#author("2020-02-11T22:51:43+09:00","","")
*《&ruby(むげんおう){無限王};ハカイ・デストロイヤー》 [#w6279fe5]

|無限王ハカイ・デストロイヤー VR 光/水/火文明 (7)|
|進化クリーチャー:サイバー・コマンド/フレイム・コマンド/エンジェル・コマンド 12000|
|超無限進化−光・水・火がすべて揃うように自分のクリーチャーを1体以上選び、その上に置く。|
|このクリーチャーが相手のシールドをブレイクする時、相手はかわりにそのシールドをすべてのプレイヤーに見せる。そのシールドの中の呪文をすべて、自分がコストを支払わずに唱え、持ち主の墓地に置く。その後、このクリーチャーはそのシールドをブレイクする。|
|T・ブレイカー|

[[DMR-04]]で登場した[[超無限進化]][[サイバー・コマンド]]/[[フレイム・コマンド]]/[[エンジェル・コマンド]]。

[[ブレイク]]した[[シールド]]の[[呪文]]を横取りできる。

[[《陽炎の守護者ブルー・メルキス》]]とは違い、[[呪文]]であれば何でも唱えられる。相手の強力な[[呪文]]を次々に唱えていけば勝利は近いだろう。

その[[呪文]]が[[S・トリガー]]であった場合、自分が先に唱えて相手の[[墓地]]に置くため、相手は[[S・トリガー]][[呪文]]を唱えることができない。
ただし、《ブルー・メルキス》と同様に[[呪文]]を[[唱える]]のは[[強制]]なので、[[《アポカリプス・デイ》]]など自分にも影響を受ける[[カード]]には注意しておきたい。

[[唱える]][[呪文]]がある場所は[[シールド]]という不確定要素の溜まり場で、[[相手依存]]であり運も絡むため、有効に使うなら[[《パクリオ》]][[《サイキック・ユー》]]などと組み合わせるのがいいだろう。

弱点は[[《アクア・サーファー》]]などの[[除去]]持ち[[S・トリガー獣]]。折角用意した[[進化元]]もろとも[[バトルゾーン]]から離れさせられるので、[[シールド]]を[[ブレイク]]する際は常に警戒しておきたい。あらかじめ[[《単騎連射 マグナム》]]を用意しておくのも手。

[[進化元]]が[[文明]]指定であることを利用して[[サイキック・クリーチャー]]に指定された3つの[[文明]]のものを用意しておくとより[[進化]]しやすくなるので効果的。ただし、あまり[[サイキック・クリーチャー]]に頼りすぎると[[《希望の親衛隊ファンク》]]などで手痛い反撃を食らう可能性もあるのである程度は[[メインデッキ]]内にも[[進化元]]を用意しておきたい。

専用デッキについては[[【ハカイ・デストロイヤー】]]を参照のこと。

**ルール [#t9d38cab]
-《ハカイ・デストロイヤー》の[[シールド]]を[[表向き]]する[[能力]]は[[置換効果]]である。

-''「その[[シールド]]を[[ブレイク]]する。」までの部分が[[置換効果]]である''。もしこれが最初の文だけであれば、最後の「ブレイクする」の部分がさらに置換されて能力が[[ループ]]してしまい、[[ゲーム]]の続行ができなくなる。&br;このため、[[《ハッスル・キャッスル》]]の様な[[ブレイク]]を移し替える[[置換効果]]を持つ[[城]]を[[攻撃]]した場合、[[置換効果]]は連鎖しないという原則により、''[[ブレイク]]を移し替えられる事無く[[城]]を剥がせる''。ただし、[[表向き]]の[[シールド・ゴー]]持ちのクリーチャーも手札に戻される。
--この[[置換効果]]についてテキスト表記を厳密にすると以下のようになる。一文がいたずらに長くなり、本来の意味すら分かりづらくなってしまっているのがお分かりだろう。

|このクリーチャーが相手のシールドをブレイクする時、相手はかわりにそのシールドをすべてのプレイヤーに見''せ、''そのシールドの中の呪文をすべて、自分がコストを支払わずに唱え、持ち主の墓地に置''き、''その後、このクリーチャーはそのシールドをブレイクする。|

-[[シールド]]の[[ブレイク]]で[[《アクア・サーファー》]]などで[[除去]]されても、それ以降に[[ブレイク]]される[[シールド]]に[[能力]]は適用される。

