#author("2019-12-11T08:02:53+09:00","","")
*《&ruby(ミリオネア){百万超邪}; クロスファイア》 [#xaa5c1a8]

|百万超邪 クロスファイア P(SR) 火文明 (7)|
|クリーチャー:アウトレイジ 7000+|
|G・ゼロ−自分の墓地にクリーチャーが6体以上あり、自分の《百万超邪 クロスファイア》がバトルゾーンになければ、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。|
|スピードアタッカー|
|パワーアタッカー+1000000|
|W・ブレイカー|

[[DMD-09>DMD-09 「1stデッキ アウトレイジ・ダッシュ」]]で登場した[[火]]の[[アウトレイジ]]。

[[墓地肥やし]]と相性のいい[[G・ゼロ]]、[[スピードアタッカー]]、そして''+100万''という驚愕の[[パワーアタッカー]]を持つ。

[[G・ゼロ]]と[[スピードアタッカー]]で驚異的な奇襲が可能。[[墓地]]に6体揃った時点で[[マナコスト]]無しでの[[召喚]]ができるようになる。条件は[[《盗掘人形モールス》]]のものに似ている。[[クリーチャー]]が種類を問わず6体以上あればいいので条件は満たしやすい。

ある程度[[墓地]]に[[クリーチャー]]が溜まりやすい[[ビートダウン]]に向いており、終盤ともなれば自然と[[G・ゼロ]]が使えるようになっていることも多い。ただし、[[墓地]]に6枚というのは少々多いため、[[《戦略のD・H アツト》]]や[[《スクランブル・タイフーン》]]など、[[墓地肥やし]]を行える[[カード]]と組み合わせるのがよい。

同じく[[アウトレイジ]]の[[《日曜日よりの使者 メーテル》]]との噛み合わせはよく、[[ドロー]]する枚数を増やしつつ[[墓地]]に[[クリーチャー]]を落とすことができる。[[《スクランブル・タイフーン》]]を撃って《百万超邪 クロスファイア》と[[《天災超邪 クロスファイア 2nd》]]をともに[[手札]]に呼び込みつつ、同時に[[G・ゼロ]]の条件を満たして一気に畳みかける戦術も存在する。

既に《百万超邪 クロスファイア》がいると[[G・ゼロ]]が使えないため、[[《ボルバルザーク・エクス》]]のように[[手札]]の複数枚の《百万超邪 クロスファイア》を一気に出すようなことはできない。ただし、[[G・ゼロ]]ではない普通の[[召喚]]に制約は無いので、7[[マナ]]あれば2体は展開できる。[[デッキ]]に入れる枚数に気を付ければ[[事故]]とはならないだろう。

もう1つの[[能力]]は[[パワーアタッカー]]+1000000(100万)と衝撃的なもの。実質的に「攻撃中このクリーチャーはバトルに負けない」と言って差支えない。[[【ヘブンズ・ゲート】]]で使われるような[[ブロッカー]]相手にも打ち負けず、突破力は高い。[[タップ]]状態の[[《「戦慄」の頂 ベートーベン》]]や[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]を倒せば状況の打開にも繋がる。
[[パワーアタッカー]]の宿命として[[殴り返し]]や[[スレイヤー]]には弱いが、素の[[パワー]]は7000と[[マナコスト]]に対して十分な数値であり、特に申し分は無い。

ただし、[[すべてのバトルに勝つ]][[クリーチャー]]には敗北するので気をつけよう。[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]の[[Dスイッチ]]からの[[《デモンズ・ライト》]]を受けた場合も、7000以上の[[パワー低下]]であれば[[攻撃]]が終わって[[パワーアタッカー]]が終了した瞬間に[[破壊]]されてしまう。

[[パワーアタッカー]]をおまけと考えても非常に[[スペック]]が高く、[[【墓地ソース】]]や[[【ダースレインビート】]]などの[[墓地肥やし]]を多用する[[デッキ]]の[[アタッカー]]として活躍している。

各種[[ビートダウン]]を中心として、この[[カード]]を見かける[[デッキ]]は非常に多いだろう。

-[[《無限掌》]]などと組み合わせれば、相手の[[クリーチャー]]を一気に[[殴り返し]]できる。[[《超次元グリーンレッド・ホール》]]や[[《スーパー・スパーク》]]などと併用できれば、[[アンタップ]]状態の[[クリーチャー]]にも対処可能。

