#author("2020-12-20T23:48:32+09:00","","")
#author("2024-03-28T05:15:09+09:00","","")
*《&ruby(きんだん){禁断};の&ruby(ごうそく){轟速}; レッドゾーン&ruby(エックス){X};》 [#a61b1fa4]

|禁断の轟速 レッドゾーンX SR 闇/火文明 (6)|
|進化クリーチャー:ソニック・コマンド/S級侵略者/イニシャルズ 8000|
|進化−自分の闇または火のクリーチャー1体の上に置く。|
|S級侵略[轟速]−闇または火のコマンド(自分の闇または火のコマンドが攻撃する時、自分の手札か墓地、またはバトルゾーンにあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体選び、相手はそれに封印をひとつ付ける。|
|''進化'':闇または火のクリーチャー1体の上に置く。|
|''S級侵略[轟速]'':闇または火のコマンド(自分の闇または火のコマンドが攻撃する時、自分の手札か墓地、またはバトルゾーンにあるこのクリーチャーをその上に重ねてもよい)|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、相手のクリーチャーを1体選び、相手はそれに封印をひとつ付ける。&br;(カードを封印するには、自分の山札の上から1枚目を裏向きのままそのカードの上に置く。コマンドが出た時、その持ち主はそのコマンドと同じ文明を持つ自身のカードから封印を1つ、墓地に置く。クリーチャーが封印されている間、両プレイヤーはそのクリーチャーを無視する)|

[[DMR-20]]で登場した[[闇]]/[[火]]の[[進化]][[ソニック・コマンド]]/[[S級侵略者]]/[[イニシャルズ]]。
[[DMR-20]]で登場した[[闇]]/[[火]]の[[ソニック・コマンド]]/[[S級侵略者]]/[[イニシャルズ]]の[[進化クリーチャー]]。

[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]が[[多色]]となり、[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の能力を得て更なるパワーアップを遂げた姿。

[[多色]]となったことで[[侵略]]元の対象が[[闇]]か[[火]]の[[コマンド]]と大幅に広がった。
新たな[[S級侵略]]である[轟速]は[[S級侵略]][不死]と[宇宙]を足したような能力で、[[《S級不死 デッドゾーン》]]などと同じく[[墓地]]からの[[侵略]]に加え、[[《S級宇宙 アダムスキー》]]のように[[バトルゾーン]]内からの侵略も可能となっている。
新たな[[S級侵略]]である[[[轟速]>S級侵略[轟速]]]は[[S級侵略[不死]]]と[[[宇宙]>S級侵略[宇宙]]]を足したような能力で、[[《S級不死 デッドゾーン》]]などと同じく[[墓地]]からの[[侵略]]に加え、[[《S級宇宙 アダムスキー》]]のように[[バトルゾーン]]内からの侵略も可能となっている。
更に[[cip]]で[[《ジ・エンド・オブ・エックス》]]と同じく相手[[クリーチャー]]1体を[[封印]]するという[[確定除去]]まで備えている。

今までの[[侵略者]]の戦法に合わせて見るなら、[[S級侵略]][轟速]の[[侵略]]方法は別々に考えたほうが良いだろう。
今までの[[侵略者]]の戦法に合わせて見るなら、[[S級侵略[轟速]]]の[[侵略]]方法は別々に考えたほうが良いだろう。
まず、[[闇]]の[[コマンド]]と組み合わせた場合、[[《S級不死 デッドゾーン》]]に続き「[[墓地]]から[[侵略]]し[[除去]]を放つ」[[クリーチャー]]が増える事になる。当然重ね掛けできるチャンスも増える。相手の[[クリーチャー]]を一掃しつつ[[《S級不死 デッドゾーン》]]の[[T・ブレイカー]]で攻めるのが良いだろう。
[[火]]の[[コマンド]]と組み合わせる場合は、[[バトルゾーン]]からの[[侵略]]が活きる。味方[[コマンド]]に[[W・ブレイカー]]を与えるようなもので、[[スピードアタッカー]]と合わせれば一気に[[シールド]]を削りに行く事ができる。ただし、後述の通り[[侵略]]するたびに頭数が減っていく点に注意。味方[[コマンド]]が[[《機動剛勇ラスト・モモタロウ》]]になると言っても良いだろう。実際に[[侵略]]を使うタイミングはよく考えたい。
[[火]]の[[コマンド]]と組み合わせる場合は、[[バトルゾーン]]からの[[侵略]]が活きる。味方[[コマンド]]に[[W・ブレイカー]]を与えるようなもので、[[スピードアタッカー]]と合わせれば一気に[[シールド]]を削りに行く事ができる。ただし、後述の通り[[侵略]]するたびに頭数が減っていく点に注意。味方[[コマンド]]が[[《機動剛勇ラスト・モモタロウ》]]になると言っても良いだろう。実際に[[侵略]]を使うタイミングはよく考えたい。[[《超音速 ライディーン》]]と合わせるのも手か。

