#author("2021-08-13T12:51:12+09:00","","")
*《&ruby(しんせいりゅう){神聖龍}; エモーショナル・ハードコア》 [#o86e59eb]

|神聖龍 エモーショナル・ハードコア SR 光文明 (7)|
|クリーチャー:オラクル・ドラゴン/オラクリオン 9500|
|ブロッカー|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》以外のクリーチャーの名前を1つ選ぶ。|
|選んだ名前を持つクリーチャーの能力をすべて無視する。|
|相手がクリーチャーを選ぶ時、バトルゾーンに自分の他のオラクルがあれば、このクリーチャーは選ばれない。(ただし、このクリーチャーを攻撃またはブロックしてもよい)|

[[DMEX-12]]にて登場した[[オラクル・ドラゴン]]/[[オラクリオン]]。

[[ブロッカー]]、[[W・ブレイカー]]持ち。[[cip]]で自身以外の名前を一つ選び、選んだ名前を持つ[[クリーチャー]]の能力をすべて[[無視]]するという[[《あたりポンの助》]]同様の能力を持つ。自分の[[バトルゾーン]]に[[オラクル]]がいれば[[アンタッチャブル]]を得る。パワーも登場時点の定番[[マッハファイター]]である[[《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー》>《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》]]に処理されないラインなので、アンタッチャブルを持つことが無意味になりづらい。

[[《あたりポンの助》]]と同等の能力を持つが、[[《ヘブンズ・ゲート》]]でも[[《ドラゴンズ・サイン》]]でも踏み倒せるため、入るデッキは大きく異なってくる。あちらより1コスト重いものの、アンタッチャブル効果がついているため、その点でも差別化はいたって容易。このクリーチャー自身も[[オラクル]]なため、[[《ヘブンズ・ゲート》]]で2体同時に出せば非常に強固な[[耐性]]を得られる。

当然、[[《あたりポンの助》]]同様[[コスト踏み倒しメタ]]対策にもなる。特にこのカードの採用先である[[【ロージアミラダンテ】]]ではコスト踏み倒しメタが死活問題なので、この点は大きい。

このカードの登場により、[[【ヘブンズ・ゲート】]]系統や[[【ロージアミラダンテ】]]ではこのカードが事実上のメイン[[フィニッシャー]]となったと言っても過言ではない。ただ、[[【チェンジザドンジャングル】]]では[[《ドンジャングルS7》]]の[[コスト踏み倒し]]範囲内である[[パワー]]7000以下というラインが重視されるため、もし採用するならこのクリーチャーではなく[[《あたりポンの助》]]が優先される。

**ルール [#o57c9b44]
-クリーチャーの能力を無視する能力のルールについては[[《あたりポンの助》]]のページを参照。
-別のカード名を名前に含むカード一覧は[[名前集合]]を参照。

-[[《あたりポンの助》]]と異なり、「[[クリーチャー]]の[[カード名]]」ではなく「[[クリーチャー]]の名前」を選ぶ[[能力]]である。そのため、[[ツインパクト]]の[[クリーチャー]]側のみを指定し、その[[能力]]を[[無視]]することができる。

**環境において [#xcf65ebc]
[[ドラゴン]]なので[[《爆熱剣 バトライ刃》]]によってコスト踏み倒し可能であり、実際[[DMRP-15]]期にはこれを2枚入れた[[【連ドラグナー】]]が[[チャンピオンシップ]]4位入賞を果たしている。

[[DMEX-16]]期は、[[《真邪連結 バウ・M・ロマイオン》]]などを採用した[[【白青赤天門】>【ヘブンズ・ゲート】#sc3d5a76]]が確立され、光のブロッカーである《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》もその活躍に付随して[[オリジナル]][[環境]]でそのパーツとしてそこそこ見掛けられるようになった。
例えば[[【ゼロ・ルピアループ】]]対面の場合[[《ゼロ・ルピア》]]の名前を指定すれば、[[《希望のジョー星》]]影響下の相手の[[コスト軽減]]手段を断つことができる。

**その他 [#j95af7d8]
-初の[[オラクル・ドラゴン]]。[[オラクル]]の種族デッキにおいて[[《ドラゴンズ・サイン》]]などのサポートを受けられるのは大きい。

-名前の由来はロックの系列の一つ、「エモーショナル・ハードコア」からだと思われる。余談だが、俗に感傷的になることを指す「[[エモい>俺のデッキは52枚]]」というスラングも同様に「エモーショナル」という単語から来ている。

-[[背景ストーリー]]では、[[教祖>《魔壊王 デスシラズ》]]の消滅してしまった裏オラクルの教祖になり替わろうとする[[ゾロスター>《カルマ大司教 ゾロスター》]]に対し、[[彼の支配下>無色]]から逃れ降臨したドラゴンにしてオラクリオン。[[信者>《信心深きコットン》]]たちの信仰によって降臨したとされ、ゾロスターに神罰を与えにやってきた。
**関連カード [#zd075d29]
-[[《あたりポンの助》]]

//**[[フレーバーテキスト]]

**収録セット [#l0d09f69]
-illus.[[Futaro]]
--[[DMEX-12 「最強戦略!! ドラリンパック」>DMEX-12]](S4/S20)

**参考 [#hd3d551a]
-[[オラクル・ドラゴン]]
-[[オラクリオン]]
-[[ブロッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[カード名を選ぶ]]
-[[無視]]
-[[オラクル]]
-[[アンタッチャブル]]
-[[名前集合]]
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公式Q&A
>Q.''《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》''の「出た時」の能力で[[《雅役者 マチネソワレ》]]の名前を選べますか?
A.はい、[[《雅役者 マチネソワレ》]]のクリーチャーの名前は選べます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34210]]

>Q.''《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》''を2体バトルゾーンに出し、「名前を1つ選ぶ」能力で[[《ヤッタレマン》]]と[[《パーリ騎士》]]をそれぞれ選びました。その後、''《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》''1体がバトルゾーンを離れたとしても、[[《ヤッタレマン》]]と[[《パーリ騎士》]]の能力はどちらも無視されたままですか?
A.いいえ、バトルゾーンを離れた''《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》''で名前を選んでいたクリーチャーの能力は無視されなくなります。
''《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》''の能力は、そのカード自身の能力で選んだ名前を持つクリーチャーの能力のみを無視します。''《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》''がバトルゾーンを離れた時点で、この能力は失われます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33784]]

>Q.バトルゾーンに自分の[[《全員集合!アクア・三兄弟》>《全員集合!アクア・三兄弟/超次元ジェイシーエイ・ホール》]]が1体います。相手のターン中に、相手は[[《ドラゴンズ・サイン》]]を唱えて、''《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》''をバトルゾーンに出しました。相手は''《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》''の「出た時」の能力で[[《全員集合!アクア・三兄弟》>《全員集合!アクア・三兄弟/超次元ジェイシーエイ・ホール》]]を宣言しましたが、自分は[[《全員集合!アクア・三兄弟》>《全員集合!アクア・三兄弟/超次元ジェイシーエイ・ホール》]]の効果で''《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》''を手札に戻せますか?
A.はい、戻すことができます。能力は無視されますが、トリガーしている待機中の効果は無視することができません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33988]]

&tag(クリーチャー,光文明,白単,単色,コスト7,オラクル・ドラゴン,オラクル,ドラゴン,オラクリオン,パワー9500,パワーの最後の三桁が「500」,ブロッカー,W・ブレイカー,cip,カード名,無視,オラクルサポート,アンタッチャブル付与,・,SR,スーパーレア,Futaro);