#author("2020-01-25T00:14:06+09:00","","")
#author("2024-02-09T22:50:03+09:00","","")
*《&ruby(しんせいき){神聖麒}; シューゲイザー》 [#j3271579]

|神聖麒 シューゲイザー SR 無色 (7)|
|クリーチャー:オラクリオン 7000|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、またはこのクリーチャーが攻撃する時、コスト5以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札またはマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。|
|このクリーチャーが出た時または攻撃する時、コスト5以下の進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札またはマナゾーンから出してもよい。|

[[DMR-10>DMR-10 「エピソード3 デッド&ビート」]]で登場した[[無色]]の[[オラクリオン]]。
[[cip]][[能力]]と[[アタックトリガー]]で[[手札]]または[[マナゾーン]]から、[[コスト]]5以下の[[非進化]][[クリーチャー]]を1体、[[コスト踏み倒し]]することができる。
[[DMR-10]]で登場した[[無色]]の[[オラクリオン]]。
[[cip]]と[[アタックトリガー]]で[[手札]]または[[マナゾーン]]から、[[コスト]]5以下の[[非進化]][[クリーチャー]]を1体、[[コスト踏み倒し]]することができる。

[[リアニメイト]]や[[リクルート]]では無いので[[手札]]か[[マナ]]を消費してしまうが、単純に[[バトルゾーン]]に出すだけで頭数を増やせる能力は使い勝手が良い。[[攻撃]]する際にも同様の効果が使えると来れば尚更である。
[[コスト]]7の[[無色]]ということで自身を[[バトルゾーン]]に出す手段も豊富であり、[[【神聖斬 アシッド】]],[[【サイバー・G・ホーガン】]],[[【グレイテスト・グレートワンショット】]]等のこの[[クリーチャー]]を[[コスト踏み倒し]]できる[[デッキ]]にそのまま入れるだけでも活躍してくれる[[汎用性]]の高さが魅力的。

呼び出せる候補も豊富だが、中でも特に相性が良いのは[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]だろう。
[[スピードアタッカー]]付加によりこの[[クリーチャー]]の[[アタックトリガー]]を即座に使える上、[[スレイヤー]]による[[自爆特攻]]を仕掛ければ[[マナゾーン]]に舞い戻り、この[[クリーチャー]]の能力で再利用が可能と見事な[[シナジー]]を形成している。
それ以外でも[[アンタップ]]によって連続攻撃を可能とする[[《光牙忍ソニックマル》]]および[[《逆転王女プリン》]]や、[[無色]]サポートの[[《策士のイザナイ ゾロスター》]]等が優秀だが、他にも挙げればキリがないほど選択肢は多い。
今後[[コスト]]5以下の[[カードプール]]が増えるたび更に強化される、非常に強力な[[クリーチャー]]と言えるだろう。
基本的にコスト7のクリーチャーを起点に、手札やマナのリソースを削りながら盤面展開をするというのは、意外と後が続かない。
しかし、減ってしまうリソースを上回る利点があるならキーカードとして機能する。

第一に召喚酔いした《神聖麒 シューゲイザー》に[[スピードアタッカー]]を与え、出たターンに[[アタックトリガー]]まで使えるようにするコスト5以下のクリーチャーと組ませたい。
特に相性が良いのは[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]だろう。[[スレイヤー]]による[[自爆特攻]]を仕掛ければ[[マナゾーン]]に舞い戻り、この[[クリーチャー]]の能力で再利用が可能と見事な[[シナジー]]を形成している。

第二に、《神聖麒 シューゲイザー》自身を[[フィニッシャー]]に仕立てるクリーチャー。
[[アンタップ]]によって連続攻撃を可能とする[[《逆転王女プリン》]]が[[【シューゲイザーワンショット】]]として有名。[[《光牙忍ソニックマル》]]や[[《巡巡-スター》]]など同様の効果でサポートできるクリーチャーも水増し採用できる。
前述の[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]は、アンタップさせるために出てきた[[《逆転王女プリン》]]にすら[[スピードアタッカー]]を与えて打点に変換するため、その意味でも相性が良い。

第三は自然文明を使わずマナゾーンを操作できるという点。しかし《神聖麒 シューゲイザー》自体が重いのでデッキには[[マナ加速]]の役割で自然はだいたい入る。[[《一極両得 マクノカ&ヌクノカ》]]のようなマナ利用のカードを削ってフィニッシャーと兼用できる枠圧縮にはなるか。

マナを使えない[[攻撃ステップ]]でクリーチャーを登場させることができるため何らかのコンボが組める余地がある非常に強力な[[クリーチャー]]と言えるだろう。
とはいえ自身が召喚酔いすることなどから[[《テラ・スザーク <ナーガ.Star>》]]といった[[アタックトリガー]]で踏み倒しするクリーチャーには劣りがちなのはご愛嬌。
[[cip]]でマナ利用するカードも[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]がいる。[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]の[[染色]]込みなら自然以外も引っ張り出せる。

