#author("2023-07-30T22:18:26+09:00","","")
#author("2023-07-31T00:08:31+09:00","","")
*《&ruby(しんそうでんゆう){真槍電融}; ソウル・ヴァイラックス》 [#top] 

|真槍電融 ソウル・ヴァイラックス SR 水/火/自然文明 (7)|
|クリーチャー:ディスペクター/リキッド・ピープル/フェニックス 13000|
|このクリーチャーを召喚する時、自分のクリーチャーを1体手札に戻してもよい。そうしたら、このクリーチャーの召喚コストを2少なくする。|
|''EXライフ''|
|''スピードアタッカー''|
|''マッハファイター''|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーは、出たターンの間、ブロックされない。|

[[DM23-BD1]]で登場した[[水]]/[[火]]/[[自然]]の[[ディスペクター]]/[[リキッド・ピープル]]/[[フェニックス]]。

自分の[[クリーチャー]]を[[バウンス]]すると2[[コスト軽減]]して[[召喚]]できる[[スピードアタッカー]][[マッハファイター]]。さらに[[《Volzeos-Balamord》]]に続き2枚目となる、出た[[ターン]]の間[[ブロックされない]][[能力]]を持つ。

高[[パワー]]のマッハファイターかつブロックされないため、相手のクリーチャーをほぼ確実に[[破壊]]できる。加えて自分のクリーチャーをバウンスして[[cip]]を使い回せるので、自分だけ息切れを防止し[[アドバンテージ]]を拡大できる。

また、[[《Volzeos-Balamord》]]同様[[ダイレクトアタック]]要員に向いている。[[オールハンデス]]がないことで[[《一王二命三眼槍》]]による防御を許してしまう分信頼度では一段劣るが、あちらと比較してかなり手軽に呼び出せる。

[[ワンショット]]とコスト軽減の両立も不可能ではない。例えば[[EXライフ]]を持つ[[ディスペクター]]をバウンス対象に選べば[[打点]]の損失はなくなる。[[S・トリガー]]に弱くなるリスクもそのディスペクターから[[攻撃]]させれば問題ない。

**裁定不明 [#t412cdc8]
-《真槍電融 ソウル・ヴァイラックス》を召喚する時、自分の「[[ササゲール]]」能力持ちを手札に戻しながら、[[ササゲール]]の[[コスト軽減]]を使用できるか。
また、使用できる場合は[[ササゲール]]を使用したクリーチャーは[[墓地]]か[[手札]]のどちらのゾーンに移動するのか。
--1体のクリーチャーが[[ササゲール]]を複数持っている場合、両方を使ったことにして合算することができるという裁定がある([[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42648/]])。ただし、「召喚する時」で1つのカードが複数の移動先を指定される例に関しては明確な前例がない。とはいえ、除去耐性があり2つ以上の[[ササゲール]]使用時は1回ずつ回数分[[破壊]]される裁定([[公式Q&A>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42647/]])を考えると、プレイヤーが先に《真槍電融 ソウル・ヴァイラックス》の[[コスト軽減]]を使用するか先に[[ササゲール]]を使用するかに依存するのではないかと推測できる。

***不明な部分を含む考察 [#aea84f7f]
-[[非進化]][[フェニックス]]かつ[[ササゲール]]と自身の[[能力]]で二重にコスト軽減でき、[[EXライフ]]で[[除去]]にも強いという[[《究極銀河ユニバース》]]の[[進化元]]になるために生まれてきたかのようなカード。[[色]]が合わない点はネックだが[[《フェアリー・ミラクル》]]を採用できるという[[メリット]]にも転じる。

-[[裁定]]不明だが6[[マナ]]ある状態で[[《妖精 アジサイ-2》]]を召喚し[[マナ加速]]、次のターンに重複で4軽減させ《ソウル・ヴァイラックス》を3マナまで軽減、残り5マナで[[《究極銀河ユニバース》]]と繋げばタイムラグなく[[エクストラウィン]]できる。
--[[《腐頼 ルマウス-2》]]は[[ササゲール]]の[[自壊]]で、色事故がなければアンタップマナを増やせるので、これまた6マナ始動の候補になりうる。

**他のカード・デッキとの相性 [#ud86f75b]
-「召喚する時、自分のクリーチャーを1体手札に戻してもよい」が無駄になってしまうが、「[[ササゲール]]4」の[[《霊宝 ヒャクメ-4》]]1体で、限界となる3マナ=文明数まで下げることができる。[[cip]]で1ブーストも持つため前述した1ターンで[[《究極銀河ユニバース》]]の[[メテオバーン]]起動コンボに。

-[[《ネイチャー・グレンニャー》]]は自分の[[フェニックス]]があれば[[G・ゼロ]]で召喚できるため、このクリーチャーを召喚する時にバウンスしても即座に出し直せる。[[文明]]も一致し、[[素出し>手打ち]]した場合は[[マナカーブ]]も繋がるなど噛み合っている。

-[[《龍仙ロマネスク》]]をバウンスすれば[[ロマネキャンセル]]が可能。[[【5色ディスペクター】]]の構築の幅が広がった。

-すべての[[ディスペクター]]で共通だが、[[S・トリガー獣]]で[[ササゲール]]を持つ[[《霊宝 ヒャクメ-4》]]や[[《猛菌 キューティ-2》]]のような[[カウンター]]系[[ディスタス]]は相性が良い。ただし、[[《究極銀河ユニバース》]]の進化元にしない場合はシンプルな[[EXライフ]]/[[SA>スピードアタッカー]]/[[MF>マッハファイター]]/[[TB>T・ブレイカー]]/[[アンブロッカブル]]でしかない。エクストラウィンコンボを狙わない場合には[[《終末縫合王 ザ=キラー・キーナリー》]]などを召喚しよう。

