#author("2020-01-19T13:50:26+09:00","","")
*《&ruby(デンジャラス){爆笑必至}; じーさん》 [#b376b53c]

|爆笑必至 じーさん P 水文明 (2)|
|クリーチャー:アウトレイジ 2130|
|自分がゲームに負けそうな時、「う〜む、負けそうじゃ」と言いながら、自分の山札の上から3枚を見てもよい。そうしたら、自分はゲームに負ける。|

[[DMX-22>DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]で登場した[[水]]の[[アウトレイジ]]。


自分が負けそうな時に[[山札]]の上から3枚を見ることができるが、その後[[能力]]で''結局負ける''という[[ネタカード]]である。
使用[[プレイヤー]]が[[任意]]で適用できる[[特殊敗北条件]]ということで、実質的な''[[投了]]''[[能力]]とも言える。

「負けそうな時」がどんな時なのかは[[プレイヤー]]の主観に任されているので、実質タイミングは問わない。
完全有利な状況下であっても、次のターンに[[即死コンボ]]を決められる事や[[《アポカリプス・デイ》]]等で盤面をリセットされる事を危惧すれば、使用する事は可能と言えるだろう。

[[能力]]は[[任意]]なので、負けたくない場合は当然[[能力]]を使わなければいい。

2130という独特の[[パワー]]のお陰で[[《爆砕面 ジョニーウォーカー》]]や[[《超次元ミカド・ホール》]]といった[[パワー]]2000指定の除去を回避できる。また、多くの[[パワー]]2000に[[クリーチャー]]との[[バトル]]には一方的に勝てるので、似たような[[スペック]]の[[《巳年の強襲者 コブラ》]]のように、単に安定した[[パワー]]の[[アウトレイジ]][[ウィニー]]として運用する事も一応は可能である。

**ルール [#l6ffcf17]

前述の通り「負けそうな時」の定義が決まっていないため、いつ[[能力]]を使えるかはかなり曖昧である。大会ではあらかじめ公式の裁定を確認しておくべきだろう。
全く無意味だが、タイミングの裁定次第ではトリガー後に[[《終末の時計 ザ・クロック》]]の[[cip]]を解決することで無効にできる。

[[能力]]は[[山札]]を「[[見る]]」ことで発動する[[効果]]のため、[[《巡霊者メスタポ》]]で封じられてしまう。

[[敗北回避能力]]を使うなどしてゲームを続行した場合、見た山札のカードは元の順序で戻す。

[[投了]]の項にもあるが、現在は正式な試合での[[投了]]が[[ルール]]として認められているので、必ずしも[[投了]]するためにこの[[カード]]が必要というわけではない。

**相性の良いカード [#e1a0164d]

単体では[[能力]]を使っても負けるだけだが、[[敗北回避能力]]と組み合わせると実用性はともかく使い道が広がる。
-ダイハード・リュウセイが[[破壊]]以外の[[除去]]によって[[バトルゾーン]]を離れそうになった(敗北回避能力が不発になりそうになった)とする。その時にこの[[クリーチャー]]の[[能力]]を使って敗北すれば、その代わりにダイハード・リュウセイを[[破壊]]して敗北を免れることができる。
-[[《十弐制覇 鬼「王者」》]]など常在型のものと組み合わせれば単純に[[山札の上]]3枚を見る[[能力]]として活用できる。[[敗北回避能力]]の存在jから即座に負ける状況では無いと言っても、それを持っている[[クリーチャー]]が[[除去]]された上での展開を見越して「負けそう」となる可能性はいくらでも主張できるので、使用する事は可能と考えられる。
-敗北するかわりに山札の一番上が奇数なら5枚ドローできる[[《奇天烈X グランドダイス》]]の能力を任意のタイミングで起動させることができる。&br;''なお、見た3枚の順番は入れ替えられないので、一番上が偶数だった場合はそのまま敗北が確定する。'' この[[カード]]自身の[[コスト]]が偶数であるため、確定5枚ドローを狙うのは厳しいのもミソか。
--予めこのカードと[[《時空の司令 コンボイ・トレーラー》]]を立てておいた状況で、《グランドダイス》を出して《コンボイ・トレーラー》を[[《司令官の覚醒者 コンボイ》]]に覚醒させつつこのカードと《グランドダイス》のコンボで限界まで[[カード]]を引き、[[《転生スイッチ》]]で《コンボイ》を破壊して[[《水上第九院 シャコガイル》]]を踏み倒し、次の相手のターンのはじめに《シャコガイル》の置換効果によって勝利するコンボが開発されている。

