#author("2022-09-19T02:41:50+09:00","","")
#author("2024-03-10T19:33:49+09:00","","")
*《&ruby(しんえん){深淵};の&ruby(さんほうこう){三咆哮}; バウワウジャ》 [#rd473e65]

|深淵の三咆哮 バウワウジャ SR 闇文明 (4)|
|タマシード/クリーチャー:アビスロイヤル/ACE 13000|
|このタマシードが出た時、自分の山札の上から4枚を墓地に置いてもよい。|
|自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。|
|''ブロッカー''|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体破壊する。|
|このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。|
|自分のターン中、このタマシードは破壊以外の方法で離れない。|

[[DM22-RP1]]で登場した[[闇]]の[[アビスロイヤル]]/[[ACE]]の[[タマシード/クリーチャー]]。

[[cip]]で4枚の[[墓地肥やし]]を行い、自分のターン中なら破壊以外のあらゆる[[除去]]([[封印]]除く)に対して[[耐性]]を持つ。闇の疑似[[シビルカウント]]4を満たすことで[[クリーチャー]]としても扱うようになり、[[コスト]]4ながら[[パワー]]13000の[[ブロッカー]]・[[T・ブレイカー]]という高い基礎スペックを持ちながら、[[アタックトリガー]]で[[《デーモン・ハンド》]]を放つようになる。
[[cip]]で4枚の[[墓地肥やし]]を行い、自分のターン中なら[[破壊]]以外で[[バトルゾーン]]を[[離れない]][[パワー]]13000[[T・ブレイカー]]・[[ブロッカー]]。さらに[[アタックトリガー]]で相手[[クリーチャー]]1体を破壊する。闇の擬似[[シビルカウント]]4を達成するまではクリーチャーとして扱わない。

低いコストで高打点というのは[[《アビスベル=ジャシン帝》]]ならびに頭数が必要な[[シビルカウント]]と相性がよく、[[破壊]]以外の[[除去]]への[[耐性]]により[[アビスラッシュ]]で出してもターン終了時に[[デッキ]]に戻されない。
更に《ジャシン帝》の[[コスト軽減]]能力により[[クリーチャー]]になる条件も満たしやすく、[[墓地肥やし]]で更なる[[アビスラッシュ]]による展開の準備が出来る、[[アタックトリガー]]を出たターンに使えるなど、あらゆる点が噛み合っている。
低いコストで大量展開を阻害しない高打点というのは[[《アビスベル=ジャシン帝》]]ならびに頭数が必要な[[シビルカウント]]と相性が良く、[[破壊]]以外の[[除去]]への[[耐性]]により[[アビスラッシュ]]で出してもターン終了時に[[デッキ]]に戻されない。
更に《ジャシン帝》の[[コスト軽減]]能力により[[クリーチャー]]になる条件も満たしやすく、[[墓地肥やし]]で更なる[[アビスラッシュ]]による展開の準備ができる、[[アタックトリガー]]を出たターンに使えるなど、あらゆる点が噛み合っている。

クリーチャー状態では[[攻撃]]する機会が多いので[[ブロッカー]]が腐りがちだが、[[S・トリガー]]で疑似[[シビルカウント]]の条件が満たされることもあるため、決して無駄な能力というわけでもない。
[[アビスラッシュ]]付与との組み合わせだが、バトルゾーンでクリーチャーとして扱う場面でもタマシードでなくなるわけではないため、「このタマシードは(中略)離れない」の効果は有効なままである。
地味ながら、破壊以外の除去[[S・トリガー]]および封印(≒[[S・バック]]の[[《秩序の意志》]])以外の防御札に対しても耐性として機能する。例えば[[S・トリガー]]で唱えた[[《地割呪文「ドゴル」》]]や[[《監獄呪文「ピカビム」》]]などは効かない。

一方、[[cip]]の[[墓地肥やし]]はコスト比で考えると及第点の量だが、ポン置きの仕事量としては寂しい。やはり4マナ支払いや[[《邪侵入》]]経由などで出すのは同じくコスト4の[[《アビスベル=ジャシン帝》]]に譲り、[[コスト軽減]]の乗った[[アビスラッシュ]]連打などで効率的に[[クリーチャー]]化させることを前提として運用していきたい。
クリーチャー状態では[[攻撃]]する機会が多いので[[ブロッカー]]が[[腐り>腐る]]がちだが、[[非クリーチャー]]で設置していたこのカードが、相手ターン中に[[S・トリガー]]が展開されることでクリーチャーとして扱える条件が満たされることもあるため、決して無駄な能力というわけでもない。[[《シラズ死鬼の封》]]や[[《ヴィオラの黒像》]]からの[[カウンター]]に使うのもいいだろう。