[[S級侵略]]を使うならば[[マナ]]の色を気にする必要はなく、今まで登場した[[除去]]持ちのレッドゾーンである[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]や[[《S級不死 デッドゾーン》]]を主体にした[[デッキ]]にも上記のように組み込む事が可能。[[封印]]であるため、後者の強みである[[《光器パーフェクト・マドンナ》]]の[[除去]]も難なくこなせる。

だが、上記2枚と比べて[[パワー]]・打点が低いという弱点もある。ただし[[パワー]]の低さは[[墓地]]からの[[S級侵略]]による[[cip]]の再利用がしやすくなるので一概には言えない。打点に関しては、リスクはあるものの[[バトルゾーン]]からの[[侵略]]で補いたい。

相手が[[コマンド]]を大量搭載したデッキの場合は返しのターンに封印が外されてしまうので腐ることがあるが、[[タップ]]したクリーチャーに封印を付ければ最低でもフリーズと同等の効果になるため、完全に腐ることは少ない。また、[[【レッドゾーン】]]を相手にすることを考えると、[[《超音速 ターボ3》]]での手札補充を前提にしても、必ずしも都合良く侵略元と侵略先を用意して連打を打てるとは限らないので、コマンドデッキに対しても思ったより除去として機能する。


**環境において [#zc2b0774]
[[革命編環境]]終期には[[《革命目 ギョギョウ》]]の革命2を発動させないようにシールドを3枚残せるこのカードが[[【レッドゾーン】]]で[[《超音速 ターボ3》]]と共に重宝されていた。ただ、登場当初は打点が[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]や[[《熱き侵略 レッドゾーンZ》]]([[cip]]の[[シールド焼却]]を含めて実質3[[打点]])と比べて低い点、[[【レッドゾーン】]]全盛の環境にあって返しにすぐに[[コマンド]]を出されて封印から復帰されるのではと懸念されていた点から、低く評価する者も少なくなかった。

[[革命ファイナル環境]]では[[【赤黒レッドゾーン】>【レッドゾーン】#RedBlack]]や[[【黒赤デッドゾーン】]]で活躍。後者では[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]の封印を外すために素出しも視野に入れられる。一方で、それ以外のタイプの[[【レッドゾーン】]]には多色であることや墓地侵略が腐りがちであることがネックとなってあまり採用されなかった。

[[新章デュエル・マスターズ環境]]では[[【白緑メタリカ】]]の[[システムクリーチャー]]を狙って処理できることから[[【レッドゾーン】]]でまた採用されるようになった。

[[双極篇環境]]以降は速度重視の[[【赤白レッドゾーン】]]が主流となり、[[【赤黒ドルマゲドン】>【ドルマゲドンX】]]にピン挿しされているのが見られる程度となるが、[[《熱き侵略 レッドゾーンZ》]]の[[殿堂入り]]後はその[[リペア]]として各種[[【レッドゾーン】]]に積まれることがある。

[[【超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン】]]成立後は[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]と共に[[メテオバーン]]元になる中継点たる侵略持ちとして使われるようになった。勿論封印外しによって復帰される裏目はあるが、[[EXライフ]][[クリーチャー]]を[[パワー]]・[[コスト]]に関わらず取り敢えずは1発で除去できるのが大きい。また【赤青アポロヌス】においては、[[《ネ申・マニフェスト》]]や[[《アストラルの海幻》]]の[[手札交換]]で墓地に落とすと必要な手札を1枚節約できるのもポイント。

