#author("2020-01-26T01:18:21+09:00","","")
#author("2020-01-26T01:18:52+09:00","","")
*《&ruby(きんだん){禁断};》 [#obdde3d2]

|禁断 VR 火文明 (9)|KNDN VR Fire (9)|
|クリーチャー:(種族なし) 9999|Creature 9999|
|クリーチャーは攻撃できない。|Creatures can't attack.|
|クリーチャーの封印を外せない。|Seals can't be removed from creatures.|

[[月刊コロコロコミック2015年10月号付録>プロモーション・カード]]として先行登場し、[[DMR-18]]に収録された[[種族]]を持たない[[火]]の[[クリーチャー]]。

[[パワー]]が9のゾロ目、[[無種族]]と、とにかく異色づくしの[[クリーチャー]]。自身を含む全[[クリーチャー]]へ[[攻撃できない]]を[[付与]]する[[クリーチャー]]は、[[デュエル・マスターズ]]でも初。(一応、[[《予言者マリエル》]]と[[《ノーブル・エンフォーサー》]]で近いことはできる。)

この[[クリーチャー]]を[[除去]]するか、[[ダイヤモンド状態]]にしない限り、[[山札が多い方が勝つ>ライブラリアウト]]ことになるため、[[コスト]]の問題さえ解決すれば[[《ヴォルグ・サンダー》]]や[[《ダイヤモンド・ソード》]]のような[[カード]]との相性がいい。

-新たなキーワードである「[[封印]]」を司る存在として登場するも、その全容は謎に包まれていた。コロコロ10月号付録「時よ止まれミラダンテ!!レジェンド攻略BOOK」では、「まだ[[真の姿>《伝説の禁断 ドキンダムX》]]を現していない」と紹介されていた。その真の姿は[[DMR-19>DMR-19 「革命編 第3章 禁断のドキンダムX」]]で明らかになった。

-プロモ版は「[[禁断文字]]」で書かれており、そのままでは読めない。その実態はアルファベットの換字式暗号であり、解読すると英文が出力される。この[[禁断文字]]による[[テキスト]]は前月号である9月号から公開されており、新能力「[[封印]](seal)」の存在はこの段階で示唆されていた。2つ目の能力は受動態の表現なので分かりにくいが、意味としては日本語文と全く同じ。
--[[禁断文字]](英語)で書かれているが、レジェンド攻略BOOKによるとデュエルでの使用が認められている模様。あくまで日本版デュエル・マスターズTCGで発売された外国語版カードであり、国外で販売されたものではないからだろう。ただし[[禁断文字]]版の[[カード]]を使用する際は、[[テキスト]]の確認ができるように日本語版の[[カード]]及び同じ付録であるレジェンド攻略BOOKを用意しておくなりしておきたい。

-[[種族]]欄の突拍子もない無表記に驚くかもしれないが、文字通り[[種族]]を所有しないということで正しい。
--[[種族]]参照の[[能力]]サポートはすべて受けられない。例えば[[《邪脚護聖ブレイガー》]]で[[セイバー]]することはできない。
--「○○という種族以外」全体を指すのであれば、[[無種族]]である《禁断》も範囲に含まれる。例えば、[[《偽りの王 モーツァルト》]]が出れば、[[ドラゴン]]ではない[[クリーチャー]]であることに変わりはないため[[破壊]]対象に含まれる。
--[[種族を追加>種族追加]]することはできる。追加されたままであれば[[《邪脚護聖ブレイガー》]]の[[セイバー]]も有効。

-一方で同じく突拍子もない[[種族]]表記をされている[[《正体不明》]]は[[???]]というれっきとした[[種族]]を持つ。謎めかした[[種族]]表記が二者の関連性を匂わせている。

-制限するのは[[クリーチャー]]の[[封印]]を外す動作のみ。よって[[鼓動]]の[[封印]]を外す動作は規制されない。
--「外す」とは[[封印]]が[[バトルゾーン]]を[[離れる]]あらゆる動作を指す。[[カード指定除去]]によって[[墓地]]以外に置かれようとしても、それは外されることに含まれる。

