#author("2020-08-27T17:06:43+09:00","","")
*《&ruby(ひゃっき){百鬼};の&ruby(じゃおうもん){邪王門};》 [#oc3fd479]

|百鬼の邪王門 R 闇/火文明 (6)|
|呪文:鬼札王国|
|<鬼エンド>クリーチャーが攻撃する時、シールドが1つもないプレイヤーがいて、自分のマナゾーンに闇のカードと火のカードがそれぞれ1枚以上あれば、この呪文を自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。|
|自分の山札の上から4枚を墓地に置く。その中から、闇または火のコスト6以下の進化ではないクリーチャーを1体選び、バトルゾーンに出す。その後、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その2体をバトルさせる。|

[[DMRP-15]]で登場した[[闇]]/[[火]]の[[鬼札王国]][[呪文]]。

[[鬼エンド]]を持ち、[[墓地肥やし]]と[[リアニメイト]]を行い、こうして[[リアニメイト]]した[[クリーチャー]]と相手[[クリーチャー]]1体を[[任意]]で[[バトル]]させられる。

[[リアニメイト]]時に[[効果バトル]]を行ってから[[踏み倒し]]た[[クリーチャー]]の[[cip]]を発動出来る為、[[手打ち]]でもコスト以上のリターンが見込めるだろう。
しかも[[鬼エンド]]により、この[[呪文]]のタダ打ちも出来る。
これにより攻撃と防御において使うことが可能であり、敗北寸前の状況を救い、勝利まであと一歩の処を後押ししてくれる。

[[攻撃]]時に使う場合は[[スピードアタッカー]]を出して打点を増やすのを狙うのが主な使い方になる。
防御としては[[《革命の鉄拳》]]と[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]を足したような性能となる。踏み倒したクリーチャーが[[ブロッカー]]だった場合、[[効果バトル]]の後で後続に対する壁となり得る為、1枚で最大2体止められる。

鬼エンド発生時はお互いの合計シールド枚数が少なっている為、コスト6以下のクリーチャーが持つ[[鬼タイム]]もかなりの確率で発揮できるだろう。
いきなりフルパワーを発揮したクリーチャーを送り込める為、[[鬼札王国]]デッキでは勝負を決める一枚になり得る。


ただし、鬼エンドでコスト踏み倒しするには[[闇]]と[[火]]のカードが[[マナゾーン]]に落ちている事が必須。
[[【準赤単】]]や【黒緑】、【赤白緑】の様な構築で採用するなら、マナ基盤となる[[多色]]カードを他に6~8枚は投入しておきたい。
また、[[リアニメイト]]できるのは[[闇]]か[[火]]の[[コスト]]6以下の[[非進化]][[クリーチャー]]のみかつ、墓地に送った4枚の中から選ばなくてはならないと条件が厳しい。
狙ったクリーチャーを[[リアニメイト]]しづらいので、特定のクリーチャーの能力を活用する用途には難しいと言える。
似た能力を持つクリーチャーを複数採用してハズレを出しにくくしたり、この呪文を[[手札]]に複数枚集める等を行って確実性を上げていきたい。


**この呪文と相性が良いカード [#w25f241c]
-この呪文と相性が良いクリーチャーには、以下の様な例がある。

[[スピードアタッカー]]持ち
|[[《「影斬」の鬼 ドクガン竜》]]|攻撃時相手のパワー-5000。[[鬼タイム]]発動時、全軍[[スレイヤーブロッカー]]に。&br;この呪文の[[鬼エンド]]でコスト踏み倒しすると[[《轟牙忍 ハヤブサリュウ》]]の様な使い勝手に。&br;防御時は破壊されても惜しくない味方からブロックしよう。|
|[[《鬼札アバク&ジャオウガ》]]|[[鬼タイム]]発動時、cipで相手のパワー-7000。&br;相手のパワー6000以下とパワー7000以下の破壊を一度に行える。|
|[[《「是空」の鬼 ゲドウ権現》]]|[[スレイヤー]]。最低でも相打ちに。&br;生き残れば、敗北を破壊に[[置き換える>置換効果]][[敗北回避能力]]を持つので、後続に攻められても一度はゲームに負けずに済む。|
|[[《バサラ》]]|[[革命]]0で相手のクリーチャー破壊と[[シールド焼却]]。自身が[[侵略ZERO]]を持つので他の機会でもコスト踏み倒し可能。|
|[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]|cipと攻撃時に[[効果バトル]]。バトルに勝つと[[手札補充]]。|
|[[《ロビンソン・ジャングルーソ》]]|バトルに勝つと相手のシールドをブレイクして[[アンタップ]]。&br;《ドクガン竜》と合わさると防御性能が強烈になる。|
|[[《“KNG”メガヒット》]]|cipで味方1体に[[紫電効果]]を付与する。攻撃特化としての採用になるか。|
|[[《リュウセイ・ジ・アース》]]|cipと[[ハンデス]]で捨てられた際に、[[手札補充]]か[[マナ加速]]。|
|[[《DORRRIN・ヴォルケノン》]]|cipでコスト4以下の相手を一斉タップ。火と光のクリーチャーをスピードアタッカーに。&br;コスト6のクリーチャーを多用する性質上、マジボンバー4はおまけに近いか。|
|[[《ゴールド・キンタックス》]]|攻撃時、特定の相手クリーチャーを破壊。|
|[[《爆竜 GENJI・XX》]]|~|
|[[《鬼カイザー 「滅」》]]|~|
|[[《轟牙忍 ハヤブサリュウ》]]|ブロッカー。[[ニンジャ・ストライク]]によるコスト踏み倒しが主なので、この呪文で出すのはおまけに近いか。|


