#author("2021-11-20T18:11:32+09:00","","")
*《&ruby(はは){母};なる&ruby(だいち){大地};》 [#ka258dc2]
 
|母なる大地 R 自然文明 (3)|
|呪文|
|''S・トリガー''|
|バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主のマナゾーンに置いてもよい。そうした場合、そのマナゾーンにあるカードの枚数とコストが同じかそれ以下の、進化クリーチャーではないクリーチャーを1体、そのマナゾーンから選ぶ。そのプレイヤーはそのクリーチャーをバトルゾーンに出す。|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※プレミアム殿堂''|

[[DM-10]]で登場した[[自然]]の[[コスト踏み倒し]][[呪文]]。

自分か相手どちらかに対し、[[バトルゾーン]]と[[マナゾーン]]の[[クリーチャー]]を入れ替える[[呪文]]である。

[[デュエル・マスターズ]]という[[ゲーム]]では、[[手札]]から[[マナゾーン]]に[[カード]]を置いて[[ゲーム]]を進行させていく。
[[マナゾーン]]に置かれた[[カード]]は回収しない限り利用できなくなるが、[[マナゾーン]]に[[カード]]を置かないと[[手札]]から[[カード]]を使用することもできない、というトレードオフで成り立っている。

ところが''《母なる大地》''の本質は「''[[マナゾーン]]にある[[カード]]は[[マナ]]も生み出せるし、[[マナゾーン]]にある[[クリーチャー]]は[[手札]]から[[召喚]]するより少ない[[コスト]]で利用できるようになる''」というもの。つまり[[ゲーム]]システムに真っ向から反発する性能を持ってしまっている。
ついでに出せる[[文明]]に縛りもないため、「[[マナ]]にある[[文明]]の[[カード]]しか利用できない」という[[ゲーム]]システムにも喧嘩を売っている。たとえ[[デッキ]]の[[色]]と一致しない[[1枚積み]]の[[クリーチャー]]でも、[[マナ]]に置いておけば出せてしまう。

驚異的な自由度を誇る[[カード]]であり、その性質はゲーム性を無視しているといっても過言ではない。[[コスト踏み倒し]]であることから、弾が進むにつれて出す[[クリーチャー]]の選択肢が増えるとその度にポテンシャルが高まっていく。[[カードパワー]]が[[インフレ]]した現在の視点から見ればいかに規格外の[[呪文]]であるかがよくわかるだろう。

主な用途は自分の[[クリーチャー]]の[[コスト踏み倒し]]である。
序盤は[[《青銅の鎧》]]や[[《解体人形ジェニー》]]を、[[《鳴動するギガ・ホーン》]]や[[《腐敗無頼トリプルマウス》]]などに入れ替えたり、それらを[[《フォース・アゲイン》]]のように出し入れすることで[[コントロール]]を補助する。場合によっては[[《アクア・サーファー》]]や[[《ヘリオス・ティガ・ドラゴン》]]等の[[除去]]で盤面整理したりと、[[バトルゾーン]]・[[マナゾーン]]にある[[クリーチャー]]の[[cip]]を[[呪文]]感覚で行使できる。最悪[[《青銅の鎧》]]の出し入れ程度しかできなくともその場合は疑似[[《フェアリー・ライフ》]]になるので完全に無駄にはならない。
後半は[[ウィニー]]を[[フィニッシャー]]に入れ替えてフィニッシュ用の盤面を作り上げればよい。軽さ故にその汎用性は留まることを知らず、低[[コスト]]で[[進化元]]を出して即[[進化]]を狙ったり、同じく即[[G・リンク]]を狙ったり、展開後に[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]を出して猛攻を仕掛けたり、攻撃寸前に[[《呪紋の化身》]]や[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]を出して[[S・トリガー]]を封じたりとやりたい放題出来た。
序盤から終盤まで八面六臂の活躍を見せる驚異的な[[汎用性]]の高さを持ちながら、[[マナ]]がたまった後の《母なる大地》が絡んだムーブは高い密度を誇り、手軽かつ素早くゲームエンド級の盤面を作り上げることが可能だった。

