#author("2023-09-23T12:16:31+09:00","","")
*《&ruby(めっさつじん){滅殺刃}; ゴー・トゥ・ヘル》 [#p8ef5275]

|滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル VIC 闇文明 (4)|
|ドラグハート・ウエポン|
|このドラグハートが出た時、または、これを装備したクリーチャーが攻撃する時、コスト5以下のファンキー・ナイトメアを1体、自分の墓地から出してもよい。|
|''龍解'':自分のターンの終わりに、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップして置いてもよい。そうしたら、自分のクリーチャーを4体破壊する。|
|(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーが離れた場合、そこに戻す)|
|BGCOLOR(white):龍解後⇒[[《魔壊王 デスシラズ》]]|

[[DMR-13]]で登場した[[ビクトリー]]を持つ[[闇]]の[[ドラグハート・ウエポン]]。

[[バトルゾーン]]に出した時と[[装備]]した[[クリーチャー]]が[[攻撃]]する時に[[コスト]]5以下の[[ファンキー・ナイトメア]]を[[リアニメイト]]する効果と、自分ターンの終わりに[[任意]]で[[龍解]]できる効果を持つ。

唯一[[龍解]]を[[任意]] %%かつ無条件?%%(理由は後述) で行える[[ドラグハート・ウエポン]]。
ただし[[龍解]]すると自分の[[クリーチャー]]を4体も[[破壊]]しなければならない。

このカードを[[装備]]した[[ドラグナー]]の他に3体という条件は中々厳しいように感じるが、[[バトルゾーン]]に出してすぐに[[ファンキー・ナイトメア]]を[[リアニメイト]]できるので、実際に揃える数は2体で良い場合がほとんど。[[ファンキー・ナイトメア]]は[[pig]]能力持ちが多く、[[破壊]]されて初めて[[アドバンテージ]]を取れる[[クリーチャー]]が多いので[[ディスアドバンテージ]]もさほど気にならないだろう。
上記にもあるように[[龍解]]は[[任意]]のため、数を減らすことを嫌うならば[[龍解]]せずに[[攻撃]]しつつ[[ファンキー・ナイトメア]]を[[リアニメイト]]していくのもひとつの手。

-[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]と[[《極・龍覇 ヘルボロフ》]]登場後は[[汎用性]]と[[除去]]耐性で勝るあちらにお株を奪われがち。活かすのであれば[[ファンキー・ナイトメア]]主体のデッキで軽さを武器にする他ない。

-[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]同様に[[進化クリーチャー]]でも出せる。したがってコスト5以下の[[進化]][[ファンキー・ナイトメア]]が存在すれば、これを[[装備]]した[[《龍覇 ウルボロフ》]]の上に重ねることで[[アタックトリガー]]もそのターン中に発動させることができた。しかし、[[ドラゴン・サーガ]]中にリリースされることはなかった。
--その後[[DMR-17]]で初の[[進化]][[ファンキー・ナイトメア]]である[[《侵略者 デカペンタ》]]が登場。[[超次元ゾーン]]に[[《龍魂城閣 レッドゥル》]]の枠を割く必要も、[[墓地]]の[[《龍覇 ニンジャリバン》]]を無駄に消費させる必要もなく、[[装備]][[クリーチャー]]を即攻撃に回せられるようになった。[[DMR-18]]ではより相性の良い[[《デュエにゃん皇帝》]]が登場する。[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]とは異なるベクトルでひとつのアイデンティティを確立できるかもしれない。
--その後[[DMEX-12]]にて強力な[[ファンキー・ナイトメア]]が大量収録され、もはや完全な差別化に成功したと言える。特に[[《レイノ・ウッシ/「また引きずり込まれる〜」》]]と[[《ダルピ・ルッピー》]]は展開力を底上げしてくれるので高相性。

-デュエル・マスターズVSでは、[[コジロー]]の使用する[[ドラグハート]]にして[[切り札]]として活躍している。ちなみに、アニメでは「めっ''さい''じん ゴー・トゥー・ヘル」と呼ばれてしまっている(正しい読みは「めっ''さつ''じん ゴー・トゥー・ヘル」)。また演出の都合上か、龍解前に破壊効果を発動している。

**裁定について [#m3a9cc50]

ここで問題となるのは以下の能力に対する裁定である。

|このクリーチャーが攻撃する時、相手は自身の手札を2枚選んで捨てる。相手がそうしなければ、自分はカードを2枚引いてもよい。|

>Q.相手の手札が1枚の状況で、[[《トゥリナーツァッチ <エンパペ.Star>》]]の「攻撃する時」の能力を使った場合、どうなりますか?
A,相手が手札を2枚捨てられない状況なので、相手は手札を1枚も捨てず、自分は2枚引けます。&br;テキストに「そうしなければ」とある効果は、相手が「そうしなければ」の前に書かれた効果を実行できたどうかを確認して、後半の効果を実行するか決定します。前半の効果は一部分だけ実行できる状況では何もせず、後半の効果だけ実行します。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41168]](2022.4.22)


#br

これを逆転して考えると、

|自分のターンの終わりに、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップして置いてもよい。そうしたら、自分のクリーチャーを4体破壊する。|

というテキストなら「そうしたら、自分のクリーチャーを4体破壊する」が実行できない場合には「このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップして置いてもよい」は何もしないということになってしまう。