**その他 [#m5099234]
-[[《太陽王''ソウル''・フェニ''ックス''》>《太陽王ソウル・フェニックス》]]と[[《クリスタル・ツ''ヴァイラ''ンサー》>《クリスタル・ツヴァイランサー》]]の『電融』ディスペクター。
#region2(合成元との関係){{
-[[《太陽王ソウル・フェニックス》]]の両足が掴んでいる太い棒の両端に取り付けられた双剣が外され、かわりに、[[《クリスタル・ツヴァイランサー》]]2体が、下半身に当たる馬の胴体部と後ろ足が取り外された状態で繋ぎ合わされている。
--また、2体の《ツヴァイランサー》も槍が腕ごと《ソウル・フェニックス》の剣に置き換えられている。
二本の槍を携えていた《ツヴァイランサー》自身の体が2体分に複製され、かつ肝心の槍も同じく四本に複製された剣に差し替えられるという、《ツヴァイランサー》に対してのディスペクトが強い。
--なお、《ソウル・フェニックス》本体には、ディスペクター特有の改造痕は見られないが、自身が携わっていた武器が何の関わりを持たないクリーチャーの一部にされるというのは、違う意味でのディスペクトと言える。
-能力は、《ソウル・フェニックス》の、離れる時に進化元を残す効果が[[EXライフ]]として、《アンブロッカブル》は《ツヴァイランサー》から継承されており、パワーも両者ともに同じであることを含めれば、双方の特徴を強く残しているのが分かる。
ただ、[[EXライフ]]を消費させて自身を生き残らせるという点に対しては、自身が離れても進化元を残す《ソウル・フェニックス》に対する意趣返しとも取れる。
--ちなみに、召喚コストの軽減は双方ともにTCG版では持たないが、[[デュエプレ>デュエル・マスターズ プレイス]]版では《ツヴァイランサー》が[[G・ゼロ]]を有していることから、これが元ネタと思われる。
バトルゾーンにクリーチャーが一定数存在することで、コスト0で召喚できたのに対し、こちらはバトルゾーンのクリーチャーを消費して、召喚コストをただ減らすだけという「ディスペクト」となっている。

-『電融』[[ディスペクター]]は[[殿堂>殿堂入り]][[入り>プレミアム殿堂]]と縁のある[[カード]]を合成元とすることが多いが、《ツヴァイランサー》は[[デュエプレ>デュエル・マスターズ プレイス]]で一時期[[DP殿堂]]に指定された[[《ストリーミング・ビジョン》]]や今も[[DP殿堂]]に指定されている[[《インビンシブル・テクノロジー》]]と共に使われていたカードである。
-文明構成は[[火]]/[[自然]]の《ソウル・フェニックス》と[[水]][[単色]]の《ツヴァイランサー》から過不足なく継承。種族も両者単種族であるため全て継承している。
-[[冠詞]]の「真槍」だが、《ソウル・フェニックス》を表すと思われる「真」が何から来ているのか不明。
--太陽は非常に真球度が高い事で知られているが、真球度の「真」が由来なのかは定かではない。
--字面だけ見れば[[《''偽槍''縫合 ヴィルジャベリン》>《偽槍縫合 ヴィルジャベリン》]]と対になる冠詞ともとれる。進化[[リキッド・ピープル]]の[[ディスペクター]]である点が共通する。

}}

-[[DM23-BD1]]の新規[[ディスペクター]]の中で唯一、このクリーチャーだけが[[ロック]]や[[コスト加重]]に関連する能力を持たない。

-これで《ソウル・フェニックス》は[[またしても>《センメツ邪鬼 <ソルフェニ.鬼>》]][[五大王]]の中で唯一、敵サイドに堕ちたことになった。
--[[鬼レクスターズ]]の設定に鑑みるなら、鬼の歴史側でこのディスペクターが出現する→撃破後に[[《センメツ邪鬼 <ソルフェニ.鬼>》]]になる、という時系列だと思われる。

-[[イラストレーター]]は鳥型クリーチャーに定評のある[[nablange]]氏。[[《センメツ邪鬼 <ソルフェニ.鬼>》]]の[[イラスト]]も担当していた。

//**[[サイクル]] [#cycle]

**関連カード [#card]
-[[《ジョット・ガン・ジョラゴン》]]

-[[《太陽王ソウル・フェニックス》]]
-[[《クリスタル・ツヴァイランサー》]]

-[[《センメツ邪鬼 <ソルフェニ.鬼>》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DM23-BD1]]&br;'''ふたつの崇高な魂が、相反して交わらない。'''

**収録セット [#pack] 
//***[[デュエル・マスターズ]]
-illus.[[nablange]]
--[[DM23-BD1 「レジェンドスーパーデッキ 禁王創来」>DM23-BD1]](8/18)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]

**参考 [#reference] 
-[[ディスペクター]]
-[[リキッド・ピープル]]
-[[フェニックス]]
-[[バウンス]]
-[[コスト軽減]]
-[[EXライフ]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[マッハファイター]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[ブロックされない]]

&tag(クリーチャー,水文明,火文明,自然文明,青赤緑,3色,多色,コスト7,ディスペクター,電融,リキッド・ピープル,フェニックス,パワー13000,召喚する時,召喚コスト,自己バウンス,自身コスト軽減,EXライフ,スピードアタッカー,マッハファイター,T・ブレイカー,ブロックされない,・,SR,スーパーレア,nablange);