[[クリーチャー]]の入れ替えは相手の[[クリーチャー]]にも使用可能で、出すクリーチャーの選択権は自分にあるため、相手の[[フィニッシャー]]を[[マナ送り]]にし[[《青銅の鎧》]]や[[《幻緑の双月》]]などの小型に変換して無力化するなど、手軽な[[確定除去]]としても使えた。
相手の[[マナゾーン]]に[[デメリット]]能力持ちの[[クリーチャー]]やキーカードがあればそれを引き摺り出すことも可能。相手の[[ハンデス]]能力もち[[クリーチャー]]を出させて自分の[[マッドネス]]の誘発させる、自分の[[クリーチャー]]がいない時に[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]を出させて自壊させる、逆に[[《無頼聖者スカイソード》]]などを出して[[ライブラリアウト]]を誘発するなど、相手のカードを利用したトリッキーなプレイで[[アドバンテージ]]を稼ぐことができた。

しかも[[S・トリガー]]まで付いており、防御札としての性質まで持っている。相手の[[クリーチャー]]を入れ替えれば、上記の[[確定除去]]の要素に加え[[召喚酔い]]でその[[ターン]]の打点を減らすことが出来る。自分の[[マナゾーン]]に[[ブロッカー]]や[[除去]]能力持ち[[クリーチャー]]がいれば、自分に使ってそれらを防御札として活用できる。自分の使った[[ニンジャ・ストライク]]を種にするというテクニカルなプレイも見られた。
勿論、普通に自分の[[フィニッシャー]]を引き出してもよい。相手ターン中に[[S・トリガー]]の形で[[フィニッシャー]]を出すことが出来たなら、そのままゲームセットである。

ここまで出来て[[コスト]]はたったの''3''。自分の単色[[クリーチャー]]に使うと[[アンタップ]]状態の[[カード]]が[[マナゾーン]]に置かれるので実質2である。
この軽さにより、ポテンシャルが無限に増加する中で、驚異的な汎用性・[[コストパフォーマンス]]を実現できてしまっている。
強弱を語る以前に、あまりにも使用者にとって好都合すぎる[[カード]]であり、[[プレミアム殿堂入り]]するのは必然だった。

調整版や派生版となる[[カード]]も数多登場し、そのうち[[《母なる紋章》]]は[[プレミアム殿堂入り]]、[[《獰猛なる大地》]]、[[《生命と大地と轟破の決断》]]は[[殿堂入り]]を果たした。他にも部分的に能力を再現した[[《母なる星域》]]や[[《父なる大地》]]、[[《蒼龍の大地》]]があったが、いずれも活躍した。

この[[カード]]が[[環境]]や後の[[カード]]デザインに与えた影響は非常に大きい。数ある[[呪文]]の中でも、[[デュエル・マスターズ]]の歴史を語る上では外すことができない[[カード]]であることは間違いないだろう。

**ルール [#j8fa2c40]
-[[マナゾーン]]で[[タップ]]している[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出す場合、[[アンタップ]]状態で出てくる。[[ゾーン]]を移動する際には[[タップ]]・[[アンタップ]]の状態は保存されないため。

-同様に、[[バトルゾーン]]で[[タップ]]されている[[単色]]の[[クリーチャー]]は[[アンタップ]]状態で[[マナゾーン]]に置かれる。

-「[[マナゾーン]]にある[[カード]]の枚数」を参照するので、[[マナ]]が0である[[5色レインボー]]もカウントする。

-戻した[[カード]]も[[マナゾーン]]にある[[カード]]としてカウントするので、実際には使用時の[[マナ]]の数より高い[[コスト]]の[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出すことができる。そのため、例えば6[[マナ]]あれば7[[コスト]]の[[クリーチャー]]を出せるので、疑似的な[[コスト軽減]]のようにも働く。

**環境において [#obb4099a]
2004年6月26日に[[DM-10]]にて登場。[[自然]]の入る[[デッキ]]では積極的に採用された。
同弾では[[《無頼聖者スカイソード》]]と[[《無頼勇騎ウインドアックス》]]も登場。[[マナブースト]]しながらその他の[[アドバンテージ]]も稼げるので、大型に繋げるためによく使われた。

特に[[【ボルバル】]]では[[切り札]]の[[《無双竜機ボルバルザーク》]]を引っ張り出すために重宝された。
逆に[[ボルバル]]を[[マナゾーン]]から引きずり出して自滅させる光景もよく見られ、不用意に[[ボルバル]]を[[マナゾーン]]に置くのは禁物であった。

登場当初は[[カードプール]]上の[[S・トリガー]]全体が貧弱であったことから色さえ合えば[[【速攻】]]系統にさえも防御兼[[ブロッカー]]除去札として投入された。後に調整版の[[《父なる大地》]]が[[【赤緑ギフト】>【ギフトミランダ】]]などで使われたことを考えると当然の話であった。

