#author("2020-01-19T13:50:26+09:00","","")
*《&ruby(すいしょう){水晶};の&ruby(きろく){記録}; ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》 [#o8ea07b5]

|水晶の記録 ゼノシャーク VR 水文明 (3)|
|クリーチャー:ムートピア 1000|
|スマッシュ・バースト(このクリーチャーが攻撃する時、このカードの呪文側を、バトルゾーンに置いたままコストを支払わずに唱えてもよい)|
|BGCOLOR(#ccd):|
|クリスタル・メモリー VR 水文明 (4)|
|呪文|
|S・トリガー|
|自分の山札を見る。その中から1枚選び、手札に加える。その後、山札をシャッフルする。|

[[DMRP-08>DMRP-08 「双極篇 第4弾 超決戦!バラギアラ!!無敵オラオラ輪廻∞」]]で登場した[[水]]の[[ツインパクト]][[ムートピア]]。

[[クリーチャー]]面は[[スマッシュ・バースト]]を持つ。

[[パワー]]が1000しかないのが難点であり、適当な[[除去]][[カード]]で即座に退場してしまう。[[スマッシュ・バースト]]は[[アタックトリガー]]であるため、能力の使用には1ターン待たなければならないが、[[《堕魔 ドゥシーザ》]]や[[《異端流し オニカマス》]]対策の[[《ゼンメツー・スクラッパー》]]のような低[[火力]]でまとめて[[除去]]されてしまうのは痛い。
[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]を使って[[スピードアタッカー]]を付与すれば、すぐに[[スマッシュ・バースト]]を打てるが、[[呪文]]面と[[クリーチャー]]面の[[コスト]]差は僅か1なので、そこまでする意義は薄い。

[[スマッシュ・バースト]]を一度も発動せずに[[除去]]されると[[ディスアドバンテージ]]が増えるので、[[呪文]]面をそのまま唱えた方が安全である。
[[クリーチャー]]としての使用感としては丁度[[《誕生の祈》]]に該当し、[[中速]][[ビートダウン]]向けのスペック。[[殿堂入り]]パーツの多い[[【赤青ドギラゴン剣】]]を[[リペア]]するには丁度良いだろう。

[[コスト]]3なので[[《激天下!シャチホコ・カイザー》]]での[[リアニメイト]]範囲内である。呪文面を唱えてからリアニメイトすると無駄がない。

[[呪文]]面は[[《クリスタル・メモリー》]]そのもの。[[クリーチャー]]面が付いた分だけ[[上位互換]]と言える。[[《超次元リバイヴ・ホール》]]などで[[墓地回収]]できるのは[[《クリスタル・メモリー》]]にない利点である。[[クリーチャー]]化したことで、[[バトルゾーン]]からも[[《クリスタル・メモリー》]]を拾えるようになり、その応用は多岐に渡る。

**環境において [#y527e38b]
登場から[[【赤青ドギラゴン剣】]]や[[【白青赤ドギラゴン剣】]]、[[【ドロマー超次元】]]などで使用されることとなった。

[[スマッシュ・バースト]]の発動に[[攻撃]]を要することから、これを採用した[[コントロール]][[デッキ]]が[[中速]][[ビートダウン]]に近いような動きをするようになるという結果が出ている。[[【ドロマー超次元】]]でも[[《ポクチンちん》]]で相手の[[墓地]]戦術と[[踏み倒し]]を縛り、このカードのクリーチャー面で[[ブレイク]]を刻みつつ[[《英知と追撃の宝剣》]]を引き込み、そうした強力な呪文を唱えつつギリギリの打点で攻めるプレイングが一般的になった。自ら[[ライブラリアウト]]のリスクを高める面もある[[【墓地ソース】]]との対面ですら、この[[カード]]の[[スマッシュ・バースト]]に寄せる場合は[[《ヴォルグ・サンダー》]]による[[山札破壊]]よりも[[攻撃]]によって勝利を目指すことが珍しくなくなった。そうなった背景には2019年3月1日から[[《ヴォルグ・サンダー》]]が[[殿堂入り]]したという事情がある。

ただ、[[DMRP-11>DMRP-11 「超天篇 第3弾 零誕! 魔神おこせジョルネード1059!!」]]発売から2019年末まで、[[【青赤緑ミッツァイル】>【ミッツァイル】#r9a585b1]]や[[【赤青ジョーカーズミッツァイル】>【赤青ジョーカーズ】#x8e061e7]]といったメインデッキをすべて掘削できる機構の存在するデッキが環境を支配しており、わざわざ攻撃しないとサーチできない上に1枚しかサーチできないこのカードの立場は比較的悪かった。