-《ハカイ・デストロイヤー》でめくれた[[呪文]]が[[《スローリー・チェーン》]]だった場合、できることは可能な限り実行されるため、《ハカイ・デストロイヤー》の持ち主の[[シールド]]が1枚も増えることなく、1枚焼却され、さらに後続の[[攻撃]]が禁止され、そのまま[[ターンエンド]]へと移行せざるを得なくなる。

-[[チャージャー]]がめくれた場合、唱えた[[チャージャー]]は[[墓地]]に送られる。通常は[[テキスト]]の指示通りに唱えた[[プレイヤー]]の[[マナゾーン]]に送られるが、[[ルール]]上、対戦相手の[[マナゾーン]]に[[カード]]を送ることはできない。

-[[《カンクロウ・ブラスター》]]など、他の[[カード]]の[[能力]]で[[シールド]]を[[ブレイク]]する場合、《ハカイ・デストロイヤー》の[[能力]]は適用できない。ただし、《ハカイ・デストロイヤー》自身の[[ブレイク]]数が追加された場合は[[能力]]を適用できる。

-この[[能力]]が発動したということは、すなわち相手[[プレイヤー]]への[[攻撃]]が、[[ダイレクトアタック]]ではなく、[[シールド]]の[[ブレイク]]へと移行したことを意味する。従って、[[《インビンシブル・フォートレス》]]などで[[ブレイク]]前の[[シールド]]がすべてなくなったとしても、[[ダイレクトアタック]]は成立しない。[[シールド]]1枚の相手に[[W・ブレイク>W・ブレイカー]]するのと同じような扱いになる。

**その他 [#q3216e3f]
-このカードを使用する場合、相手が何らかの[[超次元]][[呪文]]を採用している場合に備えて様々な[[文明]]の[[サイキック・クリーチャー]]を一通り[[超次元ゾーン]]に揃えておきたい。ただし、超次元で進化元の調達を行う場合は枠も少なくなるので、よく考える必要がある。なお、同じことは[[《神羅カリビアン・ムーン》]]にも言える。

-相手のカードを扱うため取り扱いには気をつけなければいけない。カードの扱いのトラブルには気を付けよう。

-[[ツインパクト]]の登場によって呪文面を逆利用できるケースが増えた。

-上手く繋がる訳ではないが、[[《パクリオ》]]を召喚し、次の[[ターン]]に5[[マナ]][[超次元]][[呪文]]([[《アルプスの使徒メリーアン》]]&[[《サコン・ピッピー》]]等)を使って揃えるという手がある。また、[[DMEX-08]]で登場した[[《愛しい場所、マイカ・月ノ・ハルナ》]]を、[[《時空の喧嘩屋キル》]]等の[[火]]の2[[コスト]][[サイキック・クリーチャー]]と共に出すことで、5[[マナ]][[超次元]][[呪文]]1枚で[[進化元]]を揃えられる。さらに[[自然]]文明を絡めて2[[コスト]][[マナ]]ブーストや[[《超次元フェアリー・ホール》]]を使えば流れるようにこのカードを召喚できる。その場合は手札枯渇に注意。

-登場時点で[[光]]・[[水]]・[[火]][[文明]]を持つ[[進化元]]は[[《鎧亜の凄技ジョゼ・ウィルバート》]]と[[《希望の守り手クラップ》]]の二つ。他には[[5色レインボー]]がいるがそれ自体が高スペックなものが多いことを考えると[[進化元]]に使うのは流石に勿体ないか。

-デストロイヤーは「破壊者」という意味。そのため「ハカイ」と「デストロイヤー」で意味が重複し、[[ドラゴン龍]]が良くやる掛け声のような名前になっている。また、「[[破壊]]」を強く意識した名前の割には直接「[[破壊]]」に関係する[[能力]]を一切持っていない。[[破壊]]する[[呪文]]を唱えろということなのだろうか。

**関連カード [#j4ffcd50]
-[[《陽炎の守護者ブルー・メルキス》]]
-[[《天革の騎皇士 ミラクルスター》]]

-[[《ガイアール・ベイビー》]]
-[[《ガイアール・ゼロ》]]


**収録セット [#w2566838]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Julie Dillon]]
--[[DMR-04 「エピソード1 ライジング・ホープ」>DMR-04]]

**参考 [#lf3b725d]
-[[サイバー・コマンド]]
-[[フレイム・コマンド]]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[タップイン]]
-[[超無限進化]]
-[[ブレイク置換効果]]
-[[見せる]]
-[[呪文]]
-[[呪文横取り]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[【ハカイ・デストロイヤー】]]

&tag(〇クリーチャーor呪文,〇文明,単色or多色or無色,コスト〇,種族,パワー〇〇,,,,);