#author("2020-03-24T19:40:12+09:00","","")
#author("2020-06-14T02:38:54+09:00","","")
*《&ruby(こうがたりゅうていしき){甲型龍帝式}; キリコ&ruby(キュービック){³};》 [#pdb3d2c5]
|甲型龍帝式 キリコ³ SR 水文明 (8)|
|進化クリーチャー:クリスタル・コマンド・ドラゴン 13000|
|進化-自分の水のドラゴン1体の上に置く。|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札をすべて、好きな順序で山札の一番下に置く。その後、自分の山札の上から、呪文が3枚出るまで、カードをすべてのプレイヤーに見せる。こうして見せたそれ以外のカードをすべて山札に加えてシャッフルし、その後、その3枚の呪文をコストを支払わずに唱える。|
|T・ブレイカー|

[[DMX-17>DMX-17 「龍の祭典!ドラゴン魂フェス!!」]]で登場した[[進化]][[クリスタル・コマンド・ドラゴン]]。
[[DMX-17]]で登場した[[進化]][[クリスタル・コマンド・ドラゴン]]。

[[プレミアム殿堂]]である[[《エンペラー・キリコ》]]が[[転生]]した[[クリーチャー]]の1つ。[[呪文]]を対象とした[[ドラゴン]]版であり、[[手札]]をすべて[[山札]]に戻すことで呪文を3枚[[踏み倒して>コスト踏み倒し]]唱える能力を持つ。

[[マナコスト]]と[[文明]]に制約がないので、[[《インビンシブル・フォートレス》]]や[[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]]などの、1発でゲームエンドに持ち込める大型呪文ですら容易に3枚唱えることが可能。[[デッキビルディング]]と運次第では一気に[[シールド]]を消し飛ばしてそのまま[[ダイレクトアタック]]を決められる。

他には[[超次元]][[呪文]]を3枚唱えれば[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]を1度に揃えることもできるため、フィニッシュには苦労しない。《キリコ》の名に恥じず、ひとたび[[バトルゾーン]]に出れば、それだけで勝敗を決しかねない強力なカードと言えるだろう。

要求される[[進化元]]は[[水]]の[[ドラゴン]]。無駄のない[[cip]]能力を持つ[[《龍素記号JJ アヴァルスペーラ》]]や[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]のほか、凶悪な[[cip]]能力を持ち、唯一の[[エルダー・ドラゴン]]でもある[[《ニコル・ボーラス》]]、[[サイキック・クリーチャー]]である[[《勝利のリュウセイ・カイザー》]]も進化元にできる。

[[水]]の[[ドラゴン]]なので、[[ポセイディア・ドラゴン]]や水文明の[[ドラゴンギルド]]からも[[進化]]できる。

さすがに[[マナコスト]]は8と[[重い]]ものの、その点については一旦[[マナゾーン]]に置いた後、[[《母なる星域》]]で[[コスト踏み倒し]]することでカバーできる。《キリコ³》自身の[[能力]]でめくれても強力で、[[マナゾーン]]から別の《キリコ³》を出すことでさらに3枚の[[呪文]]を連射できる。

[[重い]][[呪文]]で固めた[[専用デッキ]]「[[【キリコキュービック】]]」では存分に暴れてくれるだろう。

**ルール [#i1ffadc7]
-唱えることになった3枚の呪文は、唱える直前までは山札にあるものとして扱われるが、その中の1枚でも唱えた瞬間に3枚全てが山札とは違う''どこでもない場所([[どこでもないゾーン]])に置かれる''扱い。よって、その3枚は、唱えた呪文の山札に関する効果(サーチやドロー、シャッフルなど)の対象にならず、唱える前に別のゾーンへ移動して唱えることができなくなったという事は起こらない。このため山札に関する呪文の効果は唱えることになった3枚以外の山札で処理される。

--正式発売前の先行販売時点では[[《聖霊左神ジャスティス》]]の裁定と合わせて、3枚のうち唱えていない呪文は山札の1番上からめくれた順にあるとして、唱えていない呪文が先に唱えた呪文によってドローやシャッフル等をされた場合は唱えられなくなるという裁定であったため一部で物議を醸した。この裁定は正式販売と同時に公式HPにて上記に改められた。