-[[シークレットレア]]版のイラストモチーフは、ジャック=ルイ・ダヴィッドのナポレオンの肖像画こと『サン=ベルナール峠を越えるボナパルト』。ナポレオンが乗っていた馬と同じ構図で描かれているが、ナポレオン本人が乗っていないため初見では少し気付きにくいかもしれない。
一方、[[cip]]の[[墓地肥やし]]はコスト比で考えると及第点の量だが、ポン置きの仕事量としては寂しい。やはり4マナ支払いや[[《邪侵入》]]経由などで出すのは同じくコスト4の[[《アビスベル=ジャシン帝》]]に譲り、[[コスト軽減]]の乗った[[アビスラッシュ]]連打などで効率的に[[クリーチャー]]化させることを前提として運用したい。

**環境において [#w4876220]
初期[[【黒単アビスロイヤル】]]では「耐性のある高打点アビス」ということで[[アビス]]のカードプール不足もあって[[必須カード]]扱いをされていたが、耐性を味方に与える[[《邪龍 ジャブラッド》]]やその他軽量高打点アビスの登場により、[[DM23-RP1]]以降は不採用も少なくない。

**アニメ・漫画において [#z94560bd]
-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN]]』では第4話で[[チバカブラ]]が[[斬札 ウィン]]戦で2枚使用。声優は[[こばたけまさふみ]]氏。
1枚目の[[アタックトリガー]]でウィンの[[《アビスベル=ジャシン帝》]]を[[破壊]]し、2枚目の[[ブロッカー]]でウィンの攻撃を防ごうとしていたが、[[バトルゾーン]]の[[クリーチャー]]を減らされて[[タマシード]]状態に戻ってしまった。
--元はシラハマ在住の千葉さん(声優は千葉繁氏)のデッキにいつの間にか混ざっていた謎のカードであり、明言はされていないが、このカードの影響で千葉さんはチバカブラの姿になっていたようである。その後はウィンがデュエマに勝利したためなのか、千葉さんはデュエマ終了後に元の姿に戻り、このカードはウィンに手渡された。
--デュエマ中には《ジャシン帝》からの呼びかけを無視しており、正気を失っているかのような描写がされている。
--また、同話のミニコーナーである「今日のカード」として紹介された。

-以降のデュエマではウィンが使用し、第6話の[[うんちく]]戦では高い[[パワー]]を活かしうんちくの[[《暴走龍 5000GT》]]の[[ロック]]をすり抜けて[[召喚]]された。

-召喚時は彫像として呼び出され、クリーチャー化の条件を満たすと彫像が砕けて中からこのクリーチャーが出て来るという演出がなされた。

-第2期エンディングテーマ「FLY AGAIN」の映像では邪神フィールドで犬らしく丸まって眠る可愛らしい姿が映っている。

-続編の『[[決闘学園編>デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』でも引き続きウィンが使用しているが、第16話では何故かコストが支払われていないプレイミスが見られる。

-漫画版では第3巻に収録された特別編にて「石像のアビスロイヤル」と紹介されていた。また、それ以前には第1話の扉絵で登場している。

**その他 [#aebfb922]
-名前の由来は英語圏における犬の鳴き声の擬声語(日本語の『ワン』に相当する)である"bow-wow"(バウワウ)と思われる。また、「三咆哮」は、このクリーチャーのモデルとなった、ケルベロスの首が「三方向」に向いていることと、このクリーチャーが「咆哮」するということから来ているのだろう。

-[[シークレット>シークレットカード]]版のイラストモチーフは、ジャック=ルイ・ダヴィッドのナポレオンの肖像画こと『サン=ベルナール峠を越えるボナパルト』。ナポレオンが乗っていた馬と同じ構図で描かれているが、ナポレオン本人が乗っていないため初見では少し気付きにくいかもしれない。

