#author("2021-02-14T12:00:55+09:00","","")
#author("2021-02-27T23:24:21+09:00","","")
*《&ruby(エターナル・サンクチュアリ){破壊と誕生の神殿};》 [#m39002ed]

|破壊と誕生の神殿 SR 火/自然文明 (6)|
|呪文|
|パワー5000以下の相手のクリーチャーを1体破壊する。相手がそのクリーチャーを墓地に置いた時、自分の山札を見る。その中から、墓地に置かれた相手のクリーチャーとコストが同じクリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。|

[[DM-11]]で登場した[[火]]/[[自然]]の[[エターナル呪文]]。

[[パワー]]5000以下の相手[[クリーチャー]]1体を[[破壊]]し、同じ[[コスト]]の[[クリーチャー]]を[[リクルート]]できる。

[[コスト]]が高い[[クリーチャー]]を[[破壊]]した方がリターンも大きいため、できるなら弱小[[クリーチャー]]は相手にしたくない。真っ先に狙うべきは、[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]][[《封魔妖スーパー・クズトレイン》]][[《バキューム・クロウラー》]]などの4〜6[[コスト]]域の[[システムクリーチャー]]だろう。これらは放置しておくといいように動かれてしまうが、多くは[[パワー]]が[[コスト]]に対して低めで[[破壊]]しやすい。

[[《アクア・サーファー》]]や[[《火焔タイガーグレンオー》]]等の[[S・トリガー]][[クリーチャー]]も狙い目。[[破壊]]しつつ、自分の[[デッキ]]の同名の[[クリーチャー]]で返してやるのも面白い。
[[パワー低下]]と組み合わせて高[[コスト]][[クリーチャー]]を狙ってみるのもいいだろう。
[[革命編]]で[[《閃光の守護者ホーリー》]]や[[《破壊者 シュトルム》]]など凶悪な[[S・トリガー]][[クリーチャー]]が増えたのは追い風になるか。

あまり相手次第にならないよう、こちらも低〜中[[コスト]]域に[[クリーチャー]]をばらけさせて[[デッキ]]を組むことも重要である。特に[[進化クリーチャー]]は出せる状況が限定されるものの、[[コスト]]に対して性能が高いため是非狙って行きたい。[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]のように[[進化元]]の指定が緩いものが使いやすい。

[[サイキック・クリーチャー]]の登場で相対的に強化されたと言える。[[《勝利のガイアール・カイザー》]]や[[《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》]]が射程内に収まっているため、返しの[[ターン]]で[[破壊]]しつつ[[《超竜バジュラ》]]などを出すことも夢ではない。

**環境において [#b3c62140]
登場当初は[[コスト踏み倒し]]が[[相手依存]]な上に範囲も狭いためあまり評価されなかったが、[[戦国編環境]]になると5コスト域に優秀なカードが多い[[【マルコビート】]]に刺さることから評価が上がった。

[[覚醒編環境]]に名目コストの高いサイキック・クリーチャーが溢れると、忽ち高コストクリーチャーをリクルートする可能性に恵まれた札として評価が鰻登りになった。

[[エピソード2環境]]では[[《希望の親衛隊ファンク》]]を砕いて[[《次元流の豪力》]]を呼び出す札としての性質を持ち、[[ドラゴン・サーガ環境]]では[[【グレンモルト】]]の[[ミラーマッチ]]対策としての色を帯びた。

**ルール [#y30570b6]
-[[破壊]]しようとした[[クリーチャー]]が[[置換効果]]で[[墓地]]に送られなかった場合、[[リクルート]]はできない。これは[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]や[[《地獄門デス・ゲート》]]などとは異なる点である。

-[[サイキック・クリーチャー]]を対象にした場合は[[リクルート]]できる。これは、一度[[墓地]]を経由してから[[超次元ゾーン]]に戻るため。ただし、[[解除]]で[[バトルゾーン]]に残った場合は[[リクルート]]できない。

-[[コスト踏み倒し]][[呪文]]としては珍しく、[[進化クリーチャー]]も出すことが出来る。

-この[[呪文]]で[[デッキ進化]]を持つ[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出すとき、[[山札]]を[[シャッフル]]する前に[[山札]]の上を確認してから[[バトルゾーン]]に出る。つまり、[[デッキ進化]]が失敗するかどうかを確認できるので、失敗することはまずなく、もし失敗していても別の[[クリーチャー]]を出せばよい。

