#author("2020-04-29T21:22:44+09:00","","")
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*《&ruby(むそうりゅうき){無双竜機};ボルバルザーク》 [#bf149308]

|無双竜機ボルバルザーク VR 火/自然文明 (7)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン 6000|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、他のパワー6000のクリーチャーをすべて破壊する。その後、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。そのターンの終わりに、自分はゲームに負ける。|
|スピードアタッカー|
|W・ブレイカー|
|''※プレミアム殿堂''|
|''スピードアタッカー''|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、他のパワー6000のクリーチャーをすべて破壊する。その後、このターンの後に自分のターンを追加する。そのターンの終わりに、自分はゲームに負ける。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※プレミアム殿堂''|

[[DM-10]]で登場した[[火]]/[[自然]]の[[アーマード・ドラゴン]]/[[アース・ドラゴン]]。

[[スピードアタッカー]]、[[W・ブレイカー]]に加え、[[バトルゾーン]]に出た時、自身除く[[パワー]]が6000ちょうどの[[クリーチャー]]を全て[[破壊]]した後、[[エクストラターン]]を追加し、その[[エクストラターン]]の終わりに[[特殊敗北]]する[[能力]]を持つ。
長い[[デュエル・マスターズ]]の歴史の中でも、他に類を見ないほどの凶悪な[[フィニッシャー]]。[[デュエル・マスターズ]]最強の[[クリーチャー]]は何かという不毛極まりない問いに対し、真っ先に挙げられるであろう[[カード]]である。
[[スピードアタッカー]]、[[W・ブレイカー]]に加え、[[バトルゾーン]]に出た時、自身除く[[パワー]]が6000''ちょうど''の[[クリーチャー]]を全て[[破壊]]した後、[[追加ターン]]を追加し、その[[追加ターン]]の終わりに[[特殊敗北]]する[[能力]]を持つ。

[[パワー]]6000のクリーチャーを[[破壊]]する[[効果]]によって[[S・トリガー]]を封印する[[《呪紋の化身》]]との併用が難しいものの、
[[パワー]]6000のクリーチャーを[[破壊]]する[[効果]]によって[[S・トリガー]]を封印する[[《呪紋の化身》]]との併用が難しく、2体目の《ボルバルザーク》を出しても無意味なものの、
-《ボルバルザーク》は[[スピードアタッカー]]のため、出したターンから奇襲できる
-自分の[[ターン]]が2[[ターン]]連続となるため、自分の[[クリーチャー]]による[[攻撃]]回数が増える
-相手に[[ターン]]が渡らないことによって、相手は[[ブロッカー]]の[[アンタップ]]や[[呪文]]での対応、[[殴り返し]]などができず、防御が非常に難しい
-2[[ターン]]連続で行うためもう1枚[[ドロー]]でき、[[マナ]]も[[アンタップ]]されるため、引いた[[カード]]でさらに[[攻撃]]を助長できる
-相手に[[ターン]]が渡らないことによって、相手は[[ブロッカー]]の[[アンタップ]]や[[除去]][[呪文]]での対応、[[殴り返し]]などができず、防御が非常に難しい
-2[[ターン]]連続で行うためもう1枚[[ドロー]]でき、[[マナ]]も[[アンタップ]]されるため、引いた[[カード]]も含めた残りの手札でさらに[[攻撃]]を助長できる

などの恩恵をもたらす[[エクストラターン]]は強力そのもの。
これは、将棋で二手連続で自分の手を指すようなものであり、対応の出来ない相手を確実に仕留めることができた。
などの恩恵をもたらす[[追加ターン]]は強力そのもの。対応の出来ない相手を確実に仕留めることができた。
後に攻撃すれば[[S・トリガー]]を封殺し、パワー5000なので全体除去に巻き込まれない[[《無双恐皇ガラムタ》]]の登場によって凶悪性は激化。[[シンパシー]]でコストが更に低くなったそちらを事前に出しておけば''打点が足りた時点で勝利確定''であった。

同じく[[DM-10]]で登場した[[《母なる大地》]]との相性も抜群で、序盤に埋めたボルバルザークを必要に応じて簡単に[[マナゾーン]]から呼び出せた。また、[[《母なる大地》]]は相手のボルバルザークを引き摺りだすことによって強烈な[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]にもなり、ボルバルザークとは切り離せない存在であった。
他の[[追加ターン]]獲得系のカードは[[コスト]]が非常に重い、[[追加ターン]]の獲得条件がシビア、[[召喚酔い]]や[[クリーチャー]]が残らない為打点が揃いにくいなどでバランスを取っているが、こちらはそれらがないため決定力は圧倒的。
また、それらの多くは[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]のように1枚から[[1ショットキル]]を放つことができる[[カード]]の増えた[[新章デュエル・マスターズ]]以降のカードだが、《ボルバルザーク》は[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]や[[《ツインキャノン・ワイバーン》]]のような淡白なスペックの[[フィニッシャー]]が重用されていた初期の[[カードプール]]に登場したため、その傑出ぶりは圧巻であった。

登場当初は「[[ゲーム]]に負ける」と言う[[デメリット]]が目立ち[[ネタカード]]扱いであり、肝心の[[エクストラターン]]も前弾の[[《聖剣炎獣バーレスク》]]が弱かったことから甘く見られていたが、全国大会での[[【ボルバルステロイド】]]の活躍により一気に脚光を浴びた。[[水]]の[[ドロー]]要素を加えた[[【ボルバルブルー】]]も実績を上げていくにつれ、非常に強力な[[カード]]として広まった。
悪い意味で目を引く[[特殊敗北]]も、実際は「ここで出せば勝てる」という状況で出せばいいだけの話であり、戦況をしっかりと読める判断力が使用者に備わってさえいれば、無いも同然のデメリットである。そしてその「出せば勝てる状況」を作り出していたのは、他ならぬ[[エクストラターン]]の存在であった、その結果「出すだけでエクストラターンが獲得できる2打点の[[スピードアタッカー]]」として猛威を振るうことになる。
同じく[[DM-10]]で登場した[[《母なる大地》]]との相性も抜群で、[[《無双竜機ボルバルザーク》]]が[[コスト]]7と手頃な重さだったために先行であろうと[[マナブースト]]から最速で4[[ターン]]目には踏み倒す事ができた。同時に[[《母なる大地》]]は相手のボルバルザークを引き摺りだすことによって強烈な[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]にもなり、ボルバルザークとは切り離せない存在であった。

[[聖拳編環境]]と[[転生編環境]]のおよそ2年間に亘って[[トップメタ]]を独走し[[環境]]を染め上げ続けたが、2006年3月15日に初の[[プレミアム殿堂]]の[[カード]]となった。
登場当初は「[[ゲーム]]に負ける」と言う[[デメリット]]が目立ち、[[ネタカード]]扱いであった。肝心の[[追加ターン]]も前弾の[[《聖剣炎獣バーレスク》]]が弱かったことから甘く見られていたが、全国大会での[[【ボルバルステロイド】]]の活躍により一気に脚光を浴びた。[[水]]の[[ドロー]]要素を加えた[[【ボルバルブルー】]]も実績を上げていくにつれ、非常に強力な[[カード]]として広まった。
当初の評価を下げた[[特殊敗北]]も、実際は「ここで出せば勝てる」という状況で出せばいいだけの話であり、戦況をしっかりと読める判断力が使用者に備わってさえいれば、無いも同然のデメリットである。そしてその「出せば勝てる状況」を作り出していたのは、他ならぬ[[追加ターン]]の存在であった。
そもそも、《ボルバル》の強制的に試合を終わらせる性質は、言い換えれば「''自身の敗北を担保に''前借りされた''[[特殊勝利]]''」のようなものであり、「出すだけで追加ターンが獲得できる2打点の[[スピードアタッカー]]」として猛威を振るうことになる。

