#author("2020-01-24T22:16:39+09:00","","")
*《&ruby(ろうこ){狼虎};サンダー・ブレード》 [#ocdd911f]

|狼虎サンダー・ブレード SR 闇文明 (7)|
|クリーチャー:デーモン・コマンド/ハンター 7000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手のクリーチャーを1体破壊する。|
|W・ブレイカー|

[[DMR-02]]で登場した[[デーモン・コマンド]]/[[ハンター]]。

[[cip]]で相手の[[クリーチャー]]を1体[[破壊]]する[[W・ブレイカー]]である。

非常にシンプルな[[テキスト]]だが、その分[[腐り>腐る]]づらく堅実な[[能力]]を持つと言える。相手の[[クリーチャー]]を[[除去]]しつつ自分は[[クリーチャー]]を増やせるため、通常の[[確定除去]][[カード]]の倍近くの[[フィールドアドバンテージ]]を稼ぐことができる。

この[[能力]]は[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]・[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]等の[[呪文]][[ロック]][[クリーチャー]]に対して有効であるため、それらへの[[メタ]][[カード]]として[[【超次元コントロール】]]や[[ナイト]]に投入されることがある。備える[[種族]]も優秀であり、[[【連デモ】]]や[[ハンター]]などの[[種族デッキ]]にお呼びがかかることも多いだろう。

比較対象としては[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]・[[《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》]]が挙げられる。特に[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]は優秀な[[カード]]であり、[[《偽りの名 シャーロック》]]などの[[アンタッチャブル]]が蔓延る[[環境]]では、この[[カード]]よりもそちらの方が優先して使われることが多かった。
しかし稼げる[[フィールドアドバンテージ]]自体はほぼ同じである上、相手の[[クリーチャー]]が複数ある場合に一番危険な[[クリーチャー]]を確実に[[除去]]できる点、[[種族]]に[[ハンター]]を持っている点など、多くの点で差別化することができる。
それぞれに[[メリット]]があるため、[[デッキ]]や戦略によって使い分けるのがよいだろう。

強力な[[クリーチャー]]には違いないのだが、1マナ上には[[《永遠の悪魔龍 デッド・リュウセイ》]]や[[《卍 デ・スザーク 卍》]]、[[多色]]なら[[《魔天聖邪ビッグディアウト》]]や[[《ボルメテウス・ブラック・ドラゴン》]]、[[進化クリーチャー]]の[[《悪魔龍王 キラー・ザ・キル》]]、[[S・トリガー]]付きの[[《凶殺皇 デス・ハンズ》]]、[[墓地召喚]]を持つ[[《究極生命体 Z》]]、[[ツインパクト]]の[[《暗黒の騎士ザガーン/「一方的に勝つに決まっている」》]]と、[[確定除去]]持ちのライバルは年々増加傾向に有り、やや肩身が狭くなりつつある。
特に《究極生命体 Z》は[[上位互換]]と言える存在であり、墓地召喚を持つだけでなく《サンダー・ブレード》と同じく[[種族]]に[[デーモン・コマンド]]を持つ上、さらに[[ダークロード]]と[[ドラゴン・ゾンビ]]をも併せ持っている。

これらの事情から、《サンダー・ブレード》の居場所はハンターの[[種族デッキ]]に限られていくこととなった。

-この[[カード]]の[[能力]]は[[強制]]である。[[バトルゾーン]]に[[pig]]持ち[[クリーチャー]]しかいない場合は注意したい。

-[[DMX-07>DMX-07 「大乱闘!ヒーローズ・ビクトリー・パック 咆えろ野生の大作戦」]]にて名前の似た[[《猛虎ライガー・ブレード》]]が登場するが、直接の関連性は不明。名前の元ネタは覆面レスラーの「獣神サンダー・ライガー」だろうか。

-[[ハンター]]を対象とする[[《ミラクル・リ・ボーン》]]と同じ範囲を種族を問わずにリアニメイトできる[[《ルソー・モンテス/法と契約の秤》]]の登場もやや向かい風である。