この[[カード]]のあまりの便利さによって[[《ナチュラル・トラップ》]]は[[環境]]から一時姿を消すこととなってしまった。
単に[[マナ送り]]としての性質がかぶるだけでなく、[[マナ送り]]にしてもすぐに出し直されてしまうためである。

当時は[[《凶星王ダーク・ヒドラ》]]もよく使われており、もっとも確実な[[除去]]は[[《魂と記憶の盾》]]による[[シールド送り]]とされていた。

[[転生編]]終了と共に[[【ボルバル】]]は消滅したが、[[不死鳥編]]には[[【サファイア】]]で利用された。
[[《大勇者「ふたつ牙」》]]で[[マナブースト]]した後に[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]を出す[[【牙サファイア】]]が生み出された。
そちらが[[プレミアム殿堂]]に指定された後は[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]を出す[[【牙デルフィン】]]など、引き続き様々な[[クリーチャー]]を出す手段として使われた。

[[極神編]]で[[《龍仙ロマネスク》]]が登場したことは事件であった。
[[cip]]で4枚もの[[マナブースト]]を行い、[[ターン]]終了時に[[マナゾーン]]の[[カード]]を1枚[[墓地]]に送るという[[能力]]は《母なる大地》と組み合わせてくださいといわんばかりのもの。[[《青銅の鎧》]]から繋げば次のターンに《母なる大地》か[[《母なる紋章》]]を使うことで[[《龍仙ロマネスク》]]が出せる。[[手札]]にもう1枚それらがあれば、今度は[[《龍仙ロマネスク》]]を[[マナゾーン]]に送ることで、[[デメリット]]を消しつつ大型を出すことができた。

この[[コンボ]]により、これまでと比較にならない速さで[[《光神龍スペル・デル・フィン》]][[《緑神龍ザールベルグ》]][[《血風聖霊ザーディア》]]などが出せてしまっていた。

こうして2007年11月15日、[[《龍仙ロマネスク》]]との組合せが[[プレミアム殿堂コンビ]]に指定され、これらの[[カード]]を一緒に[[デッキ]]に入れることができなくなった。[[【ターボロマネスク】]]が[[環境]]を荒らしまわる前に対策がとられた形となった。

2007年11月23日には[[スーパーデッキ・ゼロ]]の1つである[[DMC-39 「ビクトリー・ソウル」>DMC-39]]が発売。
《母なる大地》が4枚収録という大盤振る舞いであり、多くの[[プレイヤー]]を喜ばせた。

長らくは「《母なる大地》が存在するデュエマ」として容認されてきたが、2008年4月15日に[[殿堂入り]]を果たした。特に[[極神編]]では[[《腐敗無頼トリプルマウス》]]などの[[DM-26]]の[[サイクル]]や、[[ゴッド]]をはじめとした強力な[[フィニッシャー]]達が登場したのも大きい。

2009年4月15日に[[プレミアム殿堂入り]]。[[インフレ]]に伴うこの[[カード]]の強さの増大はもはや看過できなくなったということだろう。

《母なる大地》は[[テキスト]]がややこしく、[[カードプール]]によって性能が左右されやすいため、低年齢層や初心者には直感的に強さがわかりにくかった。大人のプレイヤーと子供のプレイヤーの格差となっていたのは事実であり、それも[[プレミアム殿堂入り]]となった要因の1つだろう。

同時に[[《母なる紋章》]]も[[殿堂入り]]。[[コンボ]]の安定性が大きく下がったため[[《龍仙ロマネスク》]]との[[プレミアム殿堂コンビ]]は解除された。

-[[プレミアム殿堂]]が発表された時、プレイヤーの間で長く話題になった。「最大級のプレミアム殿堂入り」という人もおり、未だにこのカードが人気であることが分かる。
--この[[カード]]の底なしな強さは多くのプレイヤーに認知されてこそいたものの、同時に《母なる大地》によって多岐な[[デッキ]]構築やプレイングが可能になっていた。プレイ時に差がつきやすい玄人好みの[[カード]]としても知られ、トリックプレイでの逆転劇など映えるゲームを演じることが出来た。前述の通り「《母なる大地》が存在するデュエマ」と認識されており特別ヘイトを集めるタイプのカードでもなかったため、別れを惜しむ声も多くみられた。
***まとめ [#t1ccc3f5]
登場して以来、[[自然]][[文明]]の入った[[デッキ]]にはほとんどの場合で採用され、[[公式大会]]で入賞・日本一に至った[[自然]]入りの[[デッキ]]にはほぼ確実と言っていいほど投入されていた。
現役の頃は[[自然]]の入った[[デッキ]]の[[必須カード]]として扱われ、[[ビートダウン]]・[[コントロール]]問わず盛んに4枚積みされていた。
あらゆる非進化[[クリーチャー]]はこの[[呪文]]で踏み倒すことを前提として考察されていたといえる。