[[聖拳編環境]]と[[転生編環境]]のおよそ2年間[[環境]]を染め上げ続けたが、2006年3月15日に初の[[プレミアム殿堂]]の[[カード]]となった。

《ボルバルザーク》が[[環境]]や[[プレイヤー]]に与えた影響は非常に大きい。[[デュエル・マスターズ]]の歴史を語る上では外すことのできない[[カード]]であることは間違いないだろう。

**性質について [#e9f69aed]
強すぎる[[フィニッシャー]]は単体で[[環境]]を染めてしまい非難されることも少なくないが、《ボルバルザーク》が凶悪な[[カード]]として伝説となり得たのはその性質にある。
無論彼が[[フィニッシャー]]として異常に質が高いのは言うまでもないが、その代償である[[特殊敗北]]が[[デュエル・マスターズ]]のゲーム性を大きく狂わせていた。
[[追加ターン]]を得られる最軽量は[[《神の試練》]]、ゲームを終わらせるほどの[[cip]]は[[《CRYMAX ジャオウガ》]]と、[[インフレ]]によって《無双竜機ボルバルザーク》自体の印象上の凶悪さは徐々に薄れていっているものの、逆に言えばそこまで[[インフレ]]が進んでやっと類似[[カードパワー]]が登場したと考えれば明らかに当時バランスブレイカーだったのは間違いない。

《ボルバルザーク》が出たということは、使った[[プレイヤー]]が「勝つ」か「[[特殊敗北]]で自滅する」の2択にゲームがゆだねられることを意味しており、いずれにせよ[[エクストラターン]]が終わるまでには''絶対に[[ゲーム]]が終了してしまう''。それどころか、出された時点で使われた[[プレイヤー]]に''[[ターン]]が回ってくることはない''。[[ゲーム]]に介入出来る要素は失われ、傍観者に等しい存在にされてしまうのである。
なにより、《ボルバルザーク》を使われた側は、勝ち負けいずれにせよ''自分で勝つ権利を完全に剥奪されてしまう''。《ボルバルザーク》が失敗しても、結局は「相手が自滅した」だけであり、自分の[[デッキ]]で勝利したわけではない。《ボルバルザーク》が使われた時点で、負かされるのでなければ''相手の《ボルバルザーク》に勝たされてしまう''のである。
無論、それで勝ってもまるで面白くないのは言うまでもない。好きなだけ[[カード]]をプレイしたあと、失敗したら勝手に自滅してしまうのだから、使われた側の虚無感は相当なものである。
また、[[カードパワー]]的には[[殿堂解除]]できそうな時期が来たとしても安易に解除してよいかというとそうでもない。
コスト7という現代では少々重いクリーチャーとはいえ、無造作に[[追加ターン]]で理不尽な攻めを押し付けたかと思えば、勝てなかったら勝手に[[自決>特殊敗北]]する身勝手さは何も変わっていないからである。

使われた側のデッキギミック・フィニッシュまでのゲームプランをすべて無下にし、無理やりゲームを終わらせてしまう。「勝つために尽力する」という勝負事の根幹そのものを相手から奪うこの性質は、ゲーム性の破壊という点ではほかの追随を許さないほど凶悪である。それがたった1枚のカードの[[cip]]で引き起こされるのだからたまったものではない。
「単体で勝負を決めかねない手軽な[[パワーカード]]」「デッキやカードの選択肢を著しく狭める汎用性」は数多凶悪フィニッシャーとさることながら、
「出すと間違いなくデュエルが終了する」「使われた側の自力で勝つ要素が失われる」の二点で、《ボルバルザーク》は一線を画した存在といえる。
さらには[[敗北回避]]効果も多様化し、[[特殊敗北]]というデメリットが能動的に消すことができて、純粋に大きすぎる[[アドバンテージ]]になる別の危険性もある。
例えば[[《完全防御革命》]]を握っていれば「ここで出せば勝てる」状況でなくても見切り発車で着地させることが可能。
//《一王二命三眼槍》でいいじゃんって思っても、そいつは自身のターンの敗北には使えないから《完全防御革命》じゃないといけない

勝敗も内容もゲーム終了の決定権もすべて《ボルバルザーク》に帰結する。まさに[[ボルバル・マスターズ]]という言葉が相応しい惨状と言えよう。
[[プレミアム殿堂]]に至るまでの2年間という長さもまた、非難が集中した理由である。
当時プレイヤーの中には暗黒期と呼ぶ者もおり、多くのプレイヤーが辟易してデュエルマスターズをやめていった。
[[追加ターン]]中には[[ターンの残りをとばす]]効果の疑似的な耐性も持っているという新たな付加価値も得ており、相手は[[《終末の時計 ザ・クロック》]]を受けに採用していても、《ボルバルザーク》の追加ターン中にそれで1ターン凌いでしまうと、[[特殊敗北]]を消してしまう利敵行為になってしまう。

-こうなってしまったのは、[[特殊敗北]]が確実かつ極めて能動的だからである。[[特殊敗北]]能力持ちの強力なカードは数多あるが、それらはすべて[[除去]]された時や敗北の遅延であり、受動的である。[[ゲーム]]が終わるという意味では、「必ず負ける」は「必ず勝つ」に等しく凶悪であり、その事を考えれば少なくとも通常[[クリーチャー]]の[[cip]]で存在していい能力ではない。
-まっとうに考えれば、[[エクストラターン]]という強力なメリットに対し[[特殊敗北]]という強烈なデメリットをつけて[[カードパワー]]のバランスを取ろうと考えたのだろうが、実際の運用を踏まえれば全く相殺できていない。上記の通り「ここで出せば勝てる」という状況で出せば無いも同然である。
-また、そもそも強烈なメリットに対して強烈なデメリットをつけて[[カードパワー]]のバランスをとろうとした所からも問題があるといえる。結果として、[[エクストラターン]]による相手プレイヤーの拘束と、[[特殊敗北]]による強制ゲーム終了の二面性から、《ボルバルザーク》は当時デュエルマスターズのゲーム性を破壊してしまった。
-現在では、[[《終末の時計 ザ・クロック》]]で強制的にターンをとばしたり、[[《伝説のレジェンド ドギラゴン》]]のような[[敗北回避能力]]を使えば、強制敗北を無効化して相手に[[ターン]]を明け渡すことができる。しかし、それはそれで問題だろう。
総じて名誉[[プレミアム殿堂]]として永劫使用禁止であるのが望ましいカードと評すことができる。

**特殊敗北の性質について [#e9f69aed]
強すぎる[[フィニッシャー]]は単体で[[環境]]を染めてしまい非難されることも少なくない。だが《ボルバルザーク》が凶悪な[[カード]]として伝説となり得たのは[[フィニッシャー]]としての性能以上に、[[特殊敗北]]というデメリットにこそあった。

《ボルバルザーク》が出たということは、使った[[プレイヤー]]が「勝つ」か「[[特殊敗北]]で自滅する」の2択にゲームがゆだねられることを意味しており、いずれにせよ[[追加ターン]]が終わるまでには''絶対に[[ゲーム]]が終了してしまう''。つまり、出された時点で使われた[[プレイヤー]]に''[[ターン]]が回ってくることはなくなる''。[[ゲーム]]に介入出来る要素は失われ、傍観者に等しい存在にされてしまうのである。
なにより、《ボルバルザーク》を使われた側は、勝ち負けいずれにせよ自分で勝つ権利を完全に剥奪されてしまう。《ボルバルザーク》が失敗しても、結局は「相手が自滅した」だけであり、自分の[[デッキ]]で勝利したわけではない。勝敗が否応なく相手の《ボルバルザーク》に帰結してしまう。
無論、好きなだけ[[カード]]をプレイされたあと、失敗したら勝手に自滅してしまうのだから、使われた側の虚無感は相当なものである。それをたった1枚のカードの[[cip]]で引き起こされるのだからたまったものではない。
[[ボルバル・マスターズ]]という言葉が生まれ、[[プレミアム殿堂]]に至るまでの長さが1年間以上というのも非難が集中した理由である。
当時の状況はプレイヤーに暗黒期と呼ばれることもあり、多くのプレイヤーが辟易してデュエルマスターズをやめていった。