** 元のカードとの比較 [#b7702475]

一応、[[ツインパクト化]]したがゆえの[[デメリット]]も極少ながら存在する。
例えば、[[《偶発と弾幕の要塞》]]を使った時に、このカード自身がめくれてしまうと、[[《予言者クルト》]]のようなパワー500のクリーチャーしか破壊できなくなってしまう。それを防ぐために、あえて[[《クリスタル・メモリー》]]単体の方を使用するのも手である。
[[クリーチャー]]面が[[コスト]]3であるため[[《ウォズレックの審問》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]で[[ハンデス]]されてしまう。
同様に[[パワー]]1000である為[[パワー]]を参照する[[《根絶のデクロワゾー》]]の[[タップ能力]]で落ちてしまうが、《デクロワゾー》自体が実用に堪えるものではない為、気にするレベルではない。
他にも特筆するまでもない細かいデメリットは多くある。[[特殊な条件下で差別化]]のページを参照のこと。

また、[[墳墓避け]]のために両方投入するのもあり。

**その他 [#u9cf27c7]
-[[新章デュエル・マスターズ]]以降、軽量[[クリーチャー]]でも強力な[[能力]]を持ちながら一定水準以上の[[パワー]]を有していることが多いため、[[コスト]]3に対して[[パワー]]が1000しかないのは[[双極篇]]では珍しい。

-[[クリーチャー]]面は[[《ビコラキス》]]のほぼ[[上位互換]]だが、[[《闇鎧亜クイーン・アルカディアス》]]などの[[呪文]][[ロック]]によって[[呪文]]面が使えなくなる事がある。

-[[《クイーン・アマテラス》]]は[[《クリスタル・メモリー》]]と併せて使われるケースが多いが、非[[クリーチャー]]にしか対応していないため、[[ツインパクト化]]したこの[[カード]]を対象に取れない。[[プレミアム殿堂]]ではあるが[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]であれば対象に取れる。 

-[[《クリスタル・メモリー》]]は直訳すると「水晶の記憶」となるが、このカードのクリーチャー面は「水晶の''記録''」なので注意。リメイク元の呪文の直訳をそのままクリーチャー面の名前に使うと安直だからか、敢えて直訳からずらしたネーミングにしたのだろうか。

-この[[カード]]の登場時点での[[《クリスタル・メモリー》]]はまだまだ現役の[[カード]]であり、[[DMEX-02>DMEX-02 「デュエマクエスト・パック 〜伝説の最強戦略12〜」]]でも[[再録]]されたばかりであったため、一部の[[プレイヤー]]からは批判の声が上がった。

-フレーバーテキストの元ネタは[[《奮戦の精霊龍 デコデッコ・デコリアーヌ・ピッカピカ?世》]]と同じだろうか。

-[[クリーチャー]]のモチーフはゴブリンシャーク。

**[[サイクル]] [#y404761b]
[[DMRP-08>DMRP-08 「双極篇 第4弾 超決戦!バラギアラ!!無敵オラオラ輪廻∞」]]で登場した[[ベリーレア]]の[[ツインパクト]][[サイクル]]。
[[クリーチャー]]面はすべて[[スマッシュ・バースト]]持ち、[[呪文]]面はすべて過去の[[S・トリガー]][[呪文]]をそのまま採用している。

-[[《奇石 ベイブレンラ/スーパー・エターナル・スパーク》]]
-''《水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリー》''
-[[《ゲオルグ・バーボシュタイン/ゴースト・タッチ》]]
-[[《メガゴーワン・チュリス/ゴゴゴ・Go1・ナックル》]]
-[[《カワモリデン/リーフストーム・トラップ》]]

**関連カード [#de5ad2d4]
-[[《クリスタル・メモリー》]]
-[[《ビコラキス》]]

**フレーバーテキスト [#z5923070]
-[[DMRP-08>DMRP-08 「双極篇 第4弾 超決戦!バラギアラ!!無敵オラオラ輪廻∞」]]&br;'''記録があれば、なんでもできる。'''

**収録セット [#a60668c5]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部に
デュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Mikio Masuda]]
--[[DMRP-08 「双極篇 第4弾 超決戦!バラギアラ!!無敵オラオラ輪廻∞」]]

**参考 [#c2d88a5d]
-[[ツインパクト]]
-[[ムートピア]]
-[[スマッシュ・バースト]]
-[[S・トリガー]]
-[[山札]]
-[[見る]]
-[[カード]]
-[[サーチ]]
-[[シャッフル]]
-[[ツインパクト化]]