ただ、[[《禁断の轟速 ブラックゾーン》]]が登場すると、[[アンタッチャブル]]に対処できるそちらが優先されやすく、【赤青アポロヌス】ではそちらの5枚目以降という立ち位置になっている。[[【赤黒バイク】]]や[[【青黒赤バイク】]]でも立ち位置は概ね同じ。
**[[背景ストーリー]]での活躍 [#ub3df29c]
-[[《S級不死 デッドゾーン》]]が[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]に力を分け与えられたことにより、その僕として生まれ変わった[[クリーチャー]]。

**その他 [#we230b19]
-[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]以上に[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]とは相性が良く、[[《轟速 ザ・レッド》]]などを[[召喚]]して[[封印]]を外した時にこの[[カード]]が入っていればそのまま[[墓地]][[侵略]]へと繋げられる。

-[[《S級宇宙 アダムスキー》]]とは異なり、[[S級侵略]][轟速]のテキスト上移動するのは「この[[クリーチャー]]」とあるため、[[バトルゾーン]]内で[[S級侵略]]する時、[[進化元]]と一緒に移動する。その為、[[退化]]のように''[[進化元]]を残すことができない''ので注意。また、[[バトルゾーン]]内移動であるため当然''[[cip]]は誘発せず''、同じ理由で味方の[[封印]]の[[除去]]もできない。
-[[《S級宇宙 アダムスキー》]]とは異なり、[[S級侵略[轟速]]]のテキスト上移動するのは「この[[クリーチャー]]」とあるため、[[バトルゾーン]]内で[[S級侵略]]する時、[[進化元]]と一緒に移動する。その為、[[退化]]のように''[[進化元]]を残すことができない''ので注意。また、[[バトルゾーン]]内移動であるため当然''[[cip]]は誘発せず''、同じ理由で味方の[[封印]]の[[除去]]もできない。

-積極的に殴っていれば[[進化元]]は溜まっていくので、[[デッキ]]のコンセプト次第では[[《死神アトミック・デストロイヤー》]]と組み合わせるのも一興。同弾収録の[[《超音速 ライディーン》]]の追加効果発動にも役立つ。

-[[闇]]と[[火]]を持っているので、例えば[[《勝利のガイアール・カイザー》]]から[[侵略]]する時、[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]→《レッドゾーンX》→[[《S級不死 デッドゾーン》]]と間に《レッドゾーンX》をはさめば[[文明]]を超えて連続で[[侵略]]することができる。
-[[闇]]と[[火]]を持っているので、例えば[[《勝利のガイアール・カイザー》]]から[[侵略]]する時、[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]→《禁断の轟速 レッドゾーンX》→[[《S級不死 デッドゾーン》]]と間に《禁断の轟速 レッドゾーンX》をはさめば[[文明]]を超えて連続で[[侵略]]することができる。

-初となる[[多色]]の[[侵略者]]。

-[[カードイラスト]]では他の[[イニシャルズ]]同様[[禁断文字]]が描かれている。このカードの場合は両手に描かれておりそれを訳すと''DARKNESS''となる。

-[[背景ストーリー]]では[[《S級不死 デッドゾーン》]]が[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]に力を分け与えられたことにより、その僕として生まれ変わった[[クリーチャー]]。

-闇と火の多色のため、[[新車>《轟く侵略 レッドゾーン》]]と[[廃車>《S級不死 デッドゾーン》]]の中間の「中古車」と呼ばれることも。

-アニメ・漫画VSRでは[[バサラ]]が使用。それぞれ[[封印]]の1枚、[[ハンデス]]で[[墓地]]に捨てられ、墓地から[[侵略]]した。
-漫画「VS」及びアニメ「VSR」第44話では[[バサラ]]が使用。アニメでの声優は[[三戸耕三]]氏。
それぞれ[[《轟速 ザ・レッド》]]から[[侵略]]した。
また、アニメ「VSR」第45話から第50話までのOP映像では[[《熱き侵略 レッドゾーンZ》]]から差し替わる形で[[バサラ]]と共に登場している。

-アニメ『デュエル・マスターズ!』では第17話で劇中に登場したTwitterと思しきSNSに[[DMR-20]]版の[[イラスト]]をアイコンにした「禁断仙人@forbiddenbigbang」なるアカウントが登場していた。
駄作に終わった劇場版デュエル・マスターズについて「封印しなきゃ(使命感)」とツイートしている。

