#author("2022-11-07T10:42:26+09:00","","")
#author("2022-11-07T11:29:38+09:00","","")
*《&ruby(ばくえんりゅうは){爆炎龍覇}; モルト&ruby(サーガ){SAGA};》 [#d94f17a6]

|爆炎龍覇 モルトSAGA P 火文明 (8)|
|クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド爆/ドラグナー 10000|
|''W・ブレイカー''|
|''スピードアタッカー''|
|同じ名前のウエポンを2枚以上、このクリーチャーに装備できない。|
|このクリーチャーが出た時、火のドラグハートを、コストの合計が自分のマナゾーンにあるドラゴンの数以下になるように好きな数選び、自分の超次元ゾーンから選んで出す。(それがウエポンであれば、このクリーチャーに装備して出す)|
|''マナ武装7'':このクリーチャーが攻撃する時、自分のマナゾーンに火のカードが7枚以上あれば、その攻撃の終わりに、自分のドラグハートをすべてクリーチャー側に裏返し、アンタップする。|

[[DM22-BD1]]で登場した[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]/[[ヒューマノイド爆]]/[[ドラグナー]]。

//[[W・ブレイカー]]、[[スピードアタッカー]]、同名ウエポンをこれに装備できない[[常在型能力]]。
コスト合計が自分の[[マナゾーン]]にある[[ドラゴン]]の数以下の[[ドラグハート]]を好きなだけ出す[[cip]]と、自身の攻撃後に[[ドラグハート]]をクリーチャー側に裏返す[[アタックトリガー]]型の[[マナ武装]]を持つ。
//持つ能力を書くと上の文章になるが、これはあまりにも蛇足

カードを要約すると、[[ドラグハート]]を利用する[[cip]]と[[アタックトリガー]]を持ち、出たターンから[[スピードアタッカー]]で攻撃して即座にそれらを活用できる。

[[cip]]は「[[ドラグハート]]」で指定しているため[[ドラグハート・ウエポン]]に限らず、[[ドラグハート・フォートレス]]や[[ドラグハート・クリーチャー]]にも対応している。
デュエマの対戦中、必ずしも左上の[[マナコスト]]通りに使われるとは限らないが、仮に自身を[[召喚]]できる8[[マナ]]状態で、それら8枚がすべて[[ドラゴン]]だと考えると、[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]や[[《爆熱王DX バトガイ銀河》]]といった強力なクリーチャーを直接出すことができる。
対象となる[[ドラグハート]]のコストは、マナゾーンにあるドラゴンの数に比例するので、[[《メンデルスゾーン》]]や[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]などでマナゾーンのドラゴンを増やせば、さらにアクセス先が増える。

許可される合計コストまでなら好きな枚数出せるので、[[アタックトリガー]]での裏返す効果を頼りに、小型の[[ウエポン]]や[[フォートレス]]を複数出しておき、そこからクリーチャーにするプレイングもある。
その際、「''火の''ドラグハートを」および「同じ名前のウエポンを2枚以上、このクリーチャーに装備できない」という制約があるため、合計コスト以外の部分でミスがないよう注意したい。

[[マナ武装]]は、[[アタックトリガー]]の[[解決]]時に「自分のマナゾーンに火のカードが7枚以上」という条件を達成していれば効果が予約される。[[遅延誘発型能力]]なので[[S・トリガー]]で攻撃中の《モルトSAGA》が場を離れてしまっても効果は止まらない。

その内容は、疑似的にすべてのドラグハート・クリーチャーへの[[龍解]]条件を「このクリーチャーの攻撃後」に書き換えるようなもの。
攻撃2回を要する[[《銀河大剣 ガイハート》]]や[[《無敵王剣 ギガハート》]]、そもそもの条件が重い[[《勝舞城 ボルシャック》]]などもこのクリーチャーの攻撃1回で裏返すことが可能。
厳密には龍解そのものという訳ではないため、相手の[[バトルゾーン]]に[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]がいても影響を受けず、[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]などの「このクリーチャーが龍解した時」も誘発しない。
処理としては[[《覚星龍界 剣聖ジゲン》]]と似ている。しかし、自身でドラグハートを出せるため、使い勝手はこちらのほうが上。