-このような惨状を生み出した原因は、[[特殊敗北]]が確実かつ極めて能動的だからである。[[特殊敗北]]能力持ちの強力なカードは数多あるが、それらはすべて[[除去]]された時や敗北の遅延であり、受動的である。[[ゲーム]]が終わるという意味では、「必ず負ける」は「必ず勝つ」に等しく凶悪であり、その事を考えれば少なくとも通常[[クリーチャー]]の[[cip]]で存在していい能力ではない。
-おそらくは[[追加ターン]]という強力なメリットに対し[[特殊敗北]]という強烈なデメリットをつけて[[カードパワー]]のバランスを取ろうと考えられたのだろうが、実際の運用を踏まえれば全く相殺できていない。上記の通り「ここで出せば勝てる」あるいは「出さないと負ける」という状況で出せば無いも同然である。
-また、そもそも強烈なメリットに対して強烈なデメリットをつけて[[カードパワー]]のバランスをとろうとした所からも問題があるといえる。結果として、[[追加ターン]]による相手プレイヤーの拘束と、[[特殊敗北]]による強制ゲーム終了の二面性から、《ボルバルザーク》は当時デュエルマスターズのゲーム性を破壊してしまった。

**環境において [#k4206515]
環境での活躍は、[[ボルバル・マスターズ]]のページにて。
環境を荒らしに荒らしまくり、デュエル・マスターズ史上に残る凶悪カードとして語り継がれた。詳しくは[[ボルバル・マスターズ]]のページにて。

***殿堂ゼロデュエルにおいて [#z33f435e]
[[殿堂ゼロデュエル]]では後の最凶カード、[[《エンペラー・キリコ》]]や[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]、[[【モルト NEXT】]]などとの悪夢の共演も見られた。過去の惨劇とはまた別に、惨劇が当たり前の[[ルール]]で思いっきりぶん回すのはまた一興であろう。
[[殿堂ゼロデュエル]]では後の最凶カード、[[《エンペラー・キリコ》]]や[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]、[[【モルト NEXT】]]などとの悪夢の共演も見られた。

ただし現在では、殿堂ゼロデュエルにおいて、7[[コスト]]の[[フィニッシャー]]は非常に重く、[[ガチデッキ]]に投入されることは稀。また、これを出した[[ターン]]中に[[ブレイク]]して[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]を[[S・トリガー]]で踏んでそのまま[[エクストラターン]]に入ると、そのままそちらの[[Dスイッチ]]で敗北がほぼ決定してしまうため、[[殿堂レギュレーション]]下で使用できた頃以上に何らかの[[S・トリガー]]封じが必要になる。
しかし、現在では殿堂ゼロデュエルにおいてはゲームに勝利するという目的の前ではコスト7が重すぎるためこの[[カード]]が投入されることは稀。
//また、これを出した[[ターン]]中に[[ブレイク]]して[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]を[[S・トリガー]]で踏んでそのまま[[追加ターン]]に入ると、そのままそちらの[[Dスイッチ]]で敗北がほぼ決定してしまうため、[[殿堂レギュレーション]]下で使用できた頃以上に何らかの[[S・トリガー]]封じが必要になる。

**作中での活躍 [#i081dff0]
-漫画では[[ヤカンマン]]戦で[[勝舞>切札 勝舞]]が使用。色々と思わせぶりなタメがあった割に、[[召喚]]後にまず[[《アルティメット・ドラゴン》]]が[[攻撃]]し、その後ボルバルザークは[[《電脳聖者タージマル》]]に[[ブロック]]されて倒されている。後に最初の使用禁止になるカードとは思えないような悲惨な扱いであり、漫画での登場はここだけとなっている。なお、この戦いは[[エクストラターン]]により勝舞が勝っている。&br;技名は「必殺、無双竜剣」とかなり勇ましいが、前述のタージマルに白刃取りされたあげく、反撃のビームで腹部に穴をあけられる最期だった。
--このようにやられ役を務めていたため、当初このカードが過小評価されていたのではないかという見方もある。
速度だけなら[[《ヘブンズ・フォース》]]の[[【連ドラグナー】]]ギミックで2ターン目に登場できるが、[[《爆熱剣 バトライ刃》]]の[[コスト踏み倒し]]も[[特殊敗北]]も[[強制]]なのがネック。
上手く出せても、その[[ターン]]中に[[ブレイク]]して[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]を[[S・トリガー]]で踏んでそのまま[[追加ターン]]に入ると、そのままそちらの[[Dスイッチ]]で敗北がほぼ決定してしまう。

-アニメでも「デュエル・マスターズ チャージ」にて、勝舞の切札として何度も登場。[[映画「闇の城の魔龍凰」>劇場版デュエル・マスターズ 闇の城の魔龍凰(カース・オブ・ザ・デスフェニックス)]]でも勝舞の[[デッキ]]に入っている。&br;初登場時は勝舞の対戦相手のドラゴンマスク(正体は[[ナイト>ナイト(キャラクター)]])が使用。勝舞が「[[《バルキリー・ドラゴン》]]→次の[[ターン]]に[[《超竜バジュラ》]]に[[進化]]」という戦法を取るつもりだったが、バルキリードラゴンを出した後の相手の[[ターン]]で、先にボルバルザークを使われて敗北した。
--アニメの描写からこのクリーチャーの攻撃パターンは色々あり、「斬撃を飛ばして真っ二つにする」「巨体で体当たりを仕掛ける」「口から熱線を吐く」「盾に装備されたレーザー砲を放つ」等を行った。多彩な攻撃パターンは迫力あるCGも相まって見ていて飽きない。
**アニメ・漫画での活躍 [#i081dff0]
-漫画では[[ヤカンマン]]が所有しており、[[勝舞>切札 勝舞]]に渡してその実力を推し量った。ヤカンマン戦で、[[召喚]]された後に「必殺、無双竜剣」と勇ましい技名を繰り出し攻撃に移るが、[[《電脳聖者タージマル》]]に[[ブロック]]され倒された(白刃取りされ、腹部にビームで穴を開けられた)。デュエル中にカードが覚醒するが、直後に[[H (ヘンドリクス)]]に強奪されている。後に最初の使用禁止になるカードとは思えないような悲惨な扱いであり、漫画での登場はここだけとなっている。[[追加ターン]]により勝舞に勝利をもたらした立役者ではあったが同時にやられ役も務めていたため、当初このカードが過小評価されていたのではないかという見方もある。

-漫画「[[デュエル・ジャック!!]]」番外編では、あまりの強さで学園を退学になっていた。
-アニメでも「デュエル・マスターズ チャージ」にて勝舞の切札として何度も登場し、「[[劇場版デュエル・マスターズ 闇の城の魔龍凰]]」でも勝舞の[[デッキ]]に入っている。&br;初登場時は勝舞の対戦相手のドラゴンマスク(正体は[[ナイト>ナイト (キャラクター)]])が使用。勝舞が「[[《バルキリー・ドラゴン》]]→次の[[ターン]]に[[《超竜バジュラ》]]に[[進化]]」という戦法を取るつもりだったが、バルキリードラゴンを出した後の相手の[[ターン]]で、先にボルバルザークを使われて敗北した。
--アニメでは「斬撃を飛ばして真っ二つにする」「巨体で体当たりを仕掛ける」「口から熱線を吐く」「盾に装備されたレーザー砲を放つ」など多彩な攻撃パターンを見せた。

-漫画「[[デュエル・ジャック!!]]」の番外編ではあまりの強さで学園を退学になっていた。

-アニメ「ビクトリーV」第44話の[[トッキュー8]]デュエルでは、[[切札 勝太]]がピンチの時に[[山札の上]]から引き当てて召喚。プレミアム殿堂カードの凶悪さをまざまざと見せつけ、[[《真実の皇帝 アドレナリン・マックス》]]とともにそのデュエルの[[フィニッシャー]]として活躍した。

