》)+竜王(《ボルバルザーク》)」を意味していると思われるが、[[ディスペクター]]の派閥に囚われない「禁断竜の王」という存在であるとも読み取れる。
「&ruby(ボルバル){VolVal};-8」は、《VV-8》の名前を《ボルバルザーク》系列で象徴的に扱われる「ボルバル」というフレーズに対応させる形で変形した物だろう。
---ちなみにであるが、《ボルバルザーク》の英語表記は"Bolbalzark"((https://twitter.com/dmps_info/status/1256146343472492545 の1枚目の画像参照))であり、"Volvalzark"ではない。
---なお、《VV-8》の使用者である[[No.2]]は、[[禁断機動]]時に「ブイ、ブイ、ブイ……ブイ''バル''、ブイバル……ブイ、ブイ、ブイ!」という口上を述べている。
--[[山札]]の上5枚から[[サーチ]]を行う、[[パワー]]6000を破壊するなど、[[追加ターン]]以外にも合成元から[[能力]]を継承している。[[ジャストダイバー]]も見方によっては《VV-8》の[[cip]]の自己[[封印]]による疑似[[耐性]]を彷彿させる。
--『電融』[[ディスペクター]]は[[殿堂入り]]・[[プレミアム殿堂]]入り[[カード]]を合成元とすることが多いが、この[[クリーチャー]]の合成元はどちらも[[追加ターン]]獲得[[能力]]を持つ[[殿堂>殿堂入り]]・[[プレミアム殿堂]][[クリーチャー]]である。
---《VV-8》は文字通り[[禁断クリーチャー]]であるが、実質の禁止勧告を受けた《ボルバルザーク》もある意味で「禁断の[[クリーチャー]]」であると言える。また、両者が登場した[[聖拳編]]・[[革命ファイナル]]は、共に[[多色]]推しで歴代でも[[規制]]を受けた[[カード]]を多く輩出しているなど共通項の多いシリーズである。
--54321という[[パワー]]は、《VV-8》の[[パワー]]12345を逆にしたものである。
---4つもの[[キーワード能力]]を持ちながら[[マッハファイター]]を持たないのは、これ程の[[パワー]]ではほぼ全ての[[バトル]]に勝ててしまい「4体破壊」という[[追加ターン]]獲得のハードルが下がってしまうためだろう。また、[[クリーチャー]]を無条件で[[攻撃]]可能になると[[アタックトリガー]]発動のリスクそのものが軽くなってしまうので、それを防ぐ意味合いもあると思われる。
---24000を超える[[パワー]]を持つが、[[打点]]は[[T・ブレイカー]]止まりである。これは従来の[[禁断]][[クリーチャー]]の多くに見られる特徴で、同じ[[禁断]][[ディスペクター]]の[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]とも共通する。
-[[文明]]・[[種族]]については合成元の物を全て継承しているが、強いて言えば[[《ドキンダンテ》>《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]同様《VV-8》の[[禁断]]が[[特殊タイプ>禁断#kndn_type]]から[[種族>禁断#kndn_syuzoku]]に変更されていると言える。
--なお、4[[種族]][[ディスペクター]]はこの[[クリーチャー]]で3体目となる。((1体目は[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]、2体目は[[《竜界電融 N・EXT》]]。))
}}

-[[超獣王来烈伝>DMSP-02]]では「モモキングの枠に本来収まるはずの隠された12番目の王が存在している」ことが[[禁断文字]]で示唆されていたが、これは後に[[《無双竜機ボルバルザーク》]]であることが判明した。(([[デュエチューブ]]及び[[コロコロコミック]]2021年8月号での情報))
--《ボルバルザーク》の存在が秘匿されていたことについては、[[プレミアム殿堂]]に指定されている(=使用することが禁断である)ことが理由だと思われる。
メタ的には、「「王」として選抜された歴代の[[クリーチャー]]を、[[G・ストライク]]と多少の[[能力]]アレンジを加えたリメイク[[カード]]として収録する」というコンセプトの[[DMSP-02]]に、「[[パワー]]6000[[全体除去]]、[[追加ターン]]、[[特殊敗北]]」という[[能力]]構成だった《ボルバルザーク》を収録するのはあまりに困難だった、という事情もあると思われる。((《ボルバルザーク》の特色であると同時に[[プレミアム殿堂]]・「12の王」への選抜理由でもある「無条件[[追加ターン]]獲得[[能力]]」は迂闊に外したり変に条件を厳しくするわけにはいかず、かといって[[特殊敗北]]以外のデメリットを付ければやはり《ボルバルザーク》らしさが損なわれ、その[[特殊敗北]]はそもそも滅多なことで復活させるべきでない[[能力]]である。))
-なお、《VV-8》の[[ディスペクター]]化については、[[《未来覇王 ググッピー》]]の[[フレーバーテキスト]]で伏線が張られている。
--また、関係性は不明だが、[[《サイバー・∀・ラスティ》]]や[[《ソニック・IV・ワン》]]など、かつての[[禁断の工場>《Dの機関 オール・フォー・ワン》]]の存在と残存そのものは[[新章>新章デュエル・マスターズ背景ストーリー]]初期から何度か言及はされている。

