#author("2022-08-05T19:52:31+09:00","","")
*《&ruby(ばくねつ){爆熱};&ruby(デラックス){DX}; バトライ&ruby(ぶしん){武神};》 [#a8dc1336]

|爆熱DX バトライ武神 VIC 火文明 (8)|
|ドラグハート・クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン 12000|
|このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中の進化ではないドラゴンと進化ではないヒューマノイドをすべてバトルゾーンに出す。こうして見せたカードが3枚ともドラゴンであれば、そのターン、バトルゾーンにある自分のクリーチャーはすべて「スピードアタッカー」を得る。その後、残りのカードを好きな順序で自分の山札の一番下に戻す。|
|T・ブレイカー|
|龍回避-このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、バトルゾーンを離れるかわりに、フォートレス側に裏返す。|
|BGCOLOR(white):龍解前⇒[[《爆熱天守 バトライ閣》]]|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※8月15日付でプレミアム殿堂入り''|

[[DMX-18]]で登場した[[ビクトリー]]を持つ[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]の[[ドラグハート・クリーチャー]]。

[[攻撃]]時の能力で自分の山札の上3枚を捲り、[[非進化]]の[[ドラゴン]]と[[ヒューマノイド]]を全て[[コスト踏み倒し]]できるという、[[《超天星バルガライゾウ》]]に近い制圧力を持つ。

更に[[攻撃]]時の能力で捲った3枚が全て[[ドラゴン]]であれば、自分の[[クリーチャー]]全てに[[スピードアタッカー]]を与えてくれる。しかし[[ドラゴン]]を3枚捲るというのはそう簡単ではないので、[[ドラゴン]]を過剰に投入される傾向の[[【連ドラ】]]で発動させたり、[[《魂の呼び声》]]等で[[山札の上]]を固定させたりする方がより狙っていきやすい。

そしてこの[[ドラグハート・クリーチャー]]は[[龍回避]]も持っている為、万が一自分の軍団が[[《アポカリプス・デイ》]]等で壊滅に追い込まれても、[[龍回避]]した姿である[[《爆熱天守 バトライ閣》]]で再展開することによって持ちこたえることも不可能ではない。

また、このクリーチャーの[[龍回避]]と[[《爆熱天守 バトライ閣》]]の[[龍解]]条件の[[シナジー]]は絶大。相手のタップされているパワー12000以上のクリーチャーにあえて攻撃して[[アタックトリガー]]でドラゴンを出しつつ、バトルに負けることによって[[《爆熱天守 バトライ閣》]]へ[[龍回避]]して、その時[[スピードアタッカー]]を持ったドラゴンが捲れていれば、再度[[《爆熱天守 バトライ閣》]]でさらなる展開を畳みかける戦法も取れる。[[《爆熱天守 バトライ閣》]]からドラゴンをめくって《バトライ武神》へ[[龍解]]させるのもいい。
ただし、[[《剛勇傀儡ガシガシ》]]や[[《ベジタバッタ・パンツァー》]]といった[[置換効果]]で[[除去]]できるクリーチャーは[[龍回避]]できず[[超次元ゾーン]]へ送られるので注意。
また、[[《最強熱血 オウギンガ》]]や[[《刀の3号 カツえもん剣》]]で《バトライ武神》に[[スピードアタッカー]]を与えた場合、一度[[龍回避]]したらもう一度[[龍解]]させても[[《最強熱血 オウギンガ》]]や[[《刀の3号 カツえもん剣》]]で[[付与]]させた[[スピードアタッカー]]は失われ、出したターンは[[召喚酔い]]で攻撃できない。

-《バトライ武神》による[[スピードアタッカー]]の[[付与]]は[[トリガー能力]]であり、[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]同様その場にいた[[クリーチャー]]のみを対象とする。また、ルール文章が分離していないため、[[ドラゴン]]3体を踏み倒した場合はその3体も含めて出した直後に[[スピードアタッカー]]が[[付与]]される。つまり[[解決]]を保留することはできない。