-アニメ「2017」32話では、直接登場することはなかったが、[[勝舞>切札 勝舞]]のマナゾーンに置かれているのが確認できる。
-アニメ「デュエル・マスターズ(2017)」では第32話で直接登場することはなかったが、[[勝舞>切札 勝舞]]のマナゾーンに置かれているのが確認できる。

**このカードを中心とした主な[[デッキタイプ]] [#xdf8d295]
-最も初期型で、[[赤緑]]の[[ステロイド]]色で構成される[[ビートダウン]][[デッキ]][[【ボルバルステロイド】]]
-[[水]]の[[ドローソース]]を加えて安定性を高めた[[【ボルバルブルー】]]
-凶悪[[カード]][[《アストラル・リーフ》]]とミックスした[[殿堂]]非対応[[デッキ]][[【リーフボルバル】]]
-[[光]]の防御性を加えた[[ボルバル]][[デッキ]]としては珍しい[[【クリーチャーコントロール】]]型[[デッキ]][[【ボルバルホワイト】]]
-[[【ボルバルブルー】]]に[[闇]]の[[アドバンテージ]][[カード]]を詰めた[[【ボルバルブラック】]]
-[[ボルバル]][[殿堂入り]]に合わせ、[[【ボルバルブラック】]]をさらに[[除去]]寄りに組んだ[[【除去ボルバル】]]
-[[【除去ボルバル】]]に対抗するために[[アタッカー]]を多く積んだ[[【ボルバルブルー】]]の亜種[[【カウンターボルバル】]]
-[[【ボルバルブルー】]]に凶悪[[クロスギア]][[《バジュラズ・ソウル》]]を突っ込んだ[[【バジュラズブルー】]]
-[[【除去ボルバル】]]に、同じく[[《バジュラズ・ソウル》]]を投入した[[【除去バジュラズ】]]
-自身の[[プレミアム殿堂]]から約10年後、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]の登場によって成立した[[殿堂ゼロデュエル]]限定構築[[【ボルバルバスター】]]。しかし、《団長》と共に大暴れすると思いきや、《ボルバルザーク》が出てくる前に《団長》があっという間に決着をつけてしまうことが多く、このカードの出番は少ない。
-アニメ『デュエル・マスターズ!』では第17話で劇中に登場したTwitterと思しきSNSに[[DMX-12]]の[[イラスト]]をアイコンにした「無双@良い湯@bolbalzak_onsen」なるアカウントが登場していた。
駄作に終わった劇場版デュエル・マスターズについて「[[プレミアム殿堂入り]]不可避のやべーやつ。」とツイートしている。

これほどの[[デッキタイプ]]を持つ[[カード]]は後の主人公のエース[[カード]][[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]くらいのものであり、当時の[[ボルバル]]の異常な盛行具合がよくわかる。
-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN]]』では第16話で行われた[[殿堂ゼロデュエル]]では[[斬札 ウィン]]が[[地下マスター]]戦での「今日のスペシャルゲスト」として使用。[[《アビスベル=ジャシン帝》]]が[[《“轟轟轟”ブランド》]]をブロックした際の破壊耐性で墓地に仕込まれ、手打ちの[[《インフェルノ・サイン》]]で出された。この際、噴き出した[[温泉]]から登場する演出があり、ウィンは「これは温泉さ」と発言している。追い詰められたウィンを、追加ターンにより見事に勝利へと導いた。
--話の内容が殿堂ゼロデュエルの紹介であるため、最新のパック出身ではないにも関わらずにミニコーナーである「今日のカード」としても紹介されている。

**[[背景ストーリー]]では [#g72b4b71]
[[王来篇]]にて登場した[[超獣王来烈伝>DMSP-02]]の「未来王来伝」の[[禁断文字]]に記された「殿堂王」にして「隠された真の12番目の王」となっている。当初隠されていた理由は不明だが、メタ的にはこの[[カード]]が[[プレミアム殿堂]]であるため[[GS>G・ストライク]]版の調整が難しいと判断された可能性がある。それを揶揄するかのように、[[背景ストーリー]]では「時空の彼方に封じられた」という扱いが成されている。どうやら[[温泉]]はそのような果てしない場所に存在する施設のようだ。
その後、[[《龍魂珠》]]によって「禁断王」[[《禁断機関 VV-8》]]と合成させられ[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]となり登場。[[《勝災電融王 ギュカウツ・マグル》]]から電融王の座を奪い新『電融』[[ディスペクター]]の[[王>キングマスター]]となって、[[モモキング]]と戦った。

**その他 [#jf787d1f]
-2006年の[[プレミアム殿堂]]から5年後の2011年、[[DMX-01>DMX-01 「キング・オブ・デュエルロード ストロング7」]]で[[《無頼勇騎ウインドアックス》]]が[[再録]]され、その[[フレーバーテキスト]]に登場。プレミアム殿堂により前線に出られなくなった事を嘆いている様子が伺える。
-初の追加ターンを得る能力を持ったカード…[[ではない>《聖剣炎獣バーレスク》]]が、初の[[特殊敗北]]する能力を持ったカードである。

-デュエマ黎明期における三強クリーチャーの内、[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]は[[環境]]の変化もあり2015年9月19日に史上初の[[プレミアム殿堂]]解除が決定し、[[《アストラル・リーフ》]]も2019年1月21日にとうとう[[殿堂解除]]され、[[プレミアム殿堂]]に指定されているのはこの[[カード]]のみとなった。もっとも、上記性質上よほど高速化が進まなければ《ボルバルザーク》のそれは叶わないだろう。
-[[デュエマ]]史上2枚目となる[[追加ターン]]を持つカード。ちなみに史上初は[[DM-09]]に収録された[[《聖剣炎獣バーレスク》]]である。
--《バーレスク》はこちらと比較するとやや出しづらく、さらに[[追加ターン]]の条件も当時としてはかなり難しかったため、ロマンはあるが現実的ではない性能であった。とはいえ、《ボルバルザーク》の暴れっぷりを見ると調整に慎重だったのも納得である。
--このように《バーレスク》はあまり活躍できず、一方で《ボルバルザーク》は[[ボルバル・マスターズ]]と揶揄されるほどに暴れたため、知名度に大きな差がある。そのせいか、史上初の[[追加ターン]]持ちは《ボルバルザーク》であると誤解されがちで、なんと''公式にすら間違えられた(([[DMEX-17]]版の[[《堕呪 ギャプドゥ》]]の[[フレーバーテキスト]]))''。あまりにも不憫でならないが、それほどまでに《ボルバルザーク》の与えた衝撃と影響がすさまじかった証左ともとれる。

-海外ではなんと''何の調整も無く''登場している。これが海外版の展開が(一旦)終了した要因とも。海外版では強力なカードは修正される傾向が強いので意外である。
-2006年の[[プレミアム殿堂]]から5年後の2011年、[[DMX-01]]で[[《無頼勇騎ウインドアックス》]]が[[再録]]され、その[[フレーバーテキスト]]に登場。プレミアム殿堂により前線に出られなくなった事を嘆いている様子が窺える。

-上述のようなメタゲーム背景から、[[転生]]版の[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]や[[《ボルバルザーク・エクス》]]はこのカードの[[エクストラターン]]を部分的に再現したものとなっている。
-海外版ではなんと''なんの調整もなく''登場している。海外版では強力なカードは修正される傾向が強いので、これほどのカードが無調整というのはとても意外である。それもあって一部では、これが海外版の展開が(一旦)終了した要因とも噂される。

-上述のようなメタゲーム背景から、[[転生]]版の[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]や[[《ボルバルザーク・エクス》]]はこのカードの[[追加ターン]]を部分的・疑似的に再現したものとなっている。

-余談だが、その強力さと悪質さは[[カード]]ゲーム全般でも有名であり、「全[[カード]]ゲームで最凶の[[カード]]はなにか」という話題には必ずと言っていいほど候補に挙がる。
//-余談だが、その強力さと悪質さは[[カード]]ゲーム全般でも有名であり、「全[[カード]]ゲームで最凶の[[カード]]はなにか」という話題には必ずと言っていいほど候補に挙がる。

