#author("2023-09-13T18:33:15+09:00","","")
*《&ruby(ポップ・コーラー){淡いと濃い}; ケローラ/♪やせガエル &ruby(ま){負};けるなケローラ スパイラル》 [#top]

|淡いと濃い ケローラ UC 水文明 (3)|
|クリーチャー:マジック・アウトレイジ 2000|
|''ブロッカー''(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい)|
|''メガ・ラスト・バースト''(このクリーチャーが離れて、手札、マナゾーン、または墓地に置かれた時、このカードの呪文側をコストを支払わずに唱えてもよい)|
|BGCOLOR(#ccd):|
|♪やせガエル 負けるなケローラ スパイラル UC 水文明 (2)|
|呪文:マジック・ソング|
|自分の山札の上から4枚を見る。その中から1枚を手札に加え、残りを好きな順序で山札の下に置く。|

[[DM23-SD3]]で登場した[[水]]の[[マジック・アウトレイジ]]と[[水]]の[[マジック・ソング]][[呪文]]の[[ツインパクト]]。

[[クリーチャー]]側は[[メガ・ラスト・バースト]]を持つ[[ブロッカー]]。

呪文側は[[山札]]の上から4枚[[見て>見る]]、1枚[[手札補充]]する。[[《堕呪 ゴンパドゥ》]]から見る枚数が1枚増えた[[上位互換]]、または[[ギャラクシールド]]のタイムラグが解消された[[《十・二・神・騎》]]といった性能。

これまで[[青単]]2[[マナ]]帯の[[サーチ]]は層が薄く、[[【ゴクガサイクル】]]や[[【ゼロ・ルピアループ】]]に[[《堕呪 ゴンパドゥ》]]が[[種族]]度外視で出張する光景もよく見られたが、この[[カード]]の登場によってその必要はなくなったと言える。
同年度では[[《レーホウ・衛・デカッチ/「暴竜爵様のお出ましだッチ!」》]]も登場しており、サーチの[[インフレ]]が著しい。

[[【青単マジック】]]で考えると、3[[ターン]]目に是が非でも[[召喚]]したい[[《人気魚/♪大空の ムーンサルト やや斜め》]]のクリーチャー側に[[マナカーブ]]が繋がる点が優秀。
《人気魚》は[[《アシスター・Mogi林檎》]]からはマナカーブが繋がらないため、《人気魚》軸の[[【青単マジック】]]に限ってはこのカードの初動としての価値は《アシスター・Mogi林檎》よりも高い。

[[クリーチャー]]側は[[ブロッカー]]として見ると離れた時[[誘発]]するようになった分重くなった[[《フェアリー・キャンドル》]]といったスペック。[[メクレイド]]や[[《戯具 ヴァイモデル》]]で呼び出せば[[受け]]の水増しになる。
[[チャンプブロック]]または相手の[[除去]]カードに反応して[[メガ・ラスト・バースト]]を[[誘発]]でき、[[《裏斬の取引 パルサー》]]あたりをサーチすれば防御を継続できる。
[[攻撃できない]]制限は特にないため、積極的に[[革命チェンジ]]元にして[[メガ・ラスト・バースト]]を使っていくのも良いだろう。[[《芸魔隠狐 カラクリバーシ》]]とは相性が良く、見切り発車で[[革命チェンジ]]してもあちらの[[ドロー]]と合わせて[[山札]]の上から5枚の中から唱えたい[[呪文]]を探せる。

**他のカード・デッキとの相性 [#dcd925cb]
-[[《コンダマ/魂フエミドロ》]]を[[サーチ]]でき、呪文側同士で綺麗に[[マナカーブ]]も繋がる。

-[[メガ・ラスト・バースト]]全般の特徴として、[[スピードアタッカー]]を[[付与]]して[[革命チェンジ]]元にする運用とは相性が良い。
特にこのクリーチャーの場合コスト3なので、[[マジック]][[デッキ]]に違和感なく入る[[《瞬閃と疾駆と双撃の決断》]]で[[コスト踏み倒し]]とスピードアタッカー付与を一度にできる。

-[[【青赤マジック・アウトレイジ】]]ではデッキに[[《戦慄の魔女 アリス/神にも届く旋律》]]の外れを増やさない[[サーチ]]として扱え、[[《戦武の無限皇 ジャッキー/「俺たちの夢は終わらねぇ!」》]]の呪文側でクリーチャー側を踏み倒すことで、[[速攻]]対策の[[防御札]]にもなる。

**その他 [#k37c133d]
-[[DM22-RP1]]から[[マジック・ソング]]の[[イラスト]]に度々登場してきた《ケローラ》が、遂に自身も[[マジック]]になって登場の運びとなった。《ケローラ》の新規カードは実に7年7ヶ月ぶり。
クリーチャー側の見た目はほぼ変わらないが、[[《侵略者 タンサンマン》]]型のペットボトルを背負っていることが特徴。
また、呪文側はイラスト、[[カード名]]共に最初のマジック・ソングの1枚かつ初めて《ケローラ》が描かれたカードである[[《♪古池や 蛙飛び込む スパイラル》]]を思わせるものとなっている。
--そういった経緯があるためか、「スパイラル」をカード名に含む呪文でありながら[[バウンス]]は持たない。
--開発部の[[射場本正巳]]氏によると、元々は[[S・トリガー]]付きの[[バウンス]]だったが、[[DM23-RP3]]の収録内容とのバランスと[[DM23-SD3]]の必要パーツを考えて現在の効果になったらしい。[[ソース>https://twitter.com/syaba3/status/1698670736268034420]]

-[[冠詞]]のルビは[[《飢えと乾き ケローラ》]]の「アップ・サイダー」から「ポップ・コーラー」に変化しており、サイダー→コーラという言葉遊びになっている。
音楽ジャンルの「ポップ」と、英語で発泡酒の栓を抜くことを意味する「Pop a cork」も由来だろう。

-呪文側の元句は[[《ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり》]]と同じ小林一茶の「やせ蛙 負けるな一茶 これにあり」。

**関連カード [#card]
-[[《フェアリー・キャンドル》]]
-[[《電磁封魔イゾラド》]]
-[[《カンナビス》]]([[ゲームオリジナルカード]])

-[[《堕呪 ゴンパドゥ》]]
-[[《十・二・神・騎》]]
-[[《パルプ・ブレイン》]]

-[[《飢えと乾き ケローラ》]]
-[[《♪古池や 蛙飛び込む スパイラル》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[]]&br;''''''

**収録セット [#recording]
-illus.[[Kare]]
--[[DM23-SD3 「スタートWINデッキ 革命・アメイジン・マジック」>DM23-SD3]](7/15)
--[[DM23-RP3 「アビス・レボリューション 第3弾 魔覇革命」>DM23-RP3]](30/74)

**参考 [#reference]
-[[ツインパクト]]
-[[マジック・アウトレイジ]]
-[[ブロッカー]]
-[[メガ・ラスト・バースト]]
-[[マジック・ソング]]
-[[サーチ]]

&tag(ツインパクト,クリーチャー,水文明,青単,単色,コスト3,マジック・アウトレイジ,マジック,アウトレイジ,パワー2000,ブロッカー,メガ・ラスト・バースト,ラスト・バースト,呪文,コスト2,マジック・ソング,サーチ,UC,アンコモン,Kare,アビス・レボリューションブロック);