特に[[《無敵王剣 ギガハート》]]の運用には優れており、[[《無敵剣 プロト・ギガハート》]]と同時に装備して除去耐性を持ちつつの龍解、[[《熱血剣 グリージーホーン》]]と合わせて疑似的な[[マッハファイター]]として運用しながらの龍解と、幅広い運用ができる。
[[コスト]]は軽いが横に[[ドラゴン]]が必要だった[[《次元龍覇 グレンモルト「覇」》]]と単身で龍解させられるがコストが重かった[[《二刀龍覇 グレンモルト「王」》]]の間を取り、新たな《ギガハート》の使い手として最も有力なカードである。
こちらも8コストと一見重そうだが、ドラゴンデッキご用達の[[《メンデルスゾーン》]]→[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]か[[《インフェル星樹》]]で2→5→8と繋げば最速4ターン目にフルスペックを発揮できるため、フィニッシャーとしては寧ろ軽いぐらいと言える。

-このクリーチャーの[[cip]]自体が[[ビッグマナ]]であるほど凶悪さを増す性質からあまり気にならないが、早期に[[《「助けて!モルト!!」》>《炎龍覇 グレンアイラ/「助けて!モルト!!」》]]や[[《龍覇陣 グレン・エントリー》]]といった額面通りのマナを支払わないカードから[[マナ武装]]7を使う立ち回りはできない。

-[[《切札龍 ボルシャック・マスターズ》]]や[[《五邪王 ニガ=ヴェルムート》]]や[[《最強熱血 オウギンガ》]]といった、[[《最強熱血 オウギンガ》]]の[[アタックトリガー]]でも手が届かないコスト11以上のドラグハートたちの踏み倒しを狙うことも可能。ただしコストパフォーマンスは悪い。
--一応フォローすると、[[《五邪王 ニガ=ヴェルムート》]]のフォートレス側(=[[《侵攻する神秘 ニガ=アブシューム》]])は火ではなく《モルトSAGA》の[[cip]]では出せないが、クリーチャー側は火を含むので出せるという違いはある。

**ルール [#t6136466]

マナ武装7について

-[[攻撃クリーチャー指定ステップ]]に、自分の《爆炎龍覇 モルトSAGA》を選んだ時点のマナゾーン状況は全く関係ない。
--たとえ6枚以下でも「マナ武装7」の能力行は無関係に誘発している。そして、実際に[[解決]]する段階で条件を満たしていればその効果が発揮される。
例えば[[《THE 不死身・カイザー》]]があって、その[[誘発型能力]]を[[解決]]した結果、新たに自分のマナゾーンに火のカードが7枚以上になったなら、《モルトSAGA》の[[誘発型能力]]の[[解決]]に進むことで問題なく使用できる。
--逆に攻撃前に7枚以上あっても、[[《明日の鎖 ハヤブサツイン》]]といった別の[[誘発型能力]]で6枚以下に減らしてしまったら、そのままでは《モルトSAGA》の[[誘発型能力]]は使用できない状態になってしまう。

最後の疑似龍解能力の注意点としては以下のものが挙げられる。

-裏返すドラグハートの[[文明]]には縛りがなく、他のドラグナーで[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]などの火ではないドラグハートを出していた場合、それらも裏返る。
-能力は強制。裏返したくないフォートレスが勝手に裏返ってしまうことも起きうる。
-必ずクリーチャー面に裏返す。[[3D龍解]]カードをウエポンで出している場合、フォートレスにすることは不可能。
-前述の通り、「[[龍解]]」というイベントを参照する効果をすり抜ける。

