#author("2022-04-16T16:14:00+09:00","","")
#author("2022-05-14T17:19:27+09:00","","")
*《&ruby(しにがみじゅつし){死神術士};デスマーチ》 [#id5c6c42]

|死神術士デスマーチ UC 闇文明 (1)|
|進化クリーチャー:デスパペット 1000|
|''ブロッカー''|
|''墓地進化'':闇のクリーチャーを1体自分の墓地から選び、このクリーチャーをその上に重ねつつ出す。|
|このクリーチャーがバトルする時、そのバトルの終わりまで、バトルしている相手クリーチャーのパワーを-4000する。|

[[DM-32]]で登場した非常に軽量な[[墓地進化]][[デスパペット]]。


''[[闇]]文明の初となる1コスト進化クリーチャー''であり、抜群の[[コストパフォーマンス]]を誇る[[進化クリーチャー]]である。

[[墓地]]に1体でも[[闇]]の[[クリーチャー]]がいれば、わずか1マナの[[スピードアタッカー]]として運用できる。[[【速攻】]]でよく使われる[[《鬼切丸》]]や[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]が3マナだったことを考えると、このカードの軽さには驚くべきものがある。

[[マナゾーン]]と[[墓地]]を操作できる[[《ダンディ・ナスオ》]]か[[《ジオ・ナスオ》]]と組み合わせれば、2[[ターン]]目から[[進化速攻]]することも可能。(→[[ナスマーチ]])
登場以来[[【墓地進化速攻】]]のメイン戦力となっている。

さらに、[[バトル]]する相手の[[パワー]]をその[[バトル]]の終わりまで-4000する。1[[コスト]]ながら[[パワー]]5000まで[[相打ち]]に持ち込むことができ、[[クリーチャー]]戦にも強い。

オマケのように[[ブロッカー]]も持っている。[[《火炎流星弾》]]や[[《爆竜 GENJI・XX》]]などに引っ掛かるため、どちらかというと[[デメリット]]に近いが、対[[ビートダウン]]戦で守りにも使えるので、完全に無駄な[[能力]]ではない。

[[【速攻】]]に入るような[[軽い]][[墓地進化]]には[[《鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー》]]と[[《死神竜凰ドルゲドス》]]がいる。それぞれ[[スペック]]が異なるので、自分の[[デッキ]]に合うものを選びたい。もちろん複数採用してもいいだろう。

[[軽い]]のは長所だが、[[パワー]]は1000しかないことに注意。[[《ローズ・キャッスル》]]や[[《希望の親衛隊ファンク》]]などの[[パワー低下]]に引っ掛かりやすいのが弱点と言える。

[[【速攻】]]に入る印象が強いが、その軽さゆえに[[進化元]]としても使える。[[《神羅ヘルゲート・ムーン》]]や[[《神羅スカル・ムーン》]]などの[[究極進化]]の[[種]]にもちょうどいいだろう。

[[神化編]]の[[墓地進化]]は全体的にハイスペックな[[カード]]が多く、これはその筆頭と言える。依然として優秀なので、多くの[[デッキ]]で見かけるだろう。
[[神化編]]の[[墓地進化]]は全体的にハイスペックな[[カード]]が多く、これはその筆頭と言える。
//依然として優秀なので、多くの[[デッキ]]で見かけるだろう。

**ルール [#c0e18ab7]

-[[バトル]]自体は行われているので、[[バトル]]を条件とする能力([[スレイヤー]]等)は発動する。
--相手[[クリーチャー]]の[[パワー]]が4000以下で[[破壊]]された場合、''COLOR(blue){勝敗の判定を行うバトルは行われない}''。ただし、前述の通り[[バトル]]する時を誘発条件とする[[誘発型能力]]は問題なく機能する。(>[[バトル]])[[参照>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa_old/35818]]

-対象を選ぶわけではないので、[[アンタッチャブル]]相手にも[[効果]]は適用される。

-《デスマーチ》同士で[[バトル]]する場合、まず同時に[[効果]]が誘発する。そして、[[ターン・プレイヤー]]の[[効果]]を[[解決]]した後に非ターン・プレイヤーの[[効果]]を[[解決]]する。結果としてはどちらも[[破壊]]される。


//-基礎[[パワー]]は4000だが[[バトル]]中に[[パワー]]が+3000される[[《龍覇 グレンモルト》]]と[[バトル]]する場合、合計パワーが3000となった《グレンモルト》に《デスマーチ》が負けて破壊されるのは変わらないが、その後に《グレンモルト》が破壊されるかどうかは[[ターン・プレイヤー]]がどちらであるかによって変わる。