-[[DMX-04]]・[[DMX-05]]のCMでは現役を退いて隠居生活を送っていたのか、''のんびりと温泉につかっている''ボルバルザークを見る事が出来る。&br;さらに[[DMX-12]]ではそのイラストで再録された。[[プレミアム殿堂]]になったカードが再録されたのは今回が初めてである。また、同時に[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]も再録され、両者ともにマナの所にリースが付き、コストのところに「[[PREMIUM>プレミアム殿堂]]」と書かれたリボンが巻かれるという装飾がされている。
--余談だが、[[ボルバル]]が温泉に浸かっていたことから、[[プレミアム殿堂]]に指定されることを「温泉行き」「温泉送り」などと言われるようになった。
-公式の格言に「ボルバルザークは二度と作らない」というものがある。[[参考>https://twitter.com/syaba3/status/1131163965210238976]]
--しかし、リメイクの[[《ボルバルザーク・エクス》]]や後述の[[デュエル・マスターズ プレイス]]でこの格言は破られている。あくまでも「ボルバルザークに匹敵するバランスブレイカーは作らない」ということだろうか。

-[[デュ円]]キャンペーンでこのカードイラストが描かれた特別ラバーマットが登場し、2014年12月にはEX[[カードプロテクター>スリーブ]]が発売される。
-[[DMX-04]]・[[DMX-05]]のCMでは現役を退いて隠居生活を送っていたのか、''のんびりと[[温泉]]につかっている''ボルバルザークを見る事が出来る。&br;さらに[[DMX-12]]ではそのイラストで再録された。[[プレミアム殿堂]]になったカードが再録されたのは今回が初めてである。また、同時に[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]も再録され、両者ともにマナの所にリースが付き、コストのところに「[[PREMIUM>プレミアム殿堂]]」と書かれたリボンが巻かれるという装飾がされている。
--余談だが、[[ボルバル]]が温泉に浸かっていたことから、[[プレミアム殿堂]]に指定されることを「温泉行き」や「温泉送り」などと言われるようになった。

-現在ではソフト・ハード共に生産が終わっているので入手がやや困難ではあるが、PS2版ではこのカードを聖拳編第一弾〜第三弾当時の環境で(NPC相手とはいえ)暴れさせることが出来る。しかもゲームには殿堂ルールは存在しないので4積みが可能である。第1弾〜第5弾のカードの大部分が使えないとはいえ[[《青銅の鎧》]]や[[《サイバー・ブレイン》]]や[[《アストラル・リーフ》]](及び進化元の[[《マリン・フラワー》]])などは存在するので事実上[[【ボルバルブルー】]]や[[【リーフボルバル】]]などの完全再現が出来ると言ってもいいだろう。
[[《母なる大地》]]などもそのまま使えるので当時の環境での圧倒的カードパワーを体験したい人は是非。
-[[デュ円]]キャンペーンでこのカードイラストが描かれた特別ラバーマットが登場し、2014年12月にはEX[[カードプロテクター>スリーブ]]が発売された。

-[[デュエマ]]初期のゲームでは、PS2の「デュエル・マスターズ ~邪封超龍転生~」に収録。第6~第12弾の全カードと第1弾~第5弾の一部が使えた同作では、[[DM-10]]の[[《母なる大地》]]はもちろんのこと、[[《青銅の鎧》]]や[[《サイバー・ブレイン》]]、[[《アストラル・リーフ》]]及びその進化元となる[[《マリン・フラワー》]]などが使用可能。さらになんと[[殿堂レギュレーション]]も存在しない。そのため、[[【ボルバルブルー】]]や[[【リーフボルバル】]]などの再現が可能となっており、聖拳編第一弾~第三弾という《ボルバルザーク》の全盛期の強さを体感することができる。ただし現在ではソフト・ハードともに生産が終わっているので、入手が非常に困難なのが難点である。

-「パワー6000のクリーチャーをすべて破壊する」というテキストは、このカードと[[《無双と竜機の伝説》]]でしか登場していないレアなテキストである。このカードを意識した効果であっても、[[《無双と竜機の伝説》]]以外のすべてで「パワー6000&color(red){''以下''};」に変更されている。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#d1daf834]
***最新バージョンの性能 [#xb4898f7]
|無双竜機ボルバルザーク SR 火/自然文明 (7)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン/アース・ドラゴン 6000|
|召喚によってバトルゾーンに出た時、次の自分のターン開始時まで、自分は「S・トリガー」を使えない。このターンが10ターン目以降なら、このターンの後で自分のターンをもう一度行う。(ただし、それが追加ターンなら発動しない)|
|召喚によってバトルゾーンに出た時、次の自分のターン開始時まで、自分は「S・トリガー」を使えない。このターンが自分の10ターン目以降なら、このターンの後で自分のターンをもう一度行う。(ただし、それが追加ターンなら発動しない)|
|スピードアタッカー|
|W・ブレイカー|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※DP殿堂''|

テキストが長いが、要約すると次の3パターンのいずれかになる。
[[DMPP-03]]で登場した。

■召喚以外の方法でバトルゾーンに出した時
-パワー6000、スピードアタッカー、W・ブレイカーとなる。
-[[《紅神龍バルガゲイザー》]]や[[《幻想妖精カチュア》]]、[[《爆竜兵ドラグストライク》]]などで出すことができる。
-効果としてのデメリットが発生しないが、同様にスピードアタッカーを持つ[[《ボルシャック・スピード・ドラゴン》]]や[[《神滅竜騎ガルザーク》]]((他にドラゴンがいる場合))などと比較すると見劣りする。
***TCG版からの変更点のまとめ [#b5ce33c6]
[[レアリティ]]が[[スーパーレア]]に昇格した。

■召喚して追加ターンを得られない時
-コスト7、パワー6000、スピードアタッカー、W・ブレイカーに加え、返しのターンに自分はS・トリガーが使えなくなるデメリットを持つクリーチャーとなる。
-しかし、相手がクリーチャーを出す前に[[《コッコ・ルピア》]]などで早期に召喚したり、ブロッカーなどで相手のブレイクを許さない状況でならこのデメリットはないも同然となる。
-ただ、ドラゴンである点以外は、単体性能が[[《ツインキャノン・ワイバーン》]]の劣化であるため、必要がなければこの条件下では召喚しないほうが無難である。
■強化された点
-[[cip]]で他のパワー6000のクリーチャーを破壊する効果がなくなった。
--《ボルバルザーク》自身もパワー6000のため、TCG版では複数体並べると他が破壊されていた。これにより[[追加ターン]]にさらなる打点として召喚することはできなかった%%が、デュエプレではそのように使えるようになった%% ((後に[[DP殿堂]]により、デッキに複数体入れることができなくなった。[[スタートチャージ10]]など、特殊なルールでは引き続き使うことができる。))。
-[[特殊敗北]]のデメリットが削除された。

■召喚して追加ターンを得る時
-コスト7、パワー6000、スピードアタッカー、W・ブレイカー、追加ターンを得られる。[[S・トリガー]]が使えなくなるのは「次の自分のターンのはじめまで」なので、相手のブレイクでS・トリガーが使えなくなる[[デメリット]]も、追加ターンによってなくなる((追加ターンになる前は[[暴発]]、[[シールド回収]]などでS・トリガーが使えないというデメリットはある))。
■弱体化された点
-[[追加ターン]]発動に条件が付加され、[[召喚]]による[[cip]]かつ%%%自分の%%%10ターン目以降でなければならなくなった。(下線部は2020年9月17日以降)
-条件付きで[[S・トリガー]]が使えなくなるデメリットが追加された。

