#author("2022-01-11T14:20:21+09:00","","")
*《&ruby(むてきけん){無敵剣}; プロト・ギガハート》 [#qb017c41]

|無敵剣 プロト・ギガハート P(VR) 火文明 (2)|
|ドラグハート・ウエポン|
|''龍解'':相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によって、これを装備したクリーチャーが離れる時、離れるかわりにこのドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。|
|(ゲーム開始時、ドラグハートは自分の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーが離れた場合、そこに戻す)|
|BGCOLOR(white):龍解後⇒[[《最強龍 オウギンガ・ゼロ》]]|

月刊[[コロコロコミック]]2015年1月号[[付録>プロモーション・カード]]として登場した[[火]]の[[ドラグハート・ウエポン]]。

相手の[[クリーチャー]]の[[能力]]や[[呪文]]によって[[装備]][[クリーチャー]]が[[除去]]されると[[置換効果]]で[[龍解]]する[[能力]]を持つ。

この[[能力]]は非常に強力である。相手からしてみると、[[クリーチャー]]を対象とした[[除去]]手段しか持ち合わせていない場合、「[[除去]]したい[[装備]][[クリーチャー]]を[[除去]]するには、一度[[W・ブレイカー]]の登場を許した上でもう一回[[除去]]しなければならない」という面倒な状態になる。

性質上[[《悪夢卍 ミガワリ》]]に似ているが、あちらと異なり自分から能動的に[[破壊]]するような運用はできないため、単なる[[除去]]耐性の[[付与]]としての使い道が中心となるだろう。
[[《悪夢卍 ミガワリ》]]同様コストが軽い上、そちらと違って[[文明]]を問わず[[龍解]]して[[クリーチャー]]として運用できるため、あらゆる[[ドラグナー]]に幅広く採用が考えられる。

-当初は[[パワー低下]]によって[[破壊]]された場合でも[[龍解]]できることになっていたが、現在では改められている。これは効果があくまでパワー低下のみであり、[[パワー]]が0以下のクリーチャーが破壊されるのは[[ルール]]によるものだからである。

-同じタイミングで相手の[[能力]]により、[[カード指定除去]]型の[[全体除去]]([[《オールデリート》]]等)を食らうと、[[装備]][[クリーチャー]]の構成枚数にかかわらず、一貫性のある処理が行われる。
--1枚で構成される場合は、[[装備]][[クリーチャー]]が[[離れる]]ことで《プロト・ギガハート》の[[置換効果]]を処理して[[龍解]]する。龍解した《オウギンガ・ゼロ》には[[離れる]]処理が引き継がれる為、龍解後即座に《オウギンガ・ゼロ》は場を離れる。結果、場には元々[[装備]]していた[[クリーチャー]]が残る。
//置換効果には「先に」という概念は存在しないので修正いたしました。
//--1枚で構成される場合は、[[装備]][[クリーチャー]]が[[離れる]]ことで先に《プロト・ギガハート》の[[置換効果]]を処理して[[龍解]]する。[[カードタイプ]]が変わったため、もともと《プロト・ギガハート》だった[[《最強龍 オウギンガ・ゼロ》]]は[[離れる]]処理がリセットされる。[[装備]][[クリーチャー]]も移動が置換されているため、場には[[装備]][[クリーチャー]]と[[《最強龍 オウギンガ・ゼロ》]]が残る。
--2枚以上で構成される場合(ここでは最もあり得る[[進化クリーチャー]]だった場合の処理のみ記載する。興味があれば[[G・リンク]]、ないしは[[セル]]構成[[クリーチャー]]の場合も調べてみると良い)[[装備]][[クリーチャー]]がそれぞれ別々のカードとしてバラバラに[[離れる]]が、一番上がクリーチャーとして離れようとすることに変わりはないため、最終的に1枚だった時とまったく同じ処理が行われる(進化元も残る)。
//↑進化クリーチャーの下のカードは離れるんじゃないかと。1番上には置換効果が働くとしても、その下のカードまでは保証しないと思います。
//↑https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40612/ 構成カードである以上、カードの下にあるカードも同様に、複数枚同時に離れる際の処理は、1体のクリーチャーとして離れます。「これを装備したカードが離れる時、離れるかわりに」のテキストであれば、その下のカードに影響は与えられて離れます。
//↑プロトギガハートの場合、クリーチャーに対してのみその置換効果を作用できる、すなわち一番上のクリーチャーカードにしか置換効果を発揮できないのではないでしょうか。例のヴォルゼオスは3枚組で1体のクリーチャーなので3枚すべてに置換効果が適用されますのでしょうが、そもそも補償対象外のクリーチャーではないカードはプロトギガハートでは守れないと思います。c.f. 総合ルール109.2b
//↑カードに影響を与える効果ですので、特性は参照されます。総合ルール200.3a 109.2bは一部のカードがクリーチャーとして離れるか、単にカードとして離れるかの基本ルールの補足のように思われますが、いかがでしょうか。