**相性の良い[[ドラグハート・ウエポン]] [#vc46f999]

|[[《熱血剣 ネビュラ・ホーン》]]|(1)|後述の《プロト・ギガハート》より耐性の範囲は狭いが、最軽量の1マナ。|
|[[《無敵剣 プロト・ギガハート》]]|(2)|[[置換効果]]で耐性を付与し、「[[S・トリガー]]で除去されて一斉龍解に失敗する」という懸念をケアできる。コストも2と軽く、ついでのように出せる点が強力。|
|[[《熱血剣 グリージーホーン》]]|(2)|疑似的な[[マッハファイター]]となり、[[シールド]]を攻撃せずに一斉龍解を狙える。|
|[[《銀河剣 プロトハート》]]|(4)|攻撃時[[アンタップ]]するため、2回攻撃が可能。|
|[[《銀河大剣 ガイハート》]]|(4)|[[龍解]]を狙えば[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]を直接踏み倒すより3コスト分軽いコストで出せる。|
|[[《将龍剣 ガイアール》]]|(4)|相手クリーチャーと[[効果バトル]]。[[《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》]]より1コスト分軽いコストで出せる。|
|[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]|(5)|山札からの[[コスト踏み倒し]]で追撃ができる。|
|[[《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》]]|(5)|パワー13000ものパワーで相手クリーチャーと[[効果バトル]]。|
|[[《伝説の救世主 ワタル》]]|(5)|バトルする時、バトル勝利時多大なアドバンテージを稼げる[[《龍神丸》]]へ[[龍解]]。|
|[[《無敵王剣 ギガハート》]]|(6)|コストは6と重いが、龍解すれば強力なフィニッシャーとなる。破壊耐性も[[付与]]できる。|

**相性の良い[[ドラグハート・フォートレス]] [#qb34a7d7]
|[[《最前戦 XX 幕府》]]|(3)|自分の火のドラゴンが攻撃する時に相手の[[ブロッカー]]を破壊。|
|[[《闘将銀河城 ハートバーン》]]|(5)|自分の[[ドラゴン]]すべてが[[スピードアタッカー]]になる。|

**相性の良い[[ドラグハート・クリーチャー]] [#rb050616]
|[[《終わりの天魔龍 ファイナル・ジ・エンド》]]|(5)|[[スレイヤー]][[ブロッカー]]。|
|[[《終わりの天魔龍 ファイナル・ジ・エンド》]]|(5)|[[スレイヤー]][[ブロッカー]]。クリーチャー面としては比較的低コスト|
|[[《熱血龍 GENJI「天」》]]|(6)|自分のクリーチャーが攻撃する時に相手の[[ブロッカー]]を破壊。|
|[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]|(7)|選ばれると[[追加ターン]]を得られる、[[スピードアタッカー]][[ドラゴン]]。|
|[[《爆熱王DX バトガイ銀河》]]|(8)|1ドローしつつ手札からの[[コスト踏み倒し]]で追撃ができる上、更に相手の出たばかりのドラゴン以外の[[クリーチャー]]は攻撃できない。|
|[[《超戦覇龍 ガイNEXT》]]|(10)|自分の[[クリーチャー]]すべてが[[スピードアタッカー]]になる[[龍回避]]持ち[[ドラゴン]]。|
|[[《最強熱血 オウギンガ》]]|(11)|[[アタックトリガー]]でコスト10以下の[[ドラグハート・クリーチャー]]を[[コスト踏み倒し]]|
|[[《五邪王 ニガ=ヴェルムート》]]|(11)|クリーチャーの攻撃時に相手のクリーチャーをマナ送り|

**他のカード・デッキとの相性 [#t087917a]

-[[【赤緑ボルシャック】]]のように大量のマナブーストを売りにする[[【準赤単】]]と好相性。最速で出すよりはマナと盤面を貯めてから詰めに出すと良い。[[《地封龍 ギャイア》]]、[[《龍世界 ドラゴ大王》]]などを見れば分かるように、[[【準赤単】]]に入るような[[《爆熱王DX バトガイ銀河》]]で呼び出せる[[ロック]]持ちドラゴンの殆どが非[[スピードアタッカー]]であり、[[ワンショット]][[打点]]を用意して尚且つロック体制を作る動きを安定させるにはそれなりのターン数が必要なので、実は最速で出す旨味は然程でもなかったりする。