-[[《秘密結社アウトレイジ》]]と[[パワード・ブレイカー]]を組み合わせた速攻では、単純に[[デッキ]]の[[水]]の比率を下げない2[[コスト]]の[[アウトレイジ]]として採用される。[[《海底鬼面城》]]や[[《終末の時計 ザ・クロック》]]、[[《*/弐幻サンドロニア/*》]]など水のカードが必然とこのようなデッキに採用される中で、この点は大きい。

**その他 [#o6499577]

-[[山札の上]]から3枚を見るという[[能力]]はおそらく「負けそうな時に[[今引き]]で逆転できるか気になり、勝手に[[山札]]を見て反則負けとなる」という、[[ルール]]意識の根づいていない[[プレイヤー]]がついやってしまうルール違反を皮肉ったものだろう。また、ゲームに負けたプレイヤーが、次のターンに引く予定であった[[カード]]の何枚かを山札の上から思わず確認してしまう、というのもカードゲームではよくある光景。

-[[《メッチャ無敵なじーさん》]]は[[ヒューマノイド邪]]という希少[[種族]]だったが、こちらは[[水]]の[[アウトレイジ]]。少々違和感のある設定だが、常識はずれな[[能力]]は確かに[[アウトレイジ]]的と言えるだろう。
-2130という[[パワー]]はおそらく「じいさん」のもじり。

-細かい話であるが、[[カード名]]は「デン''ジャ''ラスじーさん」だが、原作の作品のルビは「でん''ぢゃ''らすじーさん」である。

-「デュエマTV!!」にてシールじーさんが使用。[[タカ>デュエマスター タカ]]の[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]による[[ダイレクトアタック]]を防ぐために自ら負けを選んだ。あまり意味が無いように思えるかもしれないが、劇中で[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の[[ダイレクトアタック]]を受けると再起不能になるという設定があり、それを防止する面で活用された。
--このように、[[ダイレクトアタック]]を受けたら生死に関わる場面でも、自ら負けることでそれを回避できるというシュールさがある((あくまで劇中での話であり、実際に使う分にそういう状況になるかは別なのは言うまでもない))。ある意味、「世の中の危険から生き抜く方法を教える」じーさんに相応しい能力といえる。

-フロアルールに抵触しないため[[公認グランプリ]]での[[使用禁止カード]]には該当せず、カードゲームの実力と関係のないアクションなどを要求されることもないので[[チャンピオンシップ]]でも使用禁止を受けることがそれほど多くないが、ハマればデッキのカードをほぼ引き切れるコンボに使われることと能力を使うタイミングが実質任意であることとの関係上、使用に関しては大会運営関係者などとの確認を取ることが重要であろう。

-[[カードイラスト]]は、所謂''4コマ漫画形式''である。イラストが4コマ形式の[[カード]]は[[デュエマ]]は元より他TCGを見ても滅多に存在しない。ちなみにその内容は、&br;?:[[デュエマ]](?)をするじーさんと孫&br;?:焦りだすじーさん&br;?:[[手札]]にはカードゲームと無関係の大量の食券&br;?:''逆転は無理か!!''&br;というもの。
--当然だが、「デッキに[[デュエマ]]と無関係なカードが入っている」「手札が別のものにすり替わっている」のは明らかなルール違反である。

**関連カード [#da972a84]
-[[《メッチャ無敵なじーさん》]]
-[[《巳年の強襲者 コブラ》]]

-[[《偽りの名 イーサン》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#m8d15bfa]
-[[DMEX-08>DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」]]&br;'''もし対戦相手が「う〜む、負けそうじゃ」と言ったら、「お前の眼は……あきらめたヤツの眼じゃねぇ!」って言ってあげよう!!'''

**収録セット [#tf563a00]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部に
デュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[曽山一寿]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」]]
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」]](62/???)

**参考 [#t827fedc]
-[[アウトレイジ]]
-[[山札の上]]
-[[投了]]
-[[特殊敗北条件]]
-[[ネタカード]]
-[[曽山一寿]]
-[[コロコロコミック]]

-[[でんぢゃらすじーさん]]