-[[DMRP-19]]の[[CM>https://twitter.com/t2duema/status/1441613681519996930]]では、同弾[[キングマスター]]の中でも最初に紹介された。[[バサラ]]らしき人物が駆るバイクの後ろを走りながら登場し、その巨体とデコトラ風のアレンジにより大きなインパクトを残している。

***[[背景ストーリー>王来篇背景ストーリー]]での活躍 [#r912b480]
―'''それは誰もが見た瞬間に「[[存在しては>プレミアム殿堂]][[いけない>禁断]]」と確信できるほどの、禁忌の中の禁忌。'''―
#region2(具体的な活躍){{
「歴史の裏側」に封じられた禁忌の力「[[プレミアムズ>プレミアム殿堂]]」を己が物として揮うことができ、さらに「“プレミアムズ”」を“永遠に”連打する最終奥義[[《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》]]を持つ。
[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]が放った[[《禁時王秘伝エンドオブランド》]]によって開いた時空の穴から突如出現。
時空の彼方に封じられし「[[隠された12番目の王>《無双竜機ボルバルザーク》]]」までもが[[ディスペクター]]として改造されていたという事実に混乱する[[ボルシャック>《ボルシャック・ドラゴン GS》]]を他所に、「プレミアムズ」をもって[[モモキング>《アルカディアス・モモキング》]]に襲いかかった。
[[心を砕く刃>《ソウル・アドバンテージ》]]、[[カオスを呼び出す異世界につながる扉>《ミラクルとミステリーの扉》]]、[[夢や現実だけでなく魂を切り取る一閃>《フューチャー・スラッシュ》]]……。
1つだけでも危険極まるそれらを揮い、歴史の裏と表を反転させようとする。

「プレミアムズ」の猛攻によって一度は優勢となるも、「[[禁断王>《伝説の禁断 ドキンダムX GS》]]」の試練を乗り越えて[[禁断]]の力を獲得した[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]によって、自身が持つ[[禁断]]の力を逆利用しての侵蝕攻撃を受ける。
反動で己も[[禁断]]の侵蝕を受ける[[モモキングダムX>《禁断英雄 モモキングダムX》]]に対し自身も反撃の「[[エターナルプレミアムズ>《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》]]」を放つが、新たに誕生した[[闇]]の[[ジョーカーズ]]の助力によって[[モモキングダムX>《禁断英雄 モモキングダムX》]]は[[禁断]]の力を完全にコントロールすることが可能になり、「[[エターナルプレミアムズ>《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》]]」をも耐えきられてしまった。

しかし、その余波はすさまじく、世界の境界が破壊され歴史が裏側に取り込まれていく。[[モモキングダムX>《禁断英雄 モモキングダムX》]]もあわや裏返るところであったが、禁断の使徒たる[[レッドゾーン>《轟く侵略 レッドゾーン》]]との[[共鳴>スター進化]]を果たした[[キャンベロ>《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]の助けによって万全の状態に回復する。
そして放たれた「無限X字斬り」によって[[VV-8>《禁断機関 VV-8》]]の肉体が強制的に[[封印]]され、[[ボルバル>《無双竜機ボルバルザーク》]]との繋がりの失われたVol-Val-8もまた、その肉体をX字に切り裂かれて敗北した。
こうして、「隠されし12番目の王」改め「殿堂王」[[ボルバルザーク>《無双竜機ボルバルザーク》]]の魂もまた、[[超獣王来列伝>DMSP-02]]へと還っていったのだった。