スピードアタッカーで無いもの
|[[《新世界 シューマッハ》]]|自分と相手の[[手札]]をすべて捨てさせた上で、それぞれに5枚の[[手札補充]]を行う。&br;[[火]]・[[闇]]を中心とした構築では貴重な大量手札補充であり、キーカードを引き集めるのに重要。|
|[[《熱血龍 グランドスラム》]]|[[バトル]]に勝って自分の[[手札]]をすべて捨てれば、一気に4枚の[[手札補充]]を行える。&br;この呪文の[[効果バトル]]で手札補充を狙いたい。&br;《シューマッハ》に比べて速攻性は劣るが、相手の手札を増やさないのが強み。|
|[[《マテン龍樹》]]|[[マッハファイター]]。cipで5枚[[墓地肥やし]]。バトルに勝つと豪快な墓地・マナ入れ替え。&br;この呪文による墓地肥やしとも高相性。&br;この呪文を[[手打ち]]で使ってヒットした場合は[[効果バトル]]で能力を即発動出来るので、[[マナ回復]]要員として機能し得る。|
|[[《アカシック・ファイナル》]]|cipで最大三枚の[[多色]]カードを手札補充。[[NEO進化]]で攻撃に参加も可能。&br;多色ドラゴンに関する[[侵略]]と[[コスト軽減]]も。|
|[[《守護炎龍 レヴィヤ・ターン》]]|cipでマナゾーンからコスト3以下を[[コスト踏み倒し]]。|
|[[《飴の女王 スイート》]]|cipと攻撃時に[[マナ加速]]と不安定な全体除去。自身も[[キリフダッシュ]]で早期召喚可能。|
|[[《Mの悪魔龍 リンネビーナス》]]|[[スレイヤー]]。&br;cipで墓地からコスト5以下のクリーチャーを[[コスト踏み倒し]]し、全軍スピードアタッカーに。|
|[[《「陰陽」の鬼 ヨミノ晴明》]]|破壊されにくい[[ブロッカー]]。&br;ターンの始めに墓地からコスト5以下のクリーチャーを[[コスト踏み倒し]]してスピードアタッカーを与える。|
|[[《勝利のアパッチ・ウララー》]]|[[cip]]と[[pig]]で相手の[[手札]]を1枚見て、それと同じ[[文明]]の[[コスト]]8以下の[[ハンター]]・[[サイキック・クリーチャー]]を1体バトルゾーンへ。|
|[[《勝利の道標レティーシャ》]]|cipでコスト6以下のサイキック・クリーチャーを1体バトルゾーンへ。|
|[[《バーンメア・ザ・シルバー》>《バーンメア・ザ・シルバー/オラオラ・スラッシュ》]]|cipで[[GR召喚]]を2回行い、それらにスピードアタッカーを与える。|
|[[《龍仙ロマネスク》]]|cipで大量マナ加速する[[ブロッカー]]。自分のターン終了時、自分のマナを1枚墓地に置くが、それも墓地肥やしに利用できる。|
|[[《悪魔聖霊フンボルト》]]|スレイヤーのブロッカー。cipで相手1体と同名クリーチャーを纏めて[[シールド送り]]に。|
|[[《黒神龍装 ダフトファントマ》]]|cipで[[確定除去]]。墓地肥やし内蔵で、破壊耐性もある。|
|[[《凶鬼90号 ゾレーゴ》>《凶鬼90号 ゾレーゴ/「大当たり!もう一本!!」》]]|cipで[[確定除去]]。呪文面でクリーチャーのcipを倍増させる。|
|[[《キラードン》]]|cipで大量破壊。pigで大量[[ハンデス]]。|
|[[《龍覇 グレンモルト》]]|コスト2以下、もしくは[[火]]のコスト4以下の[[ドラグハート]]を使い分ける。&br;バトル時は+3000されるのも嬉しい。|
|[[《龍覇 ウルボロフ》]]|コスト2以下、もしくは[[闇]]のコスト4以下の[[ドラグハート]]を使い分ける。&br;スレイヤーなのでいざという時には相打ちに持ち込める。&br;この呪文で[[墓地肥やし]]を行える事もあり[[《超魔界楼 ヘル・オア・ヘル》]]の[[龍解]]も現実になるか。|
|[[《凶鬼03号 ガシャゴズラ》]]|[[リアニメイト]]する[[能力]]を持つとこの呪文の[[墓地肥やし]]と相性が良く、[[スレイヤー]]で相手のクリーチャーを相打ちに出来る。自軍全てに[[スレイヤー]]を与えるのであらかじめ出して置けばこのカードの防御力が高まるという点も相性が良い。|