本家と比べると、[[エクストラターン]]を得る難易度が上がっているが、[[特殊敗北]]がなくなったことで汎用性が上がっている。
盤面が優勢の時や早期決着が狙える時は[[《ツインキャノン・ワイバーン》]]の様に打点として出すことが出来、試合を引き延ばされた時は[[エクストラターン]]でバーストを狙うという、スイッチ的な使い方が出来るようになった。
また、本家の効果では[[【連ドラ】]]のような不用意に《ボルバルザーク》が出かねないデッキでは採用できなかったが、こちらは[[コスト踏み倒し]]による[[エクストラターン]]は得られないものの十分採用できるようになっている。
***特徴 [#q4081c35]
10ターン経過していなければ、追加ターンは得られず[[《ツインキャノン・ワイバーン》]]から要求文明が増え、パワーが1000下がり、[[S・トリガー]]が制限されるようになった[[下位互換]]となる。
しかし、10ターン経過しておらずとも[[召喚]]自体は可能で、S・トリガーが使えなくなっても相手側がブレイクしてこないと判断できる状態なら[[《ツインキャノン・ワイバーン》]]と同じように打点として出すことが出来、試合を引き延ばされたときは[[追加ターン]]で一気に攻め込むスイッチ的な使い方が出来る。
そもそも、1ターンだけ[[S・トリガー]]が使えないことが決定的な敗因になるのは「10ターン経過前に取れる行動が《ボルバル》召喚のみとなり、そこで勝利できず、デメリットとしてS・トリガーが封じられるために[[ブレイク]]&[[ダイレクトアタック]]を受けてしまう」という極めて限定的なケースぐらいである。根本的に[[S・トリガー]]が使えなくなることがデメリットとして機能することはほとんどない。

そして、他の[[多色]]にも言えることだが、[[デュエル・マスターズ プレイス]]の仕様上同じ[[文明]]を持つ[[多色]][[カード]]が1枚でも[[マナ]]にあれば[[召喚]]は可能である。これは火や自然のカードが他にきちんと入っているデッキでなくとも、[[追加ターン]]を狙うことがかなり容易になっている。

10ターン経過という制約もさほど厳しいものではなく、[[コントロール]]なら、そこまでの長期戦に十分持ち込める。ただし、10ターンも経過していれば、相手もそれなりに防御を固めているはずなので、追加ターンを得てもなお[[ダイレクトアタック]]まで持ち込めないことは多々ある。特に、相手が[[S・トリガー]]を多くデッキに入れているならなおさらで、無理に攻撃して[[S・トリガー]]を踏んで盤面を返されると、一気に不利になることは十分にある。相手にターンを返してしまった時、今度は相手が《ボルバルザーク》を召喚してきて、そのまま[[ダイレクトアタック]]まで持ち込まれるなんてことも多々ある。

***TCG版からの変更点 [#b5ce33c6]
そのため、[[ダイレクトアタック]]まで持ち込むのが難しいと思ったら、追加ターンを逆に守りを固めるために使うというのも手である。

-[[追加ターン]]発動に条件が付加され、[[召喚]]による[[cip]]かつ10ターン目以降でなければならなくなった。
-[[cip]]で他のパワー6000のクリーチャーを破壊する効果がなくなった。
-デメリットが[[特殊敗北]]から[[S・トリガー]]が使えなくなるものに変更になった。
-[[レアリティ]]が[[スーパーレア]]に昇格した。
-()で書かれた部分は[[注釈文]]ではなく、能力の一部である。追加ターン中に《ボルバルザーク》を召喚しても自分のS・トリガーロックも追加ターンの獲得も解決されない。

-パワー6000のクリーチャーを破壊する能力がなくなったため、自分のパワー6000のクリーチャーと共存させられるようにもなった。
-[[特殊敗北]]もなくなった。TCG版では相手に[[《母なる大地》]]で強制的に敗北効果を使わされることもあったが、そのようなことも発生しなくなった。
-本家の効果では[[《紅神龍バルガゲイザー》]]のように望まぬタイミングで《ボルバルザーク》が出かねないデッキでは[[特殊敗北]]のせいで採用しづらかったが、こちらでは問題なく採用できるようになった。

-《ボルバルザーク》を追加ターンではないターン中に複数体出せば、出した数だけ[[追加ターン]]のストックを得られる。
--[[DP殿堂]]により、[[《エクストリーム・クロウラー》]]などのオール[[バウンス]]を噛まさなければ実現不可能になった。((余談だが[[DP殿堂]]が適用されない[[クイック・ピック]]では《ボルバルザーク》が候補として2回表示されることがある))

-[[DP殿堂]]前は、「ある程度の打点を揃えられ、10ターン目を目指せる」カードならどんなカードとも併用できると言っても過言ではなかった。[[デッキビルディング]]における制約が非常に緩く、対抗するデッキが出現しても、それに対応する[[メタ]]カードを入れてればいいだけというのも強さのひとつであった。
--実際、火や自然のカードが《ボルバルザーク》4枚のみでもデッキが十分機能することが知られていた。[[DP殿堂]]後も、多色カードをプレイする難易度は変わっていないものの、《ボルバル》1枚+色合わせに《ウインドアックス》など3枚という構成にしたのでは、デッキパワーが大幅に弱体化することになる。

-後に登場した[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]と比べても《ボルバルザーク》の強さは圧倒的である。どちらも[[S・トリガー]]がほとんど効かないフィニッシャーで、多くの[[コントロール]]で使えるという点では共通している。《サファイア》は早出しが可能であるものの
--[[ブロッカー]]1体で《サファイア》の攻撃を止められる
--相手がシールド5つの状態から1ターンに《サファイア》単体でシールドを全て焼却することはできない
--コストが重いため《サファイア》を出したターンはほぼ攻撃しかできない

という特徴がある。対して《ボルバルザーク》は

--《ボルバルザーク》以外のクリーチャーも実質2回攻撃になるため、多少ブロッカーがいても押し切ることができる
--相手がシールド5つの状態からでも追加ターンも含めて[[ダイレクトアタック]]まで持ち込むのは比較的容易
--追加ターンで1ドロー、全マナアンタップしており、他のカードを使って除去、ハンデス、ブロッカーの追加、追撃要員を出すなど様々なプレイングができる

という点から、《ボルバルザーク》は《サファイア》とは一線を画していると言える。

-[[ハイランダー]]戦でも非常に強力である。ルール上環境全体が低速化しがちで、10ターン目を迎えやすく、さらに自身は元々[[グッドスタッフ]]のため多くのデッキに入れられる。また、元々全てのカードが1枚ずつしか入れることができないため、[[DP殿堂]]は足枷にならない。

***環境において [#b5ce33c6]
[[DMPP-03]]リリース最初期以降から[[DP殿堂]]までの期間、環境のトップメタを走り続けた。
その活躍については「[[DMPP-01〜DMPP-05環境 (デュエプレ)]]」に記載。

10ターン経たないと追加ターンを得られないことから、どの時期にも[[コントロール]]で採用される。それどころか「追加ターンを得るために他のカードで10ターン目まで試合を引き伸ばす」前提でデッキが組まれている。

[[コントロール]]ではないデッキでの採用は、[[《コッコ・ルピア》]]入りのドラゴン軸デッキのみといっても過言ではない。[[《コッコ・ルピア》]]の[[コスト軽減]]とシナジーがある[[グッドスタッフ]]として挿されていた。

9月上旬のランクマッチにおける採用率が41.9%、公式大会「[[BATTLE ARENA]]」においても引き続き高い採用率だった事態を受け、2020年9月17日付でデュエプレ版の[[殿堂入り]]というべき、[[DP殿堂]]に指定された初のカードとなった。

DCGでは珍しく、ナーフして4枚使用可能を続投という形にはならなかった。これは、デュエプレの仕様を利用した「デッキ内の火と自然が《ボルバルザーク》4枚だけ」という構築が横行していた問題を解消するためだと思われる。