**他のカード・デッキとの相性 [#wdb19d93]
-[[クリーチャー]]を[[マナゾーン]]に置いた後、その[[マナゾーン]]にある全ての[[クリーチャー]]の[[コスト]]がその[[マナ]]の枚数より高い場合、何も[[バトルゾーン]]に出せなくなる。それを逆手に取って[[ランデス]][[デッキ]]相手に擬似的な[[《ガイアズ・ソング》]]として運用することもあった。

-[[コスト踏み倒し]]に目が行きがちであるが、[[cip]]を使いまわす[[能力]]も《母なる大地》の強力な点。極端な例であれば[[《緑神龍ザールベルグ》]]に使えば3~2[[マナ]]の2[[ランデス]][[呪文]]に化けた。それを存分に活かしたのが[[【ドラゴンランデス】]]であり、終盤に腐りやすい[[ランデス]][[呪文]]枠の削減に成功していた。

-「[[そうした場合>コスト]]」とあるので、指定した[[クリーチャー]]が[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]などの[[置換効果]]により[[マナゾーン]]に送られなかった場合でもコスト踏み倒しできる。現役時代は[[《母なる紋章》]]と合わせてそれらとの[[コンボ]]が多用された。[[シールド・フォース]]の張りなおしが出来る点も好相性だった。

**比較対象 [#j2652729]
-場の1体と引き換えに[[マナゾーン]]の枚数以下の[[コスト踏み倒し]]を行う[[呪文]]に[[《緊急再誕》]]が存在するが、あちらは[[殿堂入り]]すらしていない。
一見似ている[[呪文]]だが、[[マナゾーン]]から出せる点、[[cip]]を使いまわせる点、相手を対象に取れる点、それで相手の[[ディスアドバンテージ]]を引き出せる点、実質[[コスト]]2で使える点など、あまりに多くのものが失われているのがわかる。

-[[DM-24]]でこの[[カード]]の[[調整版]]である[[《母なる紋章》]]が登場したが、現在ではそちらも[[プレミアム殿堂]]している。縛りの緩いマナからの[[コスト踏み倒し]]が如何に強力で、調整の難しい存在かが窺える。&br;さらに[[DM-27]]で登場したこのカードのバリエーションのひとつである[[《獰猛なる大地》]]、時代を経て[[DMRP-11]]に登場した[[《生命と大地と轟破の決断》]]も[[殿堂入り]]。[[調整版]]、リメイク版の大半のカードに規制がかかるこのカードの凶悪さを物語っている。
--[[cip]]再利用の面を部分的に再現した[[《フォース・アゲイン》]]も《母なる大地》の調整版とみることが出来るが、後に[[殿堂入り]]した。
-踏み倒す対象はそれぞれ異なるものの、マナゾーンからのコスト踏み倒しができる他の[[殿堂入り]]・[[プレミアム殿堂]]カードとして、[[《邪神M・ロマノフ》]]、[[《マリゴルドIII》]]、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]、[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]、[[《バロン・ゴーヤマ》]]が挙げられる。

**メディアでの活躍 [#u255e0b3]
-漫画では[[切札 勝舞]]や[[切札 勝利]]、[[V (バベル)]]が使用。初登場時は勝利がスペインでの[[W(ホワイト)>白凰]]戦で使用。[[S・トリガー]]として自身の[[《青銅の鎧》]]を[[《バルキリー・ドラゴン》]]に入れ替えた。Vは[[Dr.ルート]]戦で使用。1枚目は[[《青銅の鎧》]]を[[《緑神龍ジオブリード》]]と入れ替えて[[《腐敗電脳メルニア》]]を除去し、その直後に2枚目で《ジオブリード》同士を入れ替えて[[《死劇人形ピエール》]]を除去した。Vは[[《母なる紋章》]]も使用している。
--W戦や黒城戦で勝利が使用したときは、[[S・トリガー]]として登場。どちらの回でも追い詰められた状態であり、相手が《母なる大地》を[[除去]]することに使わなかったことに驚く点、その後このカードの効果対象を味方[[クリーチャー]]に適用することによって追い詰められる点で共通している。
--逆転のチャンス作りやクリーチャー展開&除去など、作中でも大暴れした。[[手札]]や[[マナ]]さえ充実していればヒロイックな動きが出来るこの[[カード]]はストーリーを組み立てる上でもさぞかし便利な存在だっただろう。[[除去]]と[[コスト踏み倒し]]、その両方をこなせるこの呪文の万能さを表していると言える。