-[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]と[[《逆転王女プリン》]]を[[コスト踏み倒し]]して勝負を決める[[【シューゲイザーワンショット】]]がある。
--あまりに簡単に[[1ショットキル]]が決まる点、仮に[[全体除去]]で凌がれても[[破壊]]であれば[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]の[[置換効果]]によって[[《ピクシー・ライフ》]]1枚でリカバーが利いてしまう点など、強烈な[[シナジー]]から[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]は[[殿堂入り]]することに。《シューゲイザー》登場前は適正なカードパワーであったことを鑑み、《シューゲイザー》が《キリュー》殿堂の原因の大部分を占めるとする声も少なくない。
--しかし《キリュー》を失ったことにより、出せる範囲が広いことを活かして様々なデッキに入ることが考えられるようになった。主流も以前のワンショット型から、コントロールタイプへと変わりつつある。
--しかし《キリュー》を失ったことにより、出せる範囲が広いことを活かして様々なデッキに入ることが考えられるようになった。主流も以前のワンショット型から、コントロールタイプへと変わりつつある。また、[[【グレンモルト】]]におけるゲームが長引いた時のトップ解決札としての役割を持つようになった。

-[[DMX-18>DMX-18 「三段変形!龍解オールスターズ」]]で登場した[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]は、[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]を装備することでこのクリーチャーとほぼ同等の能力を発揮することができる。[[無色]]ではなく[[自然]][[文明]]を持っているほか細部の違いはあるが、ほぼこちらと同様の運用ができると考えて良いだろう。
-[[DMX-18]]で登場した[[《龍覇 イメン=ブーゴ》]]は、[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]を装備することでこのクリーチャーとほぼ同等の能力を発揮することができる。[[無色]]ではなく[[自然]][[文明]]を持っているほか細部の違いはあるが、ほぼこちらと同様の運用ができると考えて良いだろう。
--その後、コスト5で使える[[《グリージー・ファブノーレ/死的で詩的な制裁》]]が登場したが、[[cip]]による[[コスト踏み倒し]]を持たない為、こちらの立場を奪われずに済んでいる。

-名前の由来は音楽ジャンルの「シューゲイザー」からだと思われる。
-マナゾーンに[[《次世代龍覇 グラッサ&タレット》]]、[[《王来英雄 モモキングRX》]]、手札に[[《アルカディアス・モモキング》]]、この[[カード]]があれば、[[呪文ロック]]付きの[[ワンショット]]が成立する。これを軸とした型の[[【シューゲイザーワンショット】]]が[[DM22-RP1]]期の[[アドバンス]]で4位入賞しており、環境落ちして久しい時期の活躍から話題となった。

-[[カード名]]に「麒」とあるため、モチーフは空想上の生き物である「麒麟」と思われる。アニメ「ビクトリーV3」の第25話では鱗に包まれた体、一本角を生やした細長い顔に長い髭がハッキリと確認できる。
//-後に登場した[[アビス]]や[[タマシード/クリーチャー]]はこれで呼び出すにはコストパフォーマンスが破格なので、もし現代で[[【シューゲイザーワンショット】]]を組むなら一考の余地がある。
//7マナ獣で5マナのクリーチャーが出てくるのは「それ5マナ支払ってクリーチャー出せば良くね?」問題。

-名前の由来はロックミュージックの一派である「シューゲイザー」と思われる。独特なギターサウンドとボーカルワークが特徴の楽曲群で、90年代初頭のブーム以降もカルト的人気を持っている。

-[[カード名]]に「麒」とあるため、モチーフは空想上の生き物である「[[麒>《卍 ギ・ルーギリン 卍/卍獄ブレイン》]][[麟>《キリンキンTV》]]」と思われる。

-アニメ「ビクトリーV3」第25話では[[ゾロスター]]が使用。召喚された際、鱗に包まれた体、一本角を生やした細長い顔に長い髭がハッキリと確認できる。漫画「VS」の番外編ではワンちゃんが使用。

-余談だが、アニメ「VS」第3話では[[ぶっちゃけ]]が「SHOEGAZER」という名前の雑誌を読んでいた。

-背景ストーリーでは2人の指導者を失った信者たちを救済する神として登場。その為、派閥が分裂しているとはいえど[[無色]]にも[[オラクル]]にも相性の良い能力となっている。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#j25c16c3]
能力などに変更なく[[DMPP-20]]で実装された。
また、同じ弾にはTCG版と同じ性能(かつ[[殿堂入り]]制限なし)の[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]も復刻している。

登場以来、[[【シューゲイザー】>【シューゲイザー】 (デュエプレ)]]で活躍している。[[ワンショット]]を主戦術としつつも、多彩な踏み倒し候補によっで様々な状況対応が可能なデッキであり、[[公式のデッキ紹介>https://twitter.com/dmps_info/status/1672566048888066049]]でもその爆発力と柔軟性が強調されている。