-[[DMEX-15]]で再録された際は、[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]と同様に、テキストに「自分の」が削除されている。

-左肩の紋章が[[DMR-20]]および[[DMRP-09]]とアニメ版および[[DMEX-16]]で異なっており、前者2つは[[S級侵略者]]のものが、後者2つは[[侵略者]]のものが使われている。

**関連カード [#cf4ea1cd]
-''Prev''
--[[《S級不死 デッドゾーン》]]

-''Next''
--[[《ZEROの侵略 ブラックアウト》]]

-[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]
-[[《熱き侵略 レッドゾーンZ》]]
-[[《S級不死 デッドゾーン》]]
-[[《超音速 レッドゾーンNeo》]]

-[[《時空の禁断 レッドゾーンX》]]/[[《終焉の覚醒者 レッドゾーンBSR》]]
-[[《禁断の轟速 ブラックゾーン》]]

-[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]


**収録セット [#yb295d26]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Yuichi Maekawa]]
--[[DMR-20 「革命編 第4章 正体判明のギュウジン丸!!」>DMR-20]]
--[[DMRP-09 「超天篇 第1弾 新世界ガチ誕! 超GRとオレガ・オーラ!!」>DMRP-09]]([[ウルトラゴールデンカード]])
--[[DMR-20 「革命編 第4章 正体判明のギュウジン丸!!」>DMR-20]](S9/S9)
--[[DMRP-09 「超天篇 第1弾 新世界ガチ誕! 超GRとオレガ・オーラ!!」>DMRP-09]](G6/G7)([[ウルトラゴールデンカード]])
--[[DMEX-16 「20周年超感謝メモリアルパック 技の章 英雄戦略パーフェクト20」>DMEX-16]](27/100)
-illus.[[Shigenobu Matsumoto]]
--[[DMEX-15 「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」>DMEX-15]](33/50)

**参考 [#h400a3d2]
-[[多色]]
-[[黒赤]]
-[[ソニック・コマンド]]
-[[S級侵略者]]
-[[イニシャルズ]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[闇]]
-[[火]]
-[[クリーチャー]]
-[[S級侵略]]
--[[S級侵略[轟速]]]
-[[コマンド]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[封印]]

&tag(〇クリーチャーor呪文,〇文明,単色or多色or無色,コスト〇,種族,パワー〇〇,S級侵略者,ソニック・コマンド,イニシャルズ);
----
[[公式Q&A]]

-2つ目の能力について
--[[S級侵略[轟速]]]も参照のこと

>Q.''《禁断の轟速 レッドゾーンX》''の能力、S級侵略[轟速]によって、バトルゾーンから侵略する時、進化元のクリーチャーはどうなりますか?
A.S級侵略[宇宙]の場合は、カードだけ攻撃クリーチャーの上に移動しますが、S級侵略[轟速]は進化元のクリーチャーごと攻撃クリーチャーの上に移動します。S級侵略 [宇宙]とは違い、カードではなくクリーチャーが指定されているためです。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37800]](過去のよくある質問より)

-4つ目の能力について

>Q.自分の''《禁断の轟速 レッドゾーンX》''と[[《覇王速 ド・レッド》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分は[[《覇王速 ド・レッド》]]で攻撃し、''《禁断の轟速 レッドゾーンX》''の「S級侵略 [轟速]」を使用して[[《覇王速 ド・レッド》]]の上に重ねました。&br;すでにバトルゾーンにいる''《禁断の轟速 レッドゾーンX》''をバトルゾーンにいるクリーチャーの上に重ねましたが、「出た時」の能力で相手のクリーチャーを1体封印できますか?
A.いいえ、封印できません。バトルゾーンからバトルゾーンに移動することは、バトルゾーンに出たことにはなりません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39974]](2021.7.16)

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,闇文明,火文明,黒赤,2色,多色,コスト6,ソニック・コマンド,コマンド,S級侵略者,侵略者,イニシャルズ,パワー8000,進化,進化:闇のクリーチャー,進化:火のクリーチャー,S級侵略[轟速],S級侵略,侵略,侵略:闇のコマンド,侵略:火のコマンド,W・ブレイカー,cip,除去,単体除去,確定除去,封印,単体封印,《禁断》,レッドゾーン,SR,スーパーレア,Yuichi Maekawa,Shigenobu Matsumoto);