**他のカード・デッキとの相性 [#y8a4f080]
-現[[環境]]で[[破壊]]できる射程内の最大[[コスト]]は[[《深海の伝道師 アトランティス》]]や[[《雷雲の守護者ラーザ・ベガ》]]の[[コスト]]10。ただし、後者は[[置換効果]]で[[シールド]]になるため[[リクルート]]できない。
--2019年10月までの裁定では、実際に墓地に置かれなくても[[リクルート]]できたが、「''墓地に置かれた''相手のクリーチャー」というテキストから、実際に墓地に置かれないと、リクルートできなくなった。[[コスト(条件)>コスト#dd7f0dd1]]のページを参照。

-[[コスト]]がばらけているため出す[[クリーチャー]]に苦労せず、[[クリーチャー]]を並べること自体が[[コンセプト]]である[[ウェーブストライカー]][[デッキ]]とは非常に相性がいい。

**その他 [#m84bfc54]
-サンクチュアリ(Sanctuary)の正しい意味は「神殿」ではなく「聖域」。

-漫画「SX」番外編にて、[[勝舞>切札 勝舞]]が歩亜崎ララ戦で使用。[[《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]の[[能力]]で唱え、[[《クリムゾン・メガ・ドラグーン》]]を[[破壊]]、[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]を[[リクルート]]した。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#d9da22e7]
|破壊と誕生の神殿 VR 火/自然文明 (6)|
|呪文|
|相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。そのクリーチャーが破壊されたなら、自分の山札から破壊されたクリーチャーと同じコストかつ進化でない、ランダムなクリーチャー1枚をバトルゾーンに出す。その後、山札をシャッフルする。|

他の[[エターナル呪文]]に合わせるためか[[レアリティ]]が[[ベリーレア]]に降格。
[[火力]]が6000ラインに上がった一方で、山札から呼びだすクリーチャーはランダムかつ進化は呼び出せなくなり、強制となった。

火力が上がったのは大きく、[[《神滅竜騎ガルザーク》]]や[[《紅神龍ジャガルザー》]]などの6コストに手が届きやすくなり、[[【ヘブンズ・ゲート】>【ヘブンズ・ゲート】(デュエル・マスターズ プレイス)]]に入る高コストの[[《悪魔聖霊バルホルス》]]や[[《血風聖霊ザーディア》]]も範囲に入るのが嬉しいところ。
火力が上がったのは大きく、[[《神滅竜騎ガルザーク》]]や[[《紅神龍ジャガルザー》]]などの6コストに手が届きやすくなり、[[【ヘブンズ・ゲート】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]に入る高コストの[[《悪魔聖霊バルホルス》]]や[[《血風聖霊ザーディア》]]も範囲に入るのが嬉しいところ。

ランダムになったとはいえ、火力が上がったことで、コストの高いクリーチャーをリクルートしやすくなったので、どちらかと言えば強化されたと言える。

-元のテキストでそうなっている名残から、「そのクリーチャーが破壊されたなら」とわざわざ書かれている。
--デュエプレでも、実際に破壊されていなければ([[破壊置換効果]]などが発動していなければ)、踏み倒しは行えないことを強調するためだろう。


**[[サイクル]] [#we4af99c]
[[DM-11]]と[[DMPP-05]]の[[エターナル呪文]][[サイクル]]
-[[《魂と記憶の盾》]]
-[[《英知と追撃の宝剣》]]
-[[《憎悪と怒りの獄門》]]
-''《破壊と誕生の神殿》''
-[[《調和と繁栄の罠》]]

**関連カード [#x08aaaf3]
-[[《偽りの王 ハチャトゥリアン》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#w46bde84]
-[[DMPP-05]]
'''その神殿は、訪れた者を容易く輪廻させる。'''

**収録セット [#u017a556]
***[[デュエル・マスターズ]] [#d46f93e5]
-illus.[[Masaki Hirooka]]
--[[DM-11 「聖拳編 第2弾 無限軍団の飛翔(エターナル・ウェーブ)」>DM-11]]
--[[DMC-66 「デュエル・マスターズ超ベスト」>DMC-66]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#kf37cc4c]
-illus.[[Masaki Hirooka]]
--[[DMPP-05 第5弾 「永遠の戦渦 -VORTEX OVERLOAD-」>DMPP-05]]

**参考 [#wf89b442]
-[[タップイン]]
-[[火力]]
-[[除去]]
-[[クリーチャー]]
-[[墓地]]
-[[山札]]
-[[見る]]
-[[コスト]]
-[[リクルート]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[シャッフル]]
-[[エターナル呪文]]

&tag(呪文,火文明,自然文明,多色,コスト6,火力,リクルート,エターナル呪文,コスト踏み倒し,・,Masaki Hirooka);