#author("2022-06-21T21:42:23+09:00","","")
*《&ruby(ほうげきようさい){砲撃要塞};フォートレス・&ruby(ネックス){NEX};》 [#le0df463]

|砲撃要塞フォートレス・NEX P 火文明 (3)|
|城|
|城−自分のシールドをひとつ選び、このカードを付けて要塞化する。 その要塞化されたシールドがシールドゾーンから離れた時、このカードを自分の墓地に置く。 (「S・トリガー」能力を使う場合は、このカードを墓地に置く前に使う)|
|バトルゾーンにある自分のドラゴンはすべて、タップされていないゴッドを攻撃できる。|
|自分のドラゴンがバトルする時、そのターン、そのドラゴンのパワーは+5000される。|

[[DMC-62]]で登場した[[火]]の[[城]]。

[[クリーチャー]]以外で[[NEX]]の名を冠する初の[[カード]]でもある。

能力は[[ゴッド]]限定の[[アンタップキラー]][[付与]]と[[ドラゴン]]の[[バトル]]時に[[パンプアップ]]5000させるもの。
[[アンタップキラー]]は対象が[[ゴッド]]のみなので[[汎用性]]に欠ける。
しかも[[効果]]を得られるのは自分の[[ドラゴン]]のみとあり、確実な[[ゴッド]][[メタ]]とも言いがたい。
一応同[[デッキ]]に収録されている[[《超竜サンバースト・NEX》]]との[[デザイナーズコンボ]]を狙ったものだと思われるが、ゴッドメタを考えるならば[[《轟剣 レイジング・ザックス》]]の方が強力かつ[[汎用性]]が高いだろう。

もう1つの[[能力]]は、味方[[ドラゴン]]に[[バトル]]時限定の[[パワー]]+5000を付与するというもの。
数値的に見ればかなり大きい[[パンプアップ]]で、同[[コスト]]の[[《雪要塞 ダルマンディ》]]を大きく上回っている。
対象はこちらも[[ドラゴン]]のみと制限されているが、対[[クリーチャー]]戦に特化した[[《紅神龍ガルドス》]]や[[《電磁旋竜アカシック・ファースト》]]、[[効果バトル]]持ちの多い[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]などと組み合わせればかなりの制圧力を発揮してくれる。
[[《光神龍セブンス》]]で鉄壁の防御を築くのも面白い。

前述したが、やはり[[《超竜サンバースト・NEX》]]との[[シナジー]]は強力。
[[攻撃]]時に少なくとも[[パワー]]16000となり、それより[[パワー]]の低い[[ゴッド]]なら何体[[リンク>G・リンク]]していようが完全に打ち倒すことができる。
また、[[《砕神兵ガッツンダー》]]に似た1ターンのパワーアップのため、効果が累積し、とんでもないパワーになる事も珍しくない。

他にも[[ドラゴン]]を持っていてリンクしている[[ゴッド]]ならバトルで解体され尽くすことも少なくなる。
[[ヘヴィ・メタル>ヘヴィ・デス・メタル]]との相性も良く、アンタッチャブルも持つ[[ペガサス&レオパルド]]などとも好相性。

-同時に発売された[[DMC-63]]に収録されている[[神帝]]に対抗するための[[城]]であると思われる。[[G・リンク]]した[[神帝]]の最大基礎[[パワー]]は21000、[[《神帝スヴァ》]]の[[パンプアップ]]があるとそれ以上で、[[アンタップキラー]]の付与された[[《超竜サンバースト・NEX》]]がその[[神帝]]を狩りに行く、というのが目的だろう。これに対抗するために、あちらの[[デッキ]]には[[《威牙の幻ハンゾウ》]]が収録されたのかもしれない。

-[[NEX]]と名の付いたカードなのだが、同デッキ及び[[覚醒編]]期までに渡ってクリーチャーおよび[[クロスギア]]以外のNEXをサポートするカードは登場しなかった。

-[[神化編]]ワールドマップに描かれた[[火]]文明の本拠地「火山要塞フォートレス・NEX」が、[[城]]としてカード化されたものである。[[《ハープーン・ランチャー》]]の[[フレーバーテキスト]]によると、新たな兵器を生み出す場所でもあるらしく、《ハープーン・ランチャー》が生まれたのもこの城によるものと思われる。


**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#l5ed9ce1]

|砲撃要塞フォートレス・NEX C 火文明 (3)|
|城|
|自分の、名前に《NEX》または《ルピア》とあるクリーチャー1体につき、自分のドラゴンの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは1より少なくならず、かつそのクリーチャーの持つ文明の数より少なくならない。|
|自分の、名前に《NEX》または《ルピア》とあるクリーチャーは「バトル中、パワーを+5000する。」を得る。|


[[神帝]]が収録されなかったことでゴッドへのアンタップキラー効果が削除され、[[NEX]]と[[ルピア]]の[[コスト軽減]]効果を手に入れた。
ただし5コストの《NEX》は現状存在せず、3コストで要塞化した次のターンに即座に《NEX》を展開することは難しい。
除去されにくい[[《ルピア・ラピア》]]といった運用になるだろうか。
《ルピア》に関しては、要塞化した次のターンに軽量の《ルピア》を複数並べて、《NEX》の展開を容易にしたり、5コストで[[《超次元シューティング・ホール》]]から[[《時空の翼マスター・ルピア》]]を呼び出し、早期覚醒を狙うといった戦術が可能。

バトル中のパンプアップを付与する対象も変更され、[[ドラゴン]]から[[NEX]]と[[ルピア]]になった。
多くのドラゴンが効果の対象外となり、《NEX》に特化したデッキ以外では活用しずらくなったものの、パワーが低く除去されやすくなった《ルピア》をバトルで勝ちやすくすることができる。
とはいえパワー参照の除去やパワー低下からは逃れられず、《ルピア》の除去されやすさは解消されているとは言い難い。
《NEX》も自身の効果でパンプアップを持っているものが多く、5000のパワー上昇が必要な場面は少ない。

**関連カード [#r40cec8b]
-[[《インビンシブル・フォートレス》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#h5db205b]
-[[DMC-62]]&br;'''神の城に対抗する、龍のための新しい要塞。'''


**収録セット [#p3ecdc09]
***[[デュエル・マスターズ]] [#r7c91415]
-illus.[[Taiki]]
--[[DMC-62 「ウルトラ・NEX」>DMC-62]]
***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#tb583088]
-illus.[[Taiki]]
--[[DMPS-06 「マスター・オブ・NEX」>DMPS-06]]

**参考 [#pf5597f2]
-[[城]]
-[[ドラゴン]]
-[[ゴッド]]
-[[アンタップキラー]]
-[[バトル]]
-[[パンプアップ]]

-[[NEX]]

&tag(城,火文明,赤単,単色,コスト3,ドラゴンサポート,ゴッドメタ,アンタップキラー付与,バトルする時,パンプアップ,パンプアップ+5000,・,NEX,P,レアリティなし,Taiki);