-[[スピードアタッカー]]の[[付与]]は見せた3枚がすべて[[ドラゴン]]であれば行われるため、[[進化]][[ドラゴン]]が入っていて3体すべて出せなくても問題なく[[付与]]される。

-《バトライ武神》そのものは[[スピードアタッカー]]を持たない。そのため、[[《王・龍覇 グレンモルト「刃」》]]で[[《爆熱天守 バトライ閣》]]を出したターンに龍解させても[[召喚酔い]]する。運用上は[[《爆熱天守 バトライ閣》]]のままで[[龍解]]せずに出た[[クリーチャー]]で連鎖的に[[攻撃]]し続けたほうが強い場合も。
--どうしても出したターンに《バトライ武神》で[[攻撃]]したい場合、[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]や[[《闘将銀河城 ハートバーン》]]/[[《超戦覇龍 ガイNEXT》]]などで《バトライ武神》に[[スピードアタッカー]]を[[付与]]させる必要がある。

-アニメ「VS」第27話では[[勝太>切札 勝太]]が使用。攻撃時の能力で[[《龍世界 ドラゴ大王》]]、[[《勝利天帝 Gメビウス》]]、[[《暴龍事変 ガイグレン》]]と[[ビクトリー]]の[[ドラゴン]]達を[[コスト踏み倒し]]で場に出し、更にドラゴンを三枚出したことにより、[[勝太>切札 勝太]]の[[クリーチャー]]が全て[[スピードアタッカー]]となり、[[S・トリガー]]で乗り切ろうとした[[ギョウ]]に[[ダイレクトアタック]]を決める事ができた。

**環境において [#y4f1ddba]
[[DMR-16極]]にて、[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]が登場してから、本格的に暴れることになる。その後の活躍、そして[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]との[[プレミアム殿堂超次元コンビ]]に指定された経緯については、[[【モルト NEXT】#変遷>【モルト NEXT】#History]]を参照。

その後は《モルト NEXT》と組ませられる[[《爆熱王DX バトガイ銀河》]]に立場を譲っていたが、[[DMBD-14]]で[[【連ドラグナー】]]の登場で凶悪性が激増。早ければ3~4ターン目に龍解してくるようになった。
[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]などと共に並べるだけでも十分な決定力があるため、デッキの大部分を優良な[[ドラグナー]]で埋めてもフィニッシュに困らず、それまでの[[踏み倒し]]系デッキと異なり重い非[[ドラグナー]][[ドラゴン]]のスロットを削減できる。

2020年12月18日付で[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]との[[プレミアム殿堂超次元コンビ]]は、下記の閣ループが消滅と環境の変化を考慮され[[殿堂解除]]。
同時に[[【連ドラグナー】]]で複数枚並ぶと悪質だと判断されたためか、[[殿堂入り]]となった。[[超次元ゾーン]]に入るカードでは4例目、[[ドラグハート]]としては3例目。

この[[殿堂入り]]によって、
-[[《爆熱天守 バトライ閣》]]が2枚並ぶことで[[火]]の[[ドラゴン]]の攻撃時に[[ドラゴン]]が最大2体現れ、更に出てきた[[ドラゴン]]が[[火]]ならその[[ドラゴン]]の攻撃時にも最大2体の[[ドラゴン]]が現れる。
-[[《爆熱天守 バトライ閣》]]がある状態で《爆熱DX バトライ武神》が攻撃する時、上手くいけば''[[スピードアタッカー]]が[[付与]]された[[ドラゴン]]最大4体も現れる上にその[[ドラゴン]]の攻撃時にも[[《爆熱天守 バトライ閣》]]で更なる展開が行える''。

