#author("2021-01-23T03:00:16+09:00","","")
#author("2021-01-23T13:41:02+09:00","","")
*《&ruby(グルメ・ジャイアント){樹食の超人};》 [#t4552578]

|樹食の超人 R 自然文明 (8)|
|クリーチャー:ジャイアント/不死樹王国 12000|
|このクリーチャーを召喚する時、自分のマナゾーンまたは手札から、好きな枚数の他のカードを選んでもよい。このようにして選んだカード1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、選んだカードを墓地に置く。|
|T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3つブレイクする)|
|マッハファイター(このクリーチャーは、バトルゾーンに出たターンの間、タップまたはアンタップしているクリーチャーを攻撃できる)|

[[DMEX-14]]で登場した[[自然]]の[[ジャイアント]]/[[不死樹王国]]。

[[コスト]]8で[[パワー]]12000の[[マッハファイター]]。
[[名目コスト]]が高く、さらに[[召喚]]時に[[マナゾーン]]と[[手札]]から好きな枚数[[墓地]]に送る予約をし、指定した枚数分[[召喚コスト]]が[[軽減>コスト軽減]]できるという特徴を持つ。

手札を一気に墓地に置く手段は[[《怨念怪人ギャスカ》]]、[[《MEGATOON・ドッカンデイヤー》]]を筆頭に闇や火に多く存在している。
マナゾーンのカードを一気に墓地に置く手段は[[《カラフル・ナスオ》]]などが存在している。
こちらはある程度融通を利かした選択ができることと、そのターンに使えるマナを多く残しつつ[[墓地肥やし]]できる((とは言ったものの、[[殿堂入り]]の[[《カラフル・ダンス》]]は5枚アンタップインしたら、逆に[[マナ回復]]しつつ[[墓地肥やし]]ができるのだが。))という点に着目したい。

墓地に置くことになるマナ枚数=タップするマナ枚数になる組み合わせは、(手札6枚, マナ1枚, 1コスト), (手札4枚, マナ2枚, 2コスト), (手札2枚, マナ3枚, 3コスト), (手札0枚, マナ4枚, 4コスト)の4つ。
[[手札]]4枚と[[マナ]]2枚を指定する事でこの[[クリーチャー]]を最速で後行2[[ターン]]目に[[召喚]]できる。
先行の場合は最速でも3[[ターン]]かかり、先行よりも後行が先に動ける珍しい現象である。
墓地に置くことになるマナ枚数=タップするマナ枚数になる組み合わせは、(手札6枚、マナ1枚、1コスト)(手札4枚、マナ2枚、2コスト)(手札2枚、マナ3枚、3コスト)(手札0枚、マナ4枚、4コスト)の4つ。

元々が大型のため、少ない枚数を墓地に置きたい場合だと自身の能力であまりコスト軽減できず、マナを多く支払う必要がある。
しかし[[ジャイアント]]を軽減できる[[《西南の超人》]]と組み合わせると、小さな支払いで小回りの利く墓地送りができる。

-クリーチャーを召喚する宣言と同時にカードを選ぶ。選んでからマナコストの支払いをするため、これから支払おうとするマナのカードでも選ぶことができる。
--このとき、選んだカードの枚数分の[[コスト軽減]]を適応しても召喚するのに必要なマナを確保できない場合、召喚宣言ごと巻き戻してなかったことにされる。

-召喚時にカードを選び正しく召喚できた場合でも、[[バトルゾーンに出せない]]効果または[[着地置換効果]]でバトルゾーンに出なかったら、選んだカードは墓地に置かれない。

-[[コスト踏み倒し]]でバトルゾーンに出た場合、何も選んでないのでカードは墓地に置かれない。

-[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]はコストを支払わずに「召喚」扱いする時、コストを少なくする能力は使えない([[よくある質問>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33280]])。よって、S・トリガーを得た《樹食の超人》をコストを支払わずに「召喚」扱いする時、自分の手札を捨てることはできず、旧型[[マッドネス]]を使うこともできない。

**裁定待ち [#qa557b99]

テキストを読むと自身へのハンデスとランデスは『[[「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力]]に該当しない[[cip]]』のように見えるが、一つの能力で括られているため[[遅延誘発型能力]]の可能性もある。

-[[《あたりポンの助》]]などで「バトルゾーンにある間、能力は[[無視]]される」状態で出た時、[[cip]]ならデメリットなしで[[コスト軽減]]できる。[[遅延誘発型能力]]ならデメリットが発動する。