-[[《禁断〜封印されしX〜》]]とも好相性。呼び出せる[[ドラグハート・クリーチャー]]の多くが[[火]]の[[コマンド]]であり、自身も同様であることから、[[封印]]残り1枚の段階まで一気に持っていって[[禁断解放]]を構えることがしやすい。リソース系クリーチャーを連打している内に15マナ近くまでに達することもドラゴン基盤のデッキでは珍しくないため、[[コスト]]の張る[[クリーチャー]]面も案外出す機会が多い。

-[[マナ武装]]を達成しており尚且つ十分なマナがある状態では、単体で一気にドラグハートを並べて殴ることにかけて右に出る者はいないので、クリーチャーが場に残りにくい[[【ドラグシュートランデス】]]のフィニッシャーにも適している。そちらはランデスデッキなので、ランデスさえしっかり決まっていれば詰めに関しては特に注文は付かないだろう。

-[[《爆流忍法 不死鳥の術》]]型の[[【モルト NEXT】]]においても利用価値がある。ドラゴンマナ5枚域で早出しするなら総合的には[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]に分があるが、如何せん[[《爆流忍法 不死鳥の術》]]は捲った封印2枚からのコスト踏み倒しなので、[[メインデッキ]]におけるドラグナーの数は多いに越したことはない。

//明確に好相性でないものは削除しています。

**その他 [#w661e42c]
-[[《次元龍覇 グレンモルト「覇」》]]に続いて2体目となる[[《勝舞城 ボルシャック》]]を出せる[[ドラグナー]]である。

-[[マナ武装]]の能力は上記の通り、自分の[[ドラグハート]]すべてを''クリーチャー側に''裏返す能力である。つまり、[[3D龍解]]を持つカードはウエポン側から直接クリーチャー側へ裏返せてしまう。
もしも[[《爆熱剣 バトライ刃》]]を含むカード郡が[[プレミアム殿堂]]入りしていなければ、《バトライ刃》として3コスト分の枠で出し、攻撃終了時に[[《爆熱DX バトライ武神》]]にすることができていた。[[マナゾーン]]がすべてドラゴンなら8[[コスト]]で正規[[召喚]]するだけで《バトライ武神》とそれを[[スピードアタッカー]]化する[[《超戦覇龍 ガイNEXT》]]が並ぶことになる。
元々単体スペックがイカれていた《バトライ刃》ではあったものの、新規カードによってさらなる使い方まで開拓されるというのはまるで[[《母なる大地》]]のよう。
元々単体スペックが圧倒的な《バトライ刃》ではあったものの、新規カードによってさらなる使い方まで開拓されるというのはまるで[[《母なる大地》]]のよう。
//《爆炎大剣 ガイサーガ》の性能を見てもわかるとおり、《モルトSAGA》が出なくても バトライ刃はオーバースペックだった

**関連カード [#l53e1820]
-[[《龍覇 グレンモルト》]]
-[[《最終龍覇 グレンモルト》]]
-[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]

-[[《覚星龍界 剣聖ジゲン》]]

**収録セット [#j9f2a02a]
-illus.[[akagi]]
--[[DM22-BD1 「レジェンドスーパーデッキ 龍覇爆炎」>DM22-BD1]](10/19)

**参考 [#n227ed15]
-[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]
-[[ヒューマノイド爆]]
-[[ドラグナー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[ウエポン]]
-[[装備]]
-[[cip]]
-[[マナ武装]]
-[[火]]
-[[コスト]]
-[[ドラグハート]]
-[[マナゾーン]]
-[[ドラゴン]]
-[[超次元ゾーン]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[マナ武装]]
-[[バトルゾーン]]
-[[ウエポン]]
-[[装備]]
-[[アタックトリガー]]
-[[攻撃]]
-[[攻撃の後]]
-[[遅延誘発型能力]]
-[[裏返す]]

&tag(クリーチャー,火文明,赤単,単色,コスト8,ガイアール・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,ヒューマノイド爆,ヒューマノイド,ドラグナー,パワー10000,W・ブレイカー,スピードアタッカー,cip,ドラグハートサポート,コスト踏み倒し,マナ武装,マナ武装7,マナ武装火,マナ武装火7,アタックトリガー,遅延誘発型能力,裏返す,グレンモルト,P,レアリティなし,akagi);