-[[バトルゾーン]]にある自分の[[クリーチャー]]がこれを装備した1体のみの状況ならば、相手の[[《モエル 鬼スナイパー》]]や[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]などを[[《父なる大地》]]や[[《リアルとデスの大逆転》]]でバトルゾーンに引っ張り出して[[cip]]を使わせることで、能動的に[[龍解]]させることもできる。
他にも[[《イモータル・ブレード》]]で[[スレイヤー]]を付加して[[バトル]]を仕掛けるなどの手も考えられる。

-バトルでの破壊はあくまでもルールによるものであり、[[バトル]]での負けには無力なため、[[殴り返し]]や[[ブロッカー]]、[[《勝利のガイアール・カイザー》]]等の[[アンタップキラー]]や[[効果によるバトル>効果バトル]]全般には注意が必要。また、[[クロスギア]]・[[城]]・[[ウエポン]]・[[フォートレス]]による[[除去]]には対応していない。
[[《英雄奥義 バーニング銀河》]]をはじめとする[[カード]]指定[[除去]]で《無敵剣 プロト・ギガハート》そのものが狙われるケースも想定できる([[除去]]に失敗した上にさらに[[W・ブレイカー]]が並ぶよりはマシとの考え方)ため、過信は禁物。

-[[《無敵剣 カツキングMAX》]]と冠詞が字面上似ているが、読み方が全く異なる。

-需要が多い[[カード]]ではあるが、[[ドラグハート]]全盛期には[[ジャンボカード]]しか用意されていなかった。通常サイズ版の[[再録]]を期待する声も多々ある。
--その後、[[DMX-22]]で念願の小型サイズでの再録を果たした。[[革命編]][[ブロック構築]]で[[《龍覇 グレンモルト》]]に唯一[[装備]]可能な[[ウエポン]]でもある。
//--そんな中、先に通常サイズ版が出たのが[[《大いなる銀河 巨星城》]]だった。この方針に疑問を抱く声も多く、ついには《プロト・ギガハート》をデュエマ公認うちわと揶揄するプレイヤーも登場するに至る。
--[[《大いなる銀河 巨星城》]]は初出が同じ[[ジャンボカード]]であり、このカードより先に通常サイズ版が[[再録]]されている。当時、大会などでの使用率はこちらが圧倒的に高かったため、そもそも《プロト・ギガハート》を小型化する予定はないのでは?と揶揄(("公認うちわ"、など))する者もいた。

**関連カード [#ce63eb93]
-[[《悪夢卍 ミガワリ》]]

-[[《銀河剣 プロトハート》]]
-[[《無敵王剣 ギガハート》]]

**収録セット [#h58ba0ab]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[boyaking]]
--[[DMX-22 「超ブラック・ボックス・パック」>DMX-22]]
--[[DMX-26 「ファイナル・メモリアル・パック 〜DS・Rev・RevF編〜」>DMX-26]]
--[[DMEX-17 「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」>DMEX-17]](39a/138)
--[[プロモーション・カード]](P82a/Y13)

**参考 [#jf5bdbd5]
-[[ドラグハート・ウエポン]]
-[[龍解]]
-[[呪文]]
-[[効果]]
-[[クリーチャー]]
-[[能力]]
-[[装備]]
-[[バトルゾーン]]
-[[離れる]]
-[[置換効果]]
-[[裏返す]]
-[[アンタップ]]
-[[ジャンボカード]]

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[[公式Q&A]]

>Q.''《無敵剣 プロト・ギガハート》''を装備している自分の[[《龍覇 グレンアイラ》]]がバトルゾーンにいる状況です。相手が[[《テック団の波壊Go!》]]を唱えて、「バトルゾーンにある相手のコスト5以下のカードをすべて、持ち主の手札に戻す。」を選択し、効果を解決した場合、どうなりますか?
A.装備している[[《龍覇 グレンアイラ》]]は''《無敵剣 プロト・ギガハート》''の置換効果によってバトルゾーンに残ります。それにより、''《無敵剣 プロト・ギガハート》''は「龍解」しますが、[[《最強龍 オウギンガ・ゼロ》]]は[[《テック団の波壊Go!》]]の効果の影響を受けたままですので、手札に戻り、その後即座に超次元ゾーンに置かれます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40415]](2021.10.22)

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