-[[パワー]]6000を超えるが[[W・ブレイカー]]ではない。そもそも自身の[[能力]]によって[[攻撃できない]]ので[[ブレイカー]]を持つ旨味は薄いのだが。

-発売前の[[ベリーレア]]を[[プロモーション・カード]]化する試みは初。その為[[デュエマゴールデンリスト]]にも入っていない。

-[[革命編]]までで登場した[[カード]]の内、[[《屑男》]]や[[《1月》]]などと並んで最も[[カード名]]の短い[[クリーチャー]]であったが[[《零》]]に抜かされた。

-[[命名ルール]]の関係上、この[[カード]]を指定する事で無派閥の[[イニシャルズ]]や[[禁断クリーチャー]]のほぼすべてを[[《原罪の悪魔龍 グルデムボウ》]]の[[能力]]の対象に出来る。

-[[ダイヤモンド状態]]を使ってこのクリーチャーによる[[攻撃できない]]を解除する場合、''[[能力]]を無効にするタイプのもの([[《光器の裏技ディーヴァ・ライブ》]]など)の場合は、このクリーチャーの[[攻撃できない]][[能力]]が丸ごと無効になって効果を受けていた他のクリーチャーも攻撃可能、ということにはならない''。自身の能力による自身に対する攻撃制限が無効になるのみである。

-アニメ「VSR」では[[ザキラ]]との対戦で[[バサラ]]が使用した。[[能力]]で[[ザキラ]]の[[クリーチャー]]の[[攻撃]]を完全に封じることに成功したが、返しの[[ザキラ]]の[[ターン]]で[[《オールデリート》]]に巻き込まれる形で[[除去]]されてしまった。
--ちなみに[[バサラ]]の[[デッキ]]は[[【レッドゾーン】]]であるため、[[コスト]]9と[[重い]]この[[クリーチャー]]を出せたことに違和感を感じたプレイヤーも多い。
--ただし、それを言い出すと[[ザキラ]]の[[デッキ]]に入っていた[[《オールデリート》]]も謎ではある。[[スピードアタッカー]]を多めに積んでいる[[バサラ]]相手ではむしろ利敵行為になりかねないためである。販促以外に合理的な理由はないに等しい。
---[[《オールデリート》]]1枚でこの[[カード]]の真の姿、[[《禁断〜封印されしX〜》]]が[[禁断解放]]されるため、[[ザキラ]]が[[バサラ]]を[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の持ち主に相応しいと認めたことの暗喩なのかもしれない。
//--アニメ「VSR」の[[バサラ]]によると、「禁断」のカードはこれ1枚ではないらしい。

**関連カード [#u01c9778]
-[[《禁断〜目醒めの刻〜》]]/[[《禁断のドキンダム》]]
-[[《禁断〜封印されしX〜》]]/[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]
-[[《禁断の影 〜ドキンダム・ソウル〜》]]
-[[《ドキンダム・アポカリプス》]]

-[[《リベレーション・オブ・ジ・エンド》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#n0016ab4]
-[[DMR-18]]&br;'''この封印が解かれし時、「禁断」の力が解放される…。'''
-[[プロモーション・カード]](P27/Y14)&br;'''The world will come to end when the forbidden seal becomes unlocked.'''&br;訳:禁断の[[封印]]が解かれる時、世界は終焉を迎えよう。


**収録セット [#zda6989e]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[MITSUAKI MATSUMOTO]]
--[[DMR-18 「革命編 第2章 時よ止まれミラダンテ!!」]]
--[[DMR-18 「革命編 第2章 時よ止まれミラダンテ!!」>DMR-18]]
--[[プロモーション・カード]](P27/Y14)

**参考 [#w435cfb4]
-[[無種族]]
-[[クリーチャー]]
-[[攻撃できない]]
-[[攻撃制限]]
-[[ロック]]
-[[封印]]

-[[禁断>禁断#c]]

-[[禁断文字]]

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