-[[G・ゼロ]]で参照する[[クリーチャー]]は[[種族]]や[[文明]]を問わない。そのため、[[【カワハギゴースト】]]や[[【ロマノフサイン】]]などの[[リアニメイト]][[デッキ]]に隠し味として挿しておくこともできる。

-[[基本セット]]の[[カード]]を引き合いに出すのも酷だが、[[《ツインキャノン・ワイバーン》]]と比べると、そのハイスペックっぷりがよく分かる。

-合計[[パワー]]1007000という数字は[[デュエル・マスターズ]]のみならず他カードゲームのモンスターの攻撃力内でもトップクラスの値となる。また[[《天頂秘伝ゼニス・レクイエム》]]を除けば1枚の[[効果]]でこれだけ急激に攻撃力が上昇するのも珍しい。

-100万[[パワーアタッカー]]は、実質的に[[∞パワーアタッカー]]とほぼ同義である。[[《無敵城 シルヴァー・グローリー》]]を[[要塞化]]されるなど、[[すべてのバトルに勝つ]][[能力]]を使われなければ、[[攻撃]]時の[[バトル]]で負けることはまずあり得ない。&br;20体[[G・リンク]]の[[五元神]]に[[《パワード・スタリオン》]]を4枚[[クロス]]すれば[[パワー]]140万8000となるが、馬鹿正直に[[パワー]]100万を上回るためには、このような非現実的な方法に限定される。
--単独で最高の基礎[[パワー]]を持つ[[クリーチャー]]は[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]のパワー99万9999で、[[パワーアタッカー]]+100万でギリギリ討ち取れる。将来、これを上回る基礎パワーを持つ[[クリーチャー]]が登場するのであれば、100万[[パワーアタッカー]]と[[∞パワーアタッカー]]との間に差が生まれることになる。

-攻撃時のパワーは12000を超えるが、この[[クリーチャー]]は[[T・ブレイカー]]を持たない。[[パワーアタッカー]]の部分は[[すべてのバトルに勝つ]][[能力]]の劣化版として計算されているのだろう。仮に[[T・ブレイカー]]を持っていたとなると、異様な[[ビートダウン]]性能になってしまうため、この調整は妥当だろう。もっとも、[[パワー]]100万は[[ワールド・ブレイカー]]すら軽くすっ飛ばしているクラスである。

-「百万超邪」は「百万長者」をもじったものだろう。また、名前の由来はクライスラーが製造するスポーツカーである「クロスファイア」だろう。

-[[環境]]での活躍を受けてか、[[DMD-10>DMD-10 「1stデッキ オラクル・ダッシュ」]]と比べて、[[DMD-09>DMD-09 「1stデッキ アウトレイジ・ダッシュ」]]のほうの品切れが目立つ。それに伴い、この[[カード]]自体の[[シングルカード]]価格は地味に高騰しつつある。特に[[プロモーション・カード]]版は、[[《暴走龍 5000GT》]]以上の値段での取引がザラとなっている。
--のちに[[《暴走龍 5000GT》]]共々[[DMX-19>DMX-19 「スーパーレア100%パック」]]にて[[再録]]されたため、ある程度入手しやすくなった。[[革命編]]では[[DMD-25>DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」]]に2枚収録されたので、そちらを購入するのも手だろう。スターターの切り札としては再録回数が多く、またスーパーレア扱いとなるのも珍しいことである。それだけこのカードの有用性が評価されているということであろう。
--[[革命ファイナル]]では[[DMX-25>DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」]]、[[新章デュエル・マスターズ]]では[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]、[[超天篇]]では[[DMEX-06>DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]]と[[DMRP-11>DMRP-11 「超天篇 第3弾 零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」]]と、[[どこかのビクトリー>《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]級の[[再録]]回数を誇る。
--唯一通常弾では休みであった[[双極篇]]でさえも、[[プロモーション・カード]]として配布された。

-[[プロモーション・カード]]版は元々「バトルでアゲ↑アゲ↑デュエ友ツアー」内のイベント「3連勝バトル アウトレイジ襲来!?」で3連勝するともらえた。このイベントではレギュラークラスとオープンクラスが存在した。その後はコロツアー2013などのイベントの賞品となったが、すべてレギュラークラスのみであり、中学生以上の[[プレイヤー]]が入手する機会は乏しかった。
--2014年([[《逆転王女プリン》]]P6/Y13版が[[デュエルロード]][[優勝者賞]]になった頃)以降、チャンピオンシップが公認サポートを受けると、その時々の[[優勝者賞]]と一緒に「プロモーション・カードセット」としてタカラトミーから追加景品が支給されるようになった。これは[[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]]等のCS上位プロモの配布が始まる2015年9月の前月まで続いた。

