#author("2020-01-24T13:43:42+09:00","","")
*《&ruby(かえんりゅうせいだん){火炎流星弾};》 [#uc4a3f63]

|火炎流星弾 UC 火文明 (1)|
|呪文|
|S・トリガー|
|相手の「ブロッカー」を持つパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。|

[[DM-06]]で登場した[[火]]の[[S・トリガー]][[呪文]]。最も代表的な[[ブロッカー]][[破壊]][[呪文]]。
 
たった1[[コスト]]で[[パワー]]6000以下の[[ブロッカー]]を[[破壊]]できる。

ほかの[[ブロッカー]][[除去]]カードと比較すると、1[[コスト]]とひたすら軽い代わりに[[パワー]]制限がある。[[ゲーム]]後半になるとカードパワーが足りず腐るので、主に軽さが生きやすい[[【速攻】]]に投入されていた。
かつての[[【速攻】]]では主力となった[[ブロッカー]][[除去]]手段であり、[[火]]絡みの[[【速攻】]]が多い要因の1つとなっていた[[カード]]である。


**環境において [#i9b10fa0]
[[【速攻】]]は中堅[[ブロッカー]]を対処できずに勝負がもつれ込んでしまうと敗北が濃厚なので、「6000という[[パワー]]制限があっても早期決着の補助をするには十分である」と評価され、愛用されていた。

この[[カード]]が登場した当時は[[《アストラル・リーフ》]]全盛期であったため、後攻からでも相手の[[《マリン・フラワー》]]→[[《アストラル・リーフ》]]の流れを断ち切れる1枚としても注目された。


[[マナ]]をほとんどためない[[【速攻】]]において1[[コスト]]という軽さは強力な武器であり、[[クリーチャー]]展開と同[[ターン]]に[[ブロッカー]][[除去]]を打ち込める。2[[コスト]]の[[ブロッカー]][[除去]]となると範囲も汎用性も大きく広がるが、[[【速攻】]]では下手に手札を[[マナ]]に切れない以上、運用性はこの[[カード]]に大きく劣る。
[[【速攻】]]以外でも、余った[[マナ]]で適当に打ち込めるため、[[マナ]]があまり伸びず[[手札]]に余裕が出来やすい[[ビートダウン]]で採用されることもある。

軽さを武器とする優秀な[[ブロッカー]][[除去]]の1つとして長年[[【速攻】]]等に採用されていたが、[[ブロッカー]]の[[パワー]]が増加するにつれ、太刀打ち出来ない場面が増えていった。さらに[[《パワフル・ビーム》]]や[[《ハンマー野郎 オニドツキ》]]など[[パワー]]を問わずに[[ブロッカー]]を[[除去]]する[[カード]]が増えると、採用が見送られるようになった。

低コスト帯には[[《スチーム・ハエタタキ》]]のように、こちらより少しパワーは下がるが[[クリーチャー]]の種類を指定せずに[[除去]]できる汎用性の高い[[カード]]も登場した。
それらの[[カード]]すら採用を見送られている中で、こちらを採用するメリットはほとんどないと言えるだろう。

**その他 [#mf793cb0]
-[[コスト論]]から考えると[[パワー]]6000以下の[[クリーチャー]]を[[破壊]]するには6[[コスト]]相当の[[呪文]]が必要になるので、[[ブロッカー]]がいかに[[破壊]]しやすいかがよく分かる。また、1[[コスト]]で[[S・トリガー]]付きというのは考えられる[[コスト]]設定で最も[[軽い]]。[[火]][[文明]]の[[ブロッカー]]への対抗力が非常に高い事が伺える。

-[[ブロッカー]]を無条件に[[破壊]]できる最も[[軽い]][[呪文]]は、2[[コスト]]の[[《ザ・ストロング・クラッシュ》]]と[[《パワフル・ビーム》]]、[[《ガンガン音弾破》]]、[[闇]]だと[[《クリティカル・ブレード》]]がある。[[《ガンガン音弾破》]]と[[《クリティカル・ブレード》]]にはこちらと同じく[[S・トリガー]]が付く。

-[[【速攻】]]といえどその中でも速度には差があるため、投入する[[デッキ]]はよく検討する必要があった。比較的遅い[[【速攻】]]はその分[[クリーチャー]]のカードパワーが高く、中堅[[ブロッカー]]を自力で踏み越える者が出てくる上に、ゲームの速度に呼応して[[ブロッカー]][[除去]]も質が高いものが求められるため、このカードが入ることは少ない。比較的早い[[【速攻】]]では[[クリーチャー]]のカードパワーを犠牲に1[[マナ]]域からひたすらに展開&ビートをしていくため[[ブロッカー]]が極めて刺さりやすい上に、ゲームの速度に呼応して[[ブロッカー]][[除去]]も展開に支障を出さないようにより手軽なものが求められる。このカードはまさにこのような[[【速攻】]]でこそ強さを発揮していた。例えば、[[【赤黒速攻】]]や[[【赤白速攻】]]などである。

-[[ブロッカー]]という条件を外すと[[《ドリル・トラップ》]]になる。さらにそこに自分のシールド焼却のデメリットをつけると[[《ボルカニック・アロー》]]になる。特に後者は、以前から共に[[【速攻】]]に投入されてきた優秀な除去カードであり、枠を争うライバルでもある。

-[[【ヘブンズ・ゲート】]]から繰り出されるような大型[[ブロッカー]]や、呪文の効果に選ばれない[[《墓守の鐘ベルリン》]]には何もできない。これらへの対抗策として[[ブロッカー]]を無条件で[[破壊]]できる[[《パワフル・ビーム》]]や、[[《墓守の鐘ベルリン》]]を処理しつつ打点として運用可能な[[《ハンマー野郎 オニドツキ》]]などがある。


-漫画では[[勝舞>切札 勝舞]]や[[バケツマン>ザ・グレートバケツマン]]が使用している。

-北米版デュエル・マスターズ「[[Kaijudo]]」においては[[《ガンガン音弾破》]]と同一の性能になっている。

**関連カード [#jdde1c30]
-[[《火銃秘宝ザビ・グリーゼ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#yca21546]
-[[DMC-55>DMC-55 「コロコロ・レジェンド・7」]]、[[DMC-61>DMC-61 「コロコロ・ドリーム・パック4(エターナル・ヘヴン)」]]&br;'''隕石落とし! [[巨大な壁>ブロッカー]]をぶち壊せ!'''


**収録セット [#o9dcb986]
***[[デュエル・マスターズ]] [#u34bad39]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Jason]]
--[[DM-06 「闘魂編(インビンシブル・ソウル) 第1弾」>DM-06]]
--[[DMS-02 「闘魂編(インビンシブル・ソウル)スターターセット」]]
--[[DMC-06 「超速!火竜(ドラゴン・ストライクス)デッキ」]]
--[[DMC-09 「勝舞神龍(しょうぶドラゴン・レジェンド)デッキ」]]
--[[DMC-23 「スピードバーン1/2デッキ」]]
--[[DMC-34 「コロコロ・ドリーム・パック2(エターナル・レガシー)」]]
--[[DMC-55 「コロコロ・レジェンド・7」]]
--[[DMC-61 「コロコロ・ドリーム・パック4(エターナル・ヘヴン)」]]

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#g45b3f5f]
-illus.
--[[DMPP-01 第1弾「超獣の始動 -MASTER OF DUEL-」>DMPP-01]]

**参考 [#s7e4ba69]
-[[S・トリガー]]
-[[ブロッカー]]
-[[火力]]
-[[除去]]
-[[【速攻】]]
-[[【赤単速攻】]]

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