//:《グレンモルト》側のプレイヤーのターンであった場合|バトルの後に''COLOR(blue){《グレンモルト》のパワー上昇が切れるタイミングが先に訪れる}''ため、一瞬パワーが0となった《グレンモルト》は''COLOR(blue){破壊されてしまう}''。
//:《デスマーチ》側のプレイヤーのターンであった場合|''COLOR(blue){《デスマーチ》のパワー低下が切れるタイミングが先に訪れる}''ため、追加されたパワー3000が残っている《グレンモルト》は''COLOR(blue){破壊されない}''。

**運用に関して [#ldbeb38d]
-[[《ダンディ・ナスオ》]]が[[殿堂入り]]してしまったため、安定して2ターン目に出すことは難しくなった。後に[[調整版]]の[[《ジオ・ナスオ》]]が出たが、[[闇]]のカードがめくれるかは不確定なので、あまり安定しない。もっとも、3ターン目以降に出しても十分に強力なのでさほど問題はないだろう。

-[[【青黒退化】]]の必須カードでもあり、そのデッキではこれを使うことで大抵は4ターン目あたりに闇のファッティを出せる。

-理論上は1ターン目に[[《神出鬼没 ピットデル》]]とこれを出し、2ターン目に[[《神出鬼没 ピットデル》]]から[[《ミラクル1 ドレミ24》]]に革命チェンジして[[《龍脈術 落城の計》]]で退化することで、[[水]]と[[闇]]を両方含む好きな大型クリーチャーを[[バトルゾーン]]に残すことも可能。[[先攻]]では手札が足りないので無理だが[[後攻]]では丁度手札が用意できる。
-理論上は1ターン目に[[《神出鬼没 ピットデル》]]とこれを出し、2ターン目に[[《神出鬼没 ピットデル》]]から[[《ミラクル1 ドレミ24》]]に革命チェンジして[[《龍脈術 落城の計》]]で退化することで、[[水]]と[[闇]]を両方含む好きな大型クリーチャーを[[バトルゾーン]]に残すことも可能。[[先攻]]では手札が足りないので無理だが、[[後攻]]では丁度手札が用意できる。

-[[自壊]]する[[能力]]を持つ[[《ねじれる者ボーン・スライム》]]や[[《孤独の影ロンリー・ウォーカー》]]は優秀な[[種]]となる。[[《特攻人形ジェニー》]]も相性はいいのだが、[[【速攻】]]で併用するとせっかく減らした[[手札]]を[[シールド]]の[[ブレイク]]で回復されてしまうので、他のカードでも[[ハンデス]]を行うなど一工夫する必要がある。

-[[マナゾーン]]に[[M・ソウル]]持ちの[[カード]]が一枚でもあれば、[[《ルナ・ミステリーマンション》]]と併用して墓地に落ちていた好きな[[闇]][[クリーチャー]]を間接的に[[リアニメイト]]する事が可能。

-このカード2体から[[《死神の魔龍虫ビャハ》]]に[[進化]]させると、[[進化元]]が4枚ある状態となるので[[メテオバーン]]を即使用できる。

**環境において [#hcac4c66]
[[神化編環境]]から[[ドラゴン・サーガ環境]]においては[[【黒緑速攻】]]の核として活躍。

[[エピソード2環境]]で[[トップメタ]]を飾った[[【オール・イエス】]]でも、同じターン中に[[召喚酔い]]しない[[クリーチャー]]の召喚と[[《至宝 オール・イエス》]]の[[クロス]]を両立できるという理由でよく使われた。そちらでは、[[《ファンタズム・クラッチ》]]の[[S・バック]]の[[コスト]]にして墓地に置いた[[闇]]の[[クリーチャー]]や[[チャンプブロック]]した[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]]を進化元にすることが多かった。

ただ、[[《ベイB ジャック》]]採用型の[[【黒緑速攻】]]の場合は[[墓地]]ギミックを利用しないので採用されなかった。

[[革命ファイナル環境]]から[[新章デュエル・マスターズ環境]]にかけては[[【青黒退化】]]のパーツとして活躍。

[[双極篇環境]]では[[《“轟轟轟”ブランド》]]の余りの盛況から[[【黒緑速攻】]]に[[《“轟轟轟”ブランド》]]を入れたものが【黒緑“轟轟轟”ブランド】と称される始末で、その中でこのカードもパーツの1つとして考慮された。