-[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]にてなんとセガより発売されているゲーム「龍が如く」との[[コラボカード]]として登場。イラストではクロスファイアの前面に、龍が如くの主人公である「桐生一馬」の姿が映っている。
--「龍が如く」はCERO:D(対象年齢17歳以上。初代PS2版のみ現在の「Z」に相当する18才以上対象)のゲームであり、デュエル・マスターズやコロコロコミックの対象年齢や読者層とは離れている。どちらも長いコンテンツであることから、以前からのユーザーが17歳以上になっているなどの要因が考えられるとはいえ、予期せぬコラボに驚くプレイヤーは多かった。
--フレーバーテキストは「龍が如く2」のキャッチコピーを一部改変したものが使われている。
--余談だが桐生一馬の声を担当している黒田崇矢氏はアニメ「VSR」にて[[ガチロボ]]の声も担当していた。

-アニメ「ビクトリーV3」第1話の「[[切札 勝太]]VS銀行強盗犯」にて勝太が使用。&br;[[《白骨の守護者ホネンビー》]]に[[墓地回収]]され、[[G・ゼロ]]により[[召喚]]された。&br;その後は勝太のエースとして活躍していたが、第9話での[[ヨミ]]戦で[[ゼン&アク]]により[[破壊]]され、[[ヨミ]]の力によって[[カード]]ごと消滅されてしまった。&br;が、14話では魂までは消えておらず、消滅部分がアウトレイジの書に残っていることが分かり、[[覆面デュエリスト]]が[[切札 勝太]]にそれを届け、最終的に[[《暴剣王邪 ハリケーン》]]へと復活を果たした。

-漫画「ビクトリー」でも[[勝太>切札 勝太]]が使用。3回にわたる[[ゾロスター]]戦の[[フィニッシャー]]となり勝利を決めている。

-漫画「覇王伝ガチ!!」にて、[[友麒]]が[[大虎>赤星 大虎]]戦で使用。[[《埋葬の守護者ドルル・フィン》]]の[[墓地肥やし]]によってノーコストで出され、[[《傀儡のイザナイ メイプルシロップ》]]を[[殴り返し]]た。その後[[《ブータン両成敗》]]を[[踏んで>踏む]][[除去]]されるが、終盤にもう1体が登場し、そちらは[[《無法の裏技ドドンガ・ドン》]]で[[アンタップキラー]]を得、[[《神豚槍 ブリティッシュROCK》]]を[[破壊]]した。

-伊原しげかつ氏の背景ストーリー漫画「ストーリー・オブ・デュエル・マスターズ」においては同じアウトレイジの危険にも無関心な根っからの無法者として描かれ、アウトレイジのテリトリーがオラクルの襲撃を受けても最初は黙って見ていた。

**関連カード [#pab9e55b]
-[[《暴剣王邪 ハリケーン》]]
-[[《天災超邪 クロスファイア 2nd》]]
-[[《無限超邪 クロスファイア》]]

-[[《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#la911a55]
-[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]&br;'''そして本物の龍は、唯一孤高の存在となる。'''

**収録セット [#x32ef19a]
-illus.[[MITSUAKI MATSUMOTO]]
--[[DMD-09 「1stデッキ アウトレイジ・ダッシュ」]]
--[[DMX-19 「スーパーレア100%パック」]]([[ヒーローズ・カード]])
--[[DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」]]
--[[DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」]]
--[[DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]
--[[DMEX-06 「絶対王者!! デュエキングパック」]](21/98)
--[[DMRP-11 「超天篇 第3弾 零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」]]([[ウルトラゴールデンカード]])
--[[プロモーション・カード]]([[P8/Y12>プロモーション・カード(第11期〜第15期)]])([[アルトアート]])
--[[プロモーション・カード]]([[P32/Y17>プロモーション・カード(第16期〜第20期)]])
-illus.[[Hokuyu]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]](龍が如く)

**参考 [#hc401fdd]
-[[アウトレイジ]]
-[[G・ゼロ]]
-[[墓地]]
-[[クリーチャー]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[パワーアタッカー]]
-[[W・ブレイカー]]

-[[WINNERカード]]
-[[ヒーローズ・カード]]

-[[【メルゲループワンショット】]]
-[[【墓地ソース】]]