-「[[隠されし12番目の王>《無双竜機ボルバルザーク》]]」すらも[[ディスペクター]]として改造されていたという事実に対し、当初[[ボルシャック>《ボルシャック・ドラゴン GS》]]は混乱を隠せないでいたが、これは「12の王の内既に11までもが[[ディスペクター]]にされてしまっている」という[[過去の発言>《海族 パシフィオ-1》]]と矛盾する。どうやら[[ボルシャック>《ボルシャック・ドラゴン GS》]]は、「12番目の王」が[[ディスペクター]]の手に落ちていたこと自体は把握していたが、歴史の裏側に閉じ込められている《ボルバルザーク》が歴史の表舞台に帰還するとは想定しておらず、それ故の混乱だったらしい。(([[デュエチューブ]]での解説から))
--「ありえない」「起こるはずがない」合成が成されてしまったのは、おそらく[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]の持つ「最悪の可能性を具現化する力」による物だろう。「[[ドキンダンテ>《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]の力で生まれたVol-Val-8に[[ドキンダム>《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の力を得た[[モモキングダムX>《禁断英雄 モモキングダムX》]]が対抗する」という、王道ながらも皮肉に満ちた展開となっている。
--なお、Vol-Val-8襲来に際して本来の『電融』の[[王>キングマスター]]である[[《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]がその座を奪われており、そのまま[[ディスペクター]]の創造主[[ドラゴン・オーブ]]の制御を離れ、崩壊しつつ暴走してしまうという事件が起きている。
「文武の極致」とも称される[[ギュカウツ・マグル>《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]がその才気と将器を存分に揮うことが出来た場合を考えると、この[[クリーチャー]]の襲来は必ずしも[[ディスペクター]]側にとってプラスの事態ではないのかもしれない。
}}

