#author("2023-08-26T10:25:36+09:00","","")
*《&ruby(しんえん){深淵};の&ruby(ぶんぼうぐ){文暴具}; ケシカス=カース》 [#l6a45eee]

|深淵の文暴具 ケシカス=カース P 闇文明 (3)|
|クリーチャー:アビスカス/コロコロイヤル 3000|
|''アビスラッシュ'':このクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、このクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる。|
|このクリーチャーが出た時、次のうちいずれかひとつを選ぶ。|
|►相手は自身の墓地をシャッフルし、山札の下に置く。|
|►自分の山札の上から2枚を墓地に置く。|

月刊[[コロコロコミック]]2023年7月号付録で登場した[[闇]]の[[アビスカス]]/[[コロコロイヤル]]。

[[アビスラッシュ]]を持ち、[[cip]]で相手の[[墓地リセット]]か、2枚の[[墓地肥やし]]かの[[モード]]を選べる。

[[アビスラッシュ]]で[[墓地]]から呼び出す事が出来る上に、[[墓地肥やし]]と墓地利用妨害を併せ持つ為、汎用性が高い。

[[アビスラッシュ]]持ち[[cip]]は、やっていることは[[《絶望と反魂と滅殺の決断》]]と同じく墓地から呪文を唱えたようなもの。墓地でクリーチャーと数えるカードなので[[墓地利用]]デッキ全般で活躍も見込める。

ただし[[墓地リセット]]だけで見るなら文明が違うが[[《埋め立てロボ・コンクリオン》]]より1マナ重く、山札の上から2枚の[[墓地肥やし]]だけ見るなら[[《オタカラ・アッタカラ》]]より1マナ重い。
このカードを最大限生かせるのはやはり[[【黒単アビスロイヤル】]]だろう。[[《アビスベル=ジャシン帝》]]の[[コスト軽減]]で墓地から1マナ召喚、[[《ド:ノラテップ》]]2体で1マナ召喚、[[《「力が欲しいか?」》>《フットレス=トレース/「力が欲しいか?」》]]や[[《邪侵入》]]などからのアクセスと、多方面でシナジーがある。出た後の《ケシカス=カース》が[[準バニラ]]でしかないという部分も、分類では[[ビートダウン]]の【黒単アビス】ならアタッカーとして十分役立つ。

-[[《ウォズレックの審問》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]や[[《深淵の壊炉 マーダン=ロウ》]]などで[[ピーピングハンデス]]されても[[アビスラッシュ]]で墓地から召喚できるのでメタカードとして不発になりづらい。

-お互いにこのカードを採用している場合の立ち回りは要注意。自身の墓地に《ケシカス=カース》を設置していても、先に対戦相手に[[墓地リセット]]されたら[[アビスラッシュ]]からの[[墓地リセット]]計画がおじゃんになってしまう。なので手札から普通に召喚を狙うほうが安全。

-[[コロコロイヤル]]の[[命名ルール]]に使われた言葉は「文房具」。「ぼう」が暴力などの「暴」に置き換わっている。
//《ハンマ=ダンマ》《キャッシュ=キャラッシュ》等、後半は特に言葉の意味は持たないはず
//--「カース」は英語で「呪い」を意味する「Curse」。前半の[[ケシカス>ケシカスくん]]とも韻律が一致している。

-種族の[[アビスカス]]や、カスが元ネタと思われる「カース」と、かなり口が悪いので発言には注意。もっとも、[[《ケッシング・ゼロ》>《めっちゃ! デンヂャラスG3/ケッシング・ゼロ》]]で「気に入らねぇやつは消す」とあったりと[[ケシカスくん]]の作風ではある。

-このカードの付録号に掲載された漫画『ケシカスくん』では、作中でこのカードを「今月号を4冊買うやつがいてもおかしくない激強カードですよ」と紹介している。ついに公式でも[[4枚積み]]前提の複数冊購入が言及され、ネタにされる時代となったか。(用語としての[[「メタフィクション」>《虚構の支配者メタフィクション》]]である。)

**収録セット [#jfcb8817]
-illus.[[村瀬範行]]
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](P14/Y22)

**参考 [#le126b34]
-[[アビスカス]]
-[[コロコロイヤル]]
-[[cip]]
-[[モード]]
-[[墓地肥やし]]
-[[墓地リセット]]
-[[墓地利用メタ]]

-[[ケシカスくん]]

&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト3,アビスカス,アビス,コロコロイヤル,パワー3000,アビスラッシュ,cip,モード,山札送り,山札の下送り,墓地利用メタ,墓地肥やし,P,レアリティなし,村瀬範行,アビス・レボリューションブロック);