[[DP殿堂]]後は、[[コントロール]]の締めが《ボルバル》というデッキは少なくなった。
[[除去コントロール]]・[[ハンデスコントロール]]は緑を1枚も入れなくなり、火/緑入り中速デッキの隠し味的な最後の[[切り札]]という立ち位置に落ち着いた。
直接は[[DP殿堂]]の被害を受けていないはずの[[【5色ヘブンズ・ゲート】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]にすら多大な影響を与えることとなる。
それほど、《ボルバル》以外の自然文明のカードがコントロール戦術に適していなかったということだろう。

-[[DMPP-06]]では【緑抜き4色ヘブンズ・ゲート】が一般的となった。高パワーの[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]対策も、[[《アクア・リバイバー》]]や[[《魂と記憶の盾》]]などでまかなえていた。
-[[DMPP-07]]になり、[[《剛撃聖霊エリクシア》]]のパワーが欲しくなる場面が増え、《ボルバル》と《エリクシア》が天門に再投入されるようになっていった。
-[[DMPP-08EX]]期には色が合う[[【クリーチャーコントロール】]]の[[【アガピトスエンジン】>【アガピトスエンジン】 (デュエプレ)]]が開発されたが、[[マナ]]が大きく伸び、10ターン以内に決着を付けることもあるデッキの構築上、[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]や[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]が好んで使われ、このカードは採用候補の一つに留まっている。

***アップデート履歴 [#j650edb9]

2020年4月23日に使用可能になってから、2020年9月17日実施のメンテナンスまでの147日間、[[DP殿堂]]ではなかった。

また、この[[DP殿堂]]と同時に、テキストの微調整が行われた。
その部分は弱体化とはみなしていないようで、[[レジェンダリー・ディビジョン]]で復刻する際は「自分の」が追加されたテキストで使用可能になる。

***その他 [#lf679ca5]
-このカードの登場によって、「先攻プレイヤーは、後攻プレイヤーが《ボルバルザーク》の追加ターン獲得権を得られるより先に追加ターン獲得権を得られる」という覆し難いアドバンテージを獲得することになった。
-このカードの登場によって、「先攻プレイヤーは、後攻プレイヤーよりも先に《ボルバルザーク》の追加ターン獲得権を得られる」という覆し難いアドバンテージを獲得することになった。

-ほかの[[多色]]にも言えることだが、[[デュエル・マスターズ プレイス]] の仕様上、同じ[[文明]]を持つ[[多色]][[カード]]が1枚でも[[マナ]]にあれば[[召喚]]は可能である。これは、[[赤緑]]を含んだ[[ビートダウン]]以外でも、[[エクストラターン]]を狙うことが可能であることを意味している。
-10ターンという制約と新たに得たデメリットがほとんど足枷にならず、[[特殊敗北]]とパワー6000の破壊効果が削除されたことにより、TCG版より立ち回りの幅が増えてしまった。
--これらの要因により「先攻ゲー」、「第二の[[ボルバル・マスターズ]]」などと呼ばれることもある。

-《ボルバルザーク》を同一ターン中に複数体出せば、出した数だけ[[エクストラターン]]を得る事ができる。しかし、要求マナと手札の多さから[[《コッコ・ルピア》]]のコスト軽減などを合わせても現実的には2体同時召喚が限界だろう。それでも[[オーバーキル]]ではあるが。
-[[デュエプレ]]の背景ストーリーでは、多色の象徴として火文明の[[無限軍団>ウェーブストライカー]]から襲撃を受けた模様。尚、[[DMPP-04]]現在その後の生死は不明。

//***実戦において [#j7b5ef9e]
//正直なところ、「《ボルバルザーク》でエクストラターンを得る」というコンセプトは非常に難しいと言わざるをえない。
//
//まず、エクストラターンを確実に使いたければ、10ターン経過するまでゲームを長引かせる必要があるが、これがかなり難題である。
//
//相手が[[【速攻】]]が場合、10ターンも長引かせられたのであればそれだけ相手の攻め手を完封できているということであり、《ボルバルザーク》を出さなくても十分勝てるはずである。[[コントロール]]が相手の場合、10ターンも待っていたら相手にコントロールする猶予を与えてしまい、[[追加ターン]]を得ても状況が打開しにくくなりやすい。
//
//また、火と自然が長期戦向きの文明ではないのもかなりネック。ただデュエルマスターズプレイスの仕様上このカードが1枚でもマナにあれば色は確保できるので火と自然がほとんど関係がないようなデッキに2~3枚投入しておくだけでも召喚は可能である。追加ターンを得るためには長期戦になっているはずなので少ない枚数でも引いている可能性は十分にある。
//
//逆の見方をするならば
//「''赤緑の速攻デッキを使い、相手に10ターンも長引かされ息切れした状態でも、今引きからのエクストラターンで逆転できるかもしれない''」
//「''コントロールデッキは10ターン以上かけて相手を制圧しているようでは相手の《ボルバルザーク》のお膳立てになりかねない''」
//ということである。
//試合の目的をエクストラターン獲得とするぶんには使いにくいが、試合に勝利するという過程においてエクストラターンを利用するのであれば非常に有用なフィニッシャーであるといえる。
//↑個人の意見などが強く出ており、個人のTwitterやブログ向きの記述です。
-「ボルバルザークは二度と作らない」という格言を、TCG版だけではなくデュエプレでも見事に破って見せた。
--[[公式ミニ番組>https://www.youtube.com/watch?v=_n-GmkcCdhw]]では、[[エクストラターン>追加ターン]]は「どうやっても、壊れちゃう」が、「手加減をしすぎれば当然これは《ボルバルザーク》じゃないってなりますし」と語られ、どうすればバランス崩壊ギリギリのラインの強さを実現できるのかという思いが読み取れた。実装自体はデュエマを知らない人すらも知っているカードというインパクトから既定路線だったとのこと。

//-おそらく、追加ターン中に《ボルバルザーク》を召喚すると、追加ターンが得られないのは当然だが、S・トリガーが使えなくなるデメリットも受けないものと思われる。([[《トンカチ・シュモック》]]の「この能力は、追加ターンでは使えない。」の裁定を根拠とする。)
//さらに特殊敗北と同パワーの破壊があるTGC版と違って、《ボルバルザーク》を複数体並べて追加ターンを複数回行うことができる。
//23日に詳細判明してから書いてください。
-[[シークレット版>シークレットカード]]の[[フレーバーテキスト]]の雰囲気はどこか[[《超神龍バイラス・テンペスト》]]に似ている。シークレットの登場時は「悠久の歴史より参った!」という台詞が用意されている。

//相手が[[【速攻】]]だった場合、10ターンも長引かせられたのであればそれだけ相手の攻め手を完封できているということであり、《ボルバルザーク》を出さなくても十分勝てるはずである。[[コントロール]]が相手の場合、10ターンも待っていたら相手にコントロールする猶予を与えてしまい、[[追加ターン]]を得ても状況が打開しにくくなりやすい。
//また、火と自然が長期戦向きの文明ではないのもかなりネック。ただ追加ターンを得るためには長期戦になっているはずなので少ない枚数でも引いている可能性は十分にある。
//「''赤緑の速攻デッキを使い、相手に10ターンも長引かされ息切れした状態でも、今引きからの追加ターンで逆転できるかもしれない''」
//ということでもある。
//試合の目的を追加ターン獲得とするぶんには使いにくいが、試合に勝利するという過程において追加ターンを利用するのであれば非常に有用なフィニッシャーになりうる。
//コンセプトにはならずとも、補助的な役割は十分果たしてくれるポテンシャルはあるだろう。
//↑煮詰まった環境下でないと断定できない部分、不要な強調であると思われる部分は削除し、研究に役立つカードの性質やテクニックとなりえる部分を残しました。。
-召喚した際は、バトルゾーン全体が雲に覆われ、突き刺さっている剣が現れると同時に剣を中心に雲が消え去り、そこへ《ボルバルザーク》が降り立つ演出となっている。
--[[DMPP-16]]で実装された[[《ボルバルザーク・エクス》]]も同様の召喚演出となっている。