かなりデッキ構築は難しいが、[[【オラクル】>【オラクル】 (デュエプレ)]]に投入した際には自身と[[cip]]の踏み倒しで2体オラクリオン、オラクルを出せる性能を秘めているため、[[《神人類 ヨミ》]]の[[シンパシー]]に貢献できる。
ただし、マナゾーンから踏み倒ししてしまうと1軽減と引き換えに1[[ランデス]]になってしまうため、マナから[[《インガ・ルピア》]]か[[《聖邪のインガ スパイス・クィーンズ》]]を出して損失を補うか、手札からオラクルを出してマナを維持する必要がある。

一定以上の強さは認められながら、環境では使用率が安定しておらず、純粋なパワーカードというよりかは、環境が安定したときに仮想敵に刺さるクリーチャーと併用したメタビートで有利な相手を狩るのが得意なクリーチャーだと評価できる。

-[[シークレットカード]]では[[カノン]]が共に描かれており、ボイスも彼女が担当している。
--[[メインストーリー]]では、[[サスペンス]]が利用していた[[オラクリオン]]に[[ゼニス]]との共通点を感じ、それを応用することで[[カノン]]が《神聖麒 シューゲイザー》を使役した。これで[[カノン]]と[[オラクリオン]]の1人と1体のセットがイラスト化されている理由が説明できるようになった。

**戦績 [#p4afb262]
***アニメ「デュエル・マスターズV3」 [#ye3dca33]
***アニメ「デュエル・マスターズ ビクトリーV3」 [#ye3dca33]
-通算成績:1戦0勝1敗
|話数|対戦相手|勝敗|h
|25話|[[切札 勝太]]|敗北|

**関連カード [#card]
-[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]

-[[《神聖櫃 シューゲイズ》]]
-[[《麒麟のコード シューゲイザー》]]
**[[フレーバーテキスト]] [#h34a01e4]
-[[DMR-10>DMR-10 「エピソード3 デッド&ビート」]]&br;'''[[ヨミ>《神人類 ヨミ》]]とその後継者である[[イズモ>《イズモ》]]、2人の指導者を失った教団は、次第に[[ゼロを信仰するもの>《神聖鬼 デトロイト・テクノ》]]と[[教団を信仰するもの>《マントラ教皇 バラモン》]]に分裂していった。'''
-[[DMX-25>DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」]]&br;'''[[オラクリオン]]を作り出すために多数の信者が犠牲となったことは、[[ゾロスター]]によって教団の最高機密とされていた。'''
-[[DMR-10]]&br;'''[[ヨミ>《神人類 ヨミ》]]とその後継者である[[イズモ>《イズモ》]]、2人の指導者を失った教団は、次第に[[ゼロを信仰するもの>《神聖鬼 デトロイト・テクノ》]]と[[教団を信仰するもの>《マントラ教皇 バラモン》]]に分裂していった。'''
-[[DMX-25]]&br;'''[[オラクリオン]]を作り出すために多数の信者が犠牲となったことは、[[ゾロスター]]によって教団の最高機密とされていた。'''
-[[DMEX-17]]&br;'''シューゲイザーによる[[一撃必殺>1ショットキル]]と[[ザビ・ミラ>《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]から呼び出される[[ヴォルグ・サンダー>《ヴォルグ・サンダー》]]による[[突然死>ライブラリアウト]]。二つの勝ち筋を持つデッキがデュエキングとなった。 - 『勝-1 グランプリ』'''
-[[DMPP-20]](通常版)&br;'''そのオラクリオンは、信者を集めて教え導く。'''
-[[DMPP-20]](シークレット版)&br;'''ふう・・・楽しいお祈りの時間だったのだわ――[[カノン]]'''


**収録セット [#t1197497]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
***[[デュエル・マスターズ]] [#sfdb55eb]
-illus.[[Hisanobu Kometani]]
--[[DMR-10 「エピソード3 デッド&ビート」]]
--[[DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」]]
--[[DMR-10 「エピソード3 デッド&ビート」>DMR-10]](S1/S5)
--[[DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」>DMX-25]](S1/S10)
--[[DMEX-17 「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」>DMEX-17]](W14/W20)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#s1e2b8fa]
-CV:[[渡辺紘]]
-illus.[[Hisanobu Kometani]]
--[[DMPP-20 「レイジ・オブ・インフィニティ -神人類光臨- 」>DMPP-20]]
-CV:[[花澤香菜]]
-illus.[[アートアンフ]]
--[[DMPP-20 「レイジ・オブ・インフィニティ -神人類光臨- 」>DMPP-20]]([[シークレット>シークレットカード]])

**参考 [#ia320471]
-[[オラクリオン]]
-[[cip]]
-[[アタックトリガー]]
-[[タイタントリガー]]
-[[コスト]]
-[[非進化]]
-[[クリーチャー]]
-[[手札]]
-[[マナゾーン]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[【シューゲイザーワンショット】]]
-[[【シューゲイザーワンショット】]] (TCG版)
-[[【シューゲイザー】 (デュエプレ)]]
-[[ゾロスター]]

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