他にも相性の良いクリーチャーは多岐に渡るだろう。
コスト6だけでなく、コスト5以下のクリーチャーにも優秀な物が存在するので、広い視野をもって研究して戴きたい。

//|[[]]||
//|[[]]||
//|[[]]||
//|[[]]||
//|[[]]||

-このカードを採用したデッキではコスト6のクリーチャーを多用する事になるので、[[《鬼寄せの術》]]と高相性。
--彼方があれば[[シールド回収]]により[[鬼エンド]]に近づけ、4ターン目にコスト6のクリーチャーを出せる様になるのでデッキのスピードを上げる事が出来る。[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]を召喚すれば、後述のコンボと全く同じ事になる。


-[[殿堂入り]]で決めにくいが、[[《デビル・ドレーン》]]とのコンボは反則級に強い。2ターン目に適当なクリーチャーを出しておき、3ターン目に《デビル・ドレーン》を放って自身の[[シールド]]をすべて[[手札]]に加え、先ほど出したクリーチャーで攻撃すれば[[鬼エンド]]発動が可能になる。手札も大量に用意できる為、この呪文を複数枚唱える事も容易。

**その他 [#yac8dce6]
-[[墓地肥やし]]と[[コスト踏み倒し]]は強制。[[鬼エンド]]での発動を狙う場合、条件的にゲーム終盤でデッキ枚数が少なくなっている場合があるので[[ライブラリアウト]]には注意。
--この呪文は[[鬼エンド]]発動によって一度に複数毎唱える事も可能な為、上記の問題が足枷になりやすい。この呪文でコスト踏み倒しは出来ないが、ライブラリアウト防止に[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]や[[《永遠の少女 ワカメチャ》]]を忍ばせておくと安心できるだろう。山札回復要員により、この呪文が再利用可能になる点にも着目したい。[[手札補充]]可能な[[《新世界 シューマッハ》]]等を出せたら、この呪文の連射も現実の物になってくる。

-一方で[[効果バトル]]は任意。相手が巨大クリーチャーだった場合は犬死しなくて済む。

-アニメではアニメ「キング」17話の「[[メガネ]]Vs[[切札 ジョー]]」戦で[[メガネ]]使用し初登場。
[[《勝熱英雄 モモキング》]]の[[攻撃]]により[[鬼エンド]]で[[唱えた>唱える]]。[[《ヨミノ晴明》>《「陰陽」の鬼 ヨミノ晴明》]]を[[リアニメイト]]した上[[《キャンベロ》>《モモダチ キャンベロ》]]と[[《モモキング》>《勝熱英雄 モモキング》]]の[[攻撃]]から守った。

**関連カード [#j719016c]
-[[《革命の鉄拳》]]
-[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]


//**[[フレーバーテキスト]] [#k6d4ffc7]
//-[[]]&br;''''''

**収録セット [#z584e169]
-illus.[[IWAO]]
--[[DMRP-15 「十王篇 第3弾 幻龍×凶襲 ゲンムエンペラー!!!」>DMRP-15]](28/95)

**参考 [#e7122935]
-[[鬼札王国]]
-[[鬼エンド]]
-[[墓地肥やし]]
-[[非進化]]
-[[リアニメイト]]
-[[効果バトル]]

&tag(呪文,闇文明,火文明,多色,コスト6,鬼札王国,鬼エンド,墓地肥やし,コスト6以下,リアニメイト,効果バトル,終音「ん」,R,レア,IWAO);