[[超天篇環境]]終期には、[[《破壊の儀》]]達成による盤面のロスを補う[[ダイレクトアタック]]要員として[[【零龍ギャスカ】]]に投入されるケースが見られるようになった。

[[王来篇環境]]では[[オリジナル]]を中心に[[【青黒退化】]]でまた使われるようになった。
**漫画・アニメでの活躍 [#zcfcbde6]
-漫画「SX」番外編にて、[[黒城>黒城 凶死郎]]が[[《死神明王バロム・モナーク》]]の生み出した[[勝舞>切札 勝舞]]の幻影戦で使用。[[《死神の影デスプルーフ》]]によって[[スレイヤー]]を与えられ、[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン》]]と[[相打ち]]した。

-アニメ「ビクトリー」にて、[[ドラゴン龍]]が[[勝太>切札 勝太]]戦で使用。[[《魔水晶スタートダッシュ・リバイバー》]]でリアニメイトされた。

-漫画「覇王伝ガチ!!」にて、[[大虎>赤星 大虎]]が[[獅子王]]戦で使用。序盤、[[《ダンディ・ナスオ》]]と共に[[速攻]]するが、[[《ノーブル・エンフォーサー》]]に止められた後、[[《威牙の幻ハンゾウ》]]に[[破壊]]された。その後終盤もう1体[[召喚]]されすぐに[[《母なる紋章》]]で[[マナゾーン]]へと送られた。

-漫画「Duel Masters Rev.」にて、黒澤世観が[[未来>虹矢 未来]]戦で使用。[[《暗黒皇女アンドゥ・トロワ》]]で[[リアニメイト]]され、[[《日曜日よりの使者 メーテル》]]を[[殴り返し]]たが、返しの[[ターン]]、[[《進軍する巨砲 クロムウェル》]]の[[効果]]で[[スピードアタッカー]]を得た[[《誇り高き破壊者 ムスタング》]]に殴り返された。

**その他 [#w3351e2d]

-よく「死神術''師''」と誤記される。表記の際は注意。

-[[【墓地進化速攻】]]のメイン[[アタッカー]]となる重要な[[カード]]であるため、当初1枚単体でのレートは他の[[アンコモン]]と比べても一際高かった。現在は[[構築済みデッキ]]やデッキビルダーでの複数枚[[再録]]があったので、入手はそこまで難しくはない。

-「デスマーチ(death march)」は「死の行進」と訳され、主に戦時中に捕虜や囚人に対して行われる、生命の危険を顧みない過酷な行進のこと。転じて、主にソフトウェア開発会社などで、メンバーに徹夜や休日出勤の常態化などの極端な負担を強いる過酷なプロジェクト、あるいはプロジェクトがそのような状況に陥ること。

-[[DMX-24]]では【[[速攻]]部門賞】で優勝し、忍者をイメージした新規イラストで再録された。魔法陣には「死神行軍」と書かれている。

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では、[[レアリティ]]が[[レア]]になった。
--[[【黒緑速攻】>【黒緑速攻】 (デュエプレ)]]や[[【大邪眼B・ロマノフ】>【大邪眼B・ロマノフ】 (デュエプレ)]]においては前評判通りの万能カードとして活躍している。
一方、もう一つの主な用途である[[退化]]ギミックにおいては要である[[《ロイヤル・ドリアン》]]がすでに実装されているが、《ドリアン》自体が単なる除去カードになってしまった為に、今のところ[[退化]]用途での使用は出来なくなっている。

**関連カード [#u0e86d20]
-[[《死神人形デスフェブラリー》]]
-[[《ジャリ <デスマ.Star>》]]

-このクリーチャーが描かれているカード
--[[《ブラッディ・クロス》]]

-各文明初となる1コスト進化クリーチャー[[サイクル]]
(初登場順に並べてある)
--[[《無敵巨兵パラディーンS》]]
--[[《火之鳥ピルドル》]]
--''《死神術士デスマーチ》''([[バトルゾーン]]から進化させるなら[[《ジャリ <デスマ.Star>》]])
--[[《真古 <クルト.Star>》]]
--[[《ツクっちょ <メイ様.Star>》]]


**[[フレーバーテキスト]] [#n5d0b668]
-[[DM-32]]、[[DMPP-13]]&br;'''[[闇]]へと堕ちた魂は、絶望という名の糸で操られる。'''
-[[DMC-60]]&br;'''屍こそが、[[悪魔>デーモン・コマンド]]たちの苗床。'''
-[[DMEX-16]]&br;'''超強いけど、赤ん坊だからまだまだ伸びしろのある[[ジョージ]]。そんな[[ジョージ]]の将来性が連続進化戦略として今蘇る!'''