***アニメ・漫画での活躍 [#he4bd718]
漫画「デュエル・マスターズ キング」では[[ハイド]]が使用。入手以降彼の切札として活躍している。
#region2(具体的な活躍){{
-[[切札 ジョー]]戦で使用し、[[《うしおこまる》]]と[[《ぴえんぱおん》]]を吹き飛ばし、ジョーのシールドを0にした。
しかし、[[S・トリガー]]で出た[[《さびらびりん》]]によって[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]の効果条件が満たされ[[禁断解放]]、豊富な[[耐性]]を活かせず破壊された。
--「初登場で猛威を振るうも[[《モモキングダムX》>《禁断英雄 モモキングダムX》]]の[[能力]]で[[破壊]]される」という展開は、同じ[[DMRP-19]]出身[[ディスペクター]][[キングマスター]]である[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]がアニメで辿った顛末と共通する。
「主人公[[ジョー>切札 ジョー]]が[[禁断]]の力を手に入れた」という衝撃展開とその新切札の活躍を描くことを優先されたか、[[DMRP-19]][[キングマスター]]同士の初戦はアニメ・漫画共に[[ディスペクター]]側の敗北という結果に終わっている((尤も、アニメの方はデュエル自体は[[ジェンドル]]が勝利したが。))。
}}
アニメ『デュエル・マスターズ キング!』でも[[ハイド]]が『電融』構築時に使用。
#region2(具体的な活躍){{
-初登場は25話の[[ボルツ]]戦(2戦目)。
[[《無頼 ダイチ-3》]]の[[ササゲール]]を使って[[召喚]]され、[[アタックトリガー]]で[[《ダチッコ・チュリスター》]]と[[《“罰星怒”ブランド》]]を[[破壊]]、[[攻撃]]で[[《BAKUOOON <5000GT.Star>》]]を[[破壊]]して計4体の[[破壊]]で[[追加ターン]]を獲得した。
--[[召喚]]されたこの[[クリーチャー]]を見た[[マスオ部長]]は「ガットル1の真の切札」「[[パワー]]54321の化け物」と評している。前者はともかく、後者については[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]や[[《禁断英雄 モモキングダムX》]](共に[[パワー]]99999)が出た後なので少々今更である。とは言え、それはその2体が例外中の例外なだけであり、パワー54321が通常[[クリーチャー]]として規格外なのには変わりない。
//[[上司>ジェンドル]]や[[敵方の中心格>切札 ジョー]]が使うのと、一応は同僚である[[ハイド]]が使うのとでは話が違うということだろうか。
-続く26話の[[切札 ジョー]]戦でも引き続き登場。
前の[[ジョー>切札 ジョー]]の[[ターン]]に[[《飢限電融 ファタル・エレガンス》]]の[[能力]]で増えた[[マナ]]を使い、正規の9[[コスト]]で[[召喚]]した。
[[攻撃]]時に[[アタック・チャンス]]で[[《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》]]を唱え、[[ジョー>切札 ジョー]]の[[マナ]]から[[《うしおこまる》]]を引き摺り出しつつ[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]を[[効果バトル]]で[[破壊]]し、そのまま[[アタックトリガー]]で[[《うしおこまる》]]2体と[[《モモスター キャンベロ》]]・[[《パーリギリス》]]を[[破壊]]した。これにより計5体の[[破壊]]によって[[追加ターン]]を獲得し、その[[追加ターン]]で[[ダイレクトアタック]]して勝利した。
--[[パワー]]7000の[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]を[[効果バトル]]で[[破壊]]し[[《モモスター キャンベロ》]]を残させて[[火力]]範囲に収める、[[《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》]]で引き摺り出す対象を強制セルフ[[シールド焼却]][[能力]]を持つ[[《うしおこまる》]]にすることで[[ジョー>切札 ジョー]]の[[シールド]]残数をこの[[クリーチャー]]が1度の[[ブレイク]]で割り切れる3枚にするなど、使い手である[[ハイド]]のプレイングスキルが光った。
-29話での[[ジョー>切札 ジョー]]との決戦でも登場。
[[ササゲール]]無しに正規の9[[コスト]]で[[召喚]]された。その[[攻撃]]時に[[アタック・チャンス]]で[[《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》]]を唱え、自身の[[攻撃]]・[[アタックトリガー]]および《エターナルプレミアムズ》の[[効果バトル]]で[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]][[《パーリギリス》]][[《龍覇 グレンモルト》]][[《熱血星龍 ガイギンガ》]]の計4体を[[破壊]]し、[[追加ターン]]を獲得した。
しかし、[[追加ターン]]での[[《Disノメノン》]]の[[攻撃]]で[[《母なる大地》]]の[[S・トリガー]]発動を許してしまい、[[《燃える革命 ドギラゴン》]]の[[革命]]2によって''どれだけ[[ターン]]を[[追加>追加ターン]]しても絶対に勝てない''という状況に陥ってしまう。
最終的に、[[ハイド]]は[[《モモスター キャンベロ》]]の[[ダイレクトアタック]]を受けて敗北した。
--[[殿>殿堂入り]][[堂>プレミアム殿堂]]の力から新たな[[カード]]を創造し悪用していた結果、''本物の[[プレミアム殿堂]]の力に叩き潰される''という、因果応報な敗北であった。
--なお、この回で賭けていたのは過去の世界の[[勝太>切札 勝太]]が持つ[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]であり、《Vol-Val-8》の合成素材である[[《無双竜機ボルバルザーク》]]ではなかった。デュエマ中でも[[破壊]]されることは無かったためか、デュエマ終了後に《Vol-Val-8》から[[《無双竜機ボルバルザーク》]]と[[《禁断機関 VV-8》]]に分離することも無かった。
-26話の登場時には、[[ディスペクター]][[召喚]]時のカプセル演出が久々に復活している。劇中では[[《無双竜機ボルバルザーク》]]([[DMX-12]]版)と[[《禁断機関 VV-8》]]([[DMEX-15]]版)とを合成していた。
-[[《零獄接続王 ロマノグリラ0世》]]同様アニメのCGモデルが[[カードイラスト]]と異なる。[[カードイラスト]]版では上記の通りロケット型の胴体を持つが、その胴体が短縮され、スカート状の基部に2個の小さなバーニアが取り付けられた形状をしている。また、本体背部に背負う《ボルバルザーク》の大剣が、[[カードイラスト]]では本体上部中央にあるのが、CGモデルでは基部が簡略化され向かって左側に取り付けられている(([[カードイラスト]]版では大剣を用いて攻撃する場合[[本体ごと前のめりになる必要があり>https://dm.takaratomy.co.jp/wp-content/card/cardimage/dmrp19-011.jpg]]、アニメーションで動かす手間が増えると考えられたのだと思われる))。
--アニメでは、《ボルバルザーク》が口や大剣から放つビームや、背中の大剣をそのまま振り下ろすなど、多彩な攻撃を披露している。中でも多いのが、その大質量による大迫力の肉弾戦である。
---[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]を[[バトル]]で破壊する際、鈍足で《キャンベロ》を追い詰め轢き飛ばすという演出が為されているが、これは《キャンベロ》に力を貸す[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]の使い手であった[[バサラ]]の、接触事故と速度制限で父を失ったという来歴に対する「ディスペクト」だろうか。
--29話で登場した際には、走行時や[[攻撃]]時に幾度となく汽笛を鳴らしている。どうやら、スタッフの間では「汽車タイプの[[クリーチャー]]」として定着したようだ。
}}