-相手に[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]]などがあり、[[cip]]扱いなら[[コスト軽減]]を適応しても選んだカードを墓地に置く効果はトリガーしない。[[遅延誘発型能力]]ならバトルゾーンに出る前にトリガーを終えて[[待機]]しているのでカードを墓地に置く効果は解決される。

**運用例 [#x73b809a]
単色で[[フシギバース]]9以下なら、先攻3ターン目にプレイできる。
+チャージエンド(手札4枚、マナ1枚)
+チャージ[[《フェアリー・ライフ》]]エンド(手札3枚、マナ3枚)
+チャージ(手札3枚、マナ4枚)手札2枚とマナ3枚を犠牲に《樹食の超人》を3マナで召喚し、残り1マナでフシギバースを使う。

4ターン目以降にはなるが、手札に''《樹食の超人》''と選ぶ2枚の計3枚、マナゾーンに5枚ある状態なら手札の2枚とマナの3枚を選び5軽減した《樹食の超人》を種に[[フシギバース]]10のクリーチャーを召喚可能。
《樹食の超人》を召喚するだけなら後攻2ターン目でも可能。(相手が[[《滅亡の起源 零無》]]を使っていた場合は先攻2ターン目も可。)
この時点で手札もマナもなくなるため、そのターン中にはフシギバースは使えないが、そのターンの終わりに[[《手札の儀》]]を達成し[[GR召喚]]しつつ、3ターン目に単色をチャージすることで単色[[フシギバース]]9以下をプレイすることができる。
ついでに、先攻2マナで出されたクリーチャーを[[マッハファイター]]で除去しておける。[[《奇石 ミクセル》>《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》]]を出されたら手詰まりだが。
+チャージエンド(手札5枚、マナ1枚)
+チャージ(手札5枚、マナ2枚)手札4枚とマナ2枚を犠牲に《樹食の超人》を2マナで召喚

先攻の場合《樹食の超人》の召喚には最速でも3ターンかかり、先攻よりも後攻が先に動ける珍しい現象である。

手札2枚とマナ3枚を犠牲にした場合は墓地にカードは5枚、手札4枚とマナ2枚を犠牲にした場合は墓地にカードは6枚。もう少しで[[《墓地の儀》]]を達成できる状態となる。
犠牲にしたカードに[[《一なる部隊 イワシン》]]があれば[[墓地肥やし]]を促進でき、先攻の場合2ターン目に[[《フェアリー・ライフ》]]などが使えるためさらに墓地のカード枚数は増える。

《樹食の超人》を召喚すれば、闇1マナで墓地から[[《不敵怪人アンダケイン》]]を召喚できる状況となる。

マナを墓地に置くため4ターン目以降にはなるが、2マナで《樹食の超人》を種に[[フシギバース]]10のクリーチャーを召喚可能。
[[《マテン龍樹》]]は[[cip]]での[[墓地肥やし]]と、バトルに勝ったら墓地とマナゾーンのカードを入れ替える能力により一気にマナを増やせるので相性が良い。

その他の運用法として、[[ビッグマナ]]でマナに落ちてしまったカードをピンポイントで墓地に落とせる[[パワー12000以上]]のクリーチャーとして使ったり、[[《蝕王の晩餐》]]でコスト9のクリーチャーを[[リアニメイト]]するために使ったりできる。

[[《生命と霊力の変換》]]を唱えてからこのクリーチャーを召喚すれば、マナを墓地に置かずにコスト軽減できる。
選ぶためのカードも、マナゾーンにタップした5枚は確定であるはずなので、同時使用もそこまで苦労しないだろう。

**関連カード [#n2a40b0c]
-[[《大喰の超人》]]

//**[[フレーバーテキスト]]

**収録セット [#d3c91cb6]
-illus.[[Furuya]]
--[[DMEX-14 「弩闘×十王 超ファイナルウォーズ!!!」>DMEX-14]](19/110)

**参考 [#x0bb0195]
-[[ジャイアント]]
-[[不死樹王国]]
-[[コスト軽減]]
-[[手札]]
-[[マナゾーン]]
-[[cip]]
-[[墓地送り]]
-[[ディスカード]]
-[[ランデス]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[マッハファイター]]

&tag(クリーチャー,自然文明,単色,コスト8,ジャイアント,不死樹王国,パワー12000,T・ブレイカー,マッハファイター,コスト軽減,自己コスト軽減,自己ランデス,墓地肥やし,ディスカード,・,R,レア,Furuya);