-ライバル達と差別化するのであれば、ハンター搭載型の[[【連デモ】]]が主な居場所になるだろう。[[《破壊王エメラルド・バベル》]]の能力と合わせて1体のクリーチャーを2回破壊することができ[[《死神の邪蹄ベル・ヘル・デ・ガウル》]]の能力発動に貢献できる。

-既存の[[スーパーレア]]より[[イラスト>カードイラスト]]が下側に飛び出している。そのためか、[[テキスト]]が通常よりも下側にずれている。[[銀枠]]の[[再録]]版は通常位置に、イラストの上に乗る形で記されている。

-かつての[[除去]][[能力]]持ち[[クリーチャー]]は[[《龍神ヘヴィ》]][[《魔刻の斬将オルゼキア》]]のような相手に選ばせるタイプが主流であった。[[cip]]で[[確定除去]]を放つことができる非[[進化]][[クリーチャー]]はこの[[クリーチャー]]が初めて。ライバルが増えてしまったため、この[[クリーチャー]]自体が活躍した期間は長くないが[[インフレ]]の象徴とも言える。
--[[DMR-02]]以前で[[進化]][[クリーチャー]]であれば[[《魔獣虫カオス・ワーム》]][[《闇彗星アステロイド・ゲルーム》]]、選択権が自分にある条件付き除去は[[《闘竜死爵デス・メンドーサ》]](アンタップ)、[[《ジェットパンチ・ドラグーン》]](タップ)が存在した。

-[[イラスト>カードイラスト]]の部分部分に[[《ヴォルグ・サンダー》]]・[[《サンダー・ティーガー》]]を連想させる特徴を持つ。他のハンター5戦士は後に[[サイキック・クリーチャー]]としてリメイクされていることを考えると、[[《ヴォルグ・サンダー》]]と[[《サンダー・ティーガー》]]はこの[[クリーチャー]]が分裂し[[サイキック・クリーチャー]]となった姿であるとも言えるだろう。そうすれば「狼虎」という冠詞も納得がいく。&br;とはいえ、[[能力]]面での共通点は特にみられない。

-ハンター5戦士の中で唯一[[フレーバーテキスト]]に登場していない。上記と合わせて謎の多いクリーチャーである。

-漫画とアニメ「ビクトリー」では[[勝太>切札 勝太]]が使用。特にアニメではたびたび登場した。ミステリアス仮面X戦では[[《ミラクル・リ・ボーン》]]で[[リアニメイト]]された。

-漫画「覇王伝ガチ!!」にて、[[大虎>赤星 大虎]]が[[龍河>李 龍河]]戦で使用。相手の[[《エイリアン・ファーザー》]]を[[破壊]]したが、[[《最強横綱ツッパリキシ》]]によって[[破壊]]し返された。

**関連カード [#q2f9d37a]
-[[《ヴォルグ・サンダー》]]
-[[《サンダー・ティーガー》]]
-[[《雷獣ヴォルグ・ティーガー》]]
-[[《猛虎ライガー・ブレード》]]

-[[《魔天聖邪ビッグディアウト》]]
-[[《ボルメテウス・ブラック・ドラゴン》]]
-[[《永遠の悪魔龍 デッド・リュウセイ》]]
-[[《凶殺皇 デス・ハンズ》]]
-[[《究極生命体 Z》]]
-[[《暗黒の騎士ザガーン/「一方的に勝つに決まっている」》]]
-[[《凶鬼90号 ゾレーゴ/「大当たり!もう一本!!」》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#v78f5b7d]
-[[DMD-19>DMD-19 「スーパーVデッキ 滅びの龍刃 ディアボロス」]]&br;'''伝説の悪魔が封じられた[[獄龍刃、ディアボロス>《獄龍刃 ディアボロス》]]。[[デスシラズ>《魔壊王 デスシラズ》]]に続き、[[ウルボロフ>《龍覇 ウルボロフ》]]はその力をも手に入れた。'''


**収録セット [#e1873944]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[500siki]]
--[[DMR-02 「エピソード1 ダークサイド」]]
--[[DMD-19 「スーパーVデッキ 滅びの龍刃 ディアボロス」]]

**参考 [#q62ae16c]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[ハンター]]
-[[cip]]
-[[確定除去]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[DASHゴールデンリスト]]

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//タグを使う場合は上のコメントアウトを外してください。