**関連カード [#v715cc9f]
-[[《無双竜機ボルバルザーク》]]
-[[《禁断機関 VV-8》]]
-[[《キング・ボルバルザーク》]]

-[[《竜界電融 N・EXT》]]

-[[《破壊の儀》]]

-[[《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]…元『電融』[[ディスペクター]]の王

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》]]

**収録セット [#w634b7db]
-illus.[[Sansyu]]
--[[DMRP-19「王来篇 第3弾 禁断龍VS禁断竜」>DMRP-19]](KM2/KM3)、(2S/20)、(2B/20)

**参考 [#a940973d]
-[[青赤緑]]
-[[ディスペクター]]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[アース・ドラゴン]]
-[[禁断]]
-[[EXライフ]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[ジャストダイバー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[サーチ]]
-[[火力]]
-[[追加ターン]]
-[[【青赤緑Vol-Val-8】]]

-[[キングマスターカード]]

----
[[公式Q&A]]

>Q.自分のターン中、''《禁断竜王 Vol-Val-8》''の「攻撃する時」の能力で、バトルゾーンにある[[《夜露死苦 キャロル》]]4体を破壊しましたが、その4体は墓地に置かれるかわりに手札に戻りました。このターンの終わりに、自分は''《禁断竜王 Vol-Val-8》''の能力でターンを追加できますか?
A.いいえ、追加できません。破壊される際に置換効果などによって墓地に置かれなかったクリーチャーは数えることができません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40198]](2021.9.24)

>Q.[[《ボルシャック・モモキング》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分は''《禁断竜王 Vol-Val-8》''で攻撃し、パワー6000以下のクリーチャーをすべて破壊する能力を使いました。[[《ボルシャック・モモキング》]]は「スター進化」によって一番上のカードのみが墓地に置かれ、進化元のクリーチャーが再構築によりバトルゾーンに残ったのですが、このターンの終わりに、''《禁断竜王 Vol-Val-8》''の能力で、[[《ボルシャック・モモキング》]]を破壊されたクリーチャーとして数えられますか?
A.はい、数えられます。「スター進化」の置換効果により[[《ボルシャック・モモキング》]]のカードのみが墓地に置かれた場合も、それは破壊されたことになります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40197]](2021.9.24)

>Q.[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分は''《禁断竜王 Vol-Val-8》''で攻撃し、パワー6000以下のクリーチャーをすべて破壊する能力を使いました。[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]は「EXライフ」によりシールドを1つ墓地に置くかわりにバトルゾーンに残ったのですが、このターンの終わりに、''《禁断竜王 Vol-Val-8》''の能力で、[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]を破壊されたクリーチャーとして数えられますか?
A.いいえ、数えられません。「EXライフ」の置換効果により[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]は墓地に置かれていないので、破壊されたことになりません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40196]](2021.9.24)

&tag(クリーチャー,水文明,火文明,自然文明,青赤緑,3色,多色,コスト9,ディスペクター,電融,アーマード・ドラゴン,ドラゴン,アース・ドラゴン,禁断(種族),パワー54321,EXライフ,スピードアタッカー,T・ブレイカー,ジャストダイバー,アタックトリガー,サーチ,手札補充,火力,全体火力,パワー6000以下,除去,全体除去,破壊,全体破壊,自分のターンの終わり,ターン終了時,4体以上,追加ターン,《禁断》,KGM,キングマスターカード,Sansyu);