-《無双竜機ボルバルザーク》では絶対に相手ターン中に[[追加ターン]]を得ることはできない。ところが、テキストが変更される前の性能で「相手のターンに召喚扱いで出す」特別なコンボをしなくても[[DMPP-22]]で登場した[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]を使えば簡単に相手ターン中に追加ターンを得た際の挙動を確認することができる。
--《ガイギンガ》でTCGの進行と同じ「[[ターン数]]のカウントに入る相手のターン(通常ターン)→自分の[[追加ターン]]([[ターン数]]を進めない)→自分の通常ターン」になることが確認できる。


**関連カード [#g98dedc2]
-[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]&br;…[[DM-28]]で登場した[[転生]]版。自身の[[アンタップ]]による連続攻撃で[[エクストラターン]]を再現。
-[[《蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]&br;…[[DM-34+1S>DM-34+1S 「神化編 第3弾 烈火の刃(クロス・ジェネレーション)+1SUPER」]]で登場した上記[[紫電]]の亜種。こちらも自身の[[アンタップ]]による連続攻撃で[[エクストラターン]]を再現。
-[[《ボルバルザーク・エクス》]]&br;…[[DMX-04]]で登場した転生版。マナの全アンタップでエクストラターンを再現。現在は[[殿堂入り]]。
-[[《無双竜鬼ミツルギブースト》]]&br;…姿形が酷似。[[火力]]の範囲もほぼ同一
-[[《無双竜機フォーエバー・メテオ》]]&br;…こちらも姿形が酷似。[[カード名]]と[[スペック]]に[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]との類似点がある。
-[[《キング・ボルバルザーク》]]&br;…[[DMX-24>DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」]]でのリメイク。[[エクストラターン]]の条件はやや厳しめに調整されている。
-[[《無双と竜機の伝説》]]&br;…[[DMEX-01>DMEX-01 「ゴールデン・ベスト」]]で登場した呪文版リメイク。本家同様6000[[火力]]と[[エクストラターン]]を得られ、しかも[[特殊敗北]]能力は失われているが、[[クリーチャー]]を残さないため本家と比較して[[クリーチャー]]の[[攻撃]]できる回数が[[エクストラターン]]含めて2回少なくなる。
|[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]|[[DM-28]]で登場した[[転生]]版。自身の[[アンタップ]]による連続攻撃で[[追加ターン]]を再現。|
|[[《蒼神龍ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]|[[DM-34+1S]]で登場した上記[[紫電]]の亜種。こちらも自身の[[アンタップ]]による連続攻撃で[[追加ターン]]を再現。|
|[[《ボルバルザーク・エクス》]]|[[DMX-04]]で登場した転生版。マナの全アンタップで追加ターンを再現。かつては[[殿堂入り]]していたが現在は解除済み。|
|[[《キング・ボルバルザーク》]]|[[DMX-24]]でのリメイク。[[追加ターン]]の条件はやや厳しめに調整されている。|
|[[《無双と竜機の伝説》]]|[[DMEX-01]]で登場した呪文版リメイク。本家同様6000[[火力]]と[[追加ターン]]を得られ、しかも[[特殊敗北]]能力は失われているが、[[クリーチャー]]を残さないため本家と比較して[[クリーチャー]]の[[攻撃]]できる回数が[[追加ターン]]含めて2回少なくなる。|
|[[《禁断竜王 Vol-Val-8》]]|[[追加ターン]]獲得繋がりで[[《禁断機関 VV-8》]]と合体させられた[[ディスペクター]]|
|[[《無双龍騎 ボルバル・モモキング》]]|力を受け継いだ[[モモキング]]|

-[[《無双竜鬼ミツルギブースト》]]…姿形と[[火力]]の範囲が酷似
-[[《無双竜機フォーエバー・メテオ》]]…姿形が酷似
-[[《鬼ヶ王魔 エンド・ジャオウガ》]]…[[スピードアタッカー]]、[[cip]]で[[追加ターン]]と莫大なデメリット

-家族
--[[《覚醒竜機ボルバルザークJr.》]]……息子。[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]との間に儲けた。
--[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]……妻。[[温泉]]で出会った。

**[[フレーバーテキスト]] [#m8d15bfa]
-[[DMEX-08]]&br;我を本気にさせたこと、後悔させてやる。[[地獄>ボルバル・マスターズ]]を見せて光のかなたに消すぞ。 ー無双竜機ボルバルザーク
やだー! ー[[ブルース・ガー>《ブルース・ガー》]]
-[[DMEX-08]]&br;'''我を本気にさせたこと、後悔させてやる。[[地獄>ボルバル・マスターズ]]を見せて光のかなたに消すぞ。 ー無双竜機ボルバルザーク'''&br;'''やだー! ー[[ブルース・ガー>《ブルース・ガー》]]'''
-[[DMEX-17]]&br;'''無双竜機。その名の通り、無双の力を発揮したボルバルザークは前年のデュエキングを打ち破り、新たな[[王の時代>ボルバル・マスターズ]]を打ち立てたのだった。 - 『エターナル・リーグ』'''
-[[DMPP-03]]、[[DMPD-05]]&br;'''荒廃していく世界を救うため、異なる文明のドラゴンが奇跡の融合を遂げた。これが[[伝説>ボルバル・マスターズ]]の始まりとなる。'''
-[[DMPP-03]](シークレット)&br;'''燃え盛る[[激情の炎>アーマード・ドラゴン]]、吹き荒ぶ[[大地の息吹>アース・ドラゴン]]。[[時すら超える>追加ターン]]存在が勝利を呼び込む。'''

-[[DMPP-03]]
荒廃していく世界を救うため、異なる文明のドラゴンが奇跡の融合を遂げた。これが[[伝説>ボルバル・マスターズ]]の始まりとなる。
**収録セット [#p176ea89]
***[[デュエル・マスターズ]] [#paac8b82]
-illus.[[Sansyu]]
--[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」>DM-10]]
--[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」>DM-10]](9/110)
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](236/???)
--[[DMEX-17 「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」>DMEX-17]](W2/W20)
-illus.[[Sansyu]]/[[SMDE]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]]
--[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]](62b/???)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#p859e90a]
-CV:[[水中雅章]]
-illus.[[Sansyu]]
--[[DMPP-03 第3弾「英雄の時空 -ETERNAL RISING-」>DMPP-03]]
--[[DMPP-03 「英雄の時空 -ETERNAL RISING-」>DMPP-03]]
--[[DMPD-05 「伝説竜の凱歌」>DMPD-05]]
-illus.[[danciao]]
--[[DMPP-03 「英雄の時空 -ETERNAL RISING-」>DMPP-03]](シークレット)

**参考 [#u22e46fa]
-[[アーマード・ドラゴン]]
-[[アース・ドラゴン]]
-[[タップイン]]
-[[cip]]
-[[火力]]
-[[エクストラターン]]
-[[追加ターン]]
-[[ターンエンド]]
-[[特殊敗北]]
-[[スピードアタッカー]]
-[[W・ブレイカー]]

-[[殿堂入り]]→[[プレミアム殿堂]]
-[[ボルバル・マスターズ]]

-[[【ボルバルステロイド】]]
-[[【ボルバルブルー】]]
-[[【リーフボルバル】]]
-[[【ボルバルホワイト】]]
-[[【ボルバルブラック】]]
-[[【除去ボルバル】]]
-[[【カウンターボルバル】]]
-[[【バジュラズブルー】]]
-[[【除去バジュラズ】]]
-[[【ボルバルバスター】]]
-[[【ボルバル】]]

-[[聖拳編環境]]
-[[転生編環境]]

&tag(クリーチャー,火文明,自然文明,多色,コスト7,アーマード・ドラゴン,ドラゴン,アース・ドラゴン,パワー6000,cip,火力,スピードアタッカー,W・ブレイカー,エクストラターン,特殊敗北,ドラゴン,プレミアム殿堂,ベリーレア,Sansyu,SMDE);
-[[【ボルバルザーク】 (デュエプレ)]]
-[[【ブライゼボルバル】 (デュエプレ)]]
-[[【5色ヘブンズ・ゲート】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]

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