従来、総合ルール101.3.により、自分のクリーチャーが0体の状態で[[《龍覇 ウルボロフ》]]と《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》だけの状態にし、[[ターン終了ステップ]]に[[《魔壊王 デスシラズ》]]ごと破壊して大型の[[《学校男》]]として扱うことも可能だと考えられていた。

また、[[ウエポン]]を[[装備]]したクリーチャーが[[封印]]されると、そのウエポンは超次元ゾーンに戻らず能力も無視されない(龍解が可能なら龍解する)裁定で、以下のテクニックも存在していた。

-[[龍解]]条件が無条件なので、[[装備]][[クリーチャー]]を含む自軍のクリーチャーが[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]や[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]によって[[封印]]された時にも応戦できる。当然、封印されたクリーチャーは[[無視される>無視]]扱いなので、龍解時デメリットで破壊されない。特に対《ドキンダム》に対しては《デスシラズ》の能力で破壊することでゲームに勝利できるため、[[禁断解放]]によるカウンターへの強力な牽制となりうる。


#br

もちろん、上の記述は『''テキストに「そうしなければ」とある効果''』と明記されているため、この疑問が杞憂で終わる可能性もある。

根本的に、一部のカードは「A。そうしたら、B」で、B効果が[[非公開ゾーン]]を対象にしていて完全に効果を実施できるかわからないもの([[《転生プログラム》]]の[[強制]]クリーチャー踏み倒し)、能力宣言時には問題なく行えても、[[常在型能力]]で処理中に規制されるもの(お互いのシールドが7つの状態で[[《極悪!獄鬼夜城》]]があり、[[《ガチャンコ ミニロボ3号》]]や[[《堕呪 ウキドゥ》]]で一時的にシールドを1つ減らしてからの強制[[シールド追加]])はどうなるのか、と従来から解釈が変わることで進行が困難な効果が登場してしまう。
「そうしなければ」以外のテキストでそういったアナウンスはなされていないことも、《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》の挙動に変更はないと予想できる。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#a715d925]

[[DMPP-22]]で実装。[[《龍覇 ウルボロフ》]]を入手することで特典として付いてくる。

盤面上限があるゲームの仕様で、自分のクリーチャーを4体破壊できる状態は盤面パンク一歩手前のリスクが伴っている。相対的に[[《魔壊王 デスシラズ》]]として登場させた[[アタックトリガー]]を狙いづらくなった感はある。

**[[サイクル]] [#c0dbcd6e]
[[DMR-13]]の[[ビクトリー]]を持つ[[ドラグハート・ウエポン]]サイクル
-[[《不滅槍 パーフェクト》]]→[[《天命王 エバーラスト》]]
-[[《真理銃 エビデンス》]]→[[《龍素王 Q.E.D.》]]
-''《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》''→[[《魔壊王 デスシラズ》]]
-[[《銀河大剣 ガイハート》]]→[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]
-[[《始原塊 ジュダイナ》]]→[[《古代王 ザウルピオ》]]

**関連カード [#daa5ab84]
-[[《龍覇 ウルボロフ》]]
-[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]

**収録セット [#mca288c7]
***[[デュエル・マスターズ]] [#ddbee736]
-illus.[[Yuukoo009]]
--[[DMR-13 「ドラゴン・サーガ 第1章 龍解ガイギンガ」>DMR-13]](V3a/V4)
--[[DM22-EX1 「黄金戦略!!デュエキングMAX 2022」>DM22-EX1]](2a/130)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#t2b41949]
//-CV:[[]]
-illus.[[Yuukoo009]]
--[[DMPP-22 「龍解紅蓮伝 -BEGINNING SAGA-」>DMPP-22]]

**参考 [#u0711cb3]
-[[ドラグハート・ウエポン]]
-[[cip]]
-[[装備]]
-[[クリーチャー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[ファンキー・ナイトメア]]
-[[コスト]]
-[[リアニメイト]]
-[[龍解]]
-[[ターン]]
-[[アンタップ]]
-[[スーサイド]]
-[[ビクトリー]]
----
公式Q&A
>Q.[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]が「龍解」する際に[[《悪夢卍 ミガワリ》]]を装備したクリーチャーを含む4体を破壊しました。この[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]は「龍解」しますか?
また、''《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》''も同様に「龍解」しますか?
A.はい、[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]は破壊することが条件ですので、破壊しようとしたクリーチャーが墓地に置かれなくても「龍解」できます。また、 ''《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》''は「龍解」した後に破壊しますので[[《魔壊王 デスシラズ》]]をバトルゾーンに残すには[[《悪夢卍 ミガワリ》]]を装備したクリーチャーと、他に3体クリーチャーを破壊します。(総合ルール 609.1 701.6)
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34399]]

//↓これ、《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》じゃなくて《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》のQ&A
//>Q.自分のバトルゾーンにクリーチャーが3体います。それらを破壊して[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]を龍解させることはできますか?
//A.いいえ、4体を破壊しようとした時にしか龍解することはできません。
//[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37210/]]
//
//>Q.4体破壊しようとして、そのうち1体が置換効果でバトルゾーンにとどまりました。[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]を龍解させることはできますか?
//A.はい、結果的に破壊しようとしたクリーチャーがバトルゾーンにとどまっていても、破壊しようとした事実は変わらないので龍解することが可能です。
//[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/37211/]]

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