-開発中の[[プロトタイプ>https://youtu.be/aSwjIyhOxYc?t=1137]]は以下の通り。[[《邪龍 ジャブラッド》]]に近い性能でデザインされていた。
#region2(){{
|深淵の三咆哮 バウワウジャ SR 闇文明 &color(red){''(3)''};|
|タマシード/クリーチャー:アビスロイヤル/ACE &color(red){''9000''};|
|自分の闇のクリーチャーまたは闇のタマシードが合計4つ以上なければ、バトルゾーンにあるこのタマシードはクリーチャーとして扱わない。|
|ブロッカー|
|&color(red){''W・ブレイカー''};|
|このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体破壊する。|
|自分のターン中、&color(red){''アビスは''};破壊以外の方法で離れない。|

※[[cip]]の[[墓地肥やし]]は持っていない。
※「自分のアビスは」ではないため、[[《滅亡の起源 零無》]]と同じくお互いの[[アビス]]に耐性を与えてしまう。両プレイヤーがこの性能の《バウワウジャ》を出した場合、それぞれ自身のターンに機能し、すべてのアビスが破壊以外で離れなくなってしまう。
}}

**[[サイクル]] [#af713618]
-[[DM22-RP1]]の[[cip]]と[[アタックトリガー]]を持つ[[ACE]][[タマシード/クリーチャー]][[サイクル]]。[[《ドラン・ゴルギーニ》]]のみ[[オーバーレア]]で、他はすべて[[スーパーレア]]。[[《轟廻!グランドスラム・スコーピオン》]]以外はcipとよく似た効果の[[呪文]]が同文明の0〜1コスト下に存在する。

--[[《ドラン・ゴルギーニ》]]
--[[《Drache der'Zen》]]
--''《深淵の三咆哮 バウワウジャ》''
--[[《ボルシャック・フォース・ドラゴン》]]
--[[《轟廻!グランドスラム・スコーピオン》]]

//**関連カード [#a1085b36]
//-[[《気高き魂 不動》]]
//関連ってほど能力の類似性が見られない

**収録セット [#b616b287]
-illus.[[Moopic]]
--[[DM22-RP1 「ゴッド・オブ・アビス 第1弾 「伝説の邪神」」>DM22-RP1]](S4/S8)
--[[DM22-RP1 「ゴッド・オブ・アビス 第1弾 「伝説の邪神」」>DM22-RP1]](4A/20)(6B/10)(新規イラスト)
--[[DM23-SP1 「スタートWIN・スーパーデッキ 深淵の邪襲」>DM23-SP1]](6/17)
-illus.[[Moopic]]''(別イラスト)''
--[[DM22-RP1 「ゴッド・オブ・アビス 第1弾 「伝説の邪神」」>DM22-RP1]](4A/20)(6B/10)

**参考 [#da4300e5]
-[[タマシード/クリーチャー]]
-[[アビスロイヤル]]
-[[ACE]]
-[[cip]]
-[[墓地肥やし]]
-[[闇]]
-[[クリーチャー]]
-[[タマシード]]
-[[ブロッカー]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[アタックトリガー]]
-[[破壊]]
-[[離れない]]

&tag(タマシード/クリーチャー,タマシード,クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト4,アビスロイヤル,アビス,ACE,パワー13000,cip,墓地肥やし,擬似シビルカウント,擬似シビルカウント4,擬似シビルカウント闇,擬似シビルカウント闇4,4つ以上,扱わない,ブロッカー,T・ブレイカー,アタックトリガー,除去,単体除去,確定除去,破壊,単体破壊,自己離れない付与,自己破壊以外で離れない付与,SR,スーパーレア,Moopic);
----
[[公式Q&A]]

>Q.自分の闇のクリーチャーとタマシードが合計4つ以上ある状況です。自分の''《深淵の三咆哮 バウワウジャ》''は自分のターン中、破壊以外の方法でバトルゾーンを離れますか?
A.いいえ、離れません。条件を満たしたタマシード/クリーチャーは、クリーチャーとしてもタマシードとしても扱うためです。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42058]](2022.9.16)

&tag(タマシード/クリーチャー,タマシード,クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト4,アビスロイヤル,アビス,ACE,パワー13000,cip,墓地肥やし,擬似シビルカウント,擬似シビルカウント4,擬似シビルカウント闇,擬似シビルカウント闇4,4つ以上,扱わない,ブロッカー,T・ブレイカー,アタックトリガー,除去,単体除去,確定除去,破壊,単体破壊,不動効果,SR,スーパーレア,Moopic,王来MAXブロック,アビス・レボリューションブロック);