-アニメ「チャージ」では、[[黒城>黒城 凶死郎]]vs[[L (ラブ)]]戦で両者がマナに使っている。

-アニメ『デュエル・マスターズ キング!』では[[切札 勝舞]]VS[[切札ジョー]]戦で[[勝舞>切札 勝舞]]が[[S・トリガー]]として使用。1枚目は[[ジョー>切札ジョー]]の[[バトルゾーン]]の[[《バークアステカA》]]と[[マナゾーン]]の[[《キタカゼマンA》]]を入れ替えて同時に[[トリガー]]した[[《地獄スクラッパー》]]に繋げた。2枚目の時は[[《アルカディアス・モモキング》]]がいたため発動できなかった。

-[[ハイド]]VS[[切札ジョー]](2戦目)において[[ジョー>切札ジョー]]の最後のシールドから出て[[バトルゾーン]]の[[《武闘将軍 カツキング》]]と[[マナゾーン]]の[[《王来英雄 モモキングRX》]]を交換して[[cip]]を発動しモモキングを[[《燃える革命 ドギラゴン》]]へと進化させた。
--対戦の前に[[勝舞>切札 勝舞]]が[[ジョー>切札ジョー]]に[[デッキ]]への投入を勧めていたカードであり、[[ジョー>切札ジョー]]の勝利に貢献した活躍ぶりはまさに[[プレミアム殿堂]]にふさわしい強さと言えるだろう。
--現実では[[プレミアム殿堂]]入りしているカードだが、アニメでは使用しても特に咎められることは無かった。

**その他 [#qf7538ae]
-[[S・トリガー]]付きなので、[[コスト論]]から考えると「クリーチャーの入れ替え能力はコスト2」ということになってしまう。確かに[[ハンドアドバンテージ]]1枚と[[フィールドアドバンテージ]]1体との交換で場のクリーチャーの総数が変わらないものと認識すると妥当かもしれないが、実際に得られるアドバンテージはコスト2では収まらない。

-古株プレイヤーから「最凶カード」として名を上げられることの多いカード。ゲーム性を変える、[[クリーチャー]]の[[インフレ]]に応じて無限に強化され続けるという観点では[[《無双竜機ボルバルザーク》]]すら凌駕する存在である。「[[殿堂解除]]から最も遠いカード」を挙げるとするならば《ボルバルザーク》と並んでその筆頭だろう。実際、[[DMPP-03]]では、[[《無双竜機ボルバルザーク》]]は[[追加ターン]]の発動が10[[ターン]]目以降に[[召喚]]したときのみ、[[特殊敗北]]条件なしという調整を受けて登場した(それでも後に[[DP殿堂]]となった)が、《母なる大地》が登場することはなかった。

-イラストは[[《ブレス・ソード》]]と似ている。[[イラストレーター]]が同じなので、あちらのイラストを元にして描いたと思われる。


**[[サイクル]] [#s6a4fb7b]
[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」>DM-10]]の3[[コスト]]の[[コスト踏み倒し]][[呪文]][[サイクル]]
-[[《緊急再誕》]]
-[[《転生プログラム》]]
-''《母なる大地》''

**関連カード [#e789aff4]
-[[《母なる紋章》]]
-[[《獰猛なる大地》]]
-[[《母なる星域》]]
-[[《父なる大地》]]
-[[《偉大なる大地》]]
-[[《蒼龍の大地》]]
-[[《母なる緑鬼龍ダイチノカイザー》]]
-[[《母なるパック》]]
-[[《生命と大地と轟破の決断》]]
-[[《大地門ライフ・ゲート》]]
-[[《最強虫 ナゾまる》]]
-[[《むじゅうりょ君》]]
-[[《母なる聖地》]]

-[[《無頼 ダイチ-3》]]

**収録セット [#v05a2f48]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[Kou1]]
--[[DM-10 「聖拳編(エターナル・アームズ) 第1弾」>DM-10]](36/110)
--[[DMC-39 「ビクトリー・ソウル」>DMC-39]](25/33)

**参考 [#j7506a24]
-[[S・トリガー]]
-[[クリーチャー]]
-[[マナゾーン]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[プレミアム殿堂コンビ]]
-[[殿堂入り]]→[[プレミアム殿堂]]
-[[【大地サイクリカ】]]

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