**収録セット [#eb39e223]
***[[デュエル・マスターズ]] [#b30228f6]
-illus.[[MATSUMOTO EITO]]
--[[DM-32 「神化編(エボリューション・サーガ) 第1弾」>DM-32]](54/110)
--[[DMC-60 「無限死神(エターナル・デス)」>DMC-60]](7/14)
--[[DMX-09 「デッキビルダー鬼DX ガンバ!勝太編」>DMX-09]](31/56)
--[[DMX-20 「デッキ一撃完成!! デュエマックス160 〜革命&侵略〜」>DMX-20]](42/68)
--[[DMX-24 「輝け!デュエデミー賞パック」>DMX-24]](27/54)(新規イラスト)
--[[DMEX-16 「20周年超感謝メモリアルパック 技の章 英雄戦略パーフェクト20」>DMEX-16]](79/100)
--[[開運ビクトリーパック Vol.1]](P49/Y10)([[アルトアート]])

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#iba6819a]
-illus.[[MATSUMOTO EIGHT]]
--[[DMPP-13 「超次元開放 -PSYCHIC SHOCK-」>DMPP-13]]

**参考 [#tfb1f0c4]
-[[デスパペット]]
-[[進化クリーチャー]]
-[[ブロッカー]]
-[[墓地進化]]
-[[闇]]
-[[クリーチャー]]
-[[バトル]]
-[[パワー低下]]
-[[死神]]
-[[【墓地進化速攻】]]
-[[ナスマーチ]]

----
[[公式Q&A]]

>Q.自分の[[《ギーク戦車 ウサギアス》]]と相手の''《死神術士デスマーチ》''がバトルする場合、どうなりますか?
A.[[《ギーク戦車 ウサギアス》]]がバトルに勝ち、''《死神術士デスマーチ》''は負けて破壊されます。今回の場合、[[《ギーク戦車 ウサギアス》]]の「バトル中」の常在型能力がまず適用され、その後、''《死神術士デスマーチ》''の「バトルする時」の能力がトリガーし、解決します。バトルの結果により''《死神術士デスマーチ》''が破壊された後、「バトルの終わりまで」と「バトル中」の効果は同時に効果がなくなりますので、[[《ギーク戦車 ウサギアス》]]はバトルゾーンに残ります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40638]](2021.12.17)

>Q.''《死神術士デスマーチ》''が[[《光器パーフェクト・マライア》]]とバトルした場合、どうなりますか?
A.[[《光器パーフェクト・マライア》]]はバトルゾーンを離れず、''《死神術士デスマーチ》''とバトルします。''《死神術士デスマーチ》''がバトルに勝ちますが、[[《光器パーフェクト・マライア》]]はバトルゾーンに残ります。また、「バトルの終わりまで」と「バトル中」は同時に効果がなくなりますので、バトルが終わった後も[[《光器パーフェクト・マライア》]]はパワー2500でバトルゾーンに残ります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40644]](2021.12.17)

>Q.[[《かぼちゃうちゃうちゃう》]]がバトルゾーンにいる状況で、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]を「無月の門」で手札から召喚できますか?&br;類似例:[[《封鎖の誓い 玄渦》]]''《死神術士デスマーチ》''の「墓地進化」
A.召喚できますが、バトルゾーンに出ません。下に重ねようとしたカードはバトルゾーンと墓地に残り、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]は手札に残ります。クリーチャーを構成するべきカードが一部でも用意できない場合は、そのクリーチャーを出せません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40655]](2021.12.17)

&tag(進化クリーチャー,クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト1,デスパペット,パワー1000,ブロッカー,墓地進化,墓地進化:闇のクリーチャー,進化,進化:闇のクリーチャー,バトルする時,パワー低下,パワー低下-4000,死神,UC,アンコモン,MATSUMOTO EITO,進化クリーチャー (デュエプレ),クリーチャー (デュエプレ),闇文明 (デュエプレ),黒単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト1 (デュエプレ),デスパペット (デュエプレ),パワー1000 (デュエプレ),ブロッカー (デュエプレ),墓地進化 (デュエプレ),墓地進化:闇のクリーチャー (デュエプレ),進化 (デュエプレ),進化:闇のクリーチャー (デュエプレ),バトルする時 (デュエプレ),パワー低下 (デュエプレ),パワー低下-4000 (デュエプレ),死神 (デュエプレ),R (デュエプレ),レア (デュエプレ),MATSUMOTO EITO (デュエプレ));