と言った[[ドラゴン]]の[[コスト踏み倒し]]を一気に行うことで、相手の大半のカウンターすらも跳ねのける大量展開戦法が取れなくなった。

その後、[[《ブランド <NEXT.Star>》]]という新たなドラゴン踏み倒し手段が登場したため、ドラゴン基盤のデッキのフィニッシュ手段の世代交代の意味合いとしてか、2022年8月15日付[[プレミアム殿堂]]に昇格。ドラグハートからは初のプレミアム殿堂。ドラゴン基盤の発展によって捲った3枚全てが当たりになるケースが当たり前となったため、フィニッシュ手段として強力になり過ぎ、もはや殿堂レギュレーション下に存在することが相当でなくなったと判断されたことは想像に難くない。発売予定のレジェンドスーパーデッキとのシナジーを危惧した可能性も考えられる。カードパワー的には登場当初から「未来のプレミアム殿堂カード」と多くのプレイヤーから評価されていたため、遅かったという声が大半である。
[[《邪神M・ロマノフ》]]が[[殿堂入り]]に緩和されたことから現時点では唯一の[[火]]のプレミアム殿堂である。

**閣ループ [#kaku]
《バトライ武神》の[[アタックトリガー]]を[[解決]]しつつ、[[入れ替える]]行為によって攻撃を[[中止]]することで半永久的に山札から非進化ドラゴンと非進化ヒューマノイドを出すことができた。

+《爆熱DX バトライ武神》で攻撃して、手札にある適当なクリーチャーで[[革命チェンジ]]宣言。
+これによって、《爆熱DX バトライ武神》は手札に戻ろうとするが[[《爆熱天守 バトライ閣》]]に[[龍回避]]。手札で[[使用宣言]]したクリーチャーは手札にとどまったまま。
+《爆熱DX バトライ武神》の[[アタックトリガー]]の[[解決]]でドラゴンを展開して、再び《爆熱DX バトライ武神》に龍解。1.に戻る

しかし、2020/11/19付けの総合ルール更新により、[[革命チェンジ]]を利用して行うこのコンボは不可能となった。
更新後のルールでは、2.の[[龍回避]]が発生せず、攻撃を中止できなくなった形となる。

ちなみに、「[[入れ替える]]」に関する裁定変更なので、それ以外の方法を使えば依然閣ループを行うことができる。
例えば[[《凶鬼67号 アゴクイ》]]と組み合わせればアタックトリガーの解決と攻撃の中止を両立できる。


**関連カード [#s6d06e0c]
-[[《爆竜勝利 バトライオウ》]]
-[[《爆熱王DX バトガイ銀河》]]


**収録セット [#v0180fef]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[TUBAKI HALSAME]]
--[[DMX-18 「三段変形!龍解オールスターズ」>DMX-18]](3c/50)
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](149b/???)(150b/???)(151b/???)
--[[DMBD-14 「クロニクル最終決戦デッキ 龍魂紅蓮譚」>DMBD-14]](1c/25)

**参考 [#w140efad]
-[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]
-[[ドラグハート・クリーチャー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[山札の上]]
-[[見せる]]
-[[非進化]]
-[[ドラゴン]]
-[[ヒューマノイド]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[ターン]]
-[[バトルゾーン]]
-[[クリーチャー]] 
-[[スピードアタッカー]]
-[[付与]]
-[[山札の下]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[龍回避]]
-[[ビクトリー]]
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公式Q&A
>Q.相手の[[《覚星龍界 剣聖ジゲン》]]の「攻撃する時」の能力で、自分の''《爆熱DX バトライ武神》''が裏返される時、''《爆熱DX バトライ武神》''の「龍回避」を使えますか?
A.いいえ、使えません。[[《覚星龍界 剣聖ジゲン》]]の効果はカードを裏返すだけで、カードがバトルゾーンから移動することはありません。よって、この効果に対して「龍回避」のような「バトルゾーンを離れる時」の能力を使うことはできません。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33985]]

&tag(ドラグハート・クリーチャー,ドラグハート,クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト8,ガイアール・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,パワー12000,アタックトリガー,非進化クリーチャーサポート,ドラゴンサポート,ヒューマノイドサポート,リクルート,コスト踏み倒し,スピードアタッカー付与,T・ブレイカー,龍回避,バトライオウ,終音「ん」,殿堂入り,VIC,ビクトリー,TUBAKI HALSAME);