-唱えた呪文によって[[S・トリガー]]や[[S・バック]]が発動した場合、まず先にそれを処理する。例えば、このカードで[[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]]→[[《ロスト・ソウル》]]の順で唱える場合、[[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]]によって相手のシールドから手札に加えられたカードを、[[《ロスト・ソウル》]]で[[S・トリガー]]、[[S・バック]]を処理される前に[[ハンデス]]するというプレイングは不可能。クリーチャーの能力の解決中でも、呪文の解決中でも[[S・トリガー]]の処理が割り込むのはルールである。

-[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]や[[《禁術のカルマ カレイコ》]]がバトルゾーンに存在する場合、呪文を1枚唱えるごとに[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]の効果が割り込んで、唱えた呪文を山札へ戻しシャッフルすることになる。
ただし、まだ唱えていない呪文は[[どこでもないゾーン]]にあるため、唱えた呪文と一緒にシャッフルされて唱えられなくなる心配はない。

-[[ツインパクト]]が捲れたら、下の呪文を唱えないで[[クリーチャー]]として扱ってスルーすることはできない。

-唱えるのは強制。その為、唱えれば自分が不利になるような呪文でも唱えなければならない。例えば、効果コストで手札が無くなった状態の[[《魔天降臨》]]、《キリコ³》を複数並べた後の[[《天使と悪魔の墳墓》]]など。

//そのため、一方の場に[[《禁断〜封印されしX〜》]]がある場合に[[《オールデリート》]]が2枚以上めくれた場合即座にその持ち主の敗北が確定する。また、両者とも[[《禁断〜封印されしX〜》]]が場にあるケースでは非アクティブプレイヤーの敗北となる。(非アクティブプレイヤーの[[禁断解放]]がアクティブプレイヤーのものより後に解決されて、アクティブプレイヤーの[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]が[[封印]]されるため)

**その他 [#uc44f899]
-[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]などの呪文封じには要注意。唱えられなかった呪文がめくれた順に山札の上に戻ってしまうため、しばらく何もできなくなる。そのような[[クリーチャー]]がいる場合には[[バトルゾーン]]に出すのを控えるべき。

-[[cip]]で膨大な[[アドバンテージ]]が取れる都合上、[[コスト踏み倒しメタ]]に対してもかなり強気に出られる。[[《オールデリート》]]軸の場合は[[《オールデリート》]]を唱えた時点で原則として完全に勝負が決まってしまうため、上手く行けば[[《異端流し オニカマス》]]を全く無視できる。仮に捲れなかったとしても、[[《異端流し オニカマス》]]の[[コスト踏み倒しメタ]]としての[[除去]]は[[バウンス]]なので、[[G・ゼロ]]で出せる[[《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》]]ごと再[[プレイ]]してしまうとよい。

-[[カード名]]の「キュービック」とは、数学用語で「3乗の、立方の」という意味である。
余談だが、「キリコ・キュービック」という名前はTVアニメ「装甲騎兵ボトムズ」の主人公「キリコ・キュービィ」を彷彿とさせる。[[カード名]]にも「甲」の字が入っているが、果たして彼のように「異能」と呼ばれるだけの力を発揮できるかどうかは、[[プレイヤー]]次第である。

-[[カードイラスト]]を見ても若干分かりにくいが、テキストの辺りに数字の「3」が見られる。

-アニメ「VS」では[[べんちゃん]]が[[ルシファー]]戦で使用。[[《龍素王 Q.E.D.》]]の[[能力]]で[[召喚]]し、[[能力]]で[[《幾何学艦隊ピタゴラス》]]を3回唱えた。まさしくパーフェクトメガネと呼べるような戦いっぷりであった。
//なお、実際の[[ゲーム]]では[[《龍素解析》]]の効果で先に[[《理英雄 デカルトQ》]]が出ているので、《Q.E.D.》の効果で[[コスト踏み倒し]]は出来ない。

**関連カード [#u935b0e2]
-[[《エンペラー・キリコ》]]
-[[《真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン》]]


**収録セット [#od563e42]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[acguy]]
--[[DMX-17 「龍の祭典!ドラゴン魂フェス!!」]]

**参考 [#z02e7962]
-[[クリスタル・コマンド・ドラゴン]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[ドラゴン]]
-[[山札の下]]
-[[山札の上]]
-[[見せる]]
-[[山札]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[唱える]]
-[[【キリコキュービック】]]

&tag(クリーチャー,進化クリーチャー,水文明,単色,コスト8,クリスタル・コマンド・ドラゴン,パワー13000,T・ブレイカー,cip,コスト踏み倒し,